カスガソフトとは、東方Projectの二次創作ゲームソフトを制作・頒布している同人サークルである。
2009年2月に突如「忙しい人のためのこうまきょう」を発表し彗星の如く東方二次創作界にデビューした同人サークル。
ADV形式のゲームでしましまおぱんちゅ所属のにくばなれ氏の絵柄に声を当て、東方Projectの原作をgdgdな展開
でなぞるという離れ業を成し遂げ、以来そのgdgd振りには定評がある。
「忙しい人のための」と付くわりには、全然違う、まったりな進行で繰り広げられている。ヒマな時間がたっぷりある人向け。
その知名度の高さの秘訣に、ニコニコ動画宛にそれらのゲーム紹介のためのショートコント動画の継続した動画投稿の影響もあり、絵柄と声とその内容から動画単独での人気も高いこともあげられよう。
「忙しい人の為の○○○」としてアップロードされる動画は約2分程度の短い動画ではあるが、そのクオリティは本編の1シーンとほぼ同じクオリティで作られており、また本編を見なくても楽しめるのが人気の秘訣と言える。
頒布作品の傾向は原作をgdgdな展開でなぞる本編→本編発売後のアンケートや補足を詰め込んだ番外編という流れ。
会話の中には細かいネタがちりばめられており、これがフルボイスで聞けるので、元ネタを知っている人ならにやりと出来るだろう。
また、重要な語句は赤字で表示され、そこをクリックするとその語句の説明が確認できる。知っているのか雷(ry
なお、本作品にはその作品の後のメタな話も結構ちりばめられているので、原作をある程度プレイしておくと
さらに楽しめるだろう。
またもともとニコニコ動画をベースにした展開を行ってきたことから二次創作ネタもかなりちりばめられており、
他のニコニコ手書き動画の話も出てくるので全部分かったら相当のニコ厨であることは認識しておくべし。
番外編になると自重しないレベルまで話が出てくることもある。こうまきょうの段階で常識に囚われない風祝の話って・・・
本編は基本的なストーリーを元に当たりかハズレかの選択肢を選ぶ形式だが、ハズレでもいきなりバッドエンドに行くわけではなく、ある程度話が進んでそしてオチがかなり楽しめるようになっている。
また、この選択肢についてもやり直しが楽な仕掛けが付いている。選んだ選択肢を覚えておいてバッドエンドになったら、その選択肢の場所をよく見てみよう。
なお、正しいルートを進んでいる時はストーリーもしくはステージ切り替わり時にタイトルコールとカットインが入る。
バッドエンドも複数種類があり、それぞれナンバリングされているので、バッドといえど総て集めるという楽しみがある。
通過したバッドエンドはおまけメニューで確認できるので、見ていないナンバーがあったら該当する選択肢まで
スキップして是非とも集めてみよう。
頒布作品の中でEXとナンバリングされたものは番外編で、基本的に本編の裏話を補足するという形式でストーリーが進行していくが、本編頒布後に実施され集計されたアンケートに対して登場キャラがゲーム中に答えるという形式を取っており、ユーザ参加型のコンテンツとしても構成されている。
その中にはニコニコ動画のあるパチュリー動画で有名な人や宣伝で目に付く方々が連なっており、ホームページの
ブログのネタすら取り上げるほどぶっちゃけている。これって公開処刑?(笑)
一応レギュラーナンバーのEXボスが単独で存在する作品で発売される模様。
なお、現在の頒布作品の順番は以下の通り。(2016/02.03現在・青字は頒布済み)
作品中、こうまきょう・ようようむ・すいむそう・えいやしょう(前夜含む)には起動時のサークル名コール中に
あるコマンドをキーボードで入れる事でシナリオを早回しすることが可能となる。
ヒントはその作品に関連した語句などではあるが、大体においてヒントはサークルのブログで
公開されるので詰まったらブログ記事をチェックのこと。
なお、忙しい人のためのぶんかちょうについては完全なオリジナルストーリーの番外編であり、
本来登場すべきあの主人公が一切登場しない。 増し増しだー!増し増しだー!
ゲーム以外の頒布物はサウンドトラックとショートコントムービー、そしてドラマCDがある。
ショートコントムービーはニコニコ動画にアップされている動画の高解像度版だが、
ニコニコ動画にはアップされていないオリジナルの動画も収録されているので興味のある方は是非。
ドラマCDは本編の制作に行き詰ったであろう頃に不定期で作成、頒布されている。
現在は幻想郷昔話・蓬莱女学園・霧雨不動産(前編・後編)の4作品が存在。
Windows版原作とは何ら関係の無い、忙しい人のための幻想郷シリーズらしいお話が声と音楽のみで楽しめるぞ。
グッズ類もそれなりに充実しているが、これらは即売会に行かないと手に入りにくい。
ただ近頃はグッズ展開をしていないのが惜しいところ。
ちなみに1年で本編とEX(レギュラーナンバー作品のみ)の2つ程作品を公開する傾向なので、
Windows版原作を一通りなぞるとすると完結まであと13作品かかる。
(風神録EX・緋想天・地霊殿/EX・星蓮船/EX・非想天則・ダブルスポイラー・妖精大戦争・神霊廟/EX・心綺楼・輝針城/EX・弾幕アマノジャク・深秘録・紺珠伝/EX)
……なおCD・書籍関連のシリーズは今現在もスルーされ続けている。 旧作?それらは無理じゃないですかね……
登場人物は以下の通り。
全員声優さんによる声付きで、東方Projectのキャラクターに良質な声当てをしているサークルとしても名高い。
詳しくはこちらの記事も参照→東方声当て四天王(カスガソフト)
なお、掛け持ちで役をやっているプロ声優さんが多く、自作自演ネタやその声優さんの他の代表作の
ネタが平気で出てくる。これらのgdgdの雰囲気こそがこの作品群の真の持ち味と言えよう。
主人公なのだが、EXTRAやドラマCDなどで登場しない作品がある。
なお近年のこのシリーズに置ける魔理沙は、敵サイドや第三者側としての行動が多くなっている。
ルーミア・小悪魔・フランドール(それと脇役)を除き、ほぼ全ての作品に出ているメンバー。
その中でもパチュリー・ノーレッジは皆勤に等しいレベルでしつこく出演している。
(ドラマCDには初作『幻想郷昔話』以外、出演してないので元皆勤)
ちなみにフランドールは『こうまきょうEXTRA』より立ち絵が、『ようようむ』より固有の声優が割り当てられた。
出たり出なかったりを繰り返す、妖々夢組。一部キャラは『ようようむ』にしか出てこないが…………
アリス・マーガトロイドは第1作目『こうまきょう』からフライング出演。
同じく上海人形も『こうまきょう』にモブとして僅かに出演。
射命丸文。彼女もまた『こうまきょう』からフライング出演している。
ところが肝心の主演作品のタイトルを冠した『ぶんかちょう』には出ていない。
出ない出さないと過去作で言われ続けた、不憫な小鬼が満を持してのご登場。
尚、EXTRAは出来なかった模様。
『えいやしょう前夜』では慧音・てゐ・鈴仙・永琳のみが出演。
リグル・ミスティア・輝夜・妹紅は『えいやしょう』から出演を果たした。
『えいやしょうEXTRA』はリグル以外の永夜抄メンバー+いつものパチュリーが出演…………1ボスは辛いよ。
『かえいづか』は『無声版』と『有声版』の2つに分けられている。
『無声版』はそのままプレイすると、新キャラを含めた全てのキャラの声が出ない。
(ただし後に配布されたボイスパッチを当てれば、無声版でも声が聞けるようになる)
『有声版』は無声版からシナリオが変更された。
とはいっても一部のBADENDや、とあるキャラの台詞の前後が変化する程度だが…………
大幅に改編されたわけではないので要注意。
常識に囚われない風祝を筆頭に、妖怪の山の連中が初登場。
『ふうじんろくEXTRA』は現在製作中の為、誰が出るかは未定。
はたして(今回出なかったら、まずEXには出れないだろう)射命丸は出演できるのだろうか?
制作予定には入っているらしい。
が、どうなるかはカスガソフトの今後次第だろう……(2016/02.03現在)
カスガソフトのゲーム作品のプレイ動画の公開、および素材の二次利用についてのガイドラインは、下記の公開ユーザページのプロフィール欄に詳細な記述があるので、そちらを見ていただきたい。
掲示板
217 ななしのよっしん
2023/11/14(火) 23:37:34 ID: 0SFqvRN4Q5
開発日誌のコメント欄で音沙汰があったようで良かった
解散したというわけではないらしい
218 ななしのよっしん
2024/01/06(土) 17:41:13 ID: DB1hyfXfEv
今思えば、ここのショートコントって、一時見かけたツイッターとかのミニアニメの走りみたいなもんだったのかな
同人でそれやるのはすごいけど
219 ななしのよっしん
2024/02/05(月) 03:21:18 ID: uowsCKiWAM
ふと思い出して久々に動画見たら面白かったけど花映塚あたりから目に見えてコメ数落ちてるのが悲しいな…
時代を感じすぎな立ち絵を一新して簡易的な口パク付けるだけでも良くなりそうだけどサークルのモチベ的にもう厳しいだろうなあ
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最終更新:2024/05/28(火) 06:00
最終更新:2024/05/28(火) 06:00
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