基礎データ | |
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正式名称 | モナコ公国 Principality of Monaco Principauté de Monaco |
国旗 | ![]() ※クリックで原寸大表示 |
国歌 | モナコ国家 |
公用語 | フランス語 |
首都 | モナコ(Monaco) |
面積 | 2.02km²(世界第194位) |
人口 | 36,371人(世界第189位) |
通貨 | ユーロ(EUR, €) |
モナコ公国(仏:Principauté de Monaco)とは、フランス南東部の沿岸、ニースよりやや北東にある国である。ヴァチカン市国に次いで2番目に小さな国としても知られる。
概要
公国の名前の通り立憲君主制であり、現在の国家元首であるモナコ大公はアルベール2世。このアルベール2世、国家元首としては初めて自ら北極点と南極点に到達した人物でもある。
フランス国籍の人を除き、居住者から所得税を徴収しないため、タックスヘイブンとして世界の富裕層が集まるところとしても有名な国。実際、8割以上が外国籍で、1人当たりの国民総所得では1位になっている。
ヴァチカン市国の5倍弱の面積であるが、それでもやはり非常に小さい。3番目に小さいナウルは21km2あるので、モナコの小ささがより目立つ。ちなみに筑波大学キャンパスよりも小さく札幌大学キャンパスよりは大きい程度の大きさである。
公用語はフランス語だが、現地の言葉であるモナコ語という言語もあり、学校で教育されるほか標識にも残っているものがある。外国人とモナコ国民との違いはモナコ語がわかるかどうかといえるかもしれない。
産業では収入の大部分が観光によるものとなっている。モンテカルロのカジノや、後述するモータースポーツなどが有名である。
EUには加盟していないが、ユーロ導入前からフランスと通貨同盟を結んでいたこともあって、ユーロを導入している。EUとの合意によって独自の硬貨発行も認められている。
国旗
インドネシアの国旗と非常に良く似通っている…というか、違いは縦横比しかない。インドネシアは2:3、モナコは4:5である。
それでも国連などでは2:3で統一されるため本当に区別がつかなくなってしまうのだが。
スポーツ
モータースポーツの場として知られており、モンテカルロ市街地の公道をコースとするF1モナコグランプリ、WRCのラリー・モンテカルロなどの大会が開催されている。
また、モナコに本拠地を置くASモナコはフランスのサッカーリーグであるリーグ・アンに所属している。
一応サッカーのモナコ代表チームもあるのだが、FIFA、UEFAどちらにも加盟していない。
このほかにも陸上競技大会のヘラクレス、男子テニス大会のモンテカルロ・マスターズといった国際競技大会が開催されている。
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