「ノーフォークは……あの……第三期カウンティ級の重巡洋艦……
ううぅ、指揮官そんなにじっと見ないでください……
デンマーク海戦ではアンテナが凍ってて……お、おくびょうじゃないんですよ!」
ノーフォークとは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次大戦時のイギリス海軍所属カウンティ級(ノーフォーク級)重巡洋艦ノーフォーク〈HMS Norfolk〉をモチーフとしたキャラクター(艦船少女)である。
デザイン:夢咲楓、CV:佐久間ひろみ
アズールレーンを始めると、同僚のサフォークと共に出落ち漫才チュートリアルのイベント戦闘で登場するため、初心者にとって印象深い娘。名前は覚えて無くても、イベント戦闘に出てきた赤ずきんの方、と言われれば大体「ああ、あの」と思い当たるであろう。アンテナが凍ってることに最初は気づかずに本隊への連絡が遅れたりとドジっ子の印象が強いが、まぁ史実なのでしょうが無い。なお、二人ともなんとなく軽巡っぽいが重巡である。
そんなノーフォークは、前述の通りの赤ずきんと、ファー付きのケープという暖かそうな制服を着込んでいる。現在のところ、しゃがみ込んでいる通常グラしかないので、体付きについては詳細不明である。
言動は気弱っぽいが、自分を奮い立たせて戦いに赴こうとしている。けなげな!
詳細確認をすると、「恥ずかしい…」、秘書艦にすると母港画面で「私、冬は嫌いです」「受け継いできたこの名前が…重い…」「みんなと仲良くしないと…ダメです」と見事なネガティブっぷり。しかし、ログイン時には「指揮官、おかえりなさい!」と元気よく話しかけてくるなど、芯まで根暗というわけではなさそう。
タッチすると、「私…なにか悪い事しましたか?」、局部タッチは「やだ…指揮官…やめて!」、う~ん罪悪感満杯になってくる。スキンシップが好きな指揮官諸君はあまり触れないであげたほうがいいだろう。
そして、親密度が上がると、指揮官にぬくもりを感じるのか次第にふれあいを求めてくる。父性の強い指揮官諸君はきっと「守護らねばならぬ」とどこぞの駆逐艦に抱いたような思いを強く持つことだろう。
ちなみに同型艦のドーセットシャーは妹。姉に見えるかもしれないが妹である(大事なことなので二度言いました)。なお、前述のイベント戦闘で一緒に出ているため相方と見られがちなサフォークは、正確に言えばケント級重巡なのだが、ノーフォーク級もケント級もひっくるめてカウンティ級重巡と呼ぶことからみれば、強いて言えばいとこのお姉ちゃん、といったところであろうか。なお、本人は自信なさげな印象があるが、妹のドーセットシャーからすればひたすら自慢の姉のようである。詳しくは本人の項で。→ドーセットシャー(アズールレーン)
性能をみると、ロイヤル重巡では防御系。レアリティはRであるが、妹のドーセットシャー(SR)とほぼ同等の防御力を誇る。その分火力は犠牲になっているが。
特徴は固有スキルの「正面装甲」。その名の通り、発動すると自分の前に1枚シールドを展開する。他のシールド系は自分の周りを回転するものが多いのだが、ノーフォークのものは自分の正面で固定されるため、非常に扱いやすい。なおシールドは敵弾を12発受けると消える他、魚雷などの一部の攻撃は素通しである。ちゃんと能力を頭に入れて使ってあげよう。ちなみにプリンツ・オイゲンやインディアナポリスなどの他国重巡の展開するシールドに比べると弱いが、ロイヤル艦隊の一員なので陛下の「女王号令」でバフがかかり、非常に強固な盾となる。
なお、相方のサフォークは改造が実装されているが、ノーフォークはいまのところ改造はない。備えよう。
第一次世界大戦後、ロイヤルネイビーはロンドン軍縮条約に基づいた、いわゆる条約型重巡洋艦を建造した。これをまとめてカウンティ級重巡と呼んでいる。これは、各艦名がイングランドのカウンティ(日本語では「州」と訳されることが多いが、厳密にはちょっと違う)の名前からとられたことによる。
カウンティ重巡は全13隻が建造されているが、細かい違いによって3つのサブクラスに分類される。ケント級(全7隻。サフォークもここに入る)、ロンドン級(ロンドン、シュロップシャー等全4隻)、そしてノーフォーク級(ノーフォークとドーセットシャーの全2隻)である。ちなみに名前の元になったイギリスのノーフォーク州はイギリスの右下のフランスに向かってちょんと突き出した部分の上半分で、下半分がサフォーク州となる。
「ノーフォーク」は英国海軍の軍艦の名前としても数多く使われる伝統のある名前で、重巡ノーフォークは4代目である。
そんな重巡洋艦HMSノーフォークは1930年4月30日に竣工。それ以降世界中を駆け回り、第二次世界大戦の勃発時は近代化改装のためドック内にいた。
その後、イギリスの通商破壊を目論むドイツ艦隊への対応に追われ、潜水艦や航空攻撃によって度々修理に追い込まれつつも、頑張っていた。
1941年5月、ドイツが通商破壊のために戦艦ビスマルクを大西洋に出すという情報を得たロイヤルネイビーは警戒を続けていた。そんな中、サフォークと共にデンマーク海峡を哨戒していたノーフォークはドイツ艦隊を発見、打電しつつ監視を続けた。その情報を得た英軍は、最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズと、歴戦の戦艦フッドを向かわせた。
こうして勃発したのが、デンマーク海峡海戦である。
当初、フッドに座乗していたホランド提督の計画では、重巡プリンツ・オイゲンを同じく重巡のノーフォーク・サフォークで押さえ込み、その間にビスマルクをPoWとフッドで撃破するつもりだった。ところが途中でサフォークはドイツ艦隊を見失い、再発見したときにはドイツ艦隊は通り過ぎてしまっており、英国艦隊は反転して追いかけたのだが、結果的にドイツ側から見てT字有利な状態になってしまった。さらに、プリンツ・オイゲンをビスマルクと見間違えるというミスもあり、結局、マイティ・フッドと謳われたフッドを失いPoWも中破、しかもドイツ艦隊を大西洋に通してしまうという手痛い失態を演じてしまう。
しかし、戦闘終了後もノーフォークは執念深くビスマルクを追撃し、ついに戦艦キングジョージ5世、ロドニーと重巡ドーセットシャーと共にビスマルクを撃沈した。
1943年12月26日には北海沖海戦にて輸送船団の護衛中に戦艦シャルンホルストと渡り合い、相手に命中弾を与えて退けた。この弾丸はシャルンホルストのレーダーを壊しており、直後に戦艦デューク・オブ・ヨークや軽巡ジャマイカの手によってシャルンホルストは沈められた。しかしこちらも手傷を負ったためドック入りとなり、ノルマンディー上陸作戦に参加し損ねている。
終戦後、ロンドンに亡命していたノルウェー王族をオスロへ運ぶという任務を遂行した後は、東インド艦隊旗艦を務めていたが、1949年に予備艦となった。1950年1月に民間会社にスクラップとして売却され、同年2月に廃艦。
2018年現在、ノーフォークで画像検索をすると犬の画像が大量にひっかかる。これはイギリス原産のノーフォーク・テリアという犬で、その垂れた耳が特徴。なんとなく、ノーフォークのイメージ元になっている、ような気もする。
ちなみにノーフォーク・テリアは小型犬だが猟犬であり、雨が降ろうと霧が出ようと執拗に相手を追跡するところから「原野の小悪魔」という二つ名を持つとか。上記のような史実を思うと、それこそがノーフォークの本性なのかも、と思ってしまう。
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掲示板
11 ななしのよっしん
2019/11/06(水) 09:06:35 ID: eYoD7dIiJY
12 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 22:31:42 ID: CT9QWCSVnX
アニメ版のノーフォークちゃんは、おっぱいちっちゃいからすき。
問題はゲーム版の改造でどうなることやら。
13 ななしのよっしん
2019/11/16(土) 11:00:07 ID: P66iZobX/+
知り合い:指揮官の話を聞きたがる
友好 :読んでほしい絵本持参
好き :添 い 寝 要 求
ラブ :体温感じるくらいくっ付いてる
……羊の皮を被った狼かなんかですか?泣きべそ狼ですか?
いや可愛いけどね?盾としても大活躍してるし。
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最終更新:2025/12/13(土) 21:00
最終更新:2025/12/13(土) 20:00
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