バトル・マスター 究極の戦士たちとは、東芝EMIから1993年に発売された格闘ゲームである。(開発はシステムビジョン。)
当時の時代の格闘ゲームにしては珍しくガードキャンセル、空中ガード、投げ抜け(投げ受け身)、ダッシュなどが搭載されている。(ちなみにガードキャンセルの初出はワールドヒーローズ(初代)のデスマッチモードで、空中ガードの初出はブランディアである。)
さらに一部のキャラは、必殺技から必殺技へのキャンセル、超神拳などの飛び上がるいわゆる昇竜拳系の技を頂点で繰り返しキャンセル、挙句の果てには必殺技での喰らいキャンセルと、様々な状態からキャンセルすることが出来、自由度の高い戦いが出来る。
また、一部キャラ(翔、アルティア、ワッツ、バディ)のステージには障害物が置いてあり、それを使った駆け引きも重要になる。
2×××年の地球…。
世界は大きな戦争もなく無事平穏に反映していた。
が、ある日人類は突然宇宙からの訪問者を迎えることになった!
訪問者の名は「ゼノ」。
その容姿は形こそ人間だが、体はあたかも鎧のようになっていて顔には自信と余裕が満ち溢れていた。ゼノは世界中の報道機関を占拠し、恐怖におののく世界中の人類にこう告げた。
「私は、宇宙を渡り歩く究極の格闘戦士“ゼノ”。かんちがいしてほしくないのだが、私は世界征服といったことには興味がない!」
「私の目的とは、全宇宙で最強を名乗ること…。」
というわけで、この星いちばんの強豪と手合わせ願いたい。
私に勝った物は願い事を一つかなえてやろう。世界征服だろうと、永遠の命だろうとどんなことでも良い、我が外宇宙の技術に不可能はない!一足先に月で待っているぞ。」
世界中がどよめいた。
地球にとっては危機かもしれないのだ。
予想どうり(原文ママ)野望を持った強者たちが立ち上がり、幾多の激闘のすえやがて8人だけが残った。
そのなかで最も強いものだけが、ゼノとの対戦権を得られるのだ。
おのれの野望と闘志を燃やし勝ち抜け!
そしてゼノを倒し「バトルマスター」となるのだ!!
国が運営している闇の防犯組織の一人。
特に野望といったことはなく、「自分こそが最強」論を実証するために戦う。
飛び道具、対空、突進、コマンド投げと一通りの必殺技はそろっており、どれも強い性能。
飛び道具の雷撃拳は対空の超神拳でキャンセル出来、超神拳は下降時に空中攻撃を振ることが出来、突進技の風神脚はフルヒットさせ超神拳に繋げて相手を気絶に持っていき、更にコマンド投げのスクリューいずな落としにヒットしようがガードしようが繋げられる。(ここ重要)
その上、彼だけ超必殺技に当たるV-MAX(別名ショウコ乱舞)が存在し、その性能はほとんどの飛び道具を抜けることが出来、当たった相手は問答無用で気絶するという性能。
強いて弱点を上げるならば通常技の判定が軒並み弱いことだが、このゲーム自体リーチの長いキャラはそこまでいない上にわざわざ通常技を使うことも少ないのでそこまで気にすることではない。
翔と同じ組織に所属していて幼馴染でもある。
戦う理由は翔との幼い頃の約束を果たすため。
翔のように滅茶苦茶性能の高い必殺技は持っていないものの、喰らいキャンセルが可能。(地上だと側転真下パンチ、空中だと蒼雷落、空中膝当て身で可能)
また、最後の一段以外ガードキャンセルに一方的に勝てる雷神脚も持っており、翔より防御に優れていると言ってもいい。
彼女の姿は不知火舞と酷似しているが、それはバトルマスターの企画書をSNKに持ち込んだが「ネオジオのサードパーティー制については考えていない」と理由で断られ、「もしネオジオでサードパーティーの話がありましたら」という可能性にかけ企画書を置いていき、その3か月後ほどに不知火舞の姿が発表されたのである。(関連リンク→http://powudon.com/gallery/original/BM/ranmaru.html
、https://twitter.com/RETRO_GAMECAFE/status/910663243957334016
)
中国の裏の世界を支配する九龍(クーロン)マフィアの御曹司。
戦う理由は香港の裏社会を仕切るため。
全ての必殺技が喰らいキャンセル可能であり、翔のV-MAXすら途中で脱出することが可能。
そしてチャン同士の戦いとなると喰らいキャンセル合戦になり不毛な試合となる。
その分、必殺技から必殺技へキャンセルする事は出来ず、せめてにかける一面もある。
世界の空を股にかける大空賊モーガンの子分。
戦う理由ははちみつドーナツをたくさん食べるため。
必殺技にタメ技が多く、キャンセルできる必殺技もかみつき以外ないので連続技はあまり得意ではないが、BOMB×2ローリングでチクチク攻めたり、バトルマスターの中では比較的リーチの長いしゃがみ大キックで牽制したりするのが強い。
余談だが、彼の立大キックは頭突きで、発生が滅茶苦茶遅い上に冗談でリーチも短いという涙が出るほどの死に技である。
アメリカ陸軍特殊戦略舞台に所属するサイボーグの兵士。
戦う理由は元の女の体に戻りたいから。
必殺技から必殺技のキャンセルが出来ず、おまけに彼女だけ空中ガードもないが、飛び込み大攻撃→弱~中攻撃(画面端ではしゃがみ弱キック)→ダッシュアッパーの単純なコンボで相手を気絶に持って行ける。
空中ガードが無いと言ったが、代わりに空中ガードのモーションでランダムでダメージ0の相手を下に落とす打撃を発生させることがある。(空中でダメージを喰らった時にも出るときはあるが、詳しい原因は不明。)
外宇宙から世にはびこる悪人をしばき倒すため地球にやってきた透明な異星人。
戦う理由は治安を悪くすることで警察として公然と暴力をふるえる世の中にしたいため。
腕が伸びるが、ダルシムほど長くは伸びず、必殺技も役に立たない物が多い。(強いて言うなら下降ドリルアタックが少し強いぐらいか)
また、彼はしゃがみ攻撃が一切キャンセルできないという特徴を持っている。(テレポートアタックのコマンドが下溜め上なのに…)
元地下プロレスのアンドロイドレスラー。
戦う理由は自由の女神の隣に自分の像を置くため。
翔同様突進からのコマンド投げ(スーパードロップキックからのトルネードパイルバスター)が可能で、更には翔には出来なかったガードキャンセルからのコマンド投げも可能。
惜しむらくはスーパードロップキックのコマンドがKボタン溜めなのでいつでも出せるわけではないと言った所だろうか。
修行僧に拾われ寺院に住む獣人(狼)。
戦う理由は尻尾が欲しいから。
ダッシュ大攻撃→シルバーファングや大攻撃→ネコキックだけで相手を気絶に持って行ける。
その他にも登り中段のクロスネイルや、ヘッドクラッシュをキャンセルしての必殺技が強力。
前述のとおりネコキックという技があるが、ちなみにオオカミはイヌ科である。
性能はアトミックフォボスがとにかく強く、ガード、喰らいキャンセルが可能な上生で出されても判定が強く潰されにくいといった最強の突進技といっても差支えの無い性能をしている。
他には移動速度が速く、投げに持ち込みやすいといった利点がある。
ちなみにゼノは対戦モードのみ使用可能で、キャラクター選択画面でL、R、X、L、R、Aと入力するとゼノが使用可能となる。
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最終更新:2025/12/08(月) 12:00
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