59
1 ななしのよっしん
2016/05/22(日) 00:20:01 ID: vVyS43oGAd
ラインハルトをして無害と評されるというのはもちろん、顔と名前が「かなり明瞭に」記憶に残っているのはある意味凄いのではw
何かあったのだろうか。
2 ななしのよっしん
2016/05/22(日) 01:12:24 ID: +tHqU7hfA9
さらっとグリルパルツァーたちが関連人物になっとる!?
貴族連合軍に居た時は准将の制服着てたよね
男爵のフレーゲルが少将だか中将だかなのに伯爵のランズベルクが准将なあたり
爵位よりもコネクションの方が大事な事が感じられた
…次官になった時はメルカッツに継ぐ上級大将になったのかも知れない
実態は無いけれど…
こいつの話で気になるのはルビンスキーとの繋がりだったりする
ルビンスキーが頭の中で手ごまとして名を上げたエルヴィンヨーゼフやシューマッハと共に上がってたし、ルビンスキーが逃亡生活助けてたと思うんだが、奴はエルウィンヨーゼフの死亡(実は逃走)をどう受け止めたんだろう
信じたのか疑ったのか
3 ななしのよっしん
2016/05/22(日) 06:04:07 ID: hMpIerDYqa
>伯爵閣下のお作には、多くの美点が見られますが……
婉曲なお断りでなく、本当に多くの美点があるのだとしたら、投稿先を間違えただけの気が……
4 ななしのよっしん
2016/05/24(火) 16:10:18 ID: 0WuuYluBZs
個人的には、ラインハルト陣営に居て欲しかった人だなぁ。
戦闘に勝つ度に「褒め称える詩」をつくったり、
皇帝になった後は、「皇帝たる者が芸術に疎いのは云々」とか言って、
積極的に芸術鑑賞やらにつれていこうとかして、
良い意味でラインハルトを引っかき回してほしかった。
>>3
多分、実際の記載や、客観的な視線や考察が必要な戦史なのに、
装飾や歪曲な表現が多い文章だったのかも。
例えるなら、「家庭の医学書」を五七五の俳句や五七五七七の短歌で、
全て記載した感じだったのかもしれん。
あれ? もしかして芸術・文学関係はわりと疎いラインハルトの評価が間違ってて、
本当は、もの凄い文才の持ち主?
5 ななしのよっしん
2016/05/26(木) 20:11:57 ID: YlHGz86YWK
>>3
>>4氏が言うように文才以前のカテゴリエラーの可能性が高いですね。ラノベみたいな内容なのに純文学や歴史小説みたいなジャンルとして投稿したら、出版社的には却下せざるを得ないよね。
でもそうだったら編集者が「別ジャンル(個人的手記としての一次史料)としてとして出しましょう」と言わなかったのはなぜなのか?職務怠慢か、単純に原石を手放したくなくて書き直しをさせたのか、それともただのお世辞で実際は散々な内容だったのか・・・
6 ななしのよっしん
2016/05/27(金) 21:28:06 ID: LP3l2deC2D
文才は、残念ながらないと思う。
芸術に関心のないラインハルトのへぼ詩人よばわりはアテにならんけど
利に聡いフェザーン人なら、本当に美点を見出してれば記録作家は無理でも
上手いこと言いくるめて抱き込んでんじゃないかなと
ランズベルク伯のすごいのは「多くの美点が見られますが……」とフォローさせた人徳?だと思う
救国軍事会議にすら臆せず手厳しい意見を言い放つフェザーン商人が
何か勘違いしてる没落貴族に気を遣う理由はまるでないのに
皇帝を誘拐するほどの行動力と知性も実際にあるので
もしブラウンシュバイク公たちがシュターデン案について
「名誉だけやれば満足しそうなあいつにやらせてみようか」
という発想に至れば面白いことになっていただろうに
7 ななしのよっしん
2016/05/29(日) 00:10:22 ID: +tHqU7hfA9
とかく人から好かれる、または嫌われないのがランズベルクの最大の長所だと思う
フレーゲルとは友達だったらしいがあの根性のひん曲がったフレーゲルとお人好しのランズベルクでどんな友人関係だったんだろう
8 ななしのよっしん
2016/05/29(日) 09:52:51 ID: oMywJcAYHk
>>5
別ジャンル(手記または戦史ドラマの原作)として出しましょう、と伝えたくて編集者が言葉を慎重に選んでたら、伯爵がさっさと「もう結構!」と原稿持って帰っちゃったとか。
個人的には「リップシュタット戦役史」って「風と共に去りぬ」型の作品なんじゃないかなあ、と思ってます。
>>6
オーディンについたらついたで、今度は留守部隊司令のモルト中将かマリーンドルフ親娘あたりに「帝国貴族たるもの、皇帝陛下に弓引くとは論外ですぞ!」と論破されて、そのまま帰順しちゃったりしてそう。その方が良かったんだろうけどなあ、この人にとっては。
9 ななしのよっしん
2016/06/02(木) 05:47:16 ID: hMpIerDYqa
>>5
教科書出版会社に架空戦記持ち込んだレベルのカテゴリエラーで、ジャンル変えようにも自社にそんなレーベルないよ、とか。
ヤンが査問会に出頭する途上で見てたTVドラマとか、受ける素地があるのは知ってるけどうちじゃあつかえないし、他社に回してやるのも美味しくないし。ついでに「子供番組の脚本としては大ヒット間違いなしですよ」といったら伯爵キレそうで面倒くさいし。
>>6>>8
ランズベルク伯自身に野心はないだろうけど、簡単に騙されそうだからなぁ……結局抜け駆けの対象が「別動隊のリーダー」から「別動隊のリーダーと連絡を取る人」になって、最終的に「作戦行動中のあいつと連絡とるの一切禁止!」とかになりそう。
10 ななしのよっしん
2016/06/02(木) 06:07:37 ID: hMpIerDYqa
連投ですまんが、ランズベルク伯の著作の美点について、逆に記録作家としてのものである可能性に今気づいた。
観察眼とか着眼点とかは鋭いのに、本人の趣味だかプライドだかの美文調がそれを台無しにしてる。普通に書けば売れますよ、と編集者は言いたかったのかもしれない。
事実、そういった精神上の贅肉(余裕)がすべて吹き飛んだ後のエルウィン・ヨーゼフ2世の死にまつわる手記は、帝国軍を完璧に騙しとおしたわけだし、カテゴリーエラーは本人の志向の方だったのかもしれない。
11 ななしのよっしん
2016/06/07(火) 10:58:52 ID: +tHqU7hfA9
フェザーンの出版社が持ち込み断ったのは、
フェザーンや同盟でなら普通に発売できるけど新体制に移った帝国だと
旧体制貴族の書いた歴史書とか発禁処分になって発売できないし、
帝国当局に目つけられたら帝国で商売するのに差しさわりがあると思ったからじゃない?
仮に発売してもラインハルトは路傍の小石的に大して気にも留めないとは思うが、フェザーン商人はそう思わず「これ売ったらやべえだろ」と心配するだろうし、新体制側とよろしくやるためにもランズベルクに限らず旧体制の亡命貴族と関わり持ちたくなかったのでは。
件の出版社だけじゃなくてフェザーンの民間商人全体の傾向として。
12 ななしのよっしん
2016/06/22(水) 21:06:37 ID: j2QozjckKm
OVAだとフレ―ゲルと割とデザインが似てるせいで、あのボンボン貴族えらい性格丸くなったなとか思ってた時もあった・・・
13 ななしのよっしん
2016/06/23(木) 01:21:02 ID: c9W8NMMXUb
>>11
というかこいつなら、『リップシュタット戦役史』でブラウンシュヴァイク公のことを「悲運に倒れた正義の人」とかやたら美化してしてそうな気がするからフェザーンとしてはNOだったんだろう。
内容が面白かってとしても、自分の領地に向けて核兵器ぶっ放す奴が美化されてる小説とか、大衆は受け入れんだろうし。利益がでるとも思えん。
……逆にラインハルト陣営の描写はそれなりに的確だったんじゃないかなーと思う。
14 ななしのよっしん
2016/06/26(日) 13:57:21 ID: LP3l2deC2D
>>11
同盟と長年ほぼ公然の貿易してるし、その辺の心配する連中じゃない気がする
信託会社はレムシャイド伯から預かった資産を戦役後もちゃんと運用してたし
旧体制派だったから駄目ってわけでもないだろう
それよりは「負け組の自伝なんか出版しても購買層が限られますので」
をオブラートに包みまくってた可能性の方がありそうだけど
それにしては助言に近い体で駄目出ししてるからこれも微妙
最近読み返したら、実はランズベルク伯の文才の問題じゃなくて
駒にできそうな貴族に社会復帰させないようルパートが裏で手を回してた
ってのはありそうだなって、持ち込みについての描写前後の彼の暗躍ぶりを見て思った
15 ななしのよっしん
2016/07/14(木) 22:00:55 ID: oMywJcAYHk
>>14
そう言えば、OVA版の話だけど、ランズベルク伯が持ち込み断られた帰り道でルパートが声かけてるんだよね。
最初からルパートが手を回していたとすれば、あの間の良さは納得が行く。
非公式諜報機関でもあったオーベルシュタイン家といい、有事に際しての皇帝救出(実際は誘拐だったけど)の使命と新無憂宮地下通路の知識を与えられていたランズベルク家と言い、帝国社会ってもののややこしさというか一筋縄ではいかない複雑さを感じる。
16 ななしのよっしん
2016/09/19(月) 13:18:06 ID: cn9rOcIuRC
多分優秀な編集あててガチガチに制約つければ傑作描きそう
自由に書かせるとダメなタイプだと思う
17 ななしのよっしん
2016/09/25(日) 20:47:43 ID: SyGvrH2lFA
18 ななしのよっしん
2016/09/25(日) 23:09:57 ID: Q0AHSszu9P
本質的に気がいいんだろうな
良くも悪くも物語に登場するような悪い部分の一切書かれてない
騎士道精神溢れるナイトの生き方が彼の美意識なのだろう
19 ななしのよっしん
2016/09/26(月) 22:13:41 ID: cn9rOcIuRC
20 ななしのよっしん
2016/09/26(月) 23:47:02 ID: M8nOMV0NUw
ランズベルク伯とかキュンメルさんみたいな本来大局ととは全く関係のない立場の人たちが
ものすごくめんどくさい事を仕出かすのって「責任がないから」だよね
21 ななしのよっしん
2016/11/20(日) 20:38:39 ID: SyGvrH2lFA
出版社に断られたのって、シューマッハの「作物作っても売らせねーよ(意訳)」同様ルパートの手が回ってたって可能性は?
22 ななしのよっしん
2017/01/21(土) 07:14:51 ID: hMpIerDYqa
>>20
「責任感だけがある」というべきかな
キュンメルさんはちょっと違うけど
23 ななしのよっしん
2017/03/13(月) 19:53:16 ID: ivllqqQDCT
ブラウンシュヴァイクが時代のせいで不幸な人呼ばわりされていたけど、どう考えても不幸なのはこの人。
100年前ならのんびり詩を作りながら平和に過ごせたし、他の門閥どもみたいに悪意を持って領民を傷つける事もなかっただろうに。
降りるべきところで降りなかったのは自業自得かもしれんが……
24 ななしのよっしん
2017/03/17(金) 01:11:56 ID: Bhg/IJRn9H
ちなみにこいつが書いた「リップシュタット戦役史」を見せた先はOVA版だとTOKUMAという出版社である。
25 ななしのよっしん
2017/04/14(金) 23:04:04 ID: Yhh7anZ0xC
司馬遷から陳寿、フラウィウス・ヨセフスまで時代のせいで散々な目にあったことをバネにした
歴史の著述家も多いので、もう少し成熟してれば成功したかもね。まぁ、門閥貴族側の戦史では
当代では評価されなかっただろうけど、時代を経れば負けた側の記録として歴史家の引用に
供されるようなことはあったかも。
26 ななしのよっしん
2017/08/12(土) 02:15:37 ID: l9Ch2dSpw8
27 ななしのよっしん
2017/08/13(日) 07:08:25 ID: hMpIerDYqa
あなた、画家枠とピアニスト枠も独占してるじゃないですか
一つぐらい譲ってくださいよ
28 ななしのよっしん
2017/08/30(水) 07:50:37 ID: +tHqU7hfA9
29 ななしのよっしん
2017/09/09(土) 09:51:24 ID: oMywJcAYHk
「ローエングラム派は陛下と自分を追っているに違いない!」という思い込みと実際には野放しに違い現状のギャップが、文筆家としての豊かな想像力と合わさって急ピッチでランズベルク伯の精神をすり減らしたんだろうなあ。
で、こうなった時期の幼帝への彼の態度は想像すると、なかなか怖いんだよね。主観的にはともかく、他人が見たら虐待以外の何物でもなくなったんじゃなかろうか。
>>24
SOUGENなら出版してもらえたかなw
30 ななしのよっしん
2017/09/22(金) 10:37:23 ID: ht+jML5sAu
>>24
2010年代では青息吐息でも
はるか未来でも会社が存続しているのか。しぶといな。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。