邪教の神官が世を正すキャンペーンとは (ジャシンノシンカンガヨヲタダスキャンペーンとは) [単語記事]

邪教の神官が世を正すキャンペーンとは、アイドル達扮する4人の邪教の神官たちが
世を正す(予定）のキャンペーンである。

概要

天海春香 GMによるSW2.0のキャンペーンである。
GMが神官プレイが好きという事もあって、
神官縛りパーティをプレイヤー達に依頼した所、
何故か全員、邪教の神官になる事を望んだ。
ここから、非常にシュールで狂気に満ちた非常に愉快な物語が始まる事となる。

舞台設定

冒険の舞台は年輪国家アイヤール。GMのオリジナル領である〈灰雲領〉エテである。
位置としては、〈赤砂領〉レザナード・〈血風領〉シュナイダーに接する。
エテ領内には魔動機文明時代の大規模魔動機製造工場が未だ稼動している。
そこから出る煙によって領内はいつも曇っているのが〈灰雲領〉と呼ばれる所以である
工場で自動生産される魔動機械は、
周辺の前線領や農業用としてオースティなどに輸出されている。
エテは対蛮族最前線の領ではないが、
前線領に接している事もあり不安定である事には変わりがないようだ。

政治的にはクーデターによる政権で、
五年前にダニー・エテという男が悪性を敷いていた前政権を倒した。
民衆からの支持は高い模様で、皇帝からも正式な領主として認められている。
自立した領を目指し、魔動機輸出や軍拡を推進している。
一方で、ブラグザバス・テメリオ等の邪教との関係を疑われている。

プレイヤー及びPC

ミー（PL如月千早）　性別：女性　年齢：？　種族：ライカンスロープ
技能：グラップラー3/プリースト（ラーリス）2

経歴
元ディルフラム在住のライカンスロープであった。
以前は普通のバルバロスであったが、ある時「恐ろしい予知夢を見たと」出奔する。
次に気が付いた時は全身ボロボロで、
見知らぬ場所に倒れており記憶も無くしていた。その時にラーリスの声を聞く。
現在名乗っている名は、持っていた懐中時計の刻まれていた「Me」の文字から取った
それ以来、予知夢で見た恐ろしい未来を回避しなければと思い続けているものの、
夢の記憶も無くしてしまっている為、今はそれを思い出す旅をしている。
夢の記憶を思い出す為に人族との接触も躊躇わないので、
何名かの人族に顔を知られているかもしれない。
ターニャポリカールポフ（PL四条貴音）　性別：女性　年齢：512歳　種族：ドレイク
技能：ファイター3/プリースト（カオルルウプテ）2

経歴
かつてはバルバロス軍の司令官として幾多の戦いに臨み、多くの命を奪ってきた。
しかし、500歳を迎えようとする頃に病床に伏し生死の狭間を彷徨う。
そこで、ドレイクである自分も死ぬ存在であると悟り、自分の力に対する執着を無くす
そして、自らの魔剣を叩き折り出奔する。
現在は人族に紛れ、冒険者として細々と暮らしている。
イオリ・スーパーマリン（PL水瀬伊織）　性別：女性　年齢 12歳　種族：人間
技能：セージ2/プリースト（テメリオ）3

経歴
実家は代々のテメリオ神官の家系。
しかし、薬に溺れる家族の姿に疑問を抱くようになり8歳のとき家出をする。
それからは同じテメリオ神官である冒険者と行動を共にする。
その師匠の持論は「薬を扱う以上、薬に溺れてはいけない」というものであった。
今はその師匠から離れ、先の教えを守りつつ、
テメリオ神官としての薬の知識を活かし冒険者をしている。
ユキ・ホルテン（PC 萩原雪歩）　性別：女性　年齢：18歳　種族：ドワーフ
技能：シューター2/プリースト（ブラグザバス）2/スカウト2

経歴
敬虔なライフォス信者の家に生まれ、両親の寵愛をうける。
ある日、蛮族に攫われ売り飛ばされそうになる。
絶望していたその時、「力をかしてやろう」というブラグザバスの声が聞こえた。
その声に導かれ蛮族を騙し、生還する事に成功する。
その時から、命の恩人として信仰する様になる。
両親の猛反対を振り切ってブラグザバスに改宗し、
「より多くの命を捧げよ」という教えを戦いの中に身を置く事と解釈し冒険者になる。
冒険者になった後も、ブラグザバス信者である事を全く隠さない(むしろ宣伝する）為、
パーティを組むどころか命を狙われる始末。