ドーターマミーワイフ(daughtermommywife)とは、海外のジャパニーズアニメファン達が集うサイト(4chan)が発祥のミームの一種である。
概要
娘(daughter)、母(mommy)、妻(wife)という、世の男性諸氏にとって最も純粋にして至高たる愛の概念が三位一体となった究極的なシロモノ。
一口に愛と言っても本来この3つは本来全然性質が異なるはずであり、娘と妻、母と妻は実年齢や精神年齢に差がある場合に(現実世界でも)たまに見かける組み合わせであるものの、3つを合成となるとかなり特殊な事例となる。
言ってしまえばアイドルマスターシンデレラガールズに登場する櫻井桃華のような存在であり、アイドルマスターシンデレラガールズU149のアニメ化によって櫻井桃華が広く海外に紹介されることになった結果、ミームが誕生した。
まずはドーターワイフ(daughterwife)について
元々はドーターワイフ(daughterwife)というミームがあり、そこから派生した。
daughterは「娘」という意味だが、海外のネット民は「(自分の娘のように)可愛い(cute)→ロリ」みたいな使い方をする事も多い。単純に「ロリ」というのとは少しニュアンスが異なるようだ。
wifeは「妻」だが、日本における「俺の嫁」とほぼ同じ使われ方もする(もちろん海外のオタク限定で)。純粋に「萌え」とか「推し」とかを表す事もなくもないが、どっちかというと「prprしたい」「セ○クスしたい」みたいなニュアンスも含まれる事も多いので、正味なところ、エロ単語だと思って差し支えない。
その二つを合体させたのがドーターワイフ(daughterwife)で、合わせて「俺のロリ嫁」みたいな意味になる。
櫻井桃華と同じシンデレラガールズの市原仁奈(9)みたいにセクシーさが全く無いロリに対しては「wife感が無いな(意訳)」みたいに言う事もあるので、やっぱエロい意味じゃん!とにかく、ドーターワイフの時点で使い方には気を付けた方が良いという事に間違いは無い。
このドーターワイフ(daughterwife)が爆発的に使われるようになったのが、「アニメ アイドルマスター シンデレラガールズ U149」が放映された時で、ちっちゃなアイドル達がわらわら出てくる神アニメに興奮した海外ニキ達がスレの中で(紳士的に)叫びまくった結果、なんか定着してしまった単語なのである。
そしてドーターマミーワイフ(daughtermommywife)に発展する
しかし、U149の中にはあの「バブみ」で(海外でも)有名な櫻井桃華が混じっていた。
スレ内の海外ニキ達は、事前にデレステをやって予習したり、原作漫画を読んで考察したり、アニメを字幕無しの日本語音声オンリーで視聴したり、と気合の入った猛者ばかりで、当然のように大半のニキ達がアニメ視聴前から「櫻井桃華=バブみ」という事も無事学習完了させていた。
そんな背景があるためか、U149を視聴して櫻井桃華の「ドーター」「ワイフ」「バブみ」を直に感じ取った海外ニキ達はなんやかんやで盛り上がり、いつの間にかドーターワイフ(daughterwife)を進化させてドーターマミーワイフ(daughtermommywife)という新単語を生み出すに至ったのである。
要するに、ドーターマミーワイフ(daughtermommywife)の「マミー(mommy)」とはいわゆるバブみの事で、意訳すると「ちっちゃくてママのように甘えたくなる優しい俺の嫁(性的な意味で)」みたいなニュアンスになるだろうか。
当初はマザーワイフ(motherwife)等の表記ゆれがあったが、桃華担当回であるU149第4話が放映される頃にはドーターマミーワイフ(daughtermommywife)ですっかり定着していた。
ドーター・マミー・ワイフ(daughter mommy wife)みたいに区切ったりはしない。これで一単語。また、DMWと略される事もある。
ドーターマミーワイフ(daughtermommywife)に関する注意点
こんな言葉が生まれたのも、桃華があまりにも母性的過ぎるせいであり、これには夢見りあむ(19)あたりも激しく同意するだろう。裏を返せば、ドーターマミーワイフ(daughtermommywife)とは桃華の属性の一面を表しているに過ぎないので、他にも該当するアニメキャラはいるかもしれない(プリコネのコッコロたんとか)。
しかし、発端は間違いなく桃華で、「ドーターマミーワイフ=櫻井桃華」ですっかり定着しているので、とりあえず概要の冒頭通りの認識で特に問題はない。ただし、ドーターワイフの時点でちょっとエッチな意味で使われる事がある単語なので、ドーターマミーワイフも使い方を誤ると大いに問題があるという事も頭の片隅に置いておこう。
また、「英語圏の海外アニメファンが日本のアニメの実況や感想を話すサイトの中で『U149』の話題を取り扱うスレ内で生まれたある特定のアニメキャラの属性に関する単語」という超狭い範囲の事なので、関係ないところで連呼したところで絶対に通じないし、確実にひんしゅくを買う。他所様に迷惑をかける様な行為は絶対にやめよう。
…と、言いたいところだが、この「ドーターマミーワイフ(daughtermommywife)」が生まれたスレを翻訳編集した感想記事サイトのスクショがTwitterでバズってしまい、割かし広まってしまった。それでも分からない人には本当に意味が分からない言葉である事に違いは無いので、使う時はきちんと空気を読むようにしよう。
余談
ドーターマミーワイフが叫ばれ始めた桃華回(4話)から2週間ほどたった2023年5月13日にニコ生で行われたU149 1~6話振り返り生放送では、桃華登場シーンで「ドーターマミーワイフ」や「DMW」という書き込みが多々見られ、日本での定着が伺えた。もっとも桃華にママというコメントが付くのはいつものことなので、そのバリエーションが増えただけのような気もするが。
第三芸能課の他のアイドルに対して
アニメU149では桃華をはじめ佐々木千枝など「(第三芸能課の中では)年上のアイドル」が仁奈や龍崎薫など「年下のアイドル」を見守ったり窘めたりといった母性を感じさせる描写があり、これらに対して海外ファンからもママやマザーなどと呼称されることがある。
また、ドーターマミーワイフ誕生以降、第三芸能課の他のアイドルに対しても○○ドーターワイフと呼称されるようになった。
海外ファンからの桃華の愛称
桃華のアルファベット表記“Momoka”と、“Mommy”や“Mom”などの母親に関連する単語を組み合わせた“Mommymoka”や“MOMoka”どの愛称も生まれたようである。
桃華とシャア・アズナブル
ロリコンやマザコンのイメージが強いキャラクターとして、機動戦士ガンダムシリーズのシャア・アズナブル(またの名をクワトロ・バジーナ)が日本のネットでは有名である。彼は古くからそういったネタでいじられていたのだが、「バブみ」や「オギャる」という概念が現れると「バブみを感じてオギャる」代表キャラのように扱われるようになってしまった。
その派生として「シャアと桃華を組み合わせたネタ」が生まれ、ニコニコでもMADやイラストがいくつか投稿されている(関連動画および関連静画を参照)。
ところが、これらシャアのミームがいつの間にやら海外でも通じようになっており、アニメU149版桃華の尊さを表現するためにシャアと桃華のコラ画像が使われ始める始末。まるでドーターマミーワイフ愛好家の体現者のような扱いになりつつある。
もっとも、ガンダムシリーズとキャラクターは(一部作品を除いて)海外ではさほど知名度が高くないため、「その男は誰なんだよ」とツッコミを入れられることもあるようだ。なお、クワトロの隣にいるカミーユ・ビダンも巻き添えでコラージュされてたりする。このままではカミーユまでロリコンマザコン呼ばわりされてしまう可能性があり、こちらは完全に風評被害。やめないか!
関連動画
関連静画
関連項目
- ミーム
- 海外の反応アニメシリーズ
- 外国人実況シリーズ
- アイドルマスター シンデレラガールズ U149
- シャア・アズナブル
- クワトロ・バジーナ
- カミーユ・ビダン(クワトロネタの流れ弾)
- シャアが来る
- 情けない奴
- ロリコン
- マザコン
- バブみ
- 母性ロリ
- 幼な妻
- ダメ男製造機
- 俺の嫁
- 櫻井桃華
- 赤城みりあ
- 佐々木千枝
- 夢見りあむ(公式で桃華をママ呼びしたやべーやつ)
- ドーターワイフ
- 17
- 1100pt