基本データ
- 面積……106.02km²
- 総人口……64,853人 (推計人口、2024年10月1日)
- 人口密度……612人/km²
- 隣接自治体……潮来市、神栖市、行方市、鉾田市
- 市の木……マツ
- 市の花……ハマナス
- 市の鳥……キジ
概要
1995年(平成7年)9月1日、 鹿島郡鹿島町が同郡大野村を編入し、鹿嶋町と改称した上で同日に市制施行し発足した。合併により市制施行したのは平成初の事例であった。ちなみになぜ元の町名のまま「鹿島市」にしなかったかというと、すでに佐賀県鹿島市が存在していたため。両市の混乱を避けるために「鹿嶋市」に変更された。
東は雄大な鹿島灘、西は穏やかに水鳥がさえずる水辺の北浦に臨む、水に恵まれたまち。
地形は南北に長い。
太平洋に面しているため、黒潮の影響を受け、四季を通じて温暖な海洋性の気候。
2600年以上の歴史を持つと伝わる鹿島神宮の門前町として栄え、1960年代以降は沿岸部を中心に作られた鹿島臨海工業地域により、主に鉄鋼業が発展し、半農半漁のまちから近代工業都市へと大きく変貌を遂げた。工場に勤める人々が暮らす大規模な団地もある。
他の地域と比べ県庁所在地である水戸市との関係は希薄で、どちらかと言えば東京方面との関係が濃密。
水はけのよい砂地を活かした農業も行われており、メロンは県内有数の生産量を誇る。
主な特産品は鹿島だこや鹿島灘はまぐり、汐菜キャベツ、かしまし豚など。
戦国時代の剣士・塚原卜伝の生誕地で、銅像が建てられているほか、それにあやかった武道大会も開催される。
鹿島アントラーズのホームスタジアムと鹿島神宮があることで知られる。というかこの2つが有名すぎて市自体はあまり語られない気が……
面積のわりに心霊スポットが多い。鹿島神宮駅から見えるマンションも幽霊が出るらしい。
市の花である「ハマナス」の「ナス」と、鹿嶋の「カ」から名付けられた「ナスカちゃん」や、祐徳稲荷神社をイメージした「狐」と特産品の「みかん」が合体したかぶりものを被った「かし丸」などのマスコットキャラクターがいる。
主な観光スポット・祭事
- 鹿島神宮……皇紀元年の創建と伝えられる、「息栖神社」「香取神社」と共に東国三神社に数えられる古社。境内にはニホンジカを飼育する鹿島神宮鹿園もある。
- カシマサッカースタジアム……鹿島アントラーズのホームであるサッカー専用スタジアム。試合後には地元の特産物を使った売店が多数出店し、周辺地域の町おこしに一役買っている。
- 大野潮騒はまなす公園……太平洋を一望できる高さ60mの展望塔と長さ154mの滑り台、デジタルプラネタリウムや郷土資料館などがある公園。
- 祭頭祭……3月に鹿島神宮で行われる、色鮮やかな装束を着た人々が五穀豊穣や天下泰平を願う春の祭り。
- 御船祭……鹿島神宮の神様と、香取神宮の神様が水上で出会う、12年に一度、干支が午の年の9月に行われる祭り。
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