ニコニコ大百科

遊んでばっかいるといつの間にか歳食って取り返しつかんよ～的な教訓かと思ってた
そうでもないのね

玉手箱を開けたら老人なるってとこで終わってるけどそのあと「長生きできると言われる鶴になる」っていう話を聞いたことがあるんだが。

異界探訪もの要素以外にも色々詰め込んである話だよね。
乙姫ヤンデレ説なんてのもあるし、玉手箱はパンドラの箱っぽいし。

カメ「のらないか」

つまり
「用が済んだら　さっさとおっ死ね　浦島！」
とかそういう事ですね　わかります
あと　ある話で浦島がいったのは月・・・いや何でもない

浦島太郎だか忘れたが乙姫が人間の男と結婚して
子供を身篭って「出産の時は私の姿を絶対に見ないでください。」みたいなことを言うんだけど夫はその姿を見てしまって別れてしまう…みたいな話があった気がするんだが…
たしかその時の乙姫の本当の姿はサメか竜だったような…

>>36
適当に調べたらこんなものが
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%CE%B5%B5%DC%C7%B7%C9%B1%A1%D5
遊戯王のカードで「竜宮之姫」というカードがあるらしい　そのカードについての説明　
下のほうの、•神話・伝承において―　を見てみてください

>>37
おお！まさしくこれですよ！ありがとうございます！
かなり気になってたのでスッキリしました！

>>36
日本神話のトヨタマヒメの出産も見ないで下さいのパターンで古事記が八尋和邇(サメ)で日本書紀が龍だったはず

>>24
ウラシマまりんだな

昔、永平寺行った時の説法で「玉手箱の中身は鏡だった」とか言うのを聞いたことがある。
帰ってきたウラシマは、実は既に老けていて、玉手箱に入っていた鏡を見てヤツ自身が老けたんだと自覚するって話だったと思う。

いろいろ調べてみると結構矛盾する話だったので、坊さんの説法も案外いい加減なんかなと思った。

竜宮城って実は六道の一つの「天道」のことなんじゃなかろうか。

天道っていうのはあの世の一つで、天女が暮らし苦痛がない極楽場所なんだが、しばらくすると地獄に落とされるんだよ。つまりあげてから(天道に行かせ極楽気分を味わせてから)落として(ありとあらゆる苦痛を与える地獄に落とす)苦しませる場所なんだよね。
だから竜宮城は天道で、極楽の時間を過ごしたあと現代という孤独という名の地獄に落としたんじゃなかろうか。もしかしたら浦島は悪人でそういう風な運命になったのかな。
でもまぁ玉手箱問題は解決してないけど。

ちなみにあの世の時間とこの世の時間は一致してないのが普通だよ。地獄時間で○○年の刑ってなると、現実時間で数万年～数億年ていう感じになるみたいだから、浦島効果は説明できるんじゃないかなと…

特命リサーチ200Xで言われていた説
ウラシマ効果→琉球の人が間違って違う浜に帰してしまい、その浜に偶然昔行方不明になった太郎さんがいた
玉手箱→実は箱自体が琉球特産の値打ちもの
老化→絶望の余り一気に衰弱

今更ながら関連項目に未来警察ウラシマンをお願いします

浦嶋子伝の話がでてないな

アスペが多すぎだろ
別に乙女様はちゃんと「この中にはあなたの過ごした時間が入っています。だからあけてはいけません」て永遠に生きるか、元に戻るか選択肢を与えてるしな
教訓とするなら楽しい時をすごすにはそれなりの代償が必要ってとこだろ

浦島は竜宮城に行ったつもりが、実は宇宙人に誘拐されていたんだよ
重力を無視し、高速で移動するUFOの中にいたから ほとんど歳はとらなかった
宇宙人が浦島を標的にしたのは単なる偶然(誰でもよかった)
浦島使った実験は一通り終わったし、浦島がうちに帰りたいと言うので帰してあげる事にする
そしてウラシマ効果によって変わり果てた故郷を見て 絶望するであろう浦島に対し、
宇宙人はせめてもの手向けとして玉手箱を渡す(介錯用)

つまり、浦島太郎とは宇宙人による拉致(アブダクション)被害体験談だったんだよ
当時の人間がそんな事知る由も無いから、話に尾ひれはひれが付き、語り継がれていくうちに現在の浦島太郎のお話が出来上がった

・・・なんちゃって

自分が読んだ絵本は、浦島が三段ある玉手箱を開けていくごとに
老人→翼が生える→鶴になる　という流れで
最後、鶴になって海の上を飛ぶ浦島を笑顔で眺める亀(乙姫)の挿絵が
子供ながらに怖かったのを覚えてる。
あと浦島が乙姫と結ばれたけど乙姫は海に帰ってしまい、
海で出産した子供が浦島の元へやってきて母親と再会させるが
土産に貰った良い壺を結局失う教訓話、みたいなのも懐かしいなぁ。

童謡で「開けてくやしき玉手箱」って言ってるから
浦島太郎が箱を開けたことを後悔してた可能性は高いと思う。

仮に結末について聞かされていたとしても
死のうと思うことと死に瀕することは全く違うことだし。

俺が読んだのは御伽草子版なのかな
最終的に鶴になった浦島と亀の姿に戻った乙姫が蓬莱山（竜宮城）で暮らすってオチだったような気がする

そもそも神道の海幸彦と山幸彦の話だよなこれ
浦島は初代天皇の祖父に当たる直系の神様だし

なんかの番組で

「玉手箱」はあの時代、女性が化粧道具を入れるものだった
浦島が地上でそれ以降も暮らせばいずれ女性と結婚するだろうし、その時に竜宮城で貰った世にも珍しい玉手箱を送るはず
つまり玉手箱は浦島をずっと独占していたい乙姫の2号さんに対するトラップだった

って言ってたな

権力と金持った女の言う事に逆らうと酷い目に遭うぞ
と言うお話だよ

竜宮城＝蓬莱で、乙姫は天女。老いがない蓬莱にとって、老いこそが至高の宝。
だから浦島の玉手箱に「老い」が入っていたのは、そのせいだっていうのがあるね。
とってもいいものだから、持たせてあげようっていう思いやりという説。
>>52
当時の価値観だとと、化粧道具はとっても貴重。
それを男に渡す＝浮気しませんよというサイン。
渡された男はその入っている箱を見るのはご法度で、理由は女を信じていないことになるから。
まあ本当に入っているかは女の本気度によって変わるんだが・・・。

トリビアの泉にあった話では、

知人は探せど見つからず、探し疲れて腹が減ったので、食べ物が入っていると思って玉手箱を開ける。
すると老人になり、その直後に鶴に変わる。
これはどういうことかと怒った浦島は、文句を言いに竜宮城まで飛んでいく（この話では竜宮城は海底ではなく浜辺にある）。
乙姫「人間では700年も生きられません。だから1000年生きられる鶴にしたのです」
こうして浦島は竜宮城にもどり、乙姫と一緒になりました。

クイズ日本人の質問では、
鶴（浦島）と亀（乙姫）でおめでたい。と説明されていた。

玉手箱（玉櫛笥）は初出の丹後国風土記だと乙姫に再開するのに必要なアイテムでな、
乙姫から再会を願うなら開けてはいけないと渡されたけれど、
浦島が現世に戻った際、300年時間が経過した事実を知ったことで、
気が動転して開けてしまったために再会が叶わなくなってしまったという話。

玉手箱を開けて老化するのは確か万葉集あたりからだったと思う。
だからなんで玉手箱を渡したのかと謎になる要素は元々無い。

毎回思うんだが時間経過による老化なら玉手箱いらなくね？
それなら箱を開けずとも地上に上がった時点で既に老けこんでる訳で
老化を促す煙じゃないなら中身は何なの？って話でさ
人をホイホイ信用して箱開けたから痛い目にあったって戒めなら分かるんだがな
舌切り雀のつづらと違って善と悪が曖昧だからなぁこれ

鯨統一郎の小説内での考察では主人公＝海難事故の被害者で
夫婦が帰ってこない息子の身を夢想するという観点でアクロバットな解説してたな。
孝行者の息子が幸せであって欲しいが、竜宮城に行ったまんま帰ってこないという親不孝もして欲しくない、帰ってこない訳を時間経過の差で無理やりつじつま合わせ、それじゃ不幸だと長寿の化身の鶴に変じてオチを付けた。状況的に同様の境遇になることは珍しくない故に展開のバリエーションやオチに時代や地域性が存分にブチ込まれる原因だとも思う

玉手箱に関しては、そもそも「見るなのタブー」もそうだけど、
昔話の類は、約束と、約束を違えることに対する罰（タブーと禁忌）というのは基本徹底してるんだよ。
『何故そんな玉手箱を渡したのか』なんていうのは関係がなくて、
それが約束（タブー）である事そのものにしか意味が無い。

だから極端な話、約束の中身なんて何だって良いんだよ。
『決して竜宮城を振り返ってはいけません』や、『二度と海に入ってはいけません』とか、
『尻にパンを挟んで鼻に指を突っ込みながらシャドーボクシングをして命を大事に！と叫んではいけません』だっていい。

重要なのは乙姫の意図ではなく、浦島太郎が約束を破ったことなんであって、
「約束を違える」というのは、「乙姫に対する裏切り」ではなく「約束に対する裏切り」であり、
もっとストレートに言えば「禁忌破り」の類型なんだよ。
だから例えば、約束を破った登場人物が約束を交わした相手とは無関係に、罰を受けたりするでしょ？

こういった物語が時に理不尽だと感じる展開になるのは、
浦島太郎で言えば、これが乙姫という一登場人物の視点が抜け落ちていて、
作者（複数で累積したものであれ）の視点で物語の大部分が構築されてるから。

時代が下がるにつれて、物語は解りやすくなっていくというか、
物語の構築が理論的になり、洗練されていくから、
神話みたいな国家的事業じゃない、その辺の末端の物語でさえも、
きちんと各登場人物の視点から物語が構築されるようになっていくようになって、
そういうある種「理不尽」な物語は減っていくんだけども。