学校の怪談とは、
- 学校にまつわる怖い話。
- 常光徹の小説。全19巻。
- フジテレビ系列で2000年〜2001年に放映されたアニメ。
- 東宝系列で1995年より毎夏1作ずつ上映された映画。全4作。
- 関西テレビ系列で1994年に放映されたオムニバス形式のテレビドラマ。また、その流れを汲んで関西テレビ系列で1996年から2001年にかけて年1回放映されたテレビスペシャルドラマ。類似の題材・放映形態であり放映時期も被っていたフジテレビ系列ドラマ「木曜の怪談」と混同されることがある。
一般的な「学校の怪談」概要
学校独自の施設や備品、夜には無人となる、同年代の子供が集まる、先生・生徒が毎年入れ替わるなど、「学校」というある種特殊な環境において生まれたのが学校の怪談である。80・90年代の都市伝説ブームと相まり全国的に広がった。学校毎にアレンジされつつ、派生的に様々な怪談が語られていくことになる。特に1990年以降、常光徹が執筆した『学校の怪談』シリーズを元とした映画・アニメなどが数多く出され、一大ブームを引き起こした。
この学校の怪談を7つ集めたものが「学校の七不思議」と呼ばれる。といっても実際には7つ以上不思議があったり、卒業年度毎に七不思議が違ったりするのはご愛敬。それもまた七不思議の一つ。
学校の怪談（小説）
常光徹による小説シリーズ。イラストは樽喜八。また集英社文庫から岡崎弘明によるものが出版されているがこちらは映画版のノベライズである。
学校の怪談（アニメ）
主人公たちが学校に巣くう妖怪たちを退治するさまを描いたテレビアニメ。
2000年10月～2001年3月まで、フジテレビ系列にて放送された。全19話+総集編2話+特番（2001年8月放送）
ある程度の人気はあったものの、GTOとワンピースの中継ぎとして製作されたため2クールで終了してしまった。
このアニメの大きな特徴は「パンチラが多い」事である。まあ、昔のアニメはゴールデンタイムでも平気で胸を出したりパンチラもしていたし、今でも深夜アニメならパンチラは残っているが、このアニメ放送当時（2000年）は既に放送局も自重タイムに突入していた時期だった為、本作におけるゴールデンでのパンチラはより鮮明に輝いていた。
また、深夜アニメはスカートが不自然にめくれ上がるような「パンモロ」が多いが、この作品は「走っているときに1コマだけ」「しりもちをついた瞬間」など「良質（？）なパンチラ」が多かった。
主要登場人物
主題歌
- オープニングテーマ「グロウアップ」
- 作詞・作曲:たくや/編曲：佐久間正英、Hysteric Blue/歌：Hysteric Blue
- エンディングテーマ「Sexy Sexy,」
- 作詞：MASASHI、TAMA/作曲：MASASHI/編曲：CASCADE、久保こーじ/歌：CASCADE
スタッフ
学校の怪談（映画）
「学校の怪談」は1995年〜1999年の4年間にわたり、夏休みに公開された映画シリーズ。
原作は常光徹となっているが、映画オリジナル要素が強い。
少なくとも3作目までに合計900万人以上を動員している大人気シリーズである。
夏の小学校を舞台とし、怪奇現象に巻き込まれた子ども達がいかに現実へ脱出するかを描く。
当時の最新技術を駆使した迫力あるVFXによる非常にリアルな怪談描写が見どころだが、単なるホラーではなく、ひと夏の体験を通して子供たちが互いの絆を深めあうジュブナイルアドベンチャーとしての完成度も高い良作。
また、子供たちが心を通わせるのは現実の人間だけではなく、幽霊となってしまった人々との交流も描かれる。大抵の場合、幽霊である以上彼等との別れも訪れるため、非常に切ない展開を迎える。
後に「必死剣 鳥刺し」「愛を乞うひと」などで高い評価を受ける平山秀幸と、平成ガメラシリーズで実績のあった金子修介が監督している。
2014年5月23日に15年ぶりの映画作品として「学校の怪談 呪いの言霊」が公開された。
監督には「感染」「シャッター」「怪談レストラン」で監督をした落合正幸が務める。
シリーズ一覧
- 学校の怪談１：「こんどの夏休みに、出ます」 「ウワサがホントになりました」
- 学校の怪談２：「そろそろ出る時間です」 「4時44分、だれも知らない授業が始まる」
- 学校の怪談３：「3番めが1番こわい」 「その鏡をのぞいてはいけない」
- 学校の怪談４：「佐藤先生も泣いた」 「つぎは、おまえだ」
- 学校の怪談 呪いの言霊
学校の怪談（例）
| トイレ | 廊下・階段・踊り場 | 体育館・プール・校庭 |
|---|---|---|
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| 美術室 | 音楽室 | 理科室・理科準備室 |
| その他のキーワード：合わせ鏡、4時44分、かつては墓地だった、死んだ生徒の霊 | ||
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