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大二病とは、以前に高二病であった自分を嫌悪するあまり、中二病に原点回帰してしまう病のことである。
大学二年生という事で人生の中では一番、中だるみし易い時期な為か発症する患者が後を絶たない。
発症してしまえば最早、手遅れとしか言い様のない精神病の一種。
概要
大学二年生という、大学生活の中では最も重い「就職」というプレッシャーが掛からずまた、大学生活に慣れてきた年頃という事も関係している為か、高二病を過剰に嫌悪する傾向に陥る。
また、中二病や高二病患者の行動に異常に反応する症例も多々目撃されることから、以上の事柄に該当する患者を大二病と定義付けられている。
大二病には大きく分けて二つのタイプがあるのでそれを紹介しよう。
サブカルチャー深化型
高二病に多く見られるマイナー攻めを「知識が浅い」と非難し、更に深い所まで突き進む状態。
具体的には高二病に拍車が掛かった形となり、自分が幼い頃に出来なかったことをやろうとする。
そういった意味では信念が強い型とも言えるだろう。
下記には主な症例を記載する。
- 売れたアーティストの初期のアルバムを絶賛し出す。
- 本棚にサブカルチャー雑誌を一通り揃え出す。
- 高二病患者が聴いているマイナーどころの中でもまだメジャーな方である音楽を否定する。
- 現実的ではない設定(剣や魔法の世界観)のネットゲームを否定するあまり、セカンドライフなどの目的の無い地味なゲームにハマるようになる。
- 趣味が人間観察だと自慢するようになる。
中二病再帰型
サブカルチャー深化型とはうって変わり、こちらは中二病に戻ってしまう症状。
丁寧な中二病であるように努めることで、結果的には痛い大学生になるというオチが多い。
ただし、中二病の症例から普通に脱した状態の場合もある。
この状態を更に否定することで高二病に戻るケースもあり、場合によっては中→高→大(=中)→高→大(=中)...の無限ループとなっている患者も少なくはない。こうなってしまうと最早、現代医学では完治不可能である。
こちらの方も多く見られる症例を複数挙げておこう。
- 腐女子を否定しながらも、一般的に「腐女子向け」と呼ばれる作品を観賞する。
- ネットや雑誌などのメディア情報に左右され易い。
- 政治的思考が時期によって異なる。
- ネタではなく本気で「働いたら負けだ」と思うようになる。
- マイナーな洋楽を聴いても「面白くない」と批判し、結局はメジャーな洋楽にハマる。
- コーヒーに砂糖やクリームを入れたら負けだと感じるようになる。
- 大学のレポートを書くという名目でファミレスに長居するようになる。
(一部、アンサイクロペディア引用)
大二病までの過程
- 第一段階
- 自分がカッコいい・正しいと思うようになる→中二病
- 第二段階
- ひねくれたダークヒーローのようなキャラがカッコいいと思うようになる→高二病
- 第三段階
- 高二病を否定し、マイナーどころを否定するようになる→大二病
- 第四段階
- これまでの経験を過剰に気にするあまり、何も出来なくなり個性の無い人間になる→裏中二病
厭世感が生まれ、やる気が全くと言って良いほど起きなくなる→院二病
※第四段階が所謂、末期症状といったところ。こうなってしまうと手遅れである。
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関連項目
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