ニコニコ大百科

公開前は思慮深そうな知的イケメンと思わせといて
実際はエロ漫画の竿役みたいな汚いおっさんだったアオサギ男

宮崎駿は学生時代の絵の師匠に「現実なんてつまらないもんだ」って言われたことがずっと心に残ってるってインタビューで答えてたから
同じことを映画を見た人間に言ってるんだろうか

大叔父様が冥界の上に更に自分の世界を建て増ししてる構造は、創作の根幹に大体の場合あの世がありましたって監督の独白かしらん

それはそうと冥界と創作世界の異世界二重構造やら普通のシナリオなら設定を巡る会話劇でバリバリ引っ張れそう所をスルーして、普段通り世界の脈動に重点を置き続けた作品になってるのが今回に限って言えば「あれはなんだったんだ」って作品鑑賞を難解にしてる一因にもなっちゃったのかな

なんか江戸川乱歩の幽霊塔に似てるな～宮崎駿はこれのファンらしいから恐らく意識してるな
って思ってたんだけどやっぱり同じこと考えた人が結構いるみたいね

>>293>>295
指が違うのは素で間違えたわけではなく異質感を出すための敢えてのデザインじゃないかなー
食性や体の他の造形が本来のインコと全く違うのと同じく、足も変えたっていう感じで
現実世界で普通のインコに戻った時にどうなってたのかという肝心の部分が思い出せないから断言できないけど…
そこも明確にX形じゃなかったのであればごめん

>>lv342915377

話の大筋だけ見れば、現実で問題抱えてる少年が異世界での冒険を通して成長して帰ってきましたという王道ストーリーなんだけど、色々詰め込みすぎなんだよな
話を整理してくれる脚本家が別に必要だったと思う

別にいいじゃん整理なんかされてなくて
誰も今のパヤオがラピュタみたいな誰でも楽しめる映画を作るとは思ってない
変な映画は変な映画で価値があるのよ

>>482
冥界と創作世界の不整合について、自分もしばらく考えていたけど。
結局あの世界って、「もしあの世があったら……」を描いたフィクションなんじゃないかな？と思った。それなら一本筋は通るかなーと。
……あるいは、そもそもあの世という概念自体がフィクションであるという、やや挑戦的な意図か。

だとしたら、本当の死者があの世界に来ることはなく、わらわらを守ったところで現実の出生数に影響を与えることもない。

何もかも大叔父様の自己満足の世界でしかない。残酷だけど、その方が腑に落ちるかなって。

ポニョあたりのインタビューで「普通の起承転結にはもう飽きた（意訳）」みたいなことを言ってたから、敢えてお話として整理された展開にしてないというのはそうだと思うな

>>488
あ〜それちょっと面白いな
あの世を描いているようで、実は「想像上の存在であるあの世」を描いている説はなくはなさそう

ガイドブックがもう少しで発売されるから、楽しみだなあ

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/2efedf2573d375bdce117777658f334924a02436&preview=auto
英語版の吹き替え俳優めっちゃ豪華という記事

時々テレビの電子番組表で「君たちはどう生きるか」を検索してみてたけど全くヒットしないのがすごい

製作者のパヤオでも分からんレベルで難解な構成で何度も観て想像を膨らませるための映像、
となると毎回金払って観たいとは思えないからサブスクなり金曜ロードショーなりで流してくれるのがベストと言える

>>486
異世界の冒険で成長はしていないと思う
身重で具合の悪い夏子さんが一人で外を出歩くのを心配もせず一瞥して部屋に戻る態度だったのが
「君たちはどう生きるか」を読んだあとは自分から連れて帰ると飛び込んでいく
この時点で成長している

本を読むシーンをあっさり流してるのはこれくらいの年代の子は
大人から見れば些細なことでも大きく成長していくからだと思う

今更見に行ったけど…
伏線が沢山張られてるのに碌に回収されてないっていうのが正直な感想。
ポスターのイケメンアオサギは何処に出てきたんすか。

今週北米で公開されるけど、どうなるかね

風邪引いたときに見る夢のアルティメット版
個人的には好き

『失われた者たちの本』を読んだ
父親が再婚して新しい弟の存在に鬱屈していた子供が異世界に連れて行かれるって舞台設定はだいたい一緒で、舞台を日本に変えてパヤオの自伝要素が加わった程度（キリコさんポジは「木こり」とか、あの世界の住民なのに王権を狙うインコとインコ大王は人狼とその長リロイとか）
大きな相違点は「ねじくれ男」の立ち位置と実母で、『失われた～』だと「ねじくれ男」は完全に黒幕の悪党で、老王すら傀儡にして支配していた強大な力の持ち主だけど『君たちは～』のアオサギはそこまで強くもないし邪悪でもない
『失われた～』だと実母は主人公が異世界に誘われる罠として使われるくらいだけど、『君たちは～』だとメインキャラクターになってる
ねじくれ男が邪悪じゃなくなった結果、「ねじくれ男が現実世界からさらった子供に兄弟姉妹を生け贄に捧げさせて寿命を食い、見返りに仮初めの王にしてやる」という取引の設定がなくなって
弟がまだ生まれてなかったり老王が普通に物語が好きな人っぽくなってたり細部に違いがある

『失われた～』だと王になる＝弟を生け贄に捧げる
なので「王になるのを断る」と「家族への鬱屈を振り切る」が同期して一つのクライマックスになってるけど
『君たちは～』だと弟がそもそも生まれてなくて、継母との鬱屈の解決も中盤でなされて、王権継承と家族問題の話はほぼ別々のイベントになってる
『失われた～』だとねじくれ男は新王と取引して生け贄を得ないと寿命で死ぬし、老王は王権継承しないとねじくれ男の力で死ねないから必死だけど
『君たちは～』だとそんな設定ないのでアオサギも大おじ様もそんなに必死じゃない
その代わり王の存在と異世界の維持が直結してる設定になってて、主人公が王権継承しないと異世界が崩壊するっていう話になってる

映像は綺麗なんだけど内容があまりにも支離滅裂すぎる
なんかその場で思いついたショートアニメをつぎはぎにして無理矢理長編にくっつけた感じだったわ
宮崎駿はいい加減、脚本をやめて本職に任せろよと
映像作るのだけは上手いんだからそっちをメインにやれば良い作品がもっと出来るだろうに
流石に視聴者バイバイ作品がすぎるわ
こんなめちゃくちゃなクソアニメでも自称玄人オタクが持ち上げるからいつまでたっても頑固じじいになってつけあがるんだよ
宮崎は映像だけ作っとけ、話は書くな

これ徹底したネタバレ防止だったみたいだけど
いっそのことハヤオとジブリの冠すら隠してたらどうなっただろうなぁって思う。
そこまでは流石に広告代理店が許さないか

北米の週末興収1位おめでとう
https://www.boxofficemojo.com/weekend/2023W49/?ref_=bo_wey_table_3

それにしても吹替の俳優が豪華だな
クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、福原かれん、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピュー

今まで酷評が多かったけど
週とはいえ北米1位となるとこれから一気に俺は本当は知ってた的な絶賛意見で溢れかえるんだろうな

日本は内容なんてどうでもいいもんな、記録と人の意見が重要

北米興行収入1位おめでとう！
2位のゴジマイと合わせての快挙だ

>>173

12月16日放送のプロフェッショナルで、むしろ逆に高畑さんへの激重感情由来の映画であることが判明しましたね

俺は正直ヒェッ……って思ってしまった　色んな意味で

【速報】米ゴールデングローブ賞アニメ映画賞に　「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督

日本じゃ評判良くないようだが、賞取ったね。
外国人気は高くて売り上げあるから？ネームバリュー？他のアニメが弱かった？

ディズニーが去年弱かったのは間違いないけど、マリオなりスパイダーバースなり他から強い映画は出ていたのは確か
向こうでの作品評価は抜きん出ているけど、今までの宮崎への功労賞的な意味合いにもなってきてるのかな

削除しました

肝心のゴールデングローブ賞のノミネート作とかメディアが挙げないから実感すらない

自分が散々酷評したものが、後に世界的にネームバリューのある賞を取った時、その酷評した人ってどんな気持ちになるんかな。ゲスだけどすごい興味ある。
自分の見る目がなかったって思うのか、逆に審査員の見る目がなかったって思うのかな。

感想や意見や解釈に「完璧な正しさ」はないと思ってるけど、「ある程度の正しさ」みたいなものはあるような気が最近しているので、少なくとも自分よりは幅広く数多く作品を観ている審査員の意見は大きく間違ってはいない気が、ワイだったらしてしまう。

とにかくまずは自分の目で観にいってきます。混むんかなー…