ニコニコ大百科

黒色槍騎兵って、一般的な軍よりも壊滅・全滅の定義が1割位低そうなイメージがある。

集団としての気合・気迫・気概に加えて、病院船の運用とか、被損害時の艦隊ドクトリンとかが徹底されてて、
「フッ、いくら黒色槍騎兵といえど、これだけの損害を与えれば脅威とは……。なにっ！まさか！？」
みたいな感じで打撃力を十分残してるイメージがある。

ビッテンフェルトって没落貴族の令嬢だとか気の弱い新人バレエダンサーみたいな、なんとなく大人しそうな女性と結婚するイメージがある。

自分も管理職になってますますビッテンの凄さを感じる日々。
単騎じゃなく軍団で一点突破できる組織を作れるのは普通にすごいヤバい。
統制とれつつ、個々の現場判断も柔軟に活かせなきゃ組織の機動力は上がらないよね。褒めるときと貶すときの格言にも表れてるけど、個性と個性の関係性を帝国側の主要人物の中で一番理解してたのが彼なのではと思う。

こいつが士官学校でお勉強してるところが全く想像できない。
特に数学とか解いてるところが…

バリバリのワルキューレ乗りから提督になったケンプがいるんだから
ビッテンフェルトが装甲擲弾兵からの転身だったとしてもそんなに不思議ではないかな
搭乗してた母艦が中破して臨時で艦長代理したら案外手際が良かったとか…

オフレッサー装甲擲弾兵総監だって新規装甲服配備の稟議や部隊の配置変更辞令書いたりするんだ（多分）。ビッテンフェルトが静かに座学こなしてても、何もおかしくない（きっと）。

個人的ラインハルトに勝るとも劣らないぐらい戦争大好き人間だと思う。

>>247
ラインハルトもビッテンも戦争大好きなんて考えるほど傲慢じゃないよ。
溢れる闘争本能をラインハルトは、まあ拗らせたことは否定しないが、ビッテンフェルトはその辺り拗らせない快活さがあると思う。

原作終了後、大規模な軍縮で軍を辞めたりする(設定からしてあり得ないが)事になっても、空隙を突く治安の不安定さに対して民間で警備会社立ち上げてみたり、フライングボールに挑戦してみたり、以外と平和に馴染んで馬鹿みたいな明るさを振り撒くタイプの男じゃないかな。

軍縮したら軍縮したで、数百隻単位の黒色層騎兵艦隊率いて突撃し、アッテンボローあたりに「数は力というが、あの猪は少数精鋭を完全統制下においてからが本番なんだ。フィッシャーもそれでやられた」とか呟かれそう。

公の会議の場で格下とはいえラインハルト直属の艦隊指揮官に馬鹿と言い放つ男。

きっと大貴族相手でもこの調子だったんだろうから、よくラインハルト台頭前まで生き残ってこれたな。

>>250
トゥルナイゼンに「馬鹿か貴様！？」って言ったのはウルヴァシー基地の士官クラブだから、公の会議でっていうのとはちょっと違うな。
まあ、実際には会議みたいなものだったけど。

普段からトゥルナイゼンの態度にはイラついてて、あの頓珍漢な発言でついプッツンしたというところか。

ビッテン的には素直な感想をそのまま口にしただけで、プッツンしたって感覚すらないと思う。

あ、士官クラブだったか。勘違いしてた。

でも公の場でないとはいえ思った事を素直に口に出しちゃう性格でよく生き残れたよね。
相手がトゥルナイゼンでなく、ラングや大貴族なら絶対謀殺されてる。オイゲンがフォローしまくってたのだろうか。

暴言吐いた翌日にはオイゲンに一晩中お説教されて涙目のビッテンフェルト本人が被害者に謝罪してた、だからなんとか許してもらってた説に一票


つまりオイゲンが偉い

アムリッツァで旗艦以下数隻にまで減らされたのに、
半年後のリップシュタット戦役では何事もなかったかのように黒色槍騎兵艦隊を率いてるんだよな。
艦は既存の艦を塗りなおせばまだいけるかもしれないが、どうやって突撃狂の兵士を短期間で大量育成したんだろう。

ファーレンの残存艦隊も最初は反発してたけど直ぐに一体化したから、
ビッテンは配下の兵を速攻で洗脳する電波でもだしていたのかもしれない

「守勢に弱い」んで、実際には付け焼刃な育成で武名はハッタリ込な可能性はけっこうある。ひとたび戦況がビッテンフェルトのコントロールを離れれば、黒色槍騎兵艦隊など弱兵の群れでしかないのかも。
（ビッテンフェルトの評価が下がるわけではなく、むしろ上がるが）

つまりビッテンは新兵にあれもこれもと詰め込めさせずに、確実に育成効果があげられるであろうと踏んで新兵に攻撃の訓練だけさせた上で運用し、戦果をきっちり挙げていたわけか。
かなり慧眼で有能なのでは。

幕僚の性格的に、各部隊から猪武者を配下ごと抽出してそう
もともとの思考回路が似通ってる＆そういう上司に感化されてるなら、
良くも悪くも一体化は容易かと

>>258
黒色槍騎兵をラインハルト軍団、帝国連合艦隊における決戦部隊と位置付けるなら、そういう編成もあり得そう。
というか、アムリッツァ後の艦隊再編時に、ラインハルトが明確にその位置付けをビッテンフェルトに与えたというところかな。

高速戦艦を優先的に配備されてるし、専用の黒色の塗装も許されてるという破格の扱いよね
キルヒアイスがかばってたこともラインハルトが気が付かないレベルで影響あるのかもしれない

>>258
あれは旗下の艦艇がすべて撃破されたわけでなく指揮系統が大混乱を来して部隊として機能を喪失していて、あの時点で旗艦の統率下にあったのが数隻しかいなかった、と云う意味ととるべき。

幸い司令部のスタッフは健在であり戦闘終了後に生き残った人員を修理や他艦隊からの転籍、新規補充された艦艇に再配置したり負傷者の原隊復帰や新規の人員を補充して再編成しているのだから、軍事学的にみて部隊として組織的行動が不可能になり再編成するまで戦力とみなせなくなる全滅扱い(戦闘要員のおよそ３割を喪失、が相場）となる。

>>261
銀英伝の他の描写を見るにボロディンの第11艦隊のように文字通り数隻以下までうち減らされてることもあれば
全戦力かき集めて決戦したはずのランテマリオ、バーミリオンで1万隻以下にまで減ったはずの同盟軍がマル・アデッタで2万隻以上に回復してたりするからその辺の描写は介錯が分かれるところ

まあ、一個艦隊が本当に数隻以下まで撃ち落されたんだったら、「ビッテンフェルトの罪は問わぬ」とは流石にいかんだろうな、とは思う。
最終局面直前まで、「キルヒアイスの動きに注意していればヤンの意図を察してその退路を効率的に絶つことができたかもしれない」くらいには戦力残ってたし、ここからのヤンの攻撃も脱出が目的であっていちいち殲滅図ったりはしないだろうし。

ボロディンはガチで残艦8隻って明言されてたな
地味にルッツ艦隊の火力もスゴイのでは……？

どこかで読んだ考察だけど
塗装や編成にこの艦隊だけ特別扱いなのは、実は黒色槍騎兵はローエングラム伯爵家に受け継がれていた歴史のある艦隊だからなんじゃないかって説は割とありそうに感じたな

第六次イゼルローン戦の、ミューゼル少将指揮下の時点で自分の船「だけ」真っ黒に塗ってるから微妙かな……まあ平民出身の一大佐が自費で船塗装できるのかってのも微妙なんで、もともと「黒く塗装した艦」自体が帝国軍公費で賄われる、何らかの特別なステータス扱いだったのかもしれんが。

や、原作ではそういう記述はないので＞第六次イゼルローン戦で自分の船「だけ」真っ黒に塗ってる

あ、ごめん、別の場所に書いてあったわ。>>267は撤回します

>>245 でビッテンフェルト装甲擲弾兵出身説を見ていて、黒色槍騎兵の艦隊としての破壊力が高いのって、敵艦への接舷切り込み戦法を盛んにしてるからではないかという仮説が浮かんだ。
あるいは、病院船部隊で活躍した衛生兵なども、医療用装甲服で損傷艦艇に乗り込んでたのかも。

晩年とか、命日とかオーベルシュタインのお墓参りとか行ったりするのかな。
で、なんか世間話的なもんを。