PlayStation 4(プレイステーション4)とは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が販売する家庭用ゲーム機である。この記事では、その上位版であるPlayStation 4 Pro(プレイステーション4 Pro)についても記述する。
略称は「PS4」「プレステ4」など。動画タグは主に「PS4」が使用されている。
商品名 | PlayStation 4 |
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型番 | CUH-1000~ |
発売日 | 2014年2月22日(日本) |
価格 (税別) | 39,980円 |
種別と世代 | 据え置き型:第8世代 |
カラーバリエーション[1] | |
内容物 |
2013年2月にアメリカで行われたPlayStation Meetingにて公式に発表された。リード・システムアーキテクトは「クラッシュ・バンディクー」や「ラチェット&クランク」でおなじみのマーク・サーニー氏。Wii UやOUYA、Xbox Oneなどと共に第8世代据置型ゲーム機に含まれる。
キャッチコピーは「世界が、遊びでひとつになる。」「play&peace」「できないことが、できるって、最高だ。」
高い描写力と処理性能、新たなコンテンツとの出会いのサポート、ソーシャルとの融合、そしてPlayStation Vitaや様々なモバイル端末との連携を通じて、没入感のある豊かなゲーム体験を実現すると発表されている。また、クラウド技術を活用したPlayStation Network(PSN)により、ユーザーが時間と場所を問わずにお好みのゲームをプレイできる環境を提供するとの事。
2019年12月31日時点での世界累計実売台数は1億600万台(SIE調べ)[2]。PlayStationシリーズとしては2019年時点で歴代2位の売上となった。
なお、2018年12月31日時点までは、半年に約1000万台ペースで累計実売台数が増加していた(過去リビジョン参照)。
CUH-2000シリーズおよびCUH-7000シリーズから強化・改良された部分は太字で表記。
CUH-7000シリーズ (プレイステーション4 Pro) |
CUH-2000シリーズ | CUH-1000シリーズ | |
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Main Processor | Single-chip custom processor CPU : x86-64 AMD 8コアAPU "Jaguar" GPU : 4.20 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine[1] |
Single-chip custom processor CPU : x86-64 AMD 8コアAPU "Jaguar" GPU : 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine |
|
メモリ | GDDR5 8GB | ||
ハードドライブ (換装可能) |
1TB HDD (※搭載HDDはSATA II規格)、Serial ATA IIIインタフェース対応 | 500GB HDD / 1TB HDD | 500GB HDD / 1TB HDD |
光学ドライブ | Blu-ray Disc 6倍速(CAV)、DVD-ROM 8倍速(CAV)、※CD非対応 | ||
AV入出力 | HDMI出力端子(4K・HDR出力対応) x1[2][3] AUXポート x1 (PlayStation Camera接続用) USB 3.1 Gen1ポート x3[3] S/PDIF出力 x1 |
HDMI出力端子(HDR出力対応) x1[2] AUXポート x1 (PlayStation Camera接続用) USB 3.1 Gen1ポート x2[3] S/PDIF出力 x1 |
HDMI出力端子 x1[2] AUXポート x1 (PlayStation Camera接続用) USB 3.0ポート x2 S/PDIF出力 x1 |
通信 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0 Ethernet(10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T) x1 |
IEEE 802.11b/g/n Bluetooth 2.1+EDR Ethernet(10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T) x1 |
1. CUH-1000/2000シリーズに搭載されているAPUよりもクロックが高いAPUを搭載。
2. HDR出力は全PS4シリーズで可能(システムソフトウェアアップデート必須)。そのため太字の対象としない。
3. 480i / 480pの出力はできず、代わりに2160p(4K)へ対応している。DVDは強制的にアップコンバートされる。
4. USB 3.1 Gen1とはUSB 3.0のリネーム品であるため、名称以外の変化はない。そのため太字の対象としない。
CUH-2000シリーズ / CUH-7000シリーズと同日に、新型DUALSHOCK 4(CUH-ZCT2J)が発売されている。本体比較表同様、強化・改良された部分は太字で表記。
CUH-ZCT2J(現行品) | CUH-ZCT1J(CUH-1000シリーズに同梱) | |
---|---|---|
タッチパッド | 2点検出式タッチパッド クリック機構 静電容量方式 |
|
モーションセンサー | 6軸検出システム(3軸ジャイロ、3軸加速度) | |
その他の機能 | ライトバー(タッチパッドにも投影) | ライトバー |
振動機能 スピーカー(モノラル)内蔵 |
||
接続端子 | USB端子(Micro B) 拡張端子 ステレオヘッドホン/マイク端子 |
|
無線規格 | BluetoothR Ver2.1+EDR準拠 | |
有線接続 | 対応 | -(充電のみ) |
厚みが9.5mm以下のHDDは、自己責任(新品の場合はHDDメーカー保証・販売元保証等)でプラスドライバーを使ってユーザーの手で簡単に交換出来る。厚み9.5mm以上のHDDは大きすぎてHDD収納部分に収まらず交換不能である。
価格.comではHDDの厚みが明記され、参照し易い。HDD以外にSATA接続のSSDにも換装可能である。
HDD交換には
等の方法でのUSB接続可能なストレージ(外部記録媒体・外部記憶装置)にPS4のシステムソフトウェアのバックアップ(複製)を必ず取る事。
PS4はFAT32・exFAT以外のフォーマットの外部ストレージは使えないので、FAT32・exFATにフォーマットされていない外部ストレージは事前にFAT32もしくはexFATにフォーマットが必須である。
PS4本体に内蔵する為のHDD、SSDは初回起動時にPS4側でフォーマット出来る為、事前にPC等でFAT32フォーマットする必要はない。
torne等で増設する為の外付けUSB HDDは事前にFAT32でフォーマットされていないと使えない。
FAT32は2TB迄利用可能である。Windows標準装備フォーマット機能は32GB以上のフォーマットは不可能なので、Fat32Formatter等のユーティリティーソフトを利用しよう。Mac OSX Ver.10.5以降は標準機能のディスクユーティリティで32GB以上のFAT32のフォーマットが出来る。
SSDへ交換するとロード時間を半分以下にする事も可能である。さすがにPS5のロード時間ほぼ0秒は厳しいがステージの切り替えが2~3秒程度まで短く出来たりする(龍が如く・ジャッジアイズ等)
別売りの周辺機器。テレビ台の上に設置しカメラでプレイヤーの姿を撮影することで、身体の動きをモーションキャプチャーしたり、顔認識でログオンするなどの機能を持つ。また、「PlayStation VR」を使用する際は必須となり、同デバイスとの同梱版も販売されている。
CUH-2000シリーズ / CUH-7000シリーズと同日に新型(CUH-ZEY2J)が発売されているものの、デザインが一新しただけであり仕様面で変化はない。
動画最大サイズ | 1280 × 800 (x2) |
---|---|
フレームレート | 60fps(1280x800) 120fps(640x400) 240fps(320x192) |
対応フォーマット | RAW YUV(非圧縮) |
従来のPSハードとの互換性は持っておらず、PS3以前のソフトは、メディア版・ダウンロード版ともにプレイ不可能となっている[7]
PS3のタイトルは後述の「PlayStation Now」でプレイ可能。PS2タイトルは「PS2 Classics(PS2ゲームアーカイブス)」として配信されている。
基本的に日本以外で配信されている、PS4版のPS2ゲームアーカイブス。最大の特徴として、エミュレータ動作であるにも関わらずトロフィー機能が搭載されている。シェア機能も対応。
解説書はコンテンツインフォメーション(ホーム画面から該当タイトルを選択した状態で方向キー/スティックの下)から表示できる他、セカンドスクリーンにも表示可能。
日本では少なくとも下記5本がPS2 Classics(PS2ゲームアーカイブス)に該当する。本数が少ないためかPS4タイトル扱い。
ディスク版タイトルをオフラインプレイで楽しむ限りでは、オンライン接続による本体認証は必要ない。また、中古販売の制限もかかっておらず、ディスクの貸し借りなども可能であるという。
基本的にリージョンフリーだが、各ソフトハウスの判断でリージョンロックされる場合もある。
詳細は大百科記事『PlayStation Plus』を参照。
PS4タイトルのオンラインマルチプレイでは、大半のタイトルが加入を必要としている。ただし、『Planetside 2』など、一部のタイトルは加入不要となっている。加入が必要かどうかは、パッケージ版裏面の告知やダウンロード版販売ページで確認できる。
詳細は大百科記事『PlayStation Now』を参照。
PS4ではPS3/PS4タイトルをプレイ可能で、PS4タイトルはダウンロード版としてのプレイも可能。なお日本以外の地域では、PS4向けにPS2タイトルの配信も行っている。
PS4からはPSシリーズ初のゲーム配信ができるようになった。また、システムレベルでゲームを録画することができる。プレイ中常に15分前までの分を録画しており、SHAREボタンを押し画面に従うことで、保存したりアップロードしたりすることが出来る。スクリーンショット・ゲーム配信もこのボタンから。
但しゲームによってはネタバレ防止の為に特定のシーン(主にゲームの終盤付近~ゲームクリアまで)がキャプチャ・配信禁止になっている事もある。(例:ジャッジアイズのChapter9以降)
現在はTwitch、ニコニコ生放送(日本限定)、YouTubeで配信ができる。また、ニコニコ生放送は一般会員でも一か月間お試し期間として配信が出来る。ニコニコ生放送では独自の仕様が適用されているが、そちらの詳細は大百科記事『PS4ゲーム配信』を参照。
録画した動画のアップロードは現在YouTubeにのみ対応している。投稿できる最大再生時間は、各動画サイトの仕様による。
Ustream(現:IBM Cloud Video)は海外での発売当初から対応していたが、2016年8月1日をもってサポート終了・配信不可となった。
また、Daliymotionは2016年4月6日からの後付であり、動画アップロードにも対応していたが、2018年6月20日をもってサポート終了・配信および投稿不可となった。
Facebook、およびTwitter(現:X)は海外での発売当初から対応していたが、Facebook側は2019年10月9日、Twitter/X側は2023年11月13日をもってサポート終了・投稿不可となった。(ゲームのコントローラーで140文字近い文字入力を漢字変換も交えて行うのはゲームを始めた時の10文字程度のプレイヤーネーム入力よりかなり大変だった。)
上記の告知・履歴は、2020年以降公式サイトでの「重要なお知らせ」にて記載されているため、詳細はそちらを参照。
PS4用タイトルのうち、PlayStation VR専用のものについては記事「PlayStation VR」を参照。
また、ニコニコ大百科に記事のないタイトルを含めた公式の一覧については、オフィシャルサイトの「ゲームソフト検索|プレイステーションオフィシャルサイト」を参照。
据置型ハード | PlayStation - PlayStation 2 - PlayStation 3 - PlayStation 4 - PlayStation 5 - PlayStation Vita TV |
携帯型ハード | PlayStation Portable - PlayStation Portable E-1000 - PlayStation Portable go - PlayStation Vita |
周辺機器 | デュアルショック - PlayStation Move - PlayStation VR(Project Morpheus) - PlayStation VR2 - ポケットステーション - PSX - torne - nasne - PlayStation Portal |
サービス | PlayStation Network - PlayStation Store - PlayStation Home - PlayStation Plus - PlayStation Now - ゲームアーカイブス - アドホック・パーティー |
関連企業・人物 | ソニー - ソニー・インタラクティブエンタテインメント - 久夛良木健 - 平井一夫 - マーク・サーニー |
その他 | Cell Broadband Engine - XMB - Media Manager - Media Go - PS4ゲーム配信 - PS4キャプチャー配信 - GAME DIGGIN’ - ようこそ!PS Vita ゲーム天国 - 物売るっていうレベルじゃねぇぞ! - あけおめ事件(8001050F) - プレイエリアの外です - PS5が当たらない |
一覧 | 据置型ゲーム機一覧 - 携帯型ゲーム機一覧 - ゲームアーカイブス配信タイトル - 作品テンプレートの一覧 |
ver20240923 |
掲示板
3126 ななしのよっしん
2024/11/04(月) 12:16:23 ID: KQqDPnT8V/
スイッチみたいに自社IPとか遊び方で差別化できないからじゃね
アイディアが無いからPCと遜色ない位に性能を上げるしかない
無駄にグラフィックだけ上げたゲームみたいにな
3127 ななしのよっしん
2024/11/07(木) 18:11:04 ID: gpUmuqnVqJ
でも今のSIEがアイデア勝負に出てもPSMoveやPSVRみたいなのしか出ないからなぁ
MoveやVRも十分に凄いのにそれを活かせるIPが出ないからどうしようもない
SIEは「こういうことが表現・実現できるハードが出来たから、このタイトルを作ろう!」って感じで既に決められているコンセプトに合致するように技術を用いるのは上手だけど元からそれを活かす為のIP製作は苦手だよね
「こういうタイトルを作るために新しいハードを設計しました!」って感じでタイトル毎に特化したハードとソフトを一気に準備できる任天堂とは真逆の運営スタイル。まぁ任天堂は軸が強すぎるあまりちょっとでも迷走すると一気に崩れ落ちるって欠点はあるが(WiiUなど)
3128 ななしのよっしん
2024/11/07(木) 18:33:32 ID: lBhkwfqbQu
>>3127
PSVRはVRChatプレイできるようにしたら結構市場開拓できそう
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/11(月) 20:00
最終更新:2024/11/11(月) 20:00
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