ガンダム・キャリバーン 単語

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ガンダムキャリバーン

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グガンダム・キャリバーンについて語るスレ#
446

「止めに来たんだよ、二人を!!!」

ガンダム・キャリバーンとは、機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するモビルスーツである。

※当記事はSeason2後半部のネタバレを含むので注意してください※

概要

ガンダム・キャリバーン
GUNDAM CALIBARN
開発・製造 オックスアースコーポレーション
ヴァナディース機関
番号 X-EX01
操縦系統 GUNDフォーマット
頭頂高 18.2m
重量 44.7t
固定武装 頭部ビームバルカン×2
ビームサーベル
オプション武装 バリアブルロッドライフル
パイロット スレッタ・マーキュリー


初登場は第22話「紡がれる」。第21話「今、出来ることを」にて『化け物」の名を与えられたGUND-ARM』として存在がられ、第22話でお披露と相成った。「終盤まで情報底してせられ、終盤にいきなり登場するガンダム」というと、20年前の『機動戦士ガンダムSEED』におけるプロヴィデンスガンダムあたりを思い出す古のガノタも多いのではなかろうか。

ガンダム・ルブリスと同時期に、オックスアースコーポレーションとヴァナディース機関が共同開発した数多の試作GUND-ARMの内の一機である。本機のGUNDフォーマットにはデータストームのフィルターく、パイロットに非常に大きな負荷がかかるために量産は行われず、長く日のを見ることのない機体であった(詳しくは後述)。

機体カラーを基調にのアクセントが入り、頭部ブレードアンテナ漆黒とつま先は、スラスター周りにの差し色が入る。カメラアイの色はガンダム・エアリアルと同様に黄緑色。
各部のシェルユニットの配置も含めてルブリスと同じ「実験機」らしいカラーリングだが、曲面体のルブリスに対して、こちらの外装は直線体。ガンダムで例えるなら『機動戦士ガンダムNT』のナラティブガンダムC装備が近い。ロボットアニメに慣れていない人だとパッと見で区別がつかないレベル

肩部を盛って背中がすっきりしがちなGUND-ARMとしてはしく、しっかりしたバックパックを装備している。更に足の甲を伸ばし、踵を引き込むことで、踵のスラスターを脚下に向けるハイニューモードに切り替わる。機動なら21年後の現行機にも引けを取らない。

クワイエット・ゼロの中核としてプロスペラに持ち去られたガンダム・エアリアルエリクト)の元へ赴くため、スレッタデータストームのリスクを負いながらも、新たな乗機として搭乗することになる。

装備

…以上である。大ビーム・ライフル火力と機動の多くが集約されており、砲がメインで機体は付属物という開き直りすぎた構成となっている。
一応、機体各部にはガンビットや追加装備を接続できそうなガンプラの共通ジョイントハードポイントが設けられているのだが、それらの装備は流石に保管されていなかったようだ。ルブリスエアリアルのようなビットオンフォームも見られたかもしれないだけに惜しまれるところである。

後に明かされたキャリバーンビットオンフォームについて(クリックネタバレ事項を展開します)

最終話にてスレッタ和解したエリクトエアリアルは、大破した自分の代わりに、残存するガンビットキャリバーンに装着させた。そして、スレッタによってエリクトパーメットスコア限界えて上昇し、キャリバーンシェルユニットえて色にく。これこそが「新商品B(仮)」として長くせられていた姿そのものであった。

GUNDフォーマット

キャリバーンルブリスと同時期に建造された、すなわちGUND-ARMとしては最初期の機体の一つであるわけだが、ルブリスと決定的に違う点があった。パイロットに流入するデータストームのフィルター非搭載なのだ

フィルター有りのGUND-ARMと同量パーメットで、より高いスコアを発揮することができる(=同じスコアでもパイロットへの総流入量自体は少ない)という利点こそあるが、パイロットの生命保護を一切担保しない設計であることには変わりない。このため本機はルブリスとのコンペティションに敗北し、その後は研究開発の全記録抹消、封印されることとなる。

PROLOGUE』で描かれたヴァナディース事変の際、経緯は不明ながら、キャリバーン宇宙議会連合に押収され、極秘裏に保管されることとなった。それから21年が過ぎた本編時代では、最キャリバーンの存在を知る者はごく一部の議会連合関係者と、ベルメリア・ウィンストンプロスペラ・マーキュリーら、ヴァナディース機関の数少ない生き残りのみである。

名前の由来

「CALIBARN」のりから2つの元ネタが推察されている。

一つはウィリアム・シェイクスピアの戯曲『テンペスト』の「キャリバン(Caliban)」 。魔女コラクスの息子である「怪物」である。
魔女怪物の間に生まれ、その生まれから故郷を追放され孤で生きていたところ、の策略により流刑されて孤に来た主人公プロスペローとそのに襲い掛かったが退治され、そのまま彼らの奴隷として雌の期間を過ごしていた。プロスペローが自分を流刑にしたへの報復の開始によって監視が手薄になったことを機に、キャリバンもまた自身を奴隷としたプロスペローへの復讐を開始するという役どころ。
水星の魔女』は『テンペスト』を作中設定の原案にしている作品ではあるが、当の『テンペスト』劇中でのキャリバンの復讐劇は失敗に終わる

もう一つは最説明不要、『アーサー王伝説』に登場する王者選定の聖剣エクスカリバー異名の1つ「キャリバーン(Caliburn)」伝説の作成当初はカリブルヌスカリバーンと呼ばれていたが、翻訳(誤訳)を繰り返すうちに頭に「ex」が付いてエクスカリバーと呼ばれるようになったとされるが、本機の形式番号も「X-EX01」である点からも、少なからず意識されていると思われる。
余談だが、エクスカリバーアーサー王2本と解釈される場合もある。ここも『ゆりかごの星』にてガンダム・エアリアルが「スレッタ」と表現されている点とダブる(キャリバーンスレッタ2本というわけである)。1stOP「祝福」の歌詞いつかその胸に秘めた 』が鎖を断ち切るまで」や2ndOPの題名「slash」もこの解釈を後押ししているとのもある。

またキャリバンは作中で「」との関りがあり、エクスカリバーアーサー王が「乙女」から受取った伝説がある。どちらも「」に関わる要素を持っており、「水星」の性を持つスレッタと連なる面を持ち合わせている。

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