ニコニコ大百科

性根が腐ってるのは別にいいんだが、人の心がわからないのは決定的なマイナスポイント
キルバーンほどとは言わないが、フレイザードでももうちょっと敵方の心理を突いた作戦立ててた

まあ親を人質に取られて何もできなくなる子供に対しての言葉が
「マヌケのエキスでも入ってるんじゃないか」だしなー

キルバーンやフレイザードは愛情なんか持って無くても理解はしているから
その愛情を利用した人質作戦の有効性を知った上で利用してたが、ザボエラは子は親に逆らえないという愛情を理解すらしてない論理で人質作戦とってたしなあ。
愛情を感じなければ子は親にも牙は向くぞ・・・

>>390
誰にも慕われてないからね見事に。
ただザボエラにもしもラスボス的な補正が働いた場合の結果はケフカだと思う。
もしもリスクなしでバーンの寝首を書いて椅子を横取りできるチャンスさえあれば迷わずバーンも裏切ったと思うし。
卑劣な手段、部下ですら利用する、追い込まれるとすぐ逃げる、自身の強さより他人の力を奪う事に特化した特技とザボエラとケフカは良く似てるとは思う、まあ上からも信頼されずに下の人間からも全く慕われずな敵は基本的にザボエラみたいな末路になるね・・・

ザボエラは善側に寝返ることが有り得ない奴だから、全腹の信頼は置かないまでも一定の信頼を寄せて使っていたハドラーはいた
ミストバーンも嫌いつつも「これでなんとか地上はおさまるかも」と発言している
ザボエラは色々企んじゃいるが、底が浅いし見透かされていて「込み込み」で使えるので使う側としてはたいした問題はない

ただ、その底が浅くて短絡的なのは戦場に出るとそのまま弱点になる

でもロン・ベルクが両腕犠牲にしないと倒せない超魔ゾンビとか開発したら
そりゃ無双できると思っちゃうよね……

あれで緊急時に安全領域にまで脱出する手段さえ持っていれば
完璧だったんだが

でも「どれだけ強くても呪文が使えないのでは意味がない」って、すでに結論付けられてるんだよなぁ ＜超魔ゾンビ

結局のところ、クロコダインを一方的に嬲ってた時の「お前は儂をこんな風に見てたのかのぅ」がザボエラの本音であり根源であり限界なんだと思う。

>>396
あの状況でキメラのつばさ持ってても、もうダメなんだよ
結果バーン負けて魔王軍なくなるから問題外だが、仮にバーンが勝ってもザボエラはミストバーンに託された任務なんにも果たしてない
ロン・ベルク一人さえ戦闘不能止まりで殺しちゃいない、メルルもポップのザボエラで救出された
キルカウント０任務成功０戦闘不能１、手下の魔物の損害率100%という状態でバーンパレスでバーンとミストバーンが大勝利したとこにのこのこ帰れば死刑以外ありえない
だから補填戦果になりうるクロコダインを見た時は心底神の助けと思っただろうけど、そもそもなんでMP切れてたんだろうな？
超魔ゾンビがMP消費型兵器だったら致命的な欠陥ってレベルじゃないし流石にそんなつくりにはしないと思うんだが

>>398
処刑とか、ザボエラ嫌いなミストバーンが脅し気味に言ってただけで
バーンの性格的には、あっさり処刑はしないと思うけどな……
バーンの危機を救うという、アバン倒す以上の功績があるんだから
ハドラー同様その分で猶予が与えられる可能性は高い


っていうか、単純な能力で考えたら
ロン・ベルク戦闘不能に追い込んだだけで大功績なくらいだし

>>399
まあ降格されて平社員扱いになる程度かなとは思う、力不足だっただけでミスというミスはしてないからね。
ハドラーの場合保身のあまりダイがドラゴンの騎士ということを気付いていながら秘密にしていたせいでバーンに対抗できる強さを持つ引き入れるのに苦労したバランを敵にまわすという大チョンボしたわけで
ザボエラの場合あくまで策とすれば最良の策を取ったうえでの作戦失敗と結果論だけで言えば仕方がない部分も多いわけで、完全にキャパシティオーバーの事させて結果が出せなかったから死刑にするほどバーンは器は小さくはない。
ただそういうの抜きにして有能な人材でも捨て駒にされて切り捨てられるのもバーンのこわさだけど

>>397
魔力（冥力）をパワーに全振りしたグリニデ閣下を愚弄するのはルールで禁止スよね
やっぱ怖いスね、筋肉は・・・

まあゲーム的な話になるけど出来れば術者の能力に依存しない便利系魔法は覚えておきたいっスけどね
物理全振りでも立派な戦力っス

>>398
ザボエラ自身が超魔ゾンビの唯一の弱点が中で操るワシを倒す事って言ってたはずだし、むしろ魔法力を消費して動かすタイプの方が筋が通ると思う。

逆に完全自立型にすれば魔法力の消費は少なそうだけど、状況判断とか出来ないから、敵味方構わず攻撃するような暴走兵器とかになりそうだし。

ただ、ザボエラが魔法力をほとんど失ったのってロン・ベルクの星皇十字剣に対して、必死に防御（スカラ重ねがけとか）と回避（トベルーラで離脱）で使い果たした可能性も有りそう。

超魔ゾンビは誰でも動かせる代物ではない
ワシのような高い魔力があって初めて生かせるのじゃ

るろ剣の外印のイワンボウみたいなものを想像した

>>401
立派な戦力なんだが、その物理オンリーな（と思っている）クロコダインに対するザボエラ自身の評価が「でくのぼう」「ウドの大木、いや材木」だからなぁ。
全身に魔力を供給してるし、ひょっとしたら>>402が言うように防御呪文の発動、というか状況に反応してスカラとバイキルトに魔力を自動割振する光魔の杖的な機能もついてたのかもしれないが、そうだとしても評価と目指す方向がちぐはぐというか……

ザムザも残酷ではあるけど
自分の仲間や部下を実験材料にするわけにはいかんとしあくまで敵兵である
人間を捕えてモルモットにしようとしてたけどザボエラは部下も同僚もモルモットに平気でするし。
トンビが鷹を生んだレベルなのに親がアレなせいでザムザも開花する前に戦死して色々酷い

>>404
その評価って、戦術上の物理否定ではなく
「クロコダインは頭が回らん」的な意味合いじゃない？
クロコダインを騙して利用しようとした時のだし

>>406
ザボエラ的に、その二つはあまり区別してない気がする。物理オンリーは所詮駒というか。まあ、印象論だけど。
バルジ島決戦の時も、部下にモシャスかけて身代わりにして、「お前とはここの出来が違うのよ」とか言ってたし。

>>399-400
「何の成果もなしに大魔宮へ戻ったらおまえを待つのは処刑のみ」という宣告を受けた上で「この場の人間どもや光の魔法陣を片付けろ」と言われてるんだぞ？
しかも、そう言ったミストバーンはザボエラが嫌いで、殺す理由があれば容赦はしないと推定される、更にそんな奴が勇者を倒してヒーローになっていて極大の発言力を持っている訳だ
どう考えたって死刑あるのみ、少なくともザボエラの主観では許されるという未来像は見えてこない

>>408
ミストバーンが処刑するかもしれないけどバーンがザボエラを処刑するイメージはないかな。
ただミストはザボエラを処刑するかもしれないけど。
力不足による敗北に関してはバーンは割と寛大だしね、ダイの秘められた力を開花させるきっかけ与えてしまったゴロアにも咎めないとは言ってるし。

ハドラーが最終通告受けたのは保身を恐れてバーンにダイがドラゴンの騎士だということを内緒にしたせいでバランという最大の脅威を敵に回す羽目になったのが原因だし。

バーン様が寛大な印象が強いのは直接手を下さずともミストとキルが役立たずや不穏分子は事前に処分しちゃうからじゃないかな。
そういう意味では本来ザボエラは自浄を担う部署のトップとして利用価値は高かったはず。
悪魔の目玉で監視体制を敷き、処刑した魔物はそのまま超魔ゾンビの材料って言うザボエラにとっては理想とも言えるサイクルができてた。

この保身と野心と私利私欲の塊に粛清部署のトップを任せるなど、それこそ「……さ…最低の発想だっ…!!」と思うんだがどうか

正直取り付く相手も間違えてたし
ザボエラの最大の不運はフレイザードが早期脱落してしまった事かな
フレイザードと組んでた上に互いに信頼関係結んでたら昇進できたかもしれない

最終決戦でミストバーンに置き去りにされた所、一見すると単なる切り捨てなんだけどミストバーンの性格上出来もしないことをやれとは言わないし、あれって言外に「やれるだけのことやれば勝てるかもしれないんだからやれ」ってことなんだよなぁ。
ミストバーンの性格からすればいくらクズでも策謀と研究者としての力量は認めてるだろうし、『こいつが最悪の事態（全滅状態で孤立）に備えないでおとなしく前線に出てくるわけはない』って見抜かれてたんだろうな。

まあ、腐っても六団長の一角だしね


……ハドラーも超魔生物研究のこと知ってたりするあたり、単に奥の手のつもりの秘密研究がダダ漏れなだけかもしれんが

「自分の体を動かせ」ってセリフはミストとザボエラの間でおそらくものすごい意味の隔たりが生じてたと思う。
ミスト的には自分の体すら他人の物って前提がある関係上ある種の羨望が投影されたセリフであるのに対して
ザボエラにとってはそもそも老体を動かすこと自体が非効率的で、代わりに頭を働かせて今まで貢献してきたのにって言う失望を招く言葉だった。

体を動かせってのは文字通りの意味でなく、出し惜しみすんなってことだと思うよ
ザボエラはこれまで、強大な魔法、研究、情報、戦術、これら全てを基本的に自分の利益優先でしか使おうとしなかった
あのシーンだって実際には切り札を温存した状態でミストに頼ったわけだしな
そういう、自分の資源や手札を温存して他人を働かせようって魂胆を批判されたんだよ

もちろんミストバーンの言い分が全面的に正しいとも思わないけどね
体力や武技に優れるわけでもなく、頼れる友や信頼する部下もないザボエラとしては切り札の１つや２つはないと怖くてたまらないんだろうし
（頼れる相手がいないのは自業自得だが、それはザボエラの人生の結果なので言っても仕方ない）

ホント、クロコダイン辺りと対等に付き合って仕事してれば人生変わってたろうにな

そもそも他人と対等に付き合える性格ならここまで惨めな最期になってないっていう

とにかく「手柄を掠め取ってやろう」「捨て駒にしてやろう」って目でしか他人を見てない上
人の神経逆撫でするような失言もしょっちゅうしてるような奴だからな
こんな性格で味方ができるわけない
フレイザードでも手を組むの躊躇するだろう

ザボエラはコンプレックスと虚栄心の塊だから自分のために他人を容赦なく犠牲にするけど
逆に言うと自分を満たしてくれる相手には割と素直に従うから部下としては充分優秀だと思う
実際ハドラーが手綱握ってるときは求められる仕事を求められる通りにちゃんとこなしていたし

だからまあ、本編での残念さは武官気質でもないのに指揮官やらされてたのが原因じゃないかな……

もっと言うと大して必要でもないの「わしがかんがえたさいきょうのぐんだん」を作りたいがために
魔力が高いと言うだけでザボエラを軍団長にしてしまったバーン様が概ね悪いのではないかと

多分「悪の組織のマッド博士」ポジションを宛がって充分に権力と名声を得られる状態にしておけば
技術者としての実力を遺憾なく発揮して周囲とも仲良く出来てたと思う

確かの指揮官に向いてないかもしれんが
出世を望めば自ずとそういう地位に就くし
逆にお前信用できないから兵まかせんわ、俺にたまに意見してよく従えばそれでいいよって言われて
それこそがザボエラの適正だとしてもザボエラが納得するか？と

まあ、言い方と扱い次第？

……そこまで気を使って用いなきゃならないほどザボエラが優秀かっていうと、作中での扱いの悪さ差し引いたとしてもちょっと微妙だが。