腕時計(うでどけい)とは、腕に付けるために作られた小型の携帯用時計のこと。時計の両側に腕に巻き付けるための帯が付いている。
曖昧さ回避
- absorbのアルバム「we walk abreast」に収録されている楽曲 →nm7929793

概要
基本的に利き腕の反対側の腕に付ける事が多く、アナログ型とデジタル型の2つに分けられる。
日時計型の腕時計や砂時計型の腕時計は、記事初版に「確認されていない」としたが、後日、復刻版が販売されたり
海外では通販されている。ただし、太陽の角度している場所や季節によって変わるため状況によっては全く役に立たなくなる。
腕にバンドを巻き付け、腕輪のように体に装着し、場所を選ばずに時刻を知ることができる。
偏見であるが、男性は時計の面を手の甲と同じ面にするように取り付けるが、女性は手のひらと同じ面に向けることが多いような気がするが、この辺を語り出すと「仕草にドキッとする。」から始まる性癖語りや、「別に男性でも内腕の方が効率いいだろう。お前は、何言ってるんだ。」などあるので、所詮、戯言である。
値段に関しては、100円ショップで売られている物からメモリアル腕時計として何億する物までかなりの幅がある。
一般的なお店で販売されている物は数千円~数万円の物でああり、金額の幅に関してはだいたい機能や装飾品などに応じた物になっている。
時間を表示することが主目的だが、時計以外の機能として…
- 日付・曜日の表示(カレンダー)
- ストップウォッチ
- 自動時刻調整 (電波時計機能)
- ワールドウォッチ(世界時計)
- 月の満ち欠けの表示
- GPS
などがある、最近では携帯電話の普及に伴って使用される割合が比較的少なくなった。なお、夏場日焼けと共に腕時計の後が残る事もあるので気に人は注意。
歴史
第一次世界大戦中のドイツ軍の砲兵のアイデアが元。
軍事作戦においては、時間を決めて一斉に攻撃・砲撃する必要があるため時計は必需品。
当時は懐中時計があったものの
「いちいち取り出して見るのは面倒、かといって出しっぱなしで手に持っているのはちょっと…」
「じゃあそれを腕に巻き付けとけばよくね?」というのが発端。
腕時計の利点・欠点
編集者個人の意見だが、まぁ「なんだこいつ~?」程度に読んでもらえるとありがたい。
利点
- 防水加工などがされていると水仕事の時に便利、ついでに気圧対応しているとプールでも使用できる
- ストップウォッチ機能があると何かと時間を計ったりするのに便利
- 日付表示していると携帯を見なくても日付が解って楽
- 携帯電話のバッテリーが無くなった時に時間を見るのに便利
- 携帯電話にオフセット機能(+n分)などが無いときに非常に便利
- ほとんどの腕時計は夜間・暗所でも時刻が確認できる。
- 毎時00分に時報の鳴るタイプでは、1時間に1度だが、大まかに時間を判断できる。
- 日常的に身に着けるものでなおかつ実用性があるため、愛着が湧きやすい。
- ダイバーズウォッチは極めて高い防水性・対錆性、(製品によって潜行可能深度は異なるが)100m~200m、それ以上の深海での水圧での使用や水圧に耐えうる構造をもつ。ただ頑丈に作れば良いという訳ではなく、飽和潜水(深海への潜水時に体を慣らしながら行うもの)では時計の内側へ入り込んだヘリウムを逃がす構造を持っている。(時計自体は防水になっているものの、体を慣らす際に分子の小さいヘリウムは微細な隙間から入り込んでしまう)これが無いと内圧に耐えきれず時計の風防が破裂してしまう。
- 軍用の腕時計(ミリタリーウォッチ)は過酷な環境に耐えるため耐久性・視認性に優れるほか、風防や素材に反射防止加工がされている場合もある。暗所での視認性を高めるためトリチウムや特に高性能(長期間発光)の蓄光塗料が塗られている場合がある。
欠点
- 電池が必要
- 電池は1年以上は持つものが多いが、切れてしまうとただの腕輪になる。
- 10年以上の電池寿命を売りにした製品もあるが、使用環境によって先に電池以外の部品が劣化(後述)して水などが浸透してくる場合もあるため、年数経過したものは油断できない。
- ソーラーや巻き時計といった電池不要なものもあるが、日光やその作業がなければいずれ止まる。
- 耐久性や寿命
- 蒸れる・不衛生
- 本体やベルトと腕の隙間は通気性が悪く蒸れやすい。
- ベルトの材質や個人の体質によって多少は改善できるが、汗をかいて不快という人はいる。
- 衛生が求められる飲食店・医療現場では腕時計よりも懐中時計が使用されることも。
- 凹凸の多い製品では隙間に手垢やゴミ、錆などが溜まりやすい。
- 汚した後にメンテナンスを怠ると錆や臭いが出てくる場合がある。
- 邪魔
- パソコンや筆記など、細かい手元の作業では邪魔になる場合がある。
- 職場や作業環境によっては、機械類に巻き込まれるリスクも無視できない。
- 手を突っ込んで作業する際に引っかかったり、汚れを連れてきてしまう。
- 特に太いベルトや大きな本体では顕著な問題。
- 邪魔だからと腕から外したら、そのまま置き忘れてしまう。
- 安価・偽ブランド品の罠
- 妙に安い製品は電池の持ちが悪かったり、時間がズレてくるのが早いため頻繁な時刻調整が必要。
- 工場生産された中から、不良品ではないが誤差の大きい部品を安く仕入れ製造しているのが原因。
- 人気のある製品は偽物が作られやすく、「見ため」にほぼ全振りしているため性能や耐久性が本物には遠く及ばず故障時の保証もない。
- 購入すること自体が犯罪組織や反社会的勢力の資金源になってしまう。
- 「カッコイイから」「本物は高いから」「安いから」「よく似ているし、気分を味わいたい」「自分をよく見せたいから」などを理由に偽物と分かっていても購入する人間は後を絶たない。
- その他
- 金ピカ・銀ピカの時計は悪い意味で「目立つ」
- 「私は金持ちですよ」と主張しているようなもので、特に海外旅行では狙われる要因となる。
- 「いい時計=金持ち」の考えは短絡的かもしれないが、短絡的な人間や海外には通用しない。
- 強盗やホームレスに付きまとわれたり、路地裏に引き込まれたり、奪われるだけならまだしも、フルボッコに殴らる、銃で撃たれる、腕ごと切断して持っていかれる、殺されるという事例もあるため。治安のよいと言われる国でもスラム(貧民街)など危ない場所はあるし、スリや強盗は珍しくない。渡航先の状況はよく確認しよう。
- 日本国内であっても短絡的な人間や犯罪者が狙う判断基準となる場合もある。
- 自慢の時計かもしれないが自己主張はほどほどに。いくらメーカーでも持ち主の安全や生命までは保証してくれない。着用するのは構わないが、歩きスマホばかりしていないで、不審な人物が居ないか・見ていないか必ず周囲は常に警戒しておこう。
- 軍隊や戦場、自然環境においては周囲から浮いてしまうもの、光が反射して目立つものは好まれない。現代は昔以上にセンサー類や無線通信、兵器類も発達しているため、わずかな兆候を発見されるだけで上から砲弾が飛んでくるなど一気に窮地に追い込まれる。これはどこの国の軍隊でも変わらない。
- 近年は不景気であり、携帯電話・スマホ・パソコンにも時計機能がついているため、購入者が減り、良さを知る人が減ってしまったのも欠点(?)だろうか。
メンズとレディース
メンズ製品とレディース製品でデザインの傾向が大きく異なる場合も多い。傾向として、レディース腕時計は文字盤のサイズがメンズ腕時計に比べてかなり小さめである。
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