土居清良単語

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「土居清良」（どい・きよよし 1546 ～ 1629）とは、西園寺十五将の一人に数えられる軍記ノベル「清良記」の知略勇武な主人公。

一条家の土居宗珊、祖父の土居清宗と共に、四国の土居さん連星を構成する一人。

架空戦記動画では、作品によって空気だったり、アァー！だったり、雑賀の守護神だったりする。

概要

伊予西園寺家に仕える土居清晴の子に生まれる。

大友宗麟の伊予侵攻により祖父・土居清宗と父・土居清晴が戦死する、祖母より

今は頼みとするのはそなただけです。
よくこの憂き目を心にとめて、一度土佐の一条家を頼り、いつかこの土居家を再興させるのです。

との言葉をうけて脱出した土居清良は、土佐中村の一条氏を頼り、元服した後は父祖の地・大森城へと帰還した。

大森城主となった土居清良は、勢力として小粒な自領を守る為に「鉄砲」の研究開発に力をいれて配下全員に鉄砲を標準装備させ、農業を奨励して地力を養い、西園寺二十五将の一人として大友宗麟・一条兼定・長宗我部元親の攻撃を防いで、毛利氏の助勢して中国地方を転戦した。

岡本城にて長宗我部元親の侵攻軍を迎え撃った際は、クククこと久武親直の兄・久武親信を討ち取って撃退したが、豊臣秀吉の四国征伐の際は、小早川隆景に主家が降伏して土居清良は所領を安堵されたが、小早川隆景が九州に異動になった際に下野し、藤堂高虎らの誘いも断り続けて悠々自適な隠居生活を送って享年84歳で没した。

武勇・知略を用いて領土を守りきった事から現在では清良明神として清良神社に祀られている。

※その他「土居清良」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。

清良記 

土居清良は、江戸時代初期に発刊された軍記ノベル「清良記」全30巻の主人公を務めている。

ストーリーは、後家好きに定評のある大友宗麟により祖父と父が戦死した後、姉の「お松」とともに土居清良が土居家を再興し、中国地方で無双乱舞して小早川隆景に

土居清良を五カ国の大将にすれば必ず天下を統一する

と言わせるというものだが、その中において大森城下の農業発展の為に、農業指導者の松浦宗案を招いて農業を振興する際の問答が、「清良記＝日本最古の農書」と言うことにされている。

しかし「清良記」は軍記ノベルであり、松浦宗案も架空の人物であることから、史書として認めるかどうか判断が確定してないらしい。

関連動画

▼優秀なのに出番に恵まれない眠れる獅子状態な「西園寺世界の逆襲」

▼「信長の野望革新PK」地方別武将ランキング四国編では総合7位で登場。

「火を吹け、我が鉄砲隊よ！そう、烈火の如く！」

Ver2.1他家で参戦。バランスの良い能力に高い統率を生かせる伏兵もある鉄砲隊。
計略の「烈火の采配」は2.0の織田家で登場した斎藤利三の「烈火射撃」の全体版で、範囲内の味方の武力が上がり更に鉄砲隊ならば射撃時の連射速度が上がる。連射速度が上がるということはリロード速度も若干速くなる副次効果がある。効果時間もそれなりに長く、長時間采配としては中々の性能、なのだがやっぱり地味なので全国で見かける事はほとんどない。

補足

「信長の野望」（PC）シリーズにおける土居清良の能力一覧。

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