国道290号

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国道290号（こくどう290ごう、国道290号線）は、新潟県村上市から、新潟県魚沼市に至る、一般国道である。

概要

一般国道
国道290号
基本情報
総距離	163.1km
起点	新潟県村上市
終点	新潟県魚沼市
経由都市
新潟県	関川村、新発田市、阿賀野市、五泉市、加茂市、三条市、長岡市
道路テンプレート

新潟県の下越地方・中越地方の山沿いの各地域を南北に走る国道。

村上市と魚沼市との連絡は、国道7号・国道8号・国道17号などを経由するのが一般的であるが、これらの国道は非常に交通量が多く、渋滞の発生しやすい区間が多い。一方、国道290号は新発田市内や五泉市村松地区などを除いて渋滞することはほとんどない。ただし、国道290号は右左折が必要な交差点やクランク、山間部を経由する区間が多く存在している。

かつては多くの区間が未改良で、1980年代ごろまで未舗装の区間や、単車線の狭隘な山道区間などが存在していたが、現在は多くの区間で改良が完了し、快適に走行できるようになっている。ただし、関川村にあるJR米坂線の越後大島駅付近では集落内の非常に狭隘な区間が国道指定されており、桂小長谷バイパスが建設中である。ほかにもところどころで狭い箇所が残っている。また、かつては冬季閉鎖される区間が存在していたが、現在は全線で通年通行可能である。

起点の石原交差点から上助渕交差点までは国道7号との重用区間となっている。このため、現在は地図上では国道7号と県道との交差点にしか見えないため、中途半端な地点が起点となっているように見えるが、村上市 - 新発田市が追加指定された1975年当時はここが国道345号の起点にもなっていた。

五泉市から加茂市の区間にかけては、かつての蒲原鉄道線（1985年 - 1999年にかけて順次廃止）とほぼ平行したルートを通る。特に加茂市長谷の国道沿いにある冬鳥越スキーガーデン前（旧：冬鳥越駅）で蒲原鉄道線の車両が2両静態保存されている。

路線データ

• 起点：新潟県村上市石原（石原交差点）
• 終点：新潟県魚沼市四日町字中田（四日町交差点）
• 指定区間：村上市石原 - 村上市上助渕、新発田市島潟 - 新発田市東塚ノ目、阿賀野市保田 - 阿賀野市小松
• 総距離：163.1km（実延長：138.3km）

歴史

• 1970年4月1日：一般国道290号（新潟県新発田市 - 新潟県北魚沼郡小出町）…当初は新発田市新栄町三丁目の島潟交差点が起点であった。
• 1975年4月1日：一般国道290号（新潟県村上市 - 新潟県北魚沼郡小出町）

通過する自治体

新潟県

村上市 - 岩船郡関川村 - 胎内市 - 新発田市 - 阿賀野市 - 五泉市 - 加茂市 - 三条市 - 長岡市 - 魚沼市

関連動画

 

関連項目

• 日本国：国道一覧
• 新潟県