ニコニコ大百科

>>4319
ユージャン・ヴォングみたいな敵対勢力が出現したらやばそう
でもなぜかどこからかともなく戦力が湧いてくるんだろうな

>>4321
＞ユージャン・ヴォングみたいな敵対勢力
そういやスローン三部作の作者であるジェームス・ルシーノが書いた正史でのスローン大提督（と反乱者たちに登場した惑星ロザル政府の面々）の過去を描いた小説「スローン」だと正史でもチス領域がレジェンズにおけるヴァガーリやユージャン・ヴォングみたいな外宇宙からの侵略者の兆候を確認していて、それに対抗するためにスローンが帝国に接触した事になっているんだよな。
…と、こう書いててまさかとは思うが、あの世界の銀河系で誰も位置を知らないはずの未知領域の奥地にあれだけの数のスター・デストロイヤーとそれに搭載するスーパーレーザーを用意するだけの資材や人材を調達していたのって、スローンやチス達が侵略者に備えて蓄えていた軍備を略奪したとかじゃないだろうな。

脚そ考

>>4323
最後のジェダイだけじゃなく、シークエルがどんな話だったかを短くまとめると結局はこの3文字に行き付いてしまうのがなあ…
ジョージ・ルーカスの6部作だって後付けに次ぐ後付けで「絶対その設定前作の時考えて無かっただろ」とツッコみたくなる部分は多々あったが、それでも「はい、何も考えてませんでした」と開き直るような事だけはしてなかった。
ハッタリでも「私はずっとこういう話で考えてました」というポーズを貫き通していたから観客も、というか少なくとも自分は笑ってツッコみながらあれこれ脳内補完したりして楽しんでた。

完結作(?)であるEP9の項目の盛り上がりもあの8以下で、荒らし出没→プレ垢規制の繰り返しだし、このトリロジーはもう駄目みたいですね…

監督としての矜持も、エピックとしての哲学も、作劇上の整合性が無くったって、レイロとスラングで新規と古参を取り込めることが判明したという意味ではファン意識検証用トリロジーとしては意義があった。

あとお金はたくさん入ったようだし。
何も悪いことはない。

しかしライアン・ジョンソンのページの掲示板凄いことになってるな
この映画正当化するためにスター・ウォーズシリーズ全部大したこと無いとまで言ってる奴居るわ

ライアン・ジョンソンみたいな、他人が作り上げた物に唾を吐いて茶化すだけで、上辺だけの映像だけで取り繕う以外取り柄がない映画監督を無理やり持ち上げようとすれば、そりゃそうなるだろうよ。

不本意ではあるがいっそマイケル・ベイだったら少なくとも絵面だけはライアンよりもうん万倍もましだったと思ってしまうときはある
なお本国でもアレな過激なギャグ

ベイはツッコミ所満載でえぇ…？ってなる作品ばっか作ってるけど
少なくともシリーズとして云々以前に一映像作品としてド直球ストレートにクソな代物は作らない（と思う）からなぁ

ただベイが作っても100％セーバー戦はスロー多用しまくってた事は容易に想像できるのがｗ

ツッコミ所さん満載なのはシークエルも変わらんからな

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ハイパースペース特攻をやらかした一点だけ切り取ってもクソ映画としか言いようが無いわ
あれはSFものじゃ余程の事が無い限りやっちゃいかん
そもそもハイパースペースに突入すらしてねーしアレ

ほんとそれ
ミステリで言えば犯人は超能力者でした！　ってやるようなもんだからなアレ
フォースに匹敵する「超光速航法が可能」って大嘘をあんなに雑に扱うやつがまともなクリエイターとは俺には思えん

・敵前逃亡しようとして直前でバレた奴が捕縛される
・階級が低い者降格させられた者は作戦や戦況の全体像を教えてもらえない
・万事休すの絶望的な戦況の中で、歴戦の将が自らの命と引き換えに若い兵士達が生き残るわずかな突破口をこじ開け、華々しく戦死する

戦争を題材にした映画でこれらの要素を盛り込むのに、いちいち観客が最大限違和感を覚える描き方してるのが逆にすげーわ。

万事休すの絶望的な戦況(味方?のポカに因る)
歴戦の将(報連相が出来ない歴戦感皆無の新キャラ)
自らの命と引き換えに(最初から覚悟していた訳でなく思い付き)
若い兵士達が生き残る(その後さらに数を減らす)
華々しく戦死する()

>>4337
本当に「製作者が描きたかったであろう物」と「映画館やブルーレイで観客が実際に目にした物」の落差がすげーよな

>>4338
正直、監督が何を描きたくてどういう意図であんなの撮ったのか理解できない
「製作者が描きたかったであろう物」が未だに想像出来ない

マジであれなんで撮ったの

「素晴らしかったあの頃」への深いリスペクトが感じられるからこそ執着を捨て未来に進む選択に感動できるんだな、とオトナ帝国を思い出しながら思った

最後のジェダイはＳＷシリーズとして酷い、というのはよく聞くけど、そもそも単体の映画としても全く面白くない。

映画は流し見程度の親族を連れて見に行った時も EP8は本当に不評だった。
「長いのに何も進まなかったし、何の話だったのかもわからない」って言われたときは悲しかったもんだ。
EP7は何となく見るだけでも面白かったといわれたのに。

まぁ、そういう映画を作る監督なんだろうってことはよくわかったよ。

やっと見つけた達人に剣渡すが投げ捨てられる→レジスタンス達が宇宙でちょろっと航空戦→逃亡先で大艦隊に追撃→小型船でカジノ星へ行きどんちゃん騒ぎ→達人が主人公とピーチク喋ってからただの老害だった事を知る→侵入した敵船で裏切られて大ピンチ→ライバルに敵ボス裏切られてチャンバラ→司令官の特攻で敵艦隊ほぼ壊滅→逃亡先の塩惑星でボコられて達人が時間稼ぎで死亡して脱出ED

細かい流れ忘れたけど内容を箇条書きしたらこんな感じだよね？
改めて考えても追撃→特攻までの下り丸々カットしても問題無い作りになってるけど
コレ単純に一映像作品として見てて面白いのかな

>>4342
「ただの老害」じゃねーぞ。
「従来のジェダイのやり方に背いてでも肉親を信じ抜く」という若い頃の信念すらかなぐり捨てた、何も残ってない老害だった。
老害になるならなるで、どっかにルークらしさの残った老害なら気分は悪くてもまだ自分を納得させようという気持ちにはなれた。
少なくともフォースの覚醒の時の、共和国再建にも息子の教育にも失敗したレイアとハンは自分にとってはまだそう思えた。

この作品って旧６作における三部作の中間（「帝国の逆襲」「クローンの攻撃」）に位置するものだけど、決定的な違いとしては主人公の挫折を描いていないところなんだよね。
例えばスカイウォーカー親子の持つ義手は、それぞれの敗北と挫折を象徴としたものだったし、同時に各作品では主人公達の若者らしい未熟さが劇中で強調されている。
だからそのドラマを観ている者達は共感したり、続編での成長に興奮したりすることも出来た。
でもレイはその二人に比較すると何か大きなものを失ったわけでもボロボロになるまでの敗北を味わったわけでもなく、精々「両親が名もなきただの人間」という薄っぺらい事実を知っただけ。（続編はまた別）
そもそもレイはEP7の頃から両親に固執していた性格でもなかったし、結局は何の意志も無いまま流れで戦争ごっこしているようにしか見えない。
だから共感も応援も、そして成長も感じられない。

代わりにポーやフィンが挫折を味わったけどね

自分のやらかしが自分に返ってないのがタチ悪いがな

CWのダース・モールの中の人が最後のジェダイに物申す
https://theriver.jp/witwer-on-trl/

要約:「基礎がちゃんとできてないのに"再発明"とか無理だから」
的確すぎる。

監督やらスタッフやらに興味はないから、別に擁護するつもりもないんだが
なんか期待と違ったものができたら監督が全部悪いことにする連中って遊戯王のときにもいたよな
結局遊戯王という作品そのものがもう賞味期限切れだったと後で思い知る羽目になってたが

たまにこういう批判者を矮小化さのようとする人いるよな
まず、期待と違うものが出来たっていうのは正しい
ただし期待したスターウォーズがというレベルではなくて、期待した面白さの水準ではなかったというどうしようもない話だが
んで、俺の知る限り作品全体をここまでダメに出来る権限は監督以上の人物しか持ってない
だから監督批判に混じってちょいちょいディズニー批判も見るだろ
でも同じディズニー傘下で作った7はつまらん映画ではあるけどこれよりマシだったから、消去法で監督に矛先が向くわけよ
何も不思議なところはない、当然の帰結だと思う

一応書き足しておくけど、別に新機軸を目指すのはいい
いつまでも7みたいな懐古主義を繰り返すのは明らかに無益だし、そのためにルークをあんな風に描くのは、正直いってベストではないと思うが許容範囲だ
でもコードブレイカーの無意味なくだりや、レジスタンスの不可解な動き、極め付けに脚本の都合でわざわざ複雑にした状況を世界観の根本をひっくり返して力技で解決するところなんかはシリーズ関係なく一本の映画としてダメだし、三部作の中継ぎとして考えたら最悪の一言に尽きる
突飛な展開はしっかり着地させるところに作り手の技量が出るのであって、投げっぱなしの意外な展開なんて素人でもできる
これほど明らかな欠点だらけの映画もめずらしい