『アーマード・コア ナインブレイカー(ARMORED CORE NINE BREAKER)』とは、フロム・ソフトウェアから発売されたPS2用ロボットアクショントレーニングゲームである。
ACシリーズ通算9作目にして、前作『ネクサス』から7か月後に販売されたアペンドディスク的存在。
プロローグ
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送信者 : UNKNOWN レイヴン、日々の任務を これは君のような有望なレイヴンにのみ これはレイヴンが能力を極限まで おそらく君ならばプログラムを では、健闘を祈る |
概要
プレイヤーは機動兵器アーマード・コアを駆る傭兵(レイヴン)として、何者からか招待された訓練プログラムに参加する。それだけ。
これ以外のストーリーは一切存在せず、劇中でも何も語られない。最終プログラムをクリアしてようやく一通のメールが届くのみである。
トレーニング総数は6カテゴリ・5項目・5段階=計150ステージ。ACシリーズ独自のアクションを完璧にこなすための様々な内容が用意されており、完遂するころには大方のレイヴンAC作品ならそつなくプレイすることが可能となっているだろう。
とはいえ全くの初心者ならともかく、シリーズ経験者にとっては「ホントにこんな操作必要か?」と思わせるような項目もちらほら入っている。そして同じような内容の項目を5段階ずつクリアしていかなければならないため、作業プレイ感を感じやすい。従来のミッションモードは収録されていないことは発売前から明言されていたとはいえ、ネット上では「流石にこの内容でフルプライスなのはちょっと…」と嘆く声が多数木霊することになった。
トレーニングの息抜きとして、ACNXで廃止されていた独立した勝ち上がりアリーナモードが復活。自動生成されるランク外ACとのテストマッチを行ってポイントを貯め、一定値以上になるとランカーACとの公式ランクマッチオファーが入る形式を採用。自動生成ACは中々珍妙な連中ばっかりだが、ランカーACの機体構成とAIロジックはACNXより改善されている。
ゲームシステム面では、ACNXで調整不足だった点が色々と改善され、より手軽により楽しくACバトルを愉しめるようになった。特に熱量システムにおける発熱・冷却制限が緩和された点が大きい。
相変わらず猛威を振るう「クレホバ」、何故か強化されてしまったリニアガンを始め、色々とぶっ壊れた性能のパーツも多いが、全体的なパーツバランスは大きく改善された。特に脚部カテゴリのバランスはレイヴンAC最高峰と評せるほどで、特定のフロート脚までもがガチ対戦会に投入された実績もある。
ぶっ壊れパーツを禁止指定した通称「Bランクレギュレーション」はシリーズでも上位の対戦バランスとなり、対戦派プレイヤーの間で人気を博した。問題はそもそもの一人用モードが不人気のため、ソフト所持人口が少ないという点だが……。パーツバランスはともかく対戦バランスでは圧倒するAC2AAが既に存在しているのも分が悪かった。
関連動画
関連項目
- アーマードコア
- アーマード・コア ネクサス - 前作
- アーマード・コア フォーミュラフロント - 次回作にして外伝
- アーマードコア関連項目の一覧
- ナインボール
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| PS3 X360 |
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| 第8/9世代機/Steam | Ⅵ ファイアーズ・オブ・ルビコン | |
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