種牡馬大戦（シュボバタイセン）とは、投稿者sha-pu
による 種牡馬の歴史の手書き動画である。
概要
1989年からの平成以降のリーディングサイアー（産駒
の獲得賞金の合計による種牡馬の順位）争いを、ゲーム機大戦を意識しリスペクトした作りで解説するのが特徴。
1989年から2013年までの戦いが第一次～第十次とエピローグの11本でまとめられ、2014年から2024年は1年毎に年度版動画を投稿していた。2025年版以降は数年毎にまとめての動画投稿になる予定である。
あまりにも巨大な勢力の独走を、ライバルたちは止めることができるのか。
種牡馬
そもそも種牡馬とは種馬のことで、要するに現役時代優秀な成績を残した牡馬は、後世にその力を伝えるために牝馬と種付けをして子供を産ませるという役割が期待される。
また成績が残せなくても貴重な血を受け継いでいる、また新たな血を入れるために海外から導入して種牡馬となる例もある。
あまりにも人気で当初の予定とは違う、しかし血統的には似た馬を導入することもあり代替種牡馬と呼ばれる。例としてはブライアンズタイム、フジキセキとエイシンサンディがいる。前者はサンシャインフォーエヴァーの代替、後者は父親のサンデーサイレンスの代替とされた。近年ではブラックタイドが全弟ディープインパクトの代替種牡馬として知られている。
種牡馬としての勝利
種牡馬として覇権を誇るには、当然ながら産駒(子供)がよく走り賞金を稼ぐという結果を残すことが大事である。その年に最も賞金を稼いだ父親にはリーディングサイアーという称号が与えられる。
リーディングサイアーになるには「多く種付けし、産駒を多く出し多くのレースを勝ってもらう」ということになる。戦いは数である。日本の場合グレード差による賞金額が比較的小さいのでこうなる。
もはや日本競馬界種牡馬絶対王者と化しているサンデーサイレンスは全盛期で年間223頭の種付けを行った。最近の主要種牡馬は年間200超えは当たり前となっている。絶倫だなぁ。
主な登場キャラ
- ノーザンテースト
ノーザンダンサーの子。元から種牡馬を期待されて社台に買われ来日。あいつが来るまでは彼の天下と言ってもいい。リーディングサイアー10回。 - トニービン
こちらも引退後社台に買われ来日。産駒は府中適性◎を持ち、二冠牝馬ベガや牡馬に普通に勝つ女傑エアグルーヴ等牝馬の大物も輩出。なおどちらもあいつにとられる模様。 - ブライアンズタイム
代替種牡馬最大の成功者。あのナリタブライアンの父であり、登場キャラでは一番最初に三冠馬を輩出し、その後もマヤノトップガン、サニーブライアン、シルクジャスティスと一線級の子を出している。 - サンデーサイレンス
説明不要の種牡馬界の大正義巨人軍、しょっぱなからフジキセキ・ジェニュイン・タヤスツヨシ等の産駒を送り出しクラシックGIを制圧、2年でリーディングサイアーの椅子に座るとその後も優秀な子を送り続け、日本種牡馬界を制圧した。 - サイレンススズカ
サンデーサイレンス3世代目のクラシック不振の責任者の香港に吹き飛ばされた方。現地で出会った武豊による大改造で伝説を築き上げたのだが…。
死後もコメディーリリーフとして動画での出番は多い。 - 衛生兵
サンデーサイレンス3世代目のクラシック不振の責任者の阿寒湖に吹き飛ばされた方。救う事叶わず撃破されたスズカの後を継いで走り続けた彼の旅路の果ては…。
種牡馬大戦に本格参戦した2012年以降もよくスズカと絡んでいる。 - キングカメハメハ
アグネスタキオンやマンハッタンカフェらを抑えて2010、11とリーディングサイアーに輝いたハワイの大王。産駒はロードカナロアを筆頭にルーラーシップ、ラブリーデイ、ホッコータルマエ、アパパネ、ドゥラメンテ、レイデオロなど、幅広い条件で活躍馬を出してきた。 - ディープインパクト
サンデーサイレンスが最晩年に送り出した無敗の三冠馬にして、産駒デビューからわずか3年でジェンティルドンナやディープブリランテらを輩出してリーディングサイアーを奪い取った怪物。年度版では2023年まで事実上の主人公として、父サンデーサイレンスの残した偉大な記録に挑戦し続けた。
関連動画
関連項目
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