鴨乃橋ロンの禁断推理とは (カモノハシロンノキンダンスイリとは) [単語記事]

概要

漫画
鴨乃橋ロンの禁断推理
作者	天野明
出版社	集英社
レーベル	ジャンプコミックス
掲載	少年ジャンプ+
掲載期間	2020年 10月11日-
巻数	既刊18巻（2025年 9月時点）
アニメ
監督	井畑翔太
制作	ディオメディア
放送期間	1st Season 2023年 10月2日 - 12月25日 2nd Season 2024年 10月7日 - 12月30日
話数	1st Season（13話） 2nd Season（13話）
漫画・アニメテンプレート

鴨乃橋ロンの禁断推理とは、天野明によるミステリー漫画である。略称は「鴨ロン」。

漫画アプリ「少年ジャンプ+」（集英社）にて2020年 10月11日から連載中。天野が週刊連載を行うのは『家庭教師ヒットマンREBORN!』以来で、およそ8年ぶりである。

世界最高峰の探偵養成学校 BLUEで将来を有望視されていた鴨乃橋ロンだったが、ある事件をきっかけに探偵を禁じられていた。それから5年後、刑事の一色都々丸が連続殺人事件への協力を求めて訪ねてきた事をきっかけに、彼とコンビを組んで推理を再開する。

2021年に「次にくるマンガ大賞 2021」Web マンガ部門にて14位を獲得。2023年にはディオメディアによってアニメ化された。

あらすじ

かつて、探偵養成学校 BLUEで、解けない謎はない天才と呼ばれ、自らも類稀なる才能を生涯探偵に捧げると宣言した男・鴨乃橋ロン……しかしロンは探偵として致命的な欠陥をかかえていた!!　事件解決率100％！　犯人検挙率0％!?　訳あり探偵・鴨乃橋ロンがピュアでマヌケな捜査一課の刑事・一色都々丸と鮮烈に謎を解き明かす！

(単行本1巻紹介より)

登場人物

鴨乃橋ロン（かものはしロン）　CV：阿座上洋平: 探偵養成学校 BLUEでトップの成績を収め天才と呼ばれていた青年。しかし無自覚で犯人を自殺に追い込む（トト曰く犯人追いつめて殺す病）という探偵として致命的な欠如があり、BLUEから追放され探偵としての資格を剥奪される。以降5年間は部屋に引きこもり外部と遮断する日々を送っていたが、トトとの出会いにより再び犯罪捜査に関わっていく。頭脳明晰だが自己中心的で自由奔放な変人。黒蜜が大好物で常にマイ黒蜜を持ち歩いている。過去の事件で首に「96」と読める傷が消えずに残っている。
一色都々丸（いっしきととまる）　CV：榎木淳弥: 通称「トト」。警視庁捜査一課に所属する若手刑事。熱い正義感を持つが、ピュアな性格故に犯人に騙されて何度も逃げられるというポンコツぶりで雨宮からお荷物扱いされていた。しかしピュアでマヌケなところがロンに気に入られ彼のパートナーになる。ロンが探偵行為を禁じられているため彼が表向きの探偵役となり、ロンの指示を受けながら事件を捜査する。ロンの自由奔放な行動に振り回されているが、徐々に信頼関係を深めていく。
雨宮（あまみや）　CV：日笠陽子: 警視庁捜査一課の刑事でトトの上司。警視総監を目指すエリート志向の女性で、捜査一課では事件の担当決めをする立場にある。出来の悪いトトに彼専用の仕事依頼箱（通称ゴミ箱）を用意し、雑用や簡単な事件ばかりを押し付けている。性格や口調が荒々しくトトには怖い先輩として恐れられているが、一方でロンの事を「鴨夫様」と呼んで惚れており時々乙女チックな言動を見せる。
シュピッツ・ファイア　 CV：八代拓: 探偵養成学校 BLUEで「追跡学」を担当する教官。BLUEに調査を命じられ、探偵行為を禁じられているロンが勝手に探偵行為をしていないかを監視しにやって来る。しかし彼の本当の目的は失踪した家族の謎を最高の探偵であるロンに解いてもらう事であり、ロンの信用を得るためにロンとトトに協力することになる。人懐っこい性格で、まだ一度しか会ってないトトの事をいつの間にか親友認定したり、ロンの事を「ロン君」と呼ぶ。
翡翠臣疾（かわせみおみと）　CV：福山潤: 通称「慧眼のカワセミ」。殺人事件の検挙数全国No.1の超敏腕刑事で、20代という若手ながら未来の警視総監と噂されている。ピンセットを使って捜査の指揮から取れかかったボタンの指摘まで行う。雨宮とは同期だが彼女からは「カス」呼ばわりされている。
卯咲もふ（うさきもふ）　CV：東山奈央: 東日本総合病院に勤めている脳神経外科医。ほんわかとした雰囲気の女性だが、0.001 ミリ単位の精密な脳手術で天才的な腕前を誇る。一方で日常生活ではリンゴを切っていたら包丁が跳ね返ってしまう程の超不器用で、いつも些細なことで怪我をしては下手な包帯を巻いている。