概要
巨大なジン(ウーゴくん)が宿る笛を持った謎の少年。他のジンが潜む金属器を探すために旅をしている。
その正体は創世の魔法使い、歴史上初めて現れた「4人目のマギ」であり、世界の誰とも異なった存在でもある。アルマ・トラン編でソロモン王とシバ王妃の間に生まれた長男であることが明かされる。両親の死後ウーゴに連れられ聖宮で育てられた。
頭には魔法のターバンを巻きつけており、広げると数人を乗せて空を飛行することが可能になる。
アリババ・サルージャ(以降アリババ)とは荷物の荷車で出会い、彼と触れ合う内に彼を気に入り、友人としての絆を深め、王の器として見込むようになる。
序盤はウーゴくんを実体化させて戦っていたが、バルバッドでのジュダルとの戦闘後に乱入してきた練紅玉の攻撃を受け、ウーゴくんは消滅。ウーゴくんを再生させるために魔力を使いすぎたために意識不明となるが、聖宮でウーゴくんと再会し、運命の逆流を超える力、ソロモンの知恵を会得し、ウーゴくんと別れる。ソロモンの知恵を発動させると、額に八芳星が現れる。
バルバッドでの戦闘後、シンドリアに身を寄せ、ヤムライハの元で魔法の修行を行う。迷宮「ザガン」攻略後、マグノシュタットに向かう。マグノシュタットではマギの力を封じて、一から魔法の勉強に励む。
レーム帝国との戦争でマギとしての力を解放し、レーム軍の戦う心を挫く。しかしこれに納得しなかったムー・アレキウスに襲われたが、アリババに救われ、彼と再会を果たす。
アリババ、煌帝国の金属器使いと共に寄り代と戦い、戦いで弱ってきた寄り代の中に、ヤムライハと共にソロモンの知恵で潜入。マタル・モガメットから"黒いルフを白いルフに戻す方法を探すこと"を託された。
後に世界会談で過去の世界、アルマ・トランについて語る。ジュダルが世界会談で現れ、宣戦布告して数日経った後、アリババと共に煌帝国の首都「洛昌」に向かい、ジュダルと交戦する。マグノシュタットで得た黒ルフの力で圧倒するジュダルに対し、力魔法で対抗。ジュダルを推力固定衝で吹き飛ばした。ソロモンの知恵で精神を飛ばされたアリババを救おうとしたが、成す術なくアリババは死亡してしまった。
練紅炎が斬首刑で処刑される前、練白龍の頼みで、水魔法で紅炎が死んだように見せかけた。
練白瑛に憑依したアルバとの戦闘で重傷を負った後、白龍とモルジアナと共に鬼倭国に2年間亡命。暗黒大陸に行き原始竜(マザードラゴン)の元で魔法の修行をし、修行を終えた後は転送魔法陣を何度も使い新世界に帰還を開始する。
アルバに追い詰められ強制的に堕転させられようとしたユナンを救出しアルバと交戦。原始竜との修行により、力魔法を完全に自分の物にしたアラジンにとってアル・サーメンはもはや目ではなく、極大魔法を連発されても力魔法での反撃で全て一層。さらに錬金魔法で102万2000ほどの魔法式を用いて白瑛の体からアルバを追い出した。
暗黒世界から帰還した後はアリババと再会し、再び行動を共にするようになった。
シンドバッドが聖宮の番人になりルフを書き換えた際に強烈な違和感を感じる。アリババと共にシンドバッドを問い詰めたところ、ルフを還元させようとしていることを知り、激しく動揺しシンドバッドに反発する。
アリババの決断を尊重したうえで、暗黒大陸みたいに白と黒のルフの差がない世界を作るためにアリババ、ジュダル、白龍と共に聖宮に赴く。シンドバッドたちとの話し合いが済んだ後はダビデに「世界を無に還す魔法」を起動されたため、3人と共に地上に戻り、大峡谷でダビデと戦った。聖宮が崩壊する際は両親とウーゴに助けられ、地上で生活していくことになった。
人物
異性に対して異常なくらい男性的な欲求に忠実で、やわらかくて胸のでかいお姉さんが好みだが、モルジアナみたいに筋肉質で硬いお姉さんはその対象になっていない。後に下半身にも興味を示す。
暗黒大陸に逃亡する前に身長がかなり伸び、3年後に煌帝国に帰還しジュダルと再会した際、ジュダルはあまりにも大きくなったアラジンに引いていた。
技
- 灼熱の双掌(ハルハール・インフィガール)
熱魔法。熱で作った白い巨人の両手で攻撃する。極めて単純な魔法だが、マギであるアラジンが放つため、その威力と熱量は甚大。マグノシュタットで力を封じたばかりのころは、小さな火の玉にまで威力が落ちたが、修行により自分自身の魔力でも従来の力を出せるようになった。 - 灼熱の連弾(ハルハール・ラサース)
たくさんの火球を操る熱魔法。ヤムライハの水魔法を参考に作り上げた、「灼熱の双掌」よりも多くの「命令式」を使う複雑な魔法。 - 蒸発の洗礼(シャラール・ラーキィ)
敵の体内の水分を熱して高温にする熱魔法と水魔法の合わせ技。 - 水鏡の蜃気楼(シャラール・サラブ)
水蒸気によって光を屈折させ幻影を産む水魔法。 - 重力魔法(ウーゴくん)
砂でを巨大な物を作る重力魔法。戦闘の際はウーゴくんに模している。ティトス・アレキウス戦でウーゴくんと名づけた。 - 共鳴棍(ハディーカ・ハディーカ)
杖の周りを音魔法で高速振動させる5型魔法と6型魔法の合わせ技。その威力は防御魔法も砕くことができる。 - 重力反作衝(ゾルフ・サバーハ)
父親のソロモンが使用していた技。対象を天高く持ち上げる技。しかしアラジンには異次元の力のベクトルが見えないため、ジュダルとの戦いでは父ほど使いこなすことができなかった。 - 推力固定衝(ゾルフ・アッシャーラ)
ソロモンの知恵から引き出した技。相手に力を固着させる技。ジュダル戦では砂の巨人を利用してパンチをジュダルに直撃させ、ジュダルを宇宙空間に追い出した。しかしアラジンにも制御ができなければ人格が消えるほど負担がかかる。 - 重力停止(ゾルフ・メドウン)
力魔法をかけた対象物を文字通り停止させる。 - 重力累加衛(ゾルフ・ルイーラ)
父親のソロモンが使用していた技。 - 八ツ首の防壁(ボルグ・アルサーム)
母親のシバが使用していた技で聖宮への侵入者を防ぐために使用したが、練玉艶の技の印象が強いジュダル、白龍は引いていた。 - 転送魔法陣
練紅明とシェヘラザードが使用するのと同じもの。暗黒大陸からの移動時と、エリオハプトの軍勢からアリババを守るために使用している。
関連動画
関連静画
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関連項目
マギの登場人物 | |
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主要人物 | アラジン - アリババ・サルージャ - モルジアナ |
シンドリア | シンドバッド - ドラコーン - ジャーファル - マスルール - ヤムライハ ヒナホホ - シャルルカン・アメン・ラー - ピスティ・ディアノス・アルテミーナ スパルトス・レオクセス |
煌帝国 | 練紅炎 - 練紅明 - 練紅覇 - 練紅玉 - 練白瑛 - 練白龍 - 練玉艶 ジュダル - 李青舜 - 夏黄文 |
レーム帝国 | シェヘラザード - ムー・アレキウス - ティトス・アレキウス |
マグノシュタット | マタル・モガメット |
その他 | ユナン - ダビデ・ヨアズ・アブラヒム |
アルマトラン | ソロモン - シバ - ウーゴ - アルバ - イスナーン |
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