セーバル 単語

73件

セーバル

6.2千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
曖昧さ回避

この記事は「けものフレンズシリーズキャラクターについて記述しています。

ネタバレ注意 本記事は、アプリ版けものフレンズネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

サーバル、またはセーバルとは、メディアミックス作品企画けものフレンズ』に登場するキャラクターである。

CV:野中藍

概要

巨大総合動物園ジャパリパーク』に突如現れたモンスターセルリアンの一体。微生物恐竜軟体動物などをモチーフとしたセルリアンが多い中、セーバルはアニマルガールサーバルにそっくりな姿をしており、片言ながら言葉を話すことも出来る。サーバルく、「私にそっくりでとっても可愛い」。

最初は『偽サーバル』と呼ばれるが、ストーリーが進むことによって、サーバルから『セーバル』の名を与えられる。その由来は、「セルリアンサーバルだから、セーバル」。

アプリ版けものフレンズけるキーキャラクターの一人であり、ヒロイン的な存在でもある。パークを巡る冒険は、やがてセーバルを巡ってアニマルガールたちとセルリアン、そしてセーバル自身の様々な思惑が交錯していくことになる。

セルリアンとして

「……イカナクテハ」

チュートリアルクエストにて、ヒグマコアラの協を得ながらセルリアンを撃退していた主人公一行のもとに突如現れ、襲撃を仕掛けてくる。一行は奮戦し、なんとか膝をつかせる。ミライが解析を試みるも、「…………イカナクテハ」としながら姿をました。これが、主人公、そしてサーバルとの最初の出会いとなった。

セーバルは『女王』より受けたセルリアンとしての使命のため、女王に操られながら行動している。他のセルリアンを従えたり、共鳴し活性化させるなど、セルリアンとしての強を持っている。一方で、同時に自も芽生えており、ジャパリまんじゅうを美味しい食べ物と認識したり、セルリアンに襲われているアニマルガールを一だが助けるなど、セルリアンとしては特異的な行動も行う。

その自サーバルを始めとする主人公一行との交流によって育まれていく。やがて『セーバル』という名前サーバルに貰ったことによって、それは急速に確立されていき、言葉も流暢なものに変わっていく。主人公一行も、一緒にを見たり、遊びしたり、映画をしたりするうちに、セーバルに対する見方が変わっていく。

セルリアンでありながらサーバルの『トモダチ』になっていくことで、やがてその使命と友情との間で苦悩し、その意思は、一時は女王洗脳を跳ね除ける程に強いものになる。それでもセルリアンとしての使命からは逃れられず、なおもするセーバルは日記に「だってセーバルには、トモダチが、できたんだよ?」とりながら、歩みを進めていく。自分はセルリアンであると、自らの言葉で、文字で言い聞かせながら……。

「いかなきゃ いかなきゃ いかなきゃ」

けものキャッスル・女王の間入口では、追いついた一行を見たセーバルは、サーバル必死の呼びかけに応えようとするも、女王の干渉を受けてしまう。そして一行とオイナリサマの足止めも虚しく結界が破られてしまい、「いけてシマウ。…………ばいばい、さーばる」と言い残して、女王の間へ向かってしまう。

女王に大部分が取り込まれてしまいながらも、僅かに残った意思でサーバルめて別れを告げようとするセーバル。セーバルが書いた日記には「セーバルが、いなくなっても、セーバルが、おもったことが、のこるんだよ。すごいよね」と記されており、もしかするとセーバルは消滅してしまう事を前から覚悟していたのかもしれない。

一度は諦めかけるサーバルだったが、マーゲイアライさんの機転によって、なんとしても救おうという決意を固める。そしてシーサーから授かっていた、セーバルを消滅させてしまうという『清めのお』を飲み、絶する。文字通りの決死の覚悟を感じたセーバルは、最後の“特別”をきに昇させ、フレンズに変化した。

外見

サーバル緑のスライムのようになった見たをしており、い瞳のや口のようなものも実際のヒトアニマルガールのように動かせるようだ。猫耳に相当する部分が色に、左足と尻尾の先がオレンジ色のグラデーションが入っている。に相当する部分は、リボン付きマフラーや縫いらしき部分まで再現されている。

カラカルを始め、何人かのアニマルガールサーバルと間違われており、結果としてサーバルの行く先々には困難が待ち受けることになってしまう。一因として元となった動物の色の視え方が原因であるという説もあるが、アニマルガールたちは色に関する会話も普通に行っているため、実際の所の理由は不明(も、カラカルの場合は寝ぼけ眼だったり、5章では温泉を受けていたのが原因かもしれない)。

セーバルとサーバル

カラカルを襲撃する前、ジャパリまんじゅうを見かけたセーバルは、「サーバル記憶」にあるものである、と認識している。また、その後も何度かサーバルの意思をみ取っていたり、サーバルの方も「悪い子じゃないと思う」という発言の他、セーバルの状態の変化にいちく気付いたり、特別な“”を聞くことができるなど、お互いに第六感的に互いの事を感じられるようだ。

セーバルがサーバルにそっくりな姿をしており、サーバルの事を感じられるのは、サーバルの持っていた“特別”なきを奪ったから。

時は遡り、パークセントラル襲撃事件。オイナリサマからのりかけがきっかけで、当時けもの病院に収容されていたけもの達が、く怪を治してになりたいと願い出し、その想いが共鳴し『けもハーモニー』が発生。病院けもの達が急速に回復していき、けもの達と多くのスタッフ事に脱出を果たした。その時、よりも強く願い、先頭に立ったのがアニマルガールになる前のサーバルだった。

その願いは“特別”となり、サーバルに宿ったままとなったが、セルリアンに奪われてしまう。そのセルリアンきによって変質したものこそが、セーバルである。

その事にいちく気がついたのが当時同じ病院に居たフェネックであり、彼女アライさんと共に、主人公一行とは別行動でセーバルを追う中で、その真実に至ってしまう。セーバルを消滅させる手段があると知ると、パーク日常を守りたい一心で、セーバルとの友情を守りたいサーバルに対して、必死に食い下がるのだった。

ちなみに余談だが、ゲーム的には見た通り緑色セルリアンとして扱われるため、ピュア属性、つまりカラカルとかだとダメージを与えやすかったりする。

フレンズとして

わたし、セーバル。あなたのために、がんばる」

わたし、セーバル。
もともとはセルリアンだったけど、いろいろあって、サーバルトモダチ
あなたやみんなと居ると楽しい。
だから、一緒にいく。イヤ?
でも一緒にいくよ。だって、それがいい。

アプリ版プロフィールexitより

クール属性)、レアリティ3のフレンズとして登場。コスト300、攻撃タイプは近距離サイズはM。中ネコ科中心のグループにゃんにゃんファミリー』所属。スキルセーバルがんばるボンバー』は、先頭の敵1体にATKの5倍のダメージを与える。その出自故か、属性以外の値はサーバルと全く同じ。

フレンズに変化したことによって、セルリアンであった頃より表情も豊かになった。コノハちゃん博士く、アニマルガールともセルリアンとも異なる存在。ジャパまんと日記を書くこと、そして何よりもサーバルの事が大好き。日記を書くところは恥ずかしいのであまり見られたくないそう。

ストーリー役のひとりであり、拗ねて脱走してしまったサーバルを追うために、イエネコミライ、そして主人公と共に、各チホーを巡るに再び発つ。第六感的にサーバルを感じられるは健在のようで、「ビースト」の仕からも意思を読み取ることも出来る(く、「肉体言語は、任せて」)。

外見

緑色の肌などはそのまま、フレンズ化したことによってより自然ヒトに近くなった。

髪の毛は前はしっかりとになり、サーバル徴である『M』っぽいラインいものが入った。一方で後ろは少しセルリアンっぽい質感が残り、黄色グラデーションが入っている。猫耳は、のような形状に変化し、色のグラデーションが入っている。瞳にはハイライトが入り、口も明確に口となった。

元々っぽかった部分もはっきりとしたとなり、サーバル黄色の部分を黄緑色の部分をにしたような印。紐をベルト状に巻き、結びでまとめている。スカートには黄色い、紐には色のグラデーションが入る。

その後……?

2017年8月24日池袋パルコミュージアムから始まった「けものフレンズ 吉崎観音コンセプトデザイン展」(公式サイトexit)にて、アニメコンセプトアートの1枚として、セーバルと、ある守護けものたち、そしてサンドスターの山にまつわるイラスト開された。そのイラストは撮禁止領域にあるため、本稿では詳述はしない。

なお、アニメ自体はアプリ版の後の時系列ストーリー定義されているとガイブックでのインタビュー等で明らかにされているものの、このイラストを含めて、コンセプトであり必ずしもアニメ世界に直接つながるわけではない、と但し書きがなされているため、どこまで本採用の設定かは不明である。

けものフレンズぱびりおん

観察可フレンズとしては登場していない。が、オープニング映像中にノイズと共に一映し出され、その直後にはセルリアン女王も映っている。

フレンズ達の仕や気ままな会話を楽しむ事が出来る本作であるが、プレイ中にラッキービーストIIIが時折見せるデータベース不具合も相俟って、実は不穏なバックグラウンドがあるのではないか、という可性を示唆する存在となっている。

外見は上記『フレンズとして』の外見とほぼ同じだが、肌が普通ヒトアニマルガールのような、いわゆる薄橙色になっている。

アクリルキーホルダー

2019年4月11日から新宿マルイアネックスで開催されたけものフレンズSHOPで初登場。台には100thと描かれており、アクリルキーホルダー100種類到達記念のようだ。販売当日まで存在を明らかにされなかったシークレットキャラクターのような扱いだった。

外見は上記『その後……?』の画像とほぼ同じだが、こちらも肌が普通ヒトアニマルガールのような、いわゆる薄橙色になっている。英語表記は"Cellval 5th form"、つまり「セーバル第5形態」となっているが、第1~第4形態に当たるのはどの姿なのかは不明である。

けものフレンズ3

わたし、セーバル。だよ。
もともとはセルリアンだったけど、
いろいろあって、サーバルトモダチ
みんなといるとたのしい。みんないろいろおしえてくれる。
だから、みんなはタイセツ。
ときどきよばれるきがしてどこかにいくから、おこられる。
カラカルに。でもタイセツなトモダチ。だよ

アプリプロフィールより

ネクソン版からの繋がりが見られる本作では、配信当初から名前だけは聞くことができた。

姿が初めて登場したのは、ハーフアニバーサリーで追加されたコンテンツ「探検!迷宮ゾーン」の報酬として獲得できるフォトの一つ「いっしょに食べよう」である。題名の通り、サーバルカラカルとセーバルの3人でジャパリまんじゅうを食べている。

その後1stアニバーサリーで追加されたサイドストーリー「セーバルぶらり」(全5話)で役を務めた。

ストーリー中ではパークセントラルでカコ博士研究セルリアンが使うバリアーの仕組みの解明)を手伝いながら、カラカルの下でパークでの常識を学んでいる。善悪の区別がつかない、の前のアリチョウチョに気を取られて何をしていたのか忘れてしまうなど、ネクソン版と違って内面が非常に幼い、まだ自が発達していないような印を受ける。台詞にも漢字が使われることがほとんどなく、ひらがなカタカナで喋る。プロフィールによると呼ばれる気がしてどこかへ行くなど、未だにセルリアン下にあることをめかしている描写がある。またずかんによると(特殊な)セルリアン種だと認知されているようだ。

セルリアン時代は「気持ち」がなく楽しいともつまらないとも感じなかったので、もう一度パークの全てを見て覚えるためにに出る。どうやら、本作のセーバルはネクソン版の裏ストーリーを体験していないようだ。

にっきがおぼえられるのは、できごとだけ。
フォトがおぼえられるのは、けしきだけ。
ゼンブおぼえられるのは―――」
イカナクテハ」

セーバルぶらりの一部バトルでは助っ人して、その後1.5周年でプレイアブルキャラとして実装属性はいずれもマイペース水色)。助っ人時代はけものミラクルは使えず、とくいわざとたいきスキルは『????』表記だが、説明がないだけで発動する。内容はそれぞれ相手単体に120%ダメージと自分の与ダメージを5%増加。後者としてはかなり低い。プレイアブルキャラではけものミラクル「セーバルちょーがんばるボンバーexit」が使えるようになる。バリアもたいきスキルとして実装されている(ゲーム的な都合でいろいろ強な効果が付与される)。

外見は上記『フレンズとして』の外見と同じく、緑色の肌になっている。バトル中は特に表情が豊かで、前述のような幼さは感じさせない。

1.5周年で開始されたメインストーリーシーズン2でもカコ編を中心に登場している。

サーバルフレンズストーリーにて、サーバルホワイトサーバルシーサーバルの二人、そしてセーバルの5人の中でが一番のサーバルなのかを決める『サーバル決定戦』に出場する。なぜかアライさんフェネックカラカルトムソンガゼルレッサーパンダトキも参加した。

けもフレ3が『ケロロ軍曹』とコラボした際に実装されたアリサ=サザンクロスのフレンズストーリーにも登場。自分を食べたがっているアリサに対し、お日様が沈むまでに友達になれなかったら自分を食べてもいいと約束する。ちなみにセーバルく食われる可性はゼロパーセント、成功率は101パーセントとのことで、カラカルに最後の1パーセントにむずむずすると言われた。セーバルの作戦とは「いけばぜったいトモダチになれるばしょ」だという学校で一緒に過ごすことだった。

関連動画

関連静画

関連お絵カキコ

関連チャンネル

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/28(日) 01:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/28(日) 01:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP