『Luckyキミにストライク-探偵リクのはじまりの遺言-』は、有馬佐々によるSF恋愛小説。略称は「ラキスト」。2024年上期メフィスト賞応募作品。[1]2025年04月16日発行の新装版の表紙は、D.Y(男爵山下)が担当。
「僕」美能陸は、大学で永久凍土の探索グループが手に入れた氷塊を研究するグループに所属し、永久凍土ウィルスがもたらす人類滅亡の論文を完成させた。しかし、誰も論文に見向きしなかった。ある日、大学の講演室に涼香と名乗る女性があらわれ、誰も見向きもしなかった論文を共感し褒めてくれた。僕は論文の内容を信じてくれたこと、彼女の屈託のない満面の笑みに一瞬にして恋に落ち、一緒に研究する事を決めた。
しかし…ある日突然、愛する”涼香”が姿を消した。警察に相談したが、そんな人は日本にいないと言われ、取り扱ってもらえなかった。陸は涼香を探すため学者を辞め探偵になった。探偵を始めて3ヶ月経った頃、小鳩と名乗る老人と女性が探偵事務所に訪ねてきた。僕は小鳩老人が連れてきた女性を凝視したまま動揺を隠せないでいた。涼香…………?いや……違う……涼香によく似た女性が立っていた。小鳩老人からティファというコードネームで開発されたアンドロイドと紹介された。そして、小鳩老人からカナガワで発生している失踪事件をティファと共に調査して欲しいと依頼された。陸とティファはカナガワで発生している失踪事件の調査を開始することになった。

【新装版】
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最終更新:2025/12/07(日) 00:00
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