No.96 ブラック・ミスト 単語

20件

ナンバーズキュウジュウロクブラックミスト

6.3千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
これはリビジョン 1844381 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

ブラック・ミスト

No.96 ブラック・ミストとは、アニメ遊☆戯☆王ゼアル」に登場するキャラクターカードである。

キャラクターとしてのアストラル同様、入野自由が担当している。

概要

アストラル記憶ピースナンバーズの1つ。アニメでのテキストは以下のようになる。

エクシーズ・効果モンスター
ランク2/闇属性/悪魔族/ATK 100/DEF 1000
属性レベル2モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードが相手モンスター戦闘を行う場合、
このカードエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
その相手攻撃モンスター1体の攻撃は半分となり、
その数値分だけこのカードの攻撃アップする。

アニメ遊☆戯☆王ZEXALⅡ」第89話による

 

遊馬&アストラル乗っ取り-初登場

――ナンバーズ20「漆黒ナンバーズ遊馬vs鉄男

まず、冒頭で遊馬デュエルした男が使用。
ジャイアントウィルス」3体をオーバーレイユニットとしてエクシーズ召喚されたが、直後に遊馬の「No.39 希望皇ホープ」の攻撃を受け、何も出来ずに散っていった。


デュエル終了後はいつものようにアストラルによって吸収された、のだが……。
このカードによって取り戻した記憶は「地球(のような惑星)が爆発し砕け散る」というもの。
アストラルは「世界の崩壊」と言っていた。

その後、遊馬が身につけていた「皇の」が遊馬のそばを離れたことで、No.96はアストラルを乗っ取る事に成功。遊馬を操ろうとするが、遊馬はギリギリのところでホープ鉄男に託す。ホープを狙うNo.96は、遊馬を使い、鉄男とのデュエルを始めるのであった。

No.96は「ダークロン」・「コロボックリ」・「マツボックル」をオーバーレイユニットとしてブラックミストエクシーズ召喚。「アイアイアン」に攻撃を仕掛け、自身の効果で攻撃を上回り戦闘破壊した。
さらにを駆使してホープを倒し、鉄男を追い詰めるが、洗脳に成功したと思っていた遊馬うそアドバイスをされたために、
ネジマキシキガミ」に攻撃を0にされる。そして「死者蘇生」で復活し、「ネジマキカタパルト」で強化されたホープの攻撃を受け戦闘破壊され、デュエルにも敗北した。その後、皇のを取り戻したことでアストラル復活。再びアストラルに吸収された。


戦闘破壊できるのに駄に(ダメージ量が増えるので全くの駄ではないが、安易には使いたくない)効果を使用している場面も見られ、最終的にそれが原因となり逆転を許してしまった(オーバーレイユニットを温存した場合、ホープブラックミストが相打ちになるので、すぐに立て直せば勝てる可性があった)。

復活

――ナンバーズ37「WDC失格!? ハートランドの刺客ドロワゴーシュ
ナンバーズ38「希望をつなげ!ホープマーズスラッシュ!!」

その後しばらくはおとなしくしていたのだが、人間世界遊馬ドロワゴーシュとのデュエルを始めていたころ、ほかのナンバーズを借りて、アストラル世界にて復活
それがナンバーズの総意なんだよ。お前と同じ、世界の破滅がな!\(^o^)/
再びアストラルを乗っ取ろうとしたが、ホープアストラルに味方してそれを妨。No.96も対抗して自らを召喚し、対決が始まった。

ホープ遊馬の下へ送られた後、No.96はほかのナンバーズを取り込み、逃走するアストラルを追跡。捕獲に成功し、触手プレイを始めるアストラルを乗っ取ろうとするが、かっとビングによって失敗、遊馬アストラル絆パワー台詞では「」)によって封印させられた。

今後の伏線と思われる台詞をいくつか残していった。

解放-アストラルの真の記憶

――ナンバーズ89「共闘ダークアストラル 巨人への挑戦!!」

封印後はしばらく何もできなかったようだが、アストラルバリアンとの連戦で弱って休息しているときに、不全な姿ながらもアストラルの前に現れる。
アストラルナンバーズ記憶を取り戻していないことを伝え、一度は消えた。

その後、記憶を取り戻そうとしたアストラル(と、強制的に呼び出された遊馬)の前に、「を試す者」(巨人)が現れ、デュエルを行うことに。
巨人の「虚構王アンフォームド・ボイド」を前に、召喚したナンバーズが倒され追い詰められる遊馬アストラル。そこに再びNo.96が現れ、を貸すことと引き換えに自身の封印を解くように要遊馬が強く拒否したものの、ライフが残り500となり後がくなってしまう。
遊馬の身を案じたアストラルはNo.96の封印を解くことを決意した。

遊馬は「マジカルアンダーテイカー」と「クロクロクロウ」と「ガガガマジシャン」をオーバーレイユニットブラックミストエクシーズ召喚。「バトルリスタート」の効果でバトルを始めに戻す[1]ことで、ブラックミストの効果を2回使用し、攻撃を5800までアップ。そのままアンフォームド・ボイドに攻撃して巨人を倒した。

その後、人間世界に戻った遊馬アストラルに「アストラルには悪を必要とする未来が待っている」という言葉を残して去っていった。

ベクターとの共闘

――ナンバーズ101「狡猾なるベクター アストラル VS No.96」
ナンバーズ102「混沌の領域 No.96気の化身!!」

アストラルの下を去った後は、パーカー議員(どこの議員かは不明)に憑依して人間世界を観察していた。
表向きは児童センター子供のための図書館を設立するなど、市民生活を第一に考える政治家として活動しながら、裏では闇カジノ運営や密輸を行う暗ボスとして活動していた。

バリアン(「RUM-バリアンズ・フォース」)とナンバーズのありかの情報提供してきたバリアン七皇の一人、ベクターを配下につけて活動を開始。遊馬ちより一足先にナンバーズのある悲鳴の迷宮へと到着し、伝説ナンバーズを手に入れた。

その後、ベクターと共に悲鳴の迷宮遊馬たちを待ち受け、にはめる。
そして、ナンバーズを賭けてアストラルデュエルを始めた。

No.96は「マリスボラス・スプーン」、「マリスボラス・ナイフ」、「マリスボラス・フォーク」をオーバーレイユニットブラックミストエクシーズ召喚した。
アストラルの「トイナイト」による攻撃はNo.96は「スモール・ストッパー」で防いだ。しかし、アストラルホープエクシーズ召喚し、「エクスチェンジガードローブ」とホープコンボ戦闘破壊を免れつつNo.96へ1500ダメージを与えた。

だが、この間に遺跡のが発動、No.96のライフが減少することで遊馬に向けてが襲いかかる仕掛けとなっていた。遊馬に取られたアストラルダメージを与える「エクスチェンジガードローブ」の効果を使えなくなってしまう。

No.96はさらに遺跡のナンバーズNo.65 裁断魔人ジャッジ・バスター」をエクシーズ召喚
ブラックミストホープの攻撃を吸収して攻撃、ホープの攻撃はジャッジ・バスターで防ぎ、ホープを破壊、「バク団」によるアストラル抵抗もジャッジ・バスターで跳ね返し、アストラルを残りライフ100まで追いつめた。

アストラルは「護封剣士」で守備を固め抵抗を続けるが、No.96は、アストラル九十九遊馬によって人間の弱さに染まったと摘。さらに、自らがいなければカオスナンバーズの吸収は不可能であり、ナンバーズわず、ヌメロンコードも手に入らないと告げた。

No.96はジャッジ・バスターランクアップさせ「CNo.65 裁断魔王ジャッジ・デビル」を出し、「護封剣士」を化、アストラルはどうにか持ちこたえたものの、勝利絶望的に見え、遊馬もあきらめかけた。

しかし、アストラルに一された遊馬かっとビングによって自から脱出、アストラルの「スペリオールオーバーレイ」でジャッジ・デビルは破壊され、ブラックミストオーバーレイユニットを失ってしまう。そこへ「CNo.39 希望皇ホープレイ」の攻撃を受け、一転して追い詰められたNo.96は「カオスリターン」で墓地の「RUM-バリアンズ・フォース」を発動し、自分自身をランクアップ、「CNo.96 ブラック・ストーム」をエクシーズ召喚。自らがカオスナンバーズとなったことで、アストラルに吸収されることを防いだ。
そして、CNo.96の効果で互いにダメージを受け、相打ちとなった。

アストラルを負かせなかったことで、ベクターは悲鳴の迷宮を崩壊させたため、No.96もを後にした。

その後、No.96は、ベクターを「悪として2流」として評した後、別れの挨拶をして去っていった。

究極暴走No.96

――ナンバーズ110「滅びゆく3つの世界!究極暴走No.96!!」
~?

バリアンで自らをカオス化させたNo.96であったが、そのは抑えがたく、自らが消滅しそうになる。だが、アストラルを倒したいとの思いから、万物のえた「」となり、アストラル世界への攻撃を開始。その余波によって、人間世界バリアン世界までにも異常が発生する。
その中で、
異変を察して外に出てきた遊馬アストラルらを自らの下へ引き込んだ。

No.96はバリアンズ・スフィアフィールドを展開、遊馬アストラルとのデュエルを開始した。

No.96は速「マリスボラス・スプーン」、「マリスボラス・ナイフ」、「マリスボラス・フォーク」をオーバーレイユニットブラックミストエクシーズ召喚したが、すぐに「RUM-バリアンズ・フォース」でCNo.96へランクアップさせてしまった。

アストラル遊馬にとって、バリアンズ・スフィアフィールドは居るだけでダメージデュエル外)を受ける間である。そのため、く決着をつけようと遊馬はすぐに「CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー」を降臨させる。だが、これはNo.96の狙い通りであった。

No.96は「カオスクロス」でホープレイ・ヴィクトリーの動きを封じ、さらにフィールド魔法カオスフィールド」によって、遊馬エクストラデッキNo.69、No.92を奪って次々とランクアップさせ、遊馬アストラルを追い詰めていく……。

デッキ

最初にデュエルしたときは遊馬洗脳していたため、デッキ遊馬のものを使用している。「ダークロン」を入れたのはNo.96のアレンジとも考えられるが、『ナンバーズガイド』では遊馬カードとして扱われている。


遺跡でのデュエルの際は「マリスボラス」と名のついたモンスターを使用している。見たフォークナイフスプーンといった食器を手にした小悪魔レベル2のモンスターで固められており、互いに展開しやすい効果を持っているため、自身やジャッジ・バスター素材をそろえやすい。

RUMを手に入れたためか、魔法カード墓地から回収できる「魔法石の採掘」や、墓地魔法カードを使用できる「カオスリターン」など、魔法を使いまわすようなカードデッキに投入されている。

究極暴走時の再戦では遊馬アストラルと戦うことを想定してか、「C(カオス)」へのメタカードを投入している。

パーカー議員として活動していた間もデッキを所持しており、デュエルをしていたと思われるが、その時のデッキが「マリスボラス」デッキであったかは不明。

雑記

初のレベル以外の素材定を持つナンバーズ。ただし、後述のOCGでは闇属性定がなくなっている。
また、ランク2のナンバーズもこのカードが初。

最初の遊馬デュエルした男が使用した際と、その後の登場時では見たが大きく異なる。初登場時はカードイラストの姿と大きく異なり、アメーバのような姿になっている。また、このときは、ホープの攻撃を受けた際に効果を発動していなかった。最初からアストラルのもとへ行くために負けようとしていたのかもしれない。

エクシーズ召喚時は、球状のスライムのような姿から変形する。

ナンバーズが持つ自身の数字の刻印は、初登場時の姿ではの部分、その後の姿では右のにあった。また、所有者に現れる刻印は、第20話冒頭の男の場合、右手の甲にあった。

本人く「漆黒の闇からの使者」、あるいは「漆黒の闇よりの使者」とも。

効果名はシャドーゲイン」、攻撃名はブラック・ミラージュ・ウィップ

モンスターとして召喚されるとき以外は、全身がくなったアストラルの姿をしている(サブタイトルでは「ダークアストラル」と呼称されている)。アストラル遊馬は、モンスターのほうを「ブラックミスト」、ダークアストラルのほうを「No.96」と呼んで区別している(ただし、公式サイトではダークアストラルのほうもブラックミストと表記するなど、厳密な使い分けはなされていない)。
本人の言葉によれば、モンスターのほうはダークアストラル分身らしい。

OCG版

「ORDER OF CHAOS」(2011年11月19日発売)でOCGに登場した。

エクシーズ・効果モンスター
ランク2/闇属性/悪魔族/ATK 100/DEF 1000
レベル2モンスター×3
このカードが相手モンスター戦闘を行う攻撃宣言時に1度、
このカードエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その相手モンスターの攻撃を半分にし、
このカードの攻撃はその数値分アップする。

※「Vジャンプ 2011年12月号」付録小冊子「遊☆戯☆王 SCOOP NAVI-ING!!」6ページによる

素材に闇属性縛りがなくなった。また、例によってナンバーズ共通の耐性は削除された。

戦闘を行う相手モンスターの攻撃の半分を吸収する効果を持っている。この効果があれば、攻撃表示の相手には大体勝つことができる。また、上昇した攻撃はそのままなので、複数回効果を発動できれば高い攻撃が得られ、素材を使い切った後もアタッカーとして使用できる。

素材レベル2モンスターが3体と若干厳しいが、「創造代行者 ヴィーナス」で「なる球体」を特殊召喚すれば容易にう。
その他、レベル2モンスターが多いおジャマデッキなどでもエクシーズ召喚は難しくない。攻撃に不安のあるおジャマデッキなどではこのカードは心強い味方になるだろう。

効果を使用したあとのダメージステップに「突進」や「オネスト」を使われてしまう可性があることには注意。また、まだ1回も効果を使用していない段階では攻撃が低く、守備の高いモンスターには対処しにくい。

守備は上昇しないので、守備表示にされると簡単に戦闘破壊されてしまう。
この手のカードの宿命として、「の書」などで裏側表示にされると攻撃上昇がリセットされてしまうという弱点もある。「銀河眼の光子竜」などの一時除外を受けても同様で、この場合、上昇分のリセットだけでなくエクシーズ素材まで失い、低攻撃さらしてしまう。

弱点も当然あるが、レベル2モンスターいやすいデッキなら採用価値が十分にあるだろう。

関連動画

No.96 ブラック・ミストに関するニコニコ動画動画紹介してください。

関連商品

関連項目

脚注

  1. *台詞ではそう説明されているが、テキストを見ると、その戦闘での互いの破壊、ダメージを全て0にして、もう1度攻撃できるという効果である。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/05(日) 14:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/05(日) 14:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP