- プロ野球選手一覧 > 吉川尚輝
吉川尚輝(よしかわ なおき、1995年2月8日-)とは、岐阜県出身のプロ野球選手(内野手)である。現在は読売ジャイアンツに所属。
概要
読売ジャイアンツ #2 | |
---|---|
吉川尚輝 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 岐阜県羽島市 |
生年月日 | 1995年2月8日 |
身長 体重 |
177cm 79kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2016年ドラフト1位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
中京高等学校では1年からレギュラーに定着し、秋から遊撃手のレギュラーとなる。東海大会1回戦が最高で、甲子園出場はなかった。
中京学院大学に進学し、1年から遊撃手のレギュラーに定着。リードオフマンとして活躍し、岐阜大会では3回優勝に貢献した。4年春に全日本野球選手権大会に出場し、日本一を達成した。通算で90試合出場、131安打、3本塁打、44盗塁。
2016年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団した。背番号は0。菊池涼介のような守備に憧れているが、二塁手で勝負したいと意気込んだ。
巨人時代
2017年(1年目)はコンディション不良で出遅れ、シーズン途中から二塁手にケーシー・マギーが定着したこともあって5試合の出場に留まり、初安打を記録したのはシーズン最終戦(10月3日・東京ヤクルトスワローズ戦)だったが、この試合で猛打賞と初盗塁を記録した。
2018年はオープン戦で結果を残し開幕から二塁手のレギュラーになると、広大な守備範囲で投手を助け、坂本勇人の離脱時は遊撃手でも出場した。打撃面でも5月13日の中日ドラゴンズ戦の初回に松坂大輔からプロ1号先制2ランホームランを放ち、6月は不振に苦しむも7月に.371、2本塁打を記録するなど一軍に適応し始めていた。しかし8月1日の横浜DeNAベイスターズ戦で一塁にヘッドスライディングした際に左手を骨折し、以降の出場はなかった。
2019年は開幕を一軍で迎えたが、腰痛で長期離脱したため11試合の出場に留まった。二軍では二塁手より負担の少ない外野手の練習に取り組んだ。オフに背番号を29に変更した。
2020年は開幕から二塁の座を北村拓己や増田大輝らと争い、打撃でも結果を出して9月は月間打率.352を記録して二塁レギュラーの座を完全に手中にした。シーズン終盤は主に1番を打ち、最終的に初めて規定打席に到達。112試合の出場で打率.274、8本塁打、32打点、11盗塁を記録し、チームの長年の懸案だった二塁を埋めて優勝に貢献した。
2021年6月10日のオリックス・バファローズ戦で左手を死球骨折し2ヵ月離脱。108試合の出場で打率.272、5本塁打、25打点、7盗塁に留まった。オフに背番号を2に変更した。
2022年5月4日の広島東洋カープ戦で死球を受け、肩甲骨の骨挫傷で離脱し5月15日に復帰する。自己最多の132試合に出場し、打率.277、7本塁打、31打点、16盗塁を記録した。
2023年からは副主将を務める。132試合の出場で打率.256、7本塁打、36打点だった。
2024年はレギュラーシーズンでは全143試合に出場し、打率.287、5本塁打、46打点、12盗塁を記録し、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。しかしシーズン終盤に肋骨を負傷したため、クライマックスシリーズ出場はなかった。オフに第3回プレミア12の日本代表に選出されたが、左第四肋骨肋軟骨移行部損傷で出場を辞退した。
人物
- 座右の銘は「結果が全て」。
- 菊池涼介が比較対象に挙がるほど広い守備範囲を備える。
- プロ入り後は主に二塁手を守るが、正遊撃手である坂本勇人の離脱時などはアマ時代の定位置である遊撃手もこなし、そちらの守備でも一定の評価を得ている。
- 2024年オフにシンガーソングライターの足立佳奈と結婚した。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
巨人 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#63 | 15974 |
成績
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017年 | 巨人 | 5 | 12 | 11 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .273 | .273 |
2018年 | 92 | 355 | 316 | 51 | 80 | 16 | 3 | 4 | 29 | 11 | 13 | 2 | 19 | 5 | 61 | 5 | .253 | .304 | |
2019年 | 11 | 46 | 41 | 7 | 16 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 2 | 0 | 3 | 0 | 4 | 1 | .390 | .482 | |
2020年 | 112 | 389 | 354 | 47 | 97 | 16 | 2 | 8 | 32 | 11 | 2 | 0 | 30 | 3 | 60 | 6 | .274 | .336 | |
2021年 | 108 | 329 | 305 | 35 | 83 | 13 | 1 | 5 | 25 | 7 | 3 | 2 | 17 | 2 | 48 | 4 | .272 | .313 | |
2022年 | 132 | 567 | 516 | 64 | 143 | 20 | 6 | 7 | 31 | 16 | 10 | 1 | 32 | 8 | 53 | 6 | .277 | .329 | |
2023年 | 132 | 478 | 430 | 47 | 110 | 19 | 4 | 7 | 36 | 4 | 11 | 3 | 26 | 8 | 66 | 12 | .256 | .308 | |
2024年 | 143 | 602 | 536 | 65 | 154 | 25 | 4 | 5 | 46 | 12 | 13 | 6 | 41 | 6 | 61 | 8 | .287 | .341 | |
NPB:8年 | 735 | 2778 | 2509 | 317 | 686 | 110 | 20 | 36 | 202 | 63 | 55 | 14 | 168 | 32 | 355 | 42 | .273 | .325 |
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
二塁手 | 遊撃手 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
||
2017年 | 巨人 | 1 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | - | |||||
2018年 | 71 | 155 | 199 | 3 | 41 | .992 | 19 | 26 | 57 | 2 | 7 | .976 | |
2019年 | 11 | 21 | 37 | 4 | 9 | .935 | - | ||||||
2020年 | 104 | 183 | 242 | 3 | 51 | .993 | 16 | 17 | 20 | 1 | 4 | .974 | |
2021年 | 99 | 170 | 222 | 3 | 41 | .992 | 8 | 4 | 10 | 1 | 2 | .933 | |
2022年 | 132 | 298 | 421 | 11 | 83 | .985 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1.000 | |
2023年 | 125 | 254 | 357 | 5 | 71 | .992 | - | ||||||
2024年 | 143 | 331 | 485 | 5 | 94 | .994 | - | ||||||
通算 | 687 | 1417 | 1970 | 34 | 392 | .990 | 44 | 47 | 88 | 4 | 14 | .971 |
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- アドゥワ誠
- 有吉優樹
- 池田隆英
- 石原彪
- 糸原健斗
- 今井達也
- 梅野雄吾
- 大江竜聖
- 大山悠輔
- 小野泰己
- 京田陽太
- 京山将弥
- 黒木優太
- 源田壮亮
- 古賀優大
- 才木浩人
- 酒居知史
- 榊原翼
- 坂倉将吾
- 佐々木千隼
- 佐野恵太
- 澤田圭佑
- 菅原秀
- 鈴木将平
- 高梨雄平
- 高橋昂也
- 田中正義
- 種市篤暉
- 玉井大翔
- 田村伊知郎
- 床田寛樹
- 中塚駿太
- 西口直人
- 畠世周
- 濵口遥大
- 浜地真澄
- 平井克典
- 藤嶋健人
- 藤平尚真
- 細川成也
- 堀瑞輝
- 松原聖弥
- 三森大貴
- 森原康平
- 矢崎拓也
- 柳裕也
- 山岡泰輔
- 山﨑颯一郎
- 山本由伸
▶もっと見る
- 0
- 0pt