ニコニコ大百科

これを作ってる期間、庵野は何日くらい風呂に入らなかったんだろうか…

真実か否か分からないけど丸一年近く風呂に入らなかったとか、庵野が風呂に浸かると浴槽の底が見えなくなるくらい濁るって逸話があるし…

アニメならまだしも毎日役者と接する実写映画で何週間も風呂入らなかったなんて事ないと思うけど、どうなんだろう？

尾頭さん「正直、服も部屋も少しニオイます」

この映画は本当に傑作だと思うが、個人的に説明不足だと思うのは以下の二点

・ゴジラがなぜ凍結するかが微妙に説明されてない。冷却機能を血液凝固剤で阻害、まではいいんだけど、もしゴジラに緊急停止機構が備わっていなければそのままメルトダウンしてもおかしくない。というかたぶんする。ゴジラがどうやって冷却したのかも不明
・人の八倍の遺伝情報、というツッコミどころしかない設定。ギャオスは一対しか染色体がないスマートな設定だったのに。観客へのインパクトを優先した演出的な意図は分かるんだが、オタク的に設定を考察するとここは細かいが粗が目立つ。こんな丁寧な仕事なのになんでここだけ……

後者は細かいとこなのでまあ良いとして、前者はどうなってんだろうね、これ。それらしい機構がある描写もないし、巨災対はどうやってこの結論に至ったんだろうか

①原子炉の緊急停止機能が備わっている場合
→劇中の通り凍結というか自壊しないため活動停止。具体的な緊急停止機能の仕組みまでは不明。

②原子炉の緊急停止機能が無い場合
→メルトダウンでゴジラ蒸発。メルトダウンによる周囲への被害は出るがそれ以上の被害は防げる。

巨災対は上のようにとりあえず冷却機能を止めればゴジラの活動は止められるはず
という考えで作戦を考えたんだと思ってる。
ぶっちゃけ原子炉が緊急停止した際にどのような形で活動停止するか
までは確証はなかったのではないか

とりあえず活動停止させられれば東京から移送するなり解体方法考えるなりできるうえ
蒸発した場合でも一応危機は去るんだからそれでいいとも言えるし

因みに未解明の要素が多すぎて倒せる確証がないのは核攻撃も同じなんで
成功の確証が無い作戦を実行しようとしてた点は巨災対だけが責められることでもない

>>7561
ぶっちゃけこういう見方は庵野監督を奇人変人扱いしておもちゃにしてるだけのくだらない考え方

奥さんに迷惑かけないよう公式な場に出る時は服装やエチケットちゃんとしてるに決まってるだろ
そういう発言もたくさんある
徹夜でぶっとおしで編集作業で風呂入らないくらいなら他の映画人やスタッフでもよくあることだわ

>>7563
っていうか日本の存続を望むならどの道冷却機能が備わってることに「賭けるしかない」状況だからなんとも
一縷でも希望があるなら、どの道始まる熱核攻撃をのうのうと待ってるよりは理解できる

冷却機能への賭けはある意味巨災対の「ゴジラの能力」への信頼の現れっぽくも見える
蒲田の件で見られたゴジラの判断力（自身の排熱能力の評価からの一時退化・海への撤退）、進化適応能力、採取された情報から見て、逆にここまでの奴がヤシオリ作戦で機能破綻（メルトダウン）起こすか？て考えになるのもまあ納得

生体サンプルが手に入った後ならともかく、再上陸以前に立案された矢口プランで既に緊急停止に伴う凍結を予測しているのにはちと無理があるよな

念のため言っとくけど俺この映画劇場に六回観に行く程度には好きだからね？
実際メルトダウンを狙うのは悪くない手なんだよ。核弾頭を体内で炸裂させるようなもんだし、あの強靭な外皮を考慮に入れると最善とまで言えるかもしれん。

ただ>>7567の言うように、あの時点での巨災対の推論には俺も無理があると思うんだな
メタに考えると、最初にゴジラを凍結させるってイメージがあって、そこに説明を付け加えたからで、かつ原子炉のややこしい話をしても観客がついてこられないからだと思うんだけど、ここは劇中の映像からこじつけたい所

「凍結」という言葉を劇中でしっかり使ってるとこからしても、巨災対に緊急停止、それも極低温をともなう機構の存在を確信させる何かがあったと思うんだがな……

完全に沈黙しました、を言いたかっただけ説

調べれば調べるほど完全生物としかいいようのない完璧な生物だからな
体内炉心も非常に高度なものであるって判断したんじゃないかな

結果的に矢口プランが最適だっただけで、劇中の人物たちから見れば火器を用いないいくつかのアプローチの内の比較的現実的な1つって考えでしょ、凍結を「確信してる」と明言されてるわけじゃない
時間も物資も人も敵の情報も弱点も足りない状況だから最もすがるに足る可能な計画にしぼっただけの話
矢口プランで起こりうる中で最良の結果が「凍結」、ゴジラの内部機構の情報が圧倒的に足りない以上仮定して動くしかない。このプランなら仮定が間違ってても体内機構の破綻からゴジラを止める可能性は十分あるわけだし。「凍結」ができない前提のアプローチでこれ以上に一般大衆分かり易くて作品の雰囲気に合ってるいい作戦でもあれば別だけど

蒲田の時点で（観る人が議論に追いつくための）ヒントは十分やろうし、これ以上原子炉うんぬん描写と冷却うんぬんの議論増えたら単にくどくて映画全体を損ねてた
義務教育で原子力の機構を詳しく教えてる国とかがあれば描写はいるかもね

そんなに説明不足かな？
最初の上陸でのゴジラの行動、残された放射能や血液データからある程度の仕組みは分かったと思うし
そもそもゴジラの進化が未知数すぎて「凍るかどうか分からないけど賭けるしかない」って劇中でも言われてるし
そこまで違和感は感じなかったな

んー、矢口プランの説明の時に
「あの適応能力から、血液による冷却の他に、緊急停止機構が存在することが予想されます」
っていう一言でもあればその辺不確定の印象なんだけど、矢口プランはもっと凍結に自信をもって動いてない？
スクラム状態云々の台詞では「その可能性がある」とかじゃなくて「そうなると考えられる」って言ってるし、曖昧な可能性の時に使う言葉じゃないと思う
上の台詞にしたっていくら何でも根拠として微妙過ぎないか。たとえば背鰭が制御棒の役割を果たすんじゃないかとか、ある程度具体的な予測がついていないと、ここまでの議論にはならないと思う
まして放射熱線を吐いた後だと、緊急停止機構がまさにあれなんじゃないかという考察も出来る
それでも矢口プランが「凍結プラン」として動いたって事実は、熱線以外の何らかの仕組みをある程度具体的に想定してたからじゃないだろうか

あの演技部分だけ切り取れば自信を持ってるようにも、目指すに足る希望が見つかったようにも見える、加えてあの時点のゴジラの情報を含めて考えたら「ああ、不確実ながらも唯一とも言える突破口が見えた時の喜び・勢いなんだな」と観てる側が解釈するのはごく自然じゃないかな

>>「そうなると考えられる」って言ってるし、曖昧な可能性の時に使う言葉じゃないと思う
確信がある時の表現とも違うと思うが。あの状況の人物たちの感情的に、完璧かと思われたゴジラの中にやっと弱点（になりえる物）を見つけた彼らが微妙に楽観的な雰囲気になってるともとれる、どの道確信めいてるととらえる方が難しい
予想に凍結があると同時に凍結以外のシナリオもあり得ることくらい巨災対は分かってるよ、じゃあ「凍結プラン」やめて「メルトダウンプラン」にするのか？って話。「凍結を目指すプラン」なんだから意味がある、「メルトダウンを目指すプラン」なら米軍の熱核攻撃と目的となってる結果があまり変わらない上に、多分米軍にまかせた方が楽
矢口プランは「凍結に賭けてる」からこそ上も作戦として認めてるし存在理由があると思うが

連投ｽﾏﾇ
>>放射熱線を吐いた後だと、緊急停止機構がまさにあれなんじゃないかという考察も出来る
米軍の攻撃でゴジラの負傷を確認→放射熱線→上空の全米軍爆撃機（および東京）の破壊（つまり反撃）
→活動停止後にこれまで見られなかった「周辺を飛ぶ物体への無差別撃墜能力」獲得
これを緊急停止機構と考えるのか？大穴で予想するならそれでもいいと思うがあくまで大穴やね
ここまでゴジラの適応進化能力を見れば思わぬ痛手を受けての対空反撃能力を新たに獲得したと見るよね

いや違う、巨災対がメルトダウンを考慮していないって言いたいわけじゃなくて、それなりの勝算（ここでは凍結するという結果になること）があってプランを進めてるってこと
確信って言葉はちょっと強すぎたが、彼らは「メルトダウンするか凍結するか五分五分」ではなくて、最低でも「凍結する可能性の方が高い」くらいの認識ではあるように思える
あのあたりのシーンを見返してみると、「冷えてないんだ」と気づいたところから着想が始まってる。
となると劇中語られてないだけで、ゴジラの冷却システムについて詳細な観察と考察があったことは間違いない。
流れとしては、「では冷却システムを停止してメルトダウンを起こしてやればどうか」→「ゴジラのことだから緊急停止機構も備えていそうだ」→「それだと凍結するかもしれない。望ましい結果だ」→「どちらの結果になるか分からないが、とりあえずこのプランで行こう」となる。
この時、矢口に対してメルトダウンの可能性はむしろ強調しすぎることがないくらい重要な伝達事項になるはずで、少なくとも凍結と並列しては語るだろう。
でも実際にはあの場面ではメルトダウンの可能性は一切語られないわけで、「ほぼ確実に緊急停止機構が存在し、それによって凍結する」と推測できる何らかの材料があったとみなすほうが自然じゃないか？

こっちも連投すまん
また、自衛隊が総攻撃をかける直前に総理が矢口プランの進捗について尋ねていることからも分かるように、このプランは保険である以上に自衛隊の総攻撃と並ぶ「もう一つの選択肢」でもあるわけだから、甚大な被害が不可避のメルトダウンを積極的に推進するかというと結構あやしい部分がある。
もしメルトダウンの可能性が半分でもあるようなら、自衛隊の総攻撃が第一に選ばれるはずで、あそこで進捗を尋ねられるのは少々おかしい。
まあ東京でさえなければメルトダウンもありだと考えた可能性はなくもないが、自衛隊だって腹は避けて撃ってるわけだし、そこまで思い切った手段はとらないと思うんだがなあ……

突飛な作戦には違いないんだけど、
優秀な専門家と官僚の考えたものだからと一定の信頼は得てるのが
この映画の面白いところだね
「そんな計画うまくいく訳ないだろ！」と上から叱られるシーンとかが無いまま他のプランも用意してるという

>>7577
緊急停止機構が無いとすると仮に自衛隊の攻撃で殺傷できたとしてもメルトダウンを引き起こす可能性があるんじゃないか？
制御は失うし、攻撃で出血して冷却もされなくなるし

>>7579
それは大いにあると思う。その辺が描写されないってことは、恐らく巨災体の緊急停止機構に関する考察が政府の共通認識になってたってことじゃないかな。つまり緊急停止機構があることが分かっているから、あとは放射性物質の漏出を防ぐため、腹部を避けて攻撃しさえすればよいということね
巨災対が緊急停止機構の存在にどれだけ自信を持っていたかによって、実行された方策の意味がけっこう変わって来るんだよね
だから、個人的に一番すんなり通る解釈が「巨災対がかなりの確信をもって緊急停止機構の存在を推測している」というもので、このためにはあと１つだけピースが足りないように見えるって話なんだ
上にも出したけど、例えば原子炉の専門家がチラッと登場して「背びれの形状と大きさ、数から推定して、これは制御棒の役割を担う可能性が極めて高いです」と一言いわせておくだけで、この辺解決すると思う
まあ映画としてのテンポとか色々問題はあるんだけど、飽くまで理屈をこじつけるための話ね

根岸に「シークエンスの作業だけで何年かかるか」という専門外のはずの台詞言わせるよりは、その制御棒の台詞があったほうがよかったかもしれないね

要するに再上陸前のタイミングでゴジラの緊急スクラムを予測できるかがネックだけど、カヨコ経由でアメリカからリークされた情報に諸々含まれてた可能性は十分あるね（今気がついた）

作戦が通りやすくなったのは上層部が壊滅したのが大きいんじゃね
前半はいちいち総理大臣の許可が必要になってたし

>>7583
お前さんは何のために泉ちゃんが総理臨時代理に頭下げたと思ってるんだ

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あの総理は無能だったけどそれを弁えてたから、結果はともかく比較的スムーズに事が進んだんだよなぁ
作戦の中止はすっぱり決めたし責任感もだんだん出てきて、頭角も現してきた
…矢先にあの最後はえぇ…（困惑）となった

総理を徹底して、お人好しで、中間管理職みたいなポジとして描いたのが
『総理』の役職上、割と現実的な理想像で、84年版の総理と、好対照的

2006年版の日本沈没のときに避難民で渋滞する高速道路で事故が発生して連鎖爆発を起こすというノストラダムスの大予言のパロディをやっていれば、シンゴジラで敢えてそのシーンを使い回すというさらに高度なパロディが出来たかもしれないというのが残念ｗｗ

踏切で逃げ遅れたババア邪魔だよ！と思っていました本当にごめんなさい（土下座）
実相寺監督の奥様がご存命だったとは。

メタ的なことはともかく、あのシーンは映画全体でも超重要だし、「もしも」が考えられて印象的だったなあ。
第三形態の時に速攻で攻撃してたらどうなってたんだろう？

ＪＤＡＭは５００ポンド、１０００ポンド、２０００ポンドあるらしいけど
作中でゴジラに対して使われたのはどれなのか、結構意見がバラバラなんだよなぁ