ニコニコ大百科

この言葉ができた当時の劇は即興劇が多くて
適当にその場その場をしのいだ結果
オチがつかなくてどうしようもなくなっちゃうってことが
ままあったらしい．

そんな時に神様を登場させて強引にオチをつけるのがこれだそうな．

黄門様は確かに「強引なオチ担当」かもしれないけど
その存在を前提に話が組まれている時点で
デウス・エクス・マキナと言い切るのはちょっとはばかられるかも．


と，>>240の例だと
・唐突に神様登場
・神様が世界と誠を生き返らせる
・そのうえで
　ヤンデレには「もっと余裕を持ちなさい．あと人殺すな」
　誠には「どっちつかずで都合よく動いたのが今の結果です
　　　　　もっとちゃんと考えて誠実にお付き合いしなさい」
　とお説教
・なぜか両者ともお説教に感動して改心
・ハッピーエンド
くらいのことはやってのける．
（当時のロミジュリ的な演劇でも，似たような事してオチをつけたことがあったらしい）

>>241
要はTRPGのセッションに強力なNPCを登場させて、いざというときに解決させるようなものだね。
そのNPCが不要に無双し過ぎると吟遊GMとかと嫌われるわけだけど。

>>242
そして、直接は関係ないが期限を区切って即興劇としてTRPGを遊ぶシステムとしてシナリオクラフトがあり、期限が来ると強制セッション終了。その最後のチャートの名前がデウス・エクス・マキナ、とw

ん？天の岩戸伝説ってこと？

あ、違ったすまん

チラシの裏ってことで、昔考えてた黒歴史を書いて成仏させてみる。
下に書いた展開はデウス・エクス・マキナにあたるかしら。

魔導師的なキャラがラスボスとして魔王とか神様的存在を召喚。
↓
主人公が自分の特殊能力（自分の体とか魂の一部とか魔王に捧げて懐柔できる）で
ラスボスを味方に付けて魔導師を殺す。
↓
世界が救われる。主人公は力を使った影響で廃人に。
家族と恋人に介護されながら穏やかな余生を過ごしてハッピーエンド。

>>246
どうなんだろう。
そこ至るまでの経緯で主人公の特殊能力に一切触れない、あるいは死に設定状態だったのを
いきなり活用すればご都合主義、つまりデウス・エクス・マキナになりそうだけど
そこに辿り着くまでに、少しずつ能力を使って、主人公の内蔵や精神を生贄にして、だんだんとボロボロになっていく描写がしっかりしていれば、
良い作品になりそうな筋書きだと俺は思うよ。

結局は、辻褄合わせではなく、最初からドラマ性をもたせた形での超然的な力の発動や光臨なら「そういう物語」で済む。
けど、「あぁもうどう終わらせれば良いのかわかんなくなってきた！いっそのこと神様に黒幕を天罰で処分させちゃえ！」みたいな自暴自棄な脚本になると、「悪い意味のデウス・エクス・マキナ」になるんじゃないかなー、と。

水戸黄門みたいな、お決まりで毎回の事件を収束させるのは、様式美的な「いい意味でのデウス・エクス・マキナ」だし

>>247
レスサンクス。反応の早さと文量にちょっとびびったｗ

＞最初からドラマ性をもたせた形での超然的な力の発動や光臨なら「そういう物語」で済む。

ラストに至るまでのフラグと伏線をしっかり作り込むことができればそれでもおｋってことか。
ありがとう。参考になったよ。

作品を途中放棄してしばらく経つけど、また書き始めてみようかな・・・。

不良がマジで喧嘩するのが本編ストーリー
見かねた警察が両方とっちめるのがデウスエクスマキナ
そう考えるとむしろ理にかなった話の展開だと思う

派手な行為は周囲の関心を買うし干渉もされやすいもんだ

警察（あるいは神とか超越者とか）が機能していると事前に
描写されたり説明されていないとだめかも。

文明崩壊後の世紀末な世界で、ラオウとケンシロウが決闘してる最中に
警察が唐突に介入してきてふたりを逮捕したら読者は混乱する。

>>250
絵面想像したら吹いたｗｗ

ケンシロウ「国家権力には・・・」
ラオウ「逆らえぬか・・・」

警察「ﾋｬｯﾊｰ!手を出せぇ！逮捕だぁ！」

読み手はそれぞれがみんな社会常識を持っている
現代人なら警察がいるのは当たり前
古代人なら素で神の存在を信じていたのかもしれん
だからこそわざわざ話の初めに、主人公たちの戦いに横槍を入れる存在がないことを断っておく必要がある

戦争で秩序が失われたとか、神が封印された時代だとかってな

警察がないからケンシロウが無双できるわけじゃない
ケンシロウが無双するのに邪魔になるから、警察をなかったことにしたわけだ

デウス・エクス・マキナが出てこない言い訳をうまく考えとかないと、むしろ出てこないことで読者からさんざん叩かれる時代なんだろうな

現代劇だと、物語世界の警察は無能というのがデフォになってるしな。
たいていはネタとして読者に突っ込まれる程度だけど。

警察が動かない理由としては、主人公勢か敵方のどちらかが国家権力
と癒着してるとか、手垢がついた設定だけどよく使われるな。

２巻までしか読んでないけど、
涼宮ハルヒは　もろ　該当すると思う。

話のオチもハルヒの便利な願望実現能力だし

>>255
いやアレは「願望実現能力を持つハルヒに対し、多田野一般人であるキョンがどう向き合っていくか」
という話だから違うだろ。

画太郎におけるトラックだな！

>>158-159は推理もので
「実は犯人はエスパーでした、幽霊でした」みたいなものか
映画ならエンゼル・ハートとかシックス・センスみたいな奴？

元のギリシャ語は「テオス・エク・メーカネース(theos ek mechanes)」ってのも見たことあるけど
どこだったかな…

>>258
シックス・センスは叙述トリックでしょ

「密室殺人事件の黒幕は実は超能力者で，
テレキネシスを使って犯行後内側から鍵を掛けたんです」
みたいなやつのことじゃないかな？
(もちろん，それまでに「超能力者」の存在や
それを当たり前と思うような世界観は出てこない．)

>>258>>260
>>260の例で言うなら「超能力者が犯人だったんです」
ということを説明するためだけに現れる悪役側のキャラクターじゃね。
推理モノで言うなら、デウスエクスマキナがいきなり警察の超優秀な警視が現れて
「我々の調べで○○がトリックで××が犯人と判った！」って逮捕して大団円に持ち込む感じで、
ディアボロスエクスマキナだと、いきなり世界的犯罪集団の幹部が現れて、
「○○がトリックで我々の仲間の××が犯人だったのだが、お前には解けなかったな。我々の勝ちだ！」
って宣言して去っていくバッドエンドないしTo be continue的な終わり方をする、みたいな。

過去にもあったけど、コン・バトラーVの最終回は記事に書いといてもいいんじゃないかなぁ…。
清々しいまでのお手本みたいなデウス・エクス・マキナな上に、デウス役の名前がデウスとか、どう考えても意識してるとしか思えない。
あとで書いとこうかな…。

んー…

「水戸の副将軍御一行が出す印籠」という理解でいいんかね？

ブギーポップはどうなのよ？

ハヌマーンは本来この役割と聞いた

>>263
それは違うよ
黄門様が先の副将軍であることを視聴者は知ってるでしょ？
だから印籠は「脈絡なく出てくるもの」ではない

例えば、番組タイトルが水戸黄門ではなくて
江戸でトラブルが起きるお話があったとして
途中まで黄門様が一切出てこなかったのに
最後の最後に黄門様が唐突に出てきて、印籠出して
「双方やめい！」→うやむやなままおしまい
ってなったら、デウス〜だけどね

ウルトラマン(特に初代)

>>264
ブギーポップの場合、むしろデウスエクス的に終わることを序盤で示唆（または明示）しておいて
その結末に対して、またはその結末までに登場人物がどう動くかってのを見せるのが多い気がする。
（まあ作品によってかなり違うけど）

まあ>>266の言うように、示唆してる時点でデウスエクスとは違うモノなわけだけどね。

ゼEROのテクノブレイクはまさにこれ

>>263
視聴者に向かって直接印籠を突きつける感じ