バドレックスとは、ポケットモンスターに登場するNo.898のポケモンである。初登場はソード・シールド。
基礎データ | |||
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名前 | バドレックス | タイプ | 各形態の項を参照 |
英語名 | Calyrex | 高さ | 各形態の項を参照 |
分類 | キング(通常) エンペラー(騎乗) |
重さ | 各形態の項を参照 |
全国図鑑 | #898 | 特性 | きんちょうかん(通常) |
ジョウト | #― | じんばいったい(騎乗) | |
ホウエン | #― | 隠れ特性 | ― |
シンオウ | #― | グループ | タマゴ未発見 |
イッシュ | #― | 孵化歩数 | 30840歩 |
カロス | #― | 性別比率 | 性別不明 |
アローラ | #― | 努力値 | HP+3(通常) 攻撃+3(白馬乗) 特攻+3(黒馬乗) |
ガラル | #210(カンムリ雪原) | ||
世代 | 第八世代 | ||
進化 | 進化しない |
図鑑説明
- ポケットモンスター ソード
- 通常
いやしと めぐみの ちからを もつ じあいに みちた ポケモン。 はるか むかし ガラルに くんりんしていた。
はくばじょうのすがた
みちを はばむものには ようしゃ しないが たたかいの あとは てきの きずでも かまわず いやしたという。
こくばじょうのすがた
あれちを みどりに するために きずなで むすばれた ポケモンと ガラルを かけめぐったと いわれる。 - ポケットモンスター シールド
- 通常
おおむかしの ガラルを すべていた でんせつの おう。 こころを いやし くさきを めぶかせる ちからがある。
はくばじょうのすがた
こうだいな もりと そこに すむ いきものを ひとばんにして べつの ばしょに うつしかえたと いわれている。
こくばじょうのすがた
かこ みらい すべての できごとを みとおす ちからで いんせきから もりの いきものを すくったらしい。
概要
「ヨはバドレックス。豊穣の王と呼ばれし者」
(CV:ピオニー)
- 第8世代DLCコンテンツ「冠の雪原」のメインを飾る伝説のポケモン。1つの世代で4体目の禁止級が登場するのは今回が初。
- 太古の昔ガラルを納めていたとされる豊穣の王と呼ばれる存在。華奢で小柄な体格だが優雅さと威厳と高い知性を併せ持ち、あらゆる時間軸の出来事を見通すと言われている。
- 名前の由来は蕾の英訳「Bud」+王のラテン語訳「Rex」。直訳すると「蕾の王」であり、その名の通りに頭部に冠にも見える蕾のような球体を乗せている。
- 独自の言語らしきものを持ち、イベント中ではピオニーの体を借り、彼を通じて人語に翻訳して主人公と会話する。当のピオニー本人はその間の記憶はなく、なぜか外で寝てしまっていると認識している。
- 「キズナのタヅナ」というアイテムにより愛馬のブリザポスまたはレイスポスに騎乗することで本来の力を発揮し、種族値が愛馬のHP以外に20ずつ加算した数値に、タイプ2が愛馬に準じたものに、特性が「じんばいったい」に変化する。この特性は二体の特性を複合した効果であり、文字通りの人(?)馬一体である。入手時点で騎乗した状態であり、バドレックスと愛馬を同時入手することになる。ちなみに捕獲するためにはチャンピオンになっている必要がある。
- 捕獲後はキズナのタヅナはだいじなもの欄に入り、バドレックスの乗降をコントロールできる。このキズナのタヅナは細かい仕様が「いでんしのくさび」と全く同じで、ホワイトキュレム・ブラックキュレム同様にバドレックスFCは各セーブデータにつき1種類1体だけ運用可能。つまり、たとえ複数のバドレックスとブリザポス・レイスポスを持っていても複数のバドレックスFCは同時に使うことができない。
- バドレックスと愛馬を同時入手する都合上両者の個体値が同時に決定される点には注意。どちらの形態でも個体値0が望ましい能力があるため2匹分の吟味を一気にするか、複垢使って1匹ずつ吟味するか、吟味を諦めるか予め決めておきたい。性格はミントでどうにでもなるとはいえ、剣盾の伝説の個体値は3V確定なのでまとめての個体値0厳選は熾烈を極める。(バドレックスと直接は関係ないが、ダイマックスアドベンチャー産だと4V確定でこちらも地獄)
- キュレムとネクロズマに続く他の伝説のポケモンと組み合わせることで性能が変化する禁止級であるが、彼らとは違い禁止級+準伝説という構成である。また、形態変化によって使用可能な技マシン(技レコード)が変化するという極めて珍しい特徴を持つ。
通常形態
\カ ムカンムル!/
- 乗馬していない単体時のバドレックス。セレビィ以来久しぶりのエスパー・草タイプだが、この状態ではHP以外の種族値がオール80と、禁止級の中ではぶっちぎりの低水準。
- サブウェポンも弱点を突けないノーマル以外は一貫性が低いかふんだんごと回復量は多いが低威力のドレインキッス位で範囲が狭く、総じてかなり心許ない性能である。乗馬時と異なる独自の複合タイプがあるとはいえ、ネクロズマやキュレム同様原則FC前提での運用と割り切ったほうがいいだろう。
- そのアンバランスな体型もあり、配信前からユーザーの間では何らかの隠し玉があるのではないかと推測されていた。
はくばじょうのすがた
タイプ:エスパー/こおり 高さ:2.4m 重さ:809.1kg
\カ ムカムルゥ!/
- ブリザポスに乗馬した姿。ブリザポスを強化したような鈍足物理アタッカーの種族値配分であり、同タイプのルージュラやバリコオルとは傾向が大きく異なる。多弱点だが高耐久かつ2倍のみなのでじゃくてんほけん発動のために利用する手も。禁止級の中で最も遅い(進化前除く)ので、トリックルーム下での運用に向いている。馬単体ではできなかった自力でのトリックルーム展開もお手のもの。
- 何気に「スピードスワップ」を習得できるので素早いポケモン相手に使って素早さを奪い、あわよくばそのまま蹂躙することも可能。他にも最速で高速移動すれば最速フェローチェまで抜けるため裏択として有用。
- じんばいったいの効果はきんちょうかんとしろのいななきの複合。木の実を封じつつ、敵撃破時に攻撃力が上昇する。ハマればトリックルーム下で驚異の抜き性能を発揮することも夢ではない。
- 専用技「ブリザードランス」は威力130・命中率100%・非接触でデメリットなしという破格の性能を誇る氷物理技。ダブルバトルでは敵全体が対象となる。ブラックキュレムがこの技を与えて欲しそうにこちらを見ている…。
こくばじょうのすがた
タイプ:エスパー/ゴースト 高さ:2.4m 重さ:53.6kg
\カムンバ カムゥル!/
- レイスポスに乗馬した姿。レイスポス・バドレックス双方の完全上位互換である高速特殊アタッカーの種族値配分で、ザシアン(剣の王)をも上回る素早さを誇る。ルナアーラや月食ネクロズマに比べ防御面では不安が残るが、特攻種族値や特性のお陰で火力面ではこちらに分がある。弱点が4倍のみなのでじゃくてんほけんとの相性は今一つでありサブウェポンも一貫性が低いものや低威力の物が多いが、かふんだんごを覚えるのでメインウェポンが通らない悪にも一応打点はある。
- じんばいったいの効果はきんちょうかんとくろのいななきの複合。木の実を封じつつ、敵撃破時に特攻が上昇する。
- 専用技「アストラルビット」は威力120・命中率100%のゴースト特殊技。ダブルバトルでは敵全体が対象となる。デメリットもなく、ゴースト技の一貫性も考慮に入れれば驚異的な性能といえるだろう。
- 馬単体では習得できなかった「ワイドフォース」(PF展開時威力120・命中率100%・敵全体対象)も習得できるため、ダブルバトルでは「ふいうち」を空かすためにも相方にサイコフィールドを展開させたい。サイコフィールド下での制圧力は目を見張るものがあるが、イベルタルに非常に弱いため相手をよく見ること。「ワイドガード」も注意。
関連項目
- ポケモン
- ポケットモンスター
- ポケットモンスター ソード・シールド
- ポケモンずかん
- ブリザポス/レイスポス
- ナッシー/セレビィ
- ルージュラ/バリコオル/フーパ/ルナアーラ
- 伝説のポケモン
- エスパータイプ
- くさタイプ
- こおりタイプ
- ゴーストタイプ
関連リンク
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