ニコニコ大百科

>>299
いやだからさ、そこを論じるならまずは支払いが履行されていないケースのうち、
「支払えるのに払わない」のは全体の何割なのかを出さないと。
そこがはっきりしないのに「音信不通でバックレるというケースが多々ある」
と言われても「やっぱりない袖は振れないんじゃない？」としか。
この点については統計がとられていないので、少なくとも「払わない」のか「払えない」のか
どちらが多いとも断定するのは避けるべき。
ちょっと古いんだけど厚労省のデータ（http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hyouka/k_6/pdf/s1-8.pdf）によると
平成25年時点で就職が結局決まらずに社会に放り出される人がだいたい2割いる。
就職決まってもその就労先は、建設・製造・サービス業といういわゆる低賃金の職種が多くて
おまけに規模数人の中小零細に集中しているという、一見してもワープアリスクがものすごく高い状況。
出所時に就労先が決まっていても結局長続きせずに無職になって再犯というケースも多いと
報告されているんで、まともに生活できないのに賠償も何もないだろうと思うんだけど。
月10万15万の給料で賠償払えといってもさすがにそれはご無体なとしか。

肩代わりするにしても何にしても、結局焦げ付いたら国民負担になるわけで。
だから「肩代わり制度」は「実質的な国民負担」に変わり無いと言っている。
重要な点は、賠償という制度自体が個人の支払い能力を考慮していないのだ、という点で
「加害者へのペナルティなのだから加害者が全責任を負うべき」と解釈した場合には
オーバーキル分は結局「被害者の泣き寝入り」になるのを甘受しないといけない。
逆に「重要なのは加害者へのペナルティではなく被害者への補償」と考えた場合には
焦げ付いて国民負担になるのはある程度甘受しなければならない。

>>299-300
かしこまりました、確かに仰る様に誤解や履き違えた前提であなたを決めつけていたことを
決めつけていました、申し訳ありませんでした。
しかしながら、この不払いを解消する様な法律や制度については全く思いつきませんね。
>>301でも「支払えるのに支払わない」つまりは所謂逃げ得のケースと「そもそも支払えない」という
無い袖は振れないケースは統計としてどういった比率で立証されているのか？
また国民負担か加害者負担、どちらにせよ無理のあることは否めないと思われますね。
そして、仰る様に成人と少年を別物に切り離す必要性がないのは私も同感ですが
それならばそもそも少年法のスレで議論を進めるべきなのでしょうか？

>>299
支払う支払わないはひろゆきのような人間がいる以上少年に限ったことじゃないし
再犯はしなくても更生してるとは限らないってのは精神論や根性論に近いので同意できかねる
被害者感情よりこれ以上自分が痛い目に合うのはいやだから犯罪しないっていう考えだって十分再犯抑止の動機ではあるし、もしそれが問題だったとしてそんなのはどう判断するんだっていう

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1907856.html?1482296873#errors
普段さんざん「少年法をなくせ！！」と喚いてるネット民、こぞって中学生養護母親叩き

その件についてツイッターなどでも調べたけど実名公開しろや少年法廃止しろ論の人は無言になるのはどうしてなのだろう
やってることは下手をすれば殺しかねなかった暴行傷害でかなり凶悪だろうに

あ、本当は必要だってことを自分たちでも認めているってことか

法を強めても警察国家になるだけで平穏にはならないな
教育や家庭を見直さないとね
まあ国のトップが貧乏人から金を巻き上げることしか考えていない愚か者の集まりなのでどうしようもないが

要は衆愚政治における「大衆」の典型例なんだよ、オルテガが云うところの。
公開情報から少しでも自分の頭で考えれば疑問に思う様なものも理解できない。
他方、自分にとって不快と認識したことには責任も持たないで掌返しと二枚舌を憚らない。
こういうのが冤罪を生み出す土壌にもなっているのだと考えると彼等の正義感とやらが
ケッサクな代物だとしか思えなくて泣けてくるよ。
無論、それは人が民主主義と社会を作った時点で必然的な弊害なのだろうけど。

法律の根源は感情論なんだから感情のままに法を改正しろっていうのも度々見るけども、その結果が人治国家や人民裁判なんじゃないかという

だからといって国民感情から乖離した法律で司法を動かし続けると司法制度そのものへの信頼が失われていきやっぱり人治国家人民裁判になる訳でね
極端な議論は排すべきというのはどっちの主張に対しても言えることなんだよ

だとしたら現在施行されている少年法は不備がないとは言わないが大局的に鑑みれば
更生システムという視点からも円滑に機能しているということだろう。
少なくとも昨今矢鱈と幅を利かせてるのは「厳罰化では事足らん、少年法を廃止せよ」という
国民の激情に端を発する極論であって、それにきちんと論拠があるかどうかを精査しないで
乖離した法律と断定することこそが人治国家・人民裁判、果ては衆愚政治と全体主義の萌芽じゃないか。
今年9月に警察発表した最新の少年非行情勢にもある通り、
凶悪犯罪ないし刑法犯から軽犯罪の数字は年々減少している。
https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/hikoujousei/H28.xlsx
https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/hikoujousei/H28.pdf

で、これもまた同じこと話す様で悪いが。
むしろ、年々増加傾向にあるのは壮年期から老年者の犯罪なんだがな、特に窃盗犯と粗暴犯。
http://www.garbagenews.net/archives/2094117.html

あまり知られてないかもだが、少年法てのは元々は戦災孤児の為に作られた法律なんだよな。
両親が戦争で死んで、子供だけで生きていかないといけない状況で、
子供だから盗みとか犯罪をしないと生きられない事もあるって事でそういう孤児の為に作られたもの。
今は食うのに困らんし、毎日飢餓状態何てほぼ無いのでまったくいらない法律と言うか、悪法。
ただの未成年犯罪天国に加担してるだけだよな。
万引きや器物破損行為等、弁償や無償労働で元の鞘に収まるような犯罪なら少年法を適用してもいいが、殺人や傷害等元に戻せない極悪な犯罪は成人と同じに扱えと思う。
当たり前だが未成年でも死刑の可能性も視野に入れて。
人間の味を占めた人食い熊が人を食うのをやめないよな？
殺人を犯した奴は死ぬまで殺人鬼なんだよ。
悪の根は早いうちに断つべき。
薬物依存者がいい例だよな。
何度捕まってもやめない。
一度犯罪を犯した奴は何度でも再犯する。

そういう、過去のレス番号引っ張ってくるだけで全部方がつく俗説・風説・デマはもういいよ。

>>310
だからこそ>>312みたいなのに騙されないために教育が重要。
儒教では法や裁判について「詳細を教えると民は悪用するから教えるな」なんていう
論があるけど、さすがにそういう時代でもないし、一人ひとりが詳しい知識を持って
デマや暴論・（自分から見て）都合のいい風説に騙されないことが重要。

「憎たらしい奴の話す真実より、好きな人の嘘の方がいい」とは聞くが、
何故明らかに良好な現実よりも自分の中で勝手に創り上げた陰惨なものを然も現実の様に語るのか…？
今現在の自分が抱えた不満や鬱憤のやり場が欲しいのか、または意図的に不安を扇動したいのか。
将又、正義感を見せびらかしたいのか知らんがやってることはデマや嘘八百の垂れ流しだよね。
「日本は財政破綻・労働力不足でこのままじゃギリシャになる！だから消費増税を敢行し、
経済移民や外資をどんどんを受け入れて活性化するより他ない！」とかいうのと同じ。

>>312が典型的だけど、一見尤もらしい良識を語っている様で客観的な論拠もソースもない。
他方、老年者の犯罪増加には一言一句も触れられていないマスコミ顔負けの捏造と偏向を
平気で行いながら本人は善良な市民で御座いとしている。
自己絶対化が無意識に染みついた存在には、人を冤罪に陥れる危惧や懸念なぞないのですなぁ…

>>314
>>312の言うことは嘘ですね。嘘と言うか、自分がそうだと思いたいことを垂れ流しているだけ。
少年法の意義は、不良少年を健全な少年に教育し直して社会復帰させることにあるのであって、
止むに止まれず犯罪を犯した者に対して情状酌量を与えるというものではありません。
未成年のうちはまだ考えが凝り固まっておらず、教育による矯正がしやすいから
更正を主眼に置きましょう、というものです。

国としては、一人でも多く「成人したら社会の一員となって労働力、生産力になってもらうこと」
が一番大事なのですよ。
たとえ不良少年であっても、成人したら働き手になってもらわなきゃ困る。それが国家社会なのです。
そのためにあらゆる少年は少年法により一定の保護をすることが有益である、ということ。
孤児云々など、全く関係のない話なんです。

じゃあ、その大事な働き手となるはずであった少年を殺めてしまった少年に対しては、どうすればいいのか？
無論、それなりの重罰に課すべきだとは思っていますが、
出所した後は、どう捉えるべきなのか。

法律が描いている理念は、こうだと思います。
「死なせてしまった少年の分の人生まで背負って生きる」
↑
これ、近年の日本に欠けている思想でありますね。
自分のためだけに生きることが良しという観念が主流になっていますから、
それはそれで否定することでもないと思います。
が、こういう考え方もあるんだよ、ということは頭の片隅に置いておいた方がいいかも。
なぜなら、そうすることでしか償いは達成できないと思うからです。

あと、罪に対し相応しい罰を与えよ、という言い分には賛成だけど
それを言ってる人の多くは罪に対する罰ではなく
「結果的に引き起こされた被害・損害に応じた罰」を言ってるんだよな。

判断基準が感情であればあるほど、その事件が起こった原因や経緯を無視して
結果だけ見て罰の重さを断定していると思わしき発言を非常に多く見かける。
法律はそうじゃなくて、原因や経緯を重視しているのですよ。
だから感情だけで法を制定するのは、間違っていると言わざるを得ない。
まあ、これは少年法に限った話ではありませんが。

>>315-317
またも綺麗な纏めをお任せしてしまいましたな、お手数おかけします。
自分は被害者側の立場になって考えれば確かに厳罰化に賛同したくなる気持ちは理解しているつもりだ。
しかし、大枠としてのバランスが崩れてしまって法の精神や社会秩序が
大損壊を食らってしまっては本末転倒なんですよね。

そしてこれだけは何度でも書いておくが、「少年犯罪の凶悪化が深刻だから」という
然も大義を得た様な国民感情が幅を利かせてるのかは定かではないが、
それはきちんとした事実認識という大前提があってこそ初めて議論の机上に載る。
どこかの政治家の言葉を流用したくはないが、こればかりはセンセーショナルに報じて
お茶の間を騒がすワイドショーだけで個々の事案で判断することは「木を見て森を見ず」に他ならない。
それができないというならはっきり申し上げてあなた達は無自覚な詐欺師だ、
しかもなまじ勢いだけの正義感が添加されているだけに極めて質の悪い。

先を越された観があるので、屋上屋でしかありませんが
>>312は明らかにデマですな。なぜなら少年法は「戦前から」あったから。そして「両親共に」亡くなるような戦争は第二次大戦からしかなかった（まさか西南戦争などではありますまいて）。
かつ現在では一定以上の犯罪は逆送致が原則になっている事に無知であるか、「敢えて無視している」ワケだ

あと世間の感情と被害者感情は一致するかもしれないが、利害は逆方向なんだよね
世間は少年犯罪者が親戚ぐるみで社会から排除されても痛くも痒くもないが、被害者側は加害者一同が完全に社会的排除されれば、賠償を求めても相手の支払い能力が尽きてしまう

さらに言えば加害者を完全に社会から排除すれば、さらに犯罪を犯す可能性は高まる。要は新たな被害者まで生じかねない。これは国家や社会にとっても損失となる
極言すれば世間の反応とは当事者でない外野だから放言出来る部分も多いのですわ

偉そうに「デマがー」「法の精神がー」なんて吠えてるが、現実問題として更生とやらにどれだけ効果があるんですかねぇ…

人殺しの少年は、人権派(笑)な弁護士や更生施設(笑)の職員といった「更生プログラム履修させればいいや。再犯の責任はとらん！」な大人たちの元、どれだけ罪を自覚し反省するんですかねぇ…

なにより、たとえ反省したところで犯罪の被害は取り返しがつかないし、賠償の支払い能力なんぞ配慮するなんて「犯罪者が余生をのうのうと過ごせるように配慮します！」なんて宣言してるようなもんじゃないのかね？バックレたときに強制的に払わせる法整備もないし、だったら痛い目見てもらう方がいいと思われるに決まってるじゃん
本気で支払わせるつもりなら腎臓でも何でも売らせてるよね？

大体「社会から排除されると更生が～」なんて言うけど、なんで犯罪者なんか受け入れられると思ってんの？なんで社会が受け入れなきゃいけないの？受け入れられるように努力すべきなのは犯罪者側だろ？なにより、本気で反省したなら再犯なんぞしない
たとえば、君らのアパートやご近所が殺人犯だらけになっても住み続けたいと思える？

法律の専門知識(笑)を持ってると思ってる人はよく勘違いしてるけど、死刑反対も少年法も、まっとうに生きてる人たちにメリットがあると思われてない、ってことに尽きる
これをわからずに「感情論が～」なんて言い続けてるところはリベラル(笑)にそっくりだよ
まぁもっとも、本来は軽々しく使える言葉ではない「更生」だの「人権」だのを犯罪者だけの都合のいいマジックワードとして使い続けてきた刑事弁護士のせいで、本来の意味とは違うイメージが浸透してしまった感はある
あとまぁ、国の法律家(笑)が総力を挙げて守ったサカキバラがあのざまってのも、「更生なんぞ無理だな」って思わせたろうね

凶悪犯罪者なんて更生もしないのに、なんで税金つかってまで面倒見なきゃいけないんだよ？
人殺してろくすっぽ反省もしないガキを、なんで二十歳以下という理由だけで大人より軽い刑で済むの？更生なんぞ期待できないのに

これらを、「あなたたちにもメリットがあるんですよ」といった風に説明できない限り受け入れられることはない(「そんな効果より厳罰の方がいい」という判断を「感情的だ」なんて叩くことにメリットはない。それは単にあなたの価値観で「こちらの方に価値がある」と思ったにすぎず、逆もまたしかり)
民主主義だからこそ、「犯罪者様のためにお前ら大衆がデメリットを受け入れろ」なんて意見が通るわけもない

犯罪者を問答無用で殺す社会なら
犯罪を犯した奴は誰も大人しく捕まろうなんて考えずに
「どうせ死刑なら」とより凶悪犯罪を躊躇わなくなるだろうね

>>320-321
だから少年犯罪は凶悪犯罪から総数に至るまで減少傾向ですよ。
そして、今現在刑法犯が増加の一途を辿っているのは高齢者なんですが。
…と言っても何も伝わらないでしょうね、理屈は客観性皆無で主観的すぎるし、
このような嘘吐きと捏造大好きなのに無自覚な正義漢気取りには人権派弁護士並に殆うんざりだ。
手前勝手な裁量で私刑執行して、他ならぬ自分が犯罪者として社会から排除されたらよろしい。
手始めにフィリピンにでも移住してドゥテルテ大統領と仲良しこよしされては如何？

>まっとうに生きてる人たちにメリットがあると思われてない、ってことに尽きる
いつから国民の代表者しているんだ…？そして前提ありきの結果論よりも
真っ当に生きている人が罪を犯す状況を考えないのか？
>これらを、「あなたたちにもメリットがあるんですよ」といった風に説明できない限り受け入れられることはない
更生が成功しているから少年犯罪は減少しているでしょう、公益性って理解できません？

＞＞凶悪犯罪者なんて更生もしないのに、なんで税金つかってまで面倒見なきゃいけないんだよ？

ほっとくと、更なる凶悪犯罪をしでかす可能性があるから
ようするに自分の身を守る為だな

こういう連中を救ってやる必要なし!
おちるやつは最後までおちていいし
もどりたいやつは勝手にもどればいい　自分できめる事!

少年法なくせ！犯罪者は即死刑にしろ！なんて普段言ってるおっさんに限って
いざ自分が切符切られた時には警官の不祥事とか持ち出して悪態ついてそう

>>325
それでおちるとこまでおちた奴が、こっちに何かしてきたらどうするんだよって話なんだが
金持ちならともかく、一般人にはボディガードなんて雇えないんだってば

それなら終身刑あるいは死刑でいいと思いますが…
と言うより「酷い目に合わされたくなけりゃ金出せ！」って一種の恐喝みたいだね

終身刑や死刑って、結局何かしら重犯罪を起こさない限りは実行できないからなぁ
起きてからの対処も大事だけど、まず犯罪を未然に防ぐことの方が重要なんじゃない？

そんなに自分の裁量と都合で正義の処刑人したきゃ日本から出ていけばいい、
これは刑法ならびに法治国家の否定も同然だ。
お望み通り、アメリカでも中国・北朝鮮でもフィリピンやソマリアでも好きなところで「安全」に暮らせ。

>>329
「その何かしてくる奴が悪い、あとで死刑にすればいい。殺されたらどうするか？自己責任だろ！」
奴さんそういうことらしいですよ旦那、大正論っすね。