名古屋グランプリとは、例年12月に行われる名古屋競馬馬の重賞競走(ダートグレード競走)である。
正式名称は「農林水産大臣賞典名古屋グランプリ」。格付けはJpnⅡ。
施行条件は名古屋競馬場ダート2100m・馬齢3歳以上・別定。1着賞金は3500万円(2022年現在)。
概要
2001年、それまでダートグレード競走として開催されていた統一GⅡ東海菊花賞の格やコースを継承するかたちで創設(東海菊花賞は地方重賞に変更)。クリスマス前に開催されることが多い。
創設から2021年までは、ダートグレード競走では最長距離となる2500m戦であった。2022年から、名古屋競馬場の移転に伴い2100mに距離短縮となった。
グレード別定戦であり、負担重量は基本重量は3歳55kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減、GI(JpnI)競走優勝馬は2kg増、GII(JpnII)競走優勝馬は1kg増(2歳時の成績は対象外)。
2024年からは5月上旬(かきつばた記念があった時期)に施行時期が移動する予定。これに伴い馬齢4歳以上の競走になる。
ダート路線の馬は同時期開催のチャンピオンズカップや東京大賞典などを目指す傾向があり、これらのレースから抽選漏れした馬の登録や、3・4歳馬が実績や賞金を積むために登録される事も多い。
このレースの歴代勝ち馬には、後にGⅠやJpnⅠを制する馬も多く、ヴァーミリアン、フィールドルージュ、ニホンピロアワーズ、チュウワウィザードなどがいる。
過去のレース結果を見ると、リピーターの好走率が高く、ワンダースピード(2008・2010)、エーシンモアオバー(2012・2014)、アムールブリエ(2015・2016)など2度制覇した馬多い。
地方勢勝利は第1回のミツアキサイレンスのみ、馬券圏内の3着以内に条件を広めても第6回レッドストーン(2着、名古屋)、第7回チャンストウライ(2着、兵庫)、第16回カツゲキキトキト(3着、名古屋)とJRA勢が圧倒している。その一方で人気通りの結果にはなりづらい傾向もある。
歴代優勝馬
第1回~第21回:名古屋競馬場(旧)ダート2500m、第22回~:名古屋競馬場(新)ダート2100m
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