ニコニコ大百科

ノイエ版のクーデター決起シーン、特に必然性ないのに雪降ってるの何度見ても好き。絶対226とかパ○レイバーとか意識しただろ

最終的にはグリーンヒルですらスタジアムの虐殺から目を背けて「崇高な蜂起」という体裁に拘った
（リンチの口と証拠を封じて自分達を道化にしないようにした）ってのが酷い。

>>25
パエッタ自身とその副官ら高級幕僚は拘束されてたで問題無いと思う
勿論、一部の艦は11艦隊に参加していた可能性は否定できないけど

>>16
»結局国をどうしたいのかのビジョンが全く見えない

たぶん、グリーンヒルとしてはまともに国家を再建しようとか考えてないよ。
この頃のグリーンヒルはアムリッツァの愚行で色々とチョンボをやらかしてしまってそのせいで取り返しのつかない事態を巻き起こした上、左遷もされたせいで本人には大きすぎる責任を一度に背負ってしまった。

後のレベロが壊れたのと同じでそうした重すぎる責任やプレッシャー、招いてしまった現実から無意識に逃避したかった＆アムリッツァでの失敗を帳消しにしたいっていうのが本音だと思う。

>>32の言う通り民衆にあれだけ犠牲を出しておきながら「崇高な蜂起」と言ってるのを見ても結局はフォークの妄想とかと同じだし、現実から逃げ続けてる。

>>32や>>34で指摘されているように
救国軍事会議の最大の問題点は自分達の都合のいい面だけ見て
現実と向き合わなかったことだったと思う。
もっともそれは当時の同盟政治家も同じで例外は帝国に鞍替えした
トリューニヒトと土壇場で覚醒したアイランズと必死に同盟を守ろうとした(結局裏目に出るけど)レベロと冷静に人的資源問題を指摘したホアンくらいじゃないだろうか。

ホアンも現実は見ているがどうこうするのは自分の仕事じゃないって（実際に権限ないのは確かだが、官僚ならともかく政治家がそれでいいのかという）達観があるし、レベロは「目の前の」現実のみに逃避してた感があるかな。トリューニヒトは見てる現実と課題がそもそも違う。

結局覚醒アイランズだけじゃないかな、現実を真摯に受け止めてたのは。
（冬薔薇勅令後に節を曲げなかった中堅以下の人材も、同盟職員の多くが帝国に恭順して公共サービスに支障がでないからこそ、現実を拒否し維持を貫き通せたって意地悪な側面あるし……）

救国軍事会議の様な体制こそ、「民主的」で「自由」な、あるいは市民にとって利益ある社会と見做す昨今では、ジェシカとヤンの批判も含め、全体の描写が荒唐無稽なユートピア描写と言えるかもしれない。

この辺の顛末見てると銀英伝には作者の思想が入ってないって嘘だよな
創竜伝の先取りをしたエピソード

作品に作者の思想が入らないなんてことはあり得ない（「作品は作品、キャラはキャラ～」といったところで、その素材を取捨選択してる時点でどうしても思想は入る）。
ただ、銀英伝はカウンターパートを強めにして主張のバランスとってるのと、国家の興亡を描く歴史小説だから良い方も悪い方も理想化（現実離れ）した政治主張がアクセントとして成立してるが、創竜伝はそのことごとくが「それ変身ヒーローアクションに入れる必要あるの？」ってだけ。

そもそも今の「民主主義」は、「国家」とほぼ同義にまで意味が変質してる。
それでいて旧来のそれを指す言葉がまだない。昔の類語も同じような変質をしてるからね。

だからこそヤンやジェシカの批判が空回り気味で、無意味なスキャットに成り下がっている。

ところで誰も突っ込んで無いけどベイ大佐が二階級特進してるんだよな（大佐→准将→少将）
あいつ査問会の時に出てきてその後物語からフェードアウトするし銀英伝で１番の勝ち組な気がする
多くの登場人物が死んだりダメージを負う中こいつだけ一切傷ついてない
あのトリューニヒトでさえ最後は殺されたのに

性格的にレンネンカンプへの密告者に名を連ねてそうだからなぁ……そういうの嫌う（レンネンカンプ以外の）帝国軍幹部に睨まれてそうだし、本編終了後のハイネセンでは当然トリューニヒト派扱いされるだろうしで、生き残ったって「だけ」で余生は窮屈そう。

ベイのゴキブリはOVAだとシャーウッドの森による戦艦強奪の時に行われた査問会でオリベイラと一緒に出てるね。

個人的にはロックウェル達がヤンを謀殺しようとする際に出てきてフレデリカに射殺される名無しの軍人の役割をベイに与えるべきだったと思う。

査問会の時にも同じく拘束した憎き相手でフレデリカにとってもリベンジになるし。

ハイネセンスタジアムの惨劇は責任者が低能のクリスチアンだったからというのはそうだろうけど
ぶっちゃけ他の救国軍事会議メンバーも怪しいというか
エベンスが代わりに派遣されてたら絶対クリスチアンと同じことやっただろうし
正直グリーンヒル大将だってもしあの場にいたら自らの「良識」に基づいて
市民を見せしめに暴行して、軍事力なき平和などありえないと言えと迫ったんじゃないだろうかね

＞かつてのルドルフ・フォン・ゴールデンバウムのそれに似た軍国主義体制といえた。

腐敗を一掃するには一旦はそういう荒治療が必要
問題はその後、元の体制に戻せるかだ

戻せた例は知らない

クーデターから民政移行した例はそれなりに。元通りと言えるかはなんとも。
そもそも作中の言葉を借りるなら政治の腐敗と個人の腐敗は違うので、元通りにすればいいってもんでもない。大抵は革命になるか、最低でも憲法改正が入る。

>>37
>救国軍事会議の様な体制こそ、「民主的」で「自由」な、あるいは市民にとって利益ある社会と見做す昨今では

亀だけどこれ別の次元から書き込んでない？

>>45
亀レス、ジェシカとかにも言えるがルドルフは正規の手順を踏んで勝ち得た上に全盛期はちゃんとやって支持を得てるからな

>>45
軍国主義独裁によって腐敗を打破するぞ！というのはよくあること
そして独裁成立前よりもますます腐敗が酷くなるのもまたしかり。ルドルフ大帝も酷いもんだった

軍事クーデターから君主制になった例って
史実だとフランスのナポレオンとかアルバニアのゾグ一世、中央アフリカ帝国のボカサ一世など？

おやランキングに上がってる

石黒版だと衝突発生後、スタジアムの民間人がノータイムで火炎瓶投げまくってて
お前ら初めから武力衝突前提で集まってたんか？
ってなった

>>47
ミャンマーとかがそうだけど、その国の外からみたら軍事独裁政権でしかいなものが、その国の中では市民にとって自由で利益のある社会と評価されていることは珍しくもない

>>52
そりゃあ救国軍事会議が武力鎮圧に動くのは火を見るよりも明らかなんだから、最初から火炎瓶くらい準備しておくのが自然だろう

それだとジェシカが「平和的なデモと名乗っておいて先に相手に撃たせて大義名分を得て武力蜂起する」というガチ梟雄になるんですが、それはいいんですかね？

>>55
別に何万人何十万人が統制されているわけじゃないし、デモというのはそういうもんだ

ある意味ジェシカも大衆という存在を理解しきれず、その力を見誤っていた
ということだろうねぇ

クーデター失敗で軍部の影響力が大幅に低下した事だけが幸いだったな
政権側が影響力を取り戻しつつも文民ならぬ文官統制みたいな状態で非効率ではあるが、それでも軍事独裁政権と化すよりはずっとマシだし

>>58
トリューニヒトと軍事独裁政権を比較して軍事独裁のほうが上
あると思います（クソッタレだけど

結果、トリューニヒトとその息がかかった連中が実権を握り、原作３巻でヤンは裁判にかけられるわ、帝国にいよいよ王手をかけられた原作４巻＆５巻では同盟を見限ったトリューニヒトが一足先に逃げ出したせいで残された無能な政治家たちがバタバタして政治が麻痺しかけた

同盟は前線の兵や将校達はともかく、後方の人材不足はひでえもんだな！