ニコニコ大百科

改めて末期に思いを馳せてみると、「宇宙を手に入れる」という願いを秘めていたとは思えないけど
これはやはり本人の願望というより、自身の喪失によってラインハルトが虚脱するだろう未来を察して、カンフル剤というか代償の方向性を与えておこうってことなのかなぁ

>>225
キルヒアイスの体格も凄いことになってたけど、オフレッサーの方もパニックホラー世界へ放逐したくなるくらいヤバいことになってたから……

アニメで見てみるとアンネローゼへの思慕が先にあって、
そこからラインハルト最強の忠臣キルヒアイスが後で生まれているんだな
一目惚れの女性からの「弟と仲良くしてあげてね」の一言で、全宇宙の運命が一変したという
そして、もはや手の届かないアンネローゼとの約束、キルヒアイスには破るという選択肢があり得ない
原作もそうだったか手元にないからハッキリしないけど、こういう皮肉は好きだ

主役格のラインハルトやヤンが有能な反面性格に欠点もある人物の中、キルヒアイスは実力良し性格良しの完璧人間なんだよな
これで嫌味に映らないのは彼の常にラインハルトやアンネローゼを立てる性分にあると思う

個人的には甘ちゃんだなあと。可愛さに負けるタイプ？
外伝の汚名でアンネローゼが皇帝に取られなかったifの、3人の関係の成れの果てみたいなカイザーリング達が出てくる話好き。まあ色々事情や性質が違うとは思うが
だからキルヒアイスがラインハルトにヴェスターラントの件を真っ向から避難したのは、カイザーリングの姿を見て多少なりとも影響があったのかと想像すると面白い

外伝一通り見たけどキルヒアイス良いやつすぎるな

死んだのがとても残念なキャラだが
もし死んでなかったらラインハルト勢が圧倒的になりすぎて
見どころがなくなってしまいそう

物語終わらすためにガイエに殺されたけど生きてたら生きてたでチートだからその後の物語が成立しなくなって全くの別物になってしまうのがこの赤毛の悩ましいところ

早すぎる死とも言われるがもし５巻まで生きていると双璧の活躍や存在感や実力への説得力がかなり薄くなっていただろうな
もし生きていたらロイエンタールの代わりにキルヒアイスがイゼルローン方面に侵攻していただろうし
惜しくは思ってもやっぱあそこで死なせたのがベストだと思えてしまう

銀英伝ファンの叔母にネタバレ喰らったせいでキルヒアイスが死ぬことは知っていたがまさか二巻で死ぬとは思わなんだ…
この人が早死にしたことは本当に惜しかった
しかし、あの時死ねたことは逆に幸せだったのかもしれん
例えアンスバッハに殺されなかったとしても、考えに隔たりの出来たラインハルトとの間にできた亀裂はいずれ決定的なものになるだろう
そうなったらキルヒアイスはラインハルトから離反し、皇帝ラインハルトを裏切った不敬の者として死ぬことになるかもしれない
だから、裏切り者としてではなく、忠臣として、なにより親友として死ねたことは彼やラインハルトにとって幸福だったんじゃないかと思うんだ

ラインハルトとしても今更謝るわけにいかないし、結局のところ離反はしないと思うけどそれはそれで「惚れた女（アンネローゼ）のために節を曲げた」って評価になっただろうしなぁ……

途中送信失礼
言い方悪いけど、「陛下（というかラインハルト陣営全体）は罪を犯し、その報いを受けました」がキルヒアイスの死によって全部帳消しになって、その結果のいいとこだけを享受できるようになったともいえる。オーベルシュタインを幕僚として用い続けることも含めて。

新作もキルヒアイスの死については一度アンケを取ってから製作しても良かったのにな
１．原作通りリップシュタット戦役直後に死亡
２．死なずに生き延びる（でもどこかで死ぬかも）。
という具合に

旧作が原作通りやってない部分だから
原作を一切変えないでやってほしいわ
義眼がラインハルト庇うなんて改変も無しにしてな

ＤＮＴでも死が近づいてますね・・・(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ

焦土戦術やヴェスターラントを見殺しにして宣伝材料にするのを平民出身の諸将があまり気にした様子がないのを見てると、ただ一人直接ラインハルトを諫めようとするほど苦悩したキルヒアイスって実は主観的にはローエングラム元帥府で孤独感を感じていたって事はないだろうか。
もしさらば遠き日で死ななくても、自発的に軍からも権力社会からも身を引いて隠棲してそう。

>>286
他の諸将にとってラインハルトは主君だからな。
オーベルシュタインの策の下、非道な手段を用いるとしても、好悪はあるし意見はすれど、合理であればラインハルトの非とはなりにくい。
まして最終的な犠牲が減ってる以上、他の献策と同じく、「奴の言っていることは正しい、だが気に食わん」以上にはならんよ。

さらば、遠き日よ…

Mein Freund

ラインハルトもだけどキルヒアイスも出世速度がヤバイ

>>290
というか、貴族でもない事を考えるとキルヒアイスの方が余程ヤバい。
まあ、そこは皇帝の(ラインハルトからすれば腹立たしい)気遣いとして、生意気な金髪の小僧のオマケくらい、門閥貴族からしてもどうでもいい、という事だろうけど。

そして、その気遣いがないと実際凄く困るのに、皇帝なんぞに気遣いされてると考えると、怒りを抑えられないのがラインハルトらしい。

どうでもいいというか、赤毛昇進させないと誰かが副官ポジやらなきゃならないんでうんざりというか

確かラインハルトは外伝3巻で自分がキルヒアイスの昇進の妨げになってるのではないかと悩んだ事があるはず。
その後、グリンメルスハウゼンの口利きでキルヒアイスが無事に昇進したけど。

DNTでフェルナーが姉上を人質にしようとか言ってノコノコやってきたのを返り討ちにして銃突き付けてる時の顔がマジでヤバかった

石黒版はキャラデザが柔和全振りな分外伝とかで怒ってても人の良さが勝ってたけど、DNTはパッと見クール系寄りだからか迫力がえらいことに…
個人的な印象では石黒版最終話でド・ヴィリエ相手にキレたユリアンに匹敵する

意見を具申する参謀より優れた作戦を思いつく頭脳を持ち喧嘩っ早くて毒舌
ユーモアはあんまなく生真面目で完璧主義で危険な任務もガンガン引き受ける
こんな上司の副官になったら胃が持たねぇ

三國志14のキルヒアイス強えなあ…
武力と知力が共に90超えてる人なんて中々いないぞ…
まあ原作考えれば納得だわ

もしキルヒアイスが生きてたら双璧と一緒に元帥になってたんだろうな（死後に帝国元帥になってるし）
20代前半で肩書が物凄い事に

>>295
そんな貴方に井伊直政
大体その条件に当てはまってる有能イケメンパワハラ上司がおりましてな…

大河ドラマでおんな城主直虎をやってた時にその直政の若き頃である少年・井伊万千代が後半登場したんだが
↑の性格がもう既に出ていて有能美少年だけど性格がめちゃくちゃヤバかった
そしてその万千代少年の幼馴染にして部下である温厚賢明で人当たりの良い少年・小野万福というのもいて
万千代が「あの腐れ子狸がぁあああ！（注：上司の家康のこと）」と城内私室で暴れ切れ散らかすのを
万福が慣れた手つきで布団巻きにして抑えたりとかしていた

それを見ていて（こういう関係の2人に既視感がある…）と呟いている人がツイ上に多発したんだが
その人達みんな銀英伝ファンだったな…

キルヒアイスの手腕がスカートの中の小僧のおまけから実は凄いんじゃないかって広まるのはカストロプ動乱なので、それまでは金髪の小僧が昇進してる影に隠れててそんなに意識されてない可能性が高いのでは
アンネローゼの発言はキルヒアイスの離反につながるのかと思ったが無二の親友のままいってしまったなあ

キルヒアイスはラインハルトに付いて行こうと努力してああなったって印象かなぁ
ラインハルトに出会ってなかったらそこそこ賢い普通の人で留まってたような気がする