白川村 | |
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面積 | 約357km2 |
村の花 | 白山石南花 |
村の木 | ブナ |
隣 接 市 町 村 |
高山市 飛騨市 富山県南砺市 石川県白山市 |
白川村とは、岐阜県北西部に位置する村である。
→「岐阜県:市町村の一覧」
一番の関連性は「ひぐらしのなく頃に」の舞台となる「雛見沢村」のモデルとなっているため、聖地巡礼動画がほとんどを占める状況である。そのほかには国道156号線、国道360号線などの走行動画もそれなりにある。
以前はISDNが最速のネットインフラだったこともあり、村民にはニコニコ動画は無縁なものであったが、2008年7月の東海北陸自動車道開通と同時に住民が比較的多い地域を中心にインターネットのブロードバンド化(ケーブルテレビ網による)が実現した。村内全域に広がるにはまだ時間がかかるとみられる。しかし動画がまともに観られる様になったのはすばらしい進歩である。
テレビについてもなんとか受信できる場所にアンテナを立てて、ケーブルで各家庭に分配する形でなんとか地デジにも対応できる、といった状態となり始めている。ぶっちゃけ、2011年7月24日までにはNHKが何とかしてくれるのが現実である。
村を南北に縦断する庄川沿いに、メインとなる国道156号線が走っている。東西には国道360号線と白山白川郷ホワイトロードがあるが、どちらも冬期間は通行止めとなる。国道156号線にほぼ並行する形で東海北陸自動車道があるが、白川郷ICは料金所から国道との交差点まで1km程の下り坂であり、冬場は凍結すると本気で危険(事故も何度か発生している)なので注意が必要。
北陸側から来る人は、ひとつ手前の五箇山ICで高速を降りてそこから国道を走行することをお勧めする。国道156号線もこの区間はちゃんと整備されており、時間としてもそんなに変わらない。
尤も、同じ国道156号経由でも岐阜側からの場合は、高山市との境からの御母衣湖沿岸の狭小トンネル(しかも飛騨トンネルが危険物積載車通行禁止のため、トラックなど大型車も通る)や、細い道(酷道に近い)を走行するよりかは、東海北陸道を経由したほうがマシかも知れない(慣れている人には国道の方が楽)。
また高山方面から来る場合、東海北陸自動車道の飛騨清見ICは意味不明な迷路のような構造であるので、土地勘の無い方は良く地図を見てどの方向か、そして看板を良く見てどちらに分岐するか確認していただきたい(ここで迷って来る観光客が後を絶たない)。飛騨清見ICで一度、一般国道158号線に降りるのも有効な手段である。
行楽シーズンとなると片道1車線の東海北陸自動車道は非常に混雑するので、無理して白川郷ICを利用しようとすると一般道経由の数倍の時間がかかってしまう事も多々あり、注意が必要である。
白川郷を含む白川村には鉄道が通じておらず、公共交通機関を利用する場合、バスないしタクシーを用いる必要が生じる。
距離で言えば、白川郷に最も近い駅は高山本線の角川駅であるが、同駅は特急の停車駅でない上、白川郷へ通じるバスが経由していない(ここより白川郷へ通じる国道360号自体も、未整備区間が多く「酷道」といえる状況にある)。
現実的には高山本線の沿線地(下呂温泉、古川など)から訪れる場合、同線かつ飛騨地方の中心地である高山市の高山駅に隣接した高山濃飛バスセンターより発着する、高速バス(濃飛バス)を用いるのが妥当といえる。
東海北陸自動車道と高山清見道路が開通した効果で、高山と白川郷の間は所定50~60分程度で結ばれており、本数も日9往復程度が設定されている(一部は、高山と金沢の間を結ぶバスが白川郷を経由する形態をとっている。また下呂を起終点とする便もある)。
また濃飛バスでは高山を拠点とし、1日で白川郷と五箇山の相倉ないし菅沼を探索して戻るコースの定期観光バスも設定している。
北陸側からは、濃飛バスが金沢市(金沢駅前)を起点として白川郷まで1時間15分で結ぶ高速バス路線(日3往復、2往復は先述の通り高山方面へ直通)、加越能バスが高岡市を起点として2時間半程度で結ぶバス路線を設定している(日4往復)。加越能バスの高岡発着便は、城端線の砺波駅・城端駅、それに五箇山の菅沼・相倉集落も経由する。
また東海地方からは、名古屋市の名鉄BC(名古屋駅隣接)を起点として岐阜バスコミュニティ八幡(2012年10月より岐阜バスとなる予定)によって、日1往復の直通高速バスが白川郷まで設定されている(所要2時間45分~3時間程度)。このバスは、途中の郡上八幡(八幡営業所)で岐阜~郡上八幡間を結ぶバスと接続する運行形態をとっており、郡上八幡で乗り継ぐことで県庁所在地の岐阜からも白川郷へバスでアクセスすることが可能となっている。またこの直通バスは、東海北陸道の全通後も冬季(12~3月)を除き、荘川や平瀬温泉を経由するため荘川IC以北は国道156号を経由して運行されている。
大阪など近畿地方からは、金沢へ出て濃尾バスへ乗り継ぐか、名古屋へ出て岐阜バスにのりつぐルート、東京など関東地方からは、名古屋へ出て岐阜バスへ乗り継ぐルートが公式には推奨されている。
南北に日本海へと注ぐ庄川が流れている。その他は庄川の支流となる。
村北部は庄川を県境としており、蛇行する庄川に対しほぼ一直線で国道156号線が敷設されているため、国道走行中に7回も県境を渡るという珍しい状態となっている。
庄川は戦前より水力発電の開発が盛んであったため、庄川の山間部(もちろん白川村も)はほぼダム湖状態である。白川村内にある庄川本流のダムは以下の通り。(支流にもまだいくつかある)
基本的にダム~発電所間は離れており、その間はほとんど水流がないのだが、世界遺産である荻町合掌造り集落があるため鳩谷ダムに関しては観光放流を行っている。なお、この地域で発電された電力の殆どは関西地方へと送電されている(村内では殆ど使用していない)。
ちなみに、庄川沿線には過去に富山県に庄川(しょうがわ)町、岐阜県に荘川(しょうかわ)村が存在した。どちらも市町村合併で市町村名からは消えた。だからどうってことはない。
合掌造りとは基本的に木材や茅など自然の素材のみを使用した、屋根が三角形に開いた構造物のことである。このような合掌造りは白川村、五箇山地域(富山県南砺市の一部)を中心に数多く存在していたが、その燃えやすい構造のため集落ごと火事になり焼け落ちてしまったことが多く、現在ではほとんど残っていない。
現在残っている合掌造りのうち、集落のほとんどが合掌造りであった白川村荻町、上平村菅沼、平村相倉の各集落が世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」となっている。そのほかにもいくつか合掌造りは存在するが、世界遺産とはなっていない。(なお、白川郷は現在では白川村、五箇山は富山県南砺市の平・上平・利賀地域を指す言葉である)
世界遺産としては珍しく「人が生活している建物」が登録対象である。このため資料館などとして開放されている建物を除き、基本的には今でも生活を営んでいる「人の家」である。最近は勝手に家に入ったりする観光客が多く問題となっている。
合掌造り集落を観光する際には、ぜひとも最低限のマナーは守っていただきたい。
白川村より白川郷タグの方が圧倒的多数を占めるのでそちらで検索を推奨。
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最終更新:2025/02/14(金) 23:00
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