愚兄弟とは (グキョウダイとは) [単語記事]

愚兄弟とは、兄弟揃って愚かな実況プレイヤー２人組である。

概要

愚兄・愚弟の二人でゲームプレイ動画を配信している。
初期は実況無しプレイ動画をUPしていたが、現在はほぼ実況（雑談）付き。
ドンキーコングシリーズにおけるONG プレイスタイルは愚兄弟が初出である。

プレイするゲームは主に任天堂ハード（SFC、Wii）の作品。
実況プレイヤーではあるが、動画内では挨拶・説明など視聴者へのメッセージを特に話さず、ふたりでしゃべくりながらひたすらのんびりやっているのが特徴であり、本人たちがつけるタイトル通りまさに「雑談プレイ」。
コメント・タグ・市場へは楽しそうにツッコミを入れるので、思うことがあればいろいろ書いてみよう。

最新長編はこちら。2013年 10月2日より、現在進行中。

人物像

（当記事では、主にドンキーコングシリーズのプレイ動画を参考に記述します。マリオやカービィシリーズにおけるプレイスタイルや発言などに関しては、下記の該当記事をご参照下さい。）

【愚兄弟とは？】

彼らは実の兄弟であり、年齢差は今のところ不明。
再生数が最も多い＝認知度が高いという意味での代表作は、スーパードンキーコングシリーズの『ONGと兄弟愛を鑑賞する動画』。当時はONGそのものに多くの反応が寄せられ、「ONG」「ONGと兄弟愛を鑑賞する動画」よりもずいぶん後にようやく「愚兄弟」の記事が作られた、というちょっと不思議な経歴がある。
SDK３部作を全て終わらせた数カ月後、２週目にして実況（というより雑談）入りの動画をUPし始め、以降現在もまったりと活動中。２人の基本的なプロフィールはこんな感じ。

愚兄		愚弟
別名	いっとん（バトレボ動画より）	別名	みほ（バトレボ動画より）
特徴	慎重だけどうっかり屋弟をイジる愚行が目立つ	特徴	大胆だけど確実兄に悪態をつく愚行が目立つ
聞き分け方	声が高くて食べ物の話が好きで「おっけー！」って言う方が愚兄	聞き分け方	声が低くて口調が若干荒くて「おっしゃ！」って言う方が愚弟

「愚兄弟」と名乗るだけあって、自ら・もしくは相方が何かしらやらかすと、その所業を「愚行」と称している。
動画中では常につっつきあっているが、ここぞという場面では兄弟仁義という名のチームワークを発揮。

ネーミングセンスには定評があり、ゲーム内のキャラクターを敵味方問わず（本当の名称を知っていても）別の名称で呼ぶ。そしてその多くは視聴者にも定着する。特にアニマルフレンド。
DK リターンズでは、説明書を見ずに初見でプレイしているため更に拍車がかかり、新しい敵に出会うと「●●に似てる」という名目で「スーモ」「イソジン」「スーパーヒトシ君」などといち早くあだ名をつけてしまう。そのために市場は絶えずカオス状態。

また、フラグを立ててから回収するまでの速さは最速0.1秒を誇る。
「これ、上に当たってもやばいよね」→自爆
「こんな所で落ちる奴いないよね」→墜落

途中で電話に出に行ったり、お茶が飲みたいと席を外した愚兄が遠くから愚弟に話しかけたり、Wiiリモコンを豪快に壁にぶち当てたり、初期の動画では犬の鳴き声、子供の声、上空を飛ぶヘリの音まで聞こえてくるなど、動画には生活感たっぷり。

【愚兄】

常にどっかしらで愚行をやらかす兄。

①ゲームプレイヤーとしての愚兄...SDK シリーズでは、慎重かつ的確な一方で、「バナナをあえて１本だけ残す」などの意味不明な縛り（こだわり？）を織り交ぜたユーモア溢れるプレイを見せた。慣れていない・初めてプレイするゲームだと突っ込んでいってミスをすることが増え、視聴者に「プレイが粗くなりましたね」と指摘されたことがあるが、「慎重すぎるのもつまらない」という信条があるそうだ。
②実況者としての愚兄...基本的にツッコミ担当、のようで、本人も割とよくボケる。ビジュアルが特徴的な敵や、クセのある攻撃をしてくる敵に出くわすと、とりあえず罵倒する傾向がある（例：「キモミンゴ」「バカモグラ」）。愚弟によく分からない無茶振りをすることが多く、だいたいは「ちげーよｗ」「意味がわかんないｗ」とあしらわれる。

理詰めでボーナスステージや隠しアイテムを探す愚弟に対して、愚兄は野性的な閃きを発揮する。
「あそこ、なんかあるんじゃない！？」

専攻は数学で、時には愚弟の愚行を集合論を用いて指摘（「お前の行動という集合の中でどんな元を取ってきても愚行なのに」）。
ちなみに、過去の動画中で何回か愚弟の実名を口に出してしまったことがある。「『弟！』なんて呼べねえ」のだからしょうがない。本人たちは意に介していない様子。

最近ひとり実況も始めている→スーパーマリオブラザーズ３を愚兄がのんびり実況プレイ

【愚弟】

常にものすごい勢いで愚行を重ねる弟。ひろあき？知らない子ですね…

①ゲームプレイヤーとしての愚弟...SDK シリーズでは、兄とは対照的にシュールで大胆なプレイを見せた。アニマルフレンドに変身中はどちらが操作してるのか分かりづらくなりがちだったが、とりあえず挙動が不自然だったらだいたい愚弟だと思っていい。初見の作品ではさすがに真面目になるとともに堅実さが増し、逆に「弟が慎重・兄が大胆」の図が出来上がる。
②実況者としての愚弟...まるで呼吸をするかのように何度もボケをかまし、そのたびに愚兄と視聴者にツッコまれる。敵キャラやオタケサンの（あんまり似てない）モノマネやら、カタコトな英語発音＝愚弟の発音講座やら、普段は冷静だが言動がとってもフリーダム。

どちらかというと、頭で考えて攻略していくタイプ。
「ここは多分こうだと思うんだよね…」

DK リターンズでは、ロケットバレルの操作やゴールバレルのルーレットなど、割と難しめの操作を進んで担当。オタケサンを80羽養殖したり、裏でバナナコインを集めたり、その手に常に抜かりはない。
工学系で、鳥人間コンテストにも参加しているらしい。

最近また愚行をやらかした→愚弟の声に夢中になる動画

愚兄弟語録

「マンモス哀れ」
両者共通の口癖。他にも「勘弁してくれよ」「正直すまんかった」などいくつかあるが、これは特によく言う。
聖闘士星矢の登場人物・デスマスクのセリフが元だそうだ。
「チンパン＊＊＊」
SDK2のクラッバの発言「あほチンパン」がきっかけで、ステージ4の“はちみつパーク　クレムランド”をあほチンパン虐待パークと名付けたのが発端と思われる。「チンパンテレポート」「チンパンリフレクター」など種類は多数。
「おっぷす！」
愚弟の口癖のひとつ。「oops!」が元だと思われるが、何故「おっぷす」なのかは本人にも不明。他にも愚弟には特徴的な口癖が多く、例は「バカやった！」「おっしょい～！」など。
「気持ち悪い系ボーナス」
DKリターンズに数種類あるボーナスミニゲームのなかのひとつ、「ひとりでにクルクル動いているバナナやバナナコインをトランポリンで跳ねながら回収する」ステージのこと。見栄えが気持ち悪い、とのこと。
「運ゲー」
こちらもDK リターンズのミニゲーム。「左右のタル大砲を交互に行ったり来たりしながらバナナとバナナコインを回収する」ステージのこと。どう見ても運ゲーにしか見えないらしい。
「卒論」
DKリターンズで、羽を生やしてふわふわ飛んでいるバナナ（バナナバード？）を見た愚兄が、愚弟に「お前の卒業論文これで書け」と言ったのが発端。いつしか羽バナナそのものを愚弟の卒論と呼ぶように。
「君の死は無駄にしないよ」
ミスをした愚兄に対し、愚弟が言うセリフ。いろいろと亜種があり、「君の生き様は見せてもらったよ」「君の犠牲は無駄にしないよ」「君の死は犠牲にしないよ」など。犠牲にしないよ？　
「ちょｗｗ愚兄ｗｗｗ」
こちらは愚兄弟ではなく、動画視聴者のコメント。愚兄がDK リターンズのミニゲームで無意味な垂直落下をしたときに貼られる。最初は単純なミスが割と何回も続いたため「よく落ちるなｗ」程度の反応だったのに……回を追うごとになんかわざとっぽくなってきた。視聴者が「これ確信犯じゃね？」と疑い始めたある日、愚兄がこう言った。
『俺、最近、落ちるたんびに『ちょｗｗ愚兄ｗｗｗ』って言われんだよな。』
――以降、~~見事に釣られた~~視聴者は愚兄が落ちるごとにこのコメントを書いてツッコむようになり、瞬く間に弾幕化。
それからというもの、ミニゲームが始まるたびに視聴者は「愚兄のヤツ、また落ちるんじゃ…」とハラハラドキドキして見守ったのだった。ええ、決して期待してるわけではなく。ちなみに↓
「びっくりしたぁ～（笑）」
愚兄が落下すると愚弟はだいたいこう言う。

動画・マイリスト

初めての方はこちらをどうぞ

【備考】愚兄弟の作品はドンキーシリーズのプレイ動画が最も有名であると思われるが、動画の投稿自体はドンキーが最初ではなく、その前からプレイ動画を数多く投稿していた。ワギャンランド、絶対絶命都市など内容は幅広く、実況はついていない。当時の動画群には、（おそらく視聴者有志によって）「愚兄弟の１人遊びシリーズ」というタグがつけられ、ある程度まとまっている。
→「愚兄弟の１人遊びシリーズ」タグで動画検索

単発動画（愚弟の愚行シリーズ含む）

こんなのもあります。

愚兄弟の素晴らしいハイレベルな友人たち

2009年頃公開の「NEWスーパーマリオブラザーズWiiを愚兄弟がまったり雑談プレイ」にて、愚弟の友人が初登場。パート7以降、冒険の大半に同行した。

友人
名前	tori
性別	男性
特徴	ブロンティストの気がある白い粉が好き愚行が目立つ

自分から名前を名乗ることはせずいつも通り兄弟の雑談に交じっていたが、たまにふたりから「トリ」「トリさん」と呼ばれていて、シリーズ終了後ブログにて本人が「tori」と名乗った（こちら参照）。

ファイアフラワーで変身した青キノピオ＝自分を「汚染キノコ」と呼んだり、幾度となく行く先を阻んだ敵に「KY！！」と叫んだり、キノピオハウスに入った瞬間中にいたキノピオに飛んで行って無茶言ったり、ノリが非常に兄弟に似ている。時には「絆ブレイクゲー」に苦戦しながらも、３人で協力し無事に冒険を終えた。

そして、Wii マリオ完結から2年が経とうとしていた2011年 12月31日、奇跡の再降臨。

絆ブレイクゲーに続き今回は度重なる「ぼっちゲー」「いじめゲー」に翻弄される。それでも３人の黄金の鉄の塊で出来た絆は崩れない！
こちらでは自身を「埼玉のハプニングマス」と呼んだ。話すネタが非常に幅広いのが特徴的。

さらに１年後の2013年 1月には、次作のマリオパーティ９の動画で友人がまたフラッと登場。

しかももうひとり増えた。
これでついに４人プレイが実現。とんでもなく賑やかである。

友人２
名前	tako
性別	男性
特徴	先輩キャラ淡々と話す愚行が目立つ

愚兄弟ブログによると、toriは愚弟の友人、takoは愚兄の友人とのこと。愚兄の高校の同級生で（本記事掲示板にて裏付け有）、愚弟とtoriが「takoさん」と呼んで敬語で接している。
シリーズのパート１から見事なフラグ回収を披露したあたり、さすが愚兄弟の友人である。
隠しステージに入った際に操作キャラを変更した他の３人に対し、彼は一貫してキャサリンを選び続けた。
現在（2013年 10月～）４人でプレイ中のWiiU マリオにて、ブロックを創造するという神に等しい力を持つことが判明。