「俺、信濃藤四郎。
うちは兄弟多いし、俺、秘蔵っ子だから、あんまし知らないかも。でも、仲良くしてね、大将」
信濃藤四郎(刀剣乱舞)とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場する刀剣男士である。
粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟のひとり。
永井信濃守尚政所持であったことが名の由来。後に、庄内藩酒井家に伝来。
主の懐に入りたい、折り紙つきの秘蔵っ子。
2016年4月12日のメンテナンス後、期間限定イベント「地下に眠る千両箱」にて実装された。
以後、たびたび開催される同イベントにおいて特定条件下で稀にドロップ。長らく恒常での入手は不可能であったが、2018年7月3日に刀剣男士の入手方法に大幅な変更が入り、恒常鍛刀可能および2-3・7-1の通常マスでドロップするようになった。
赤毛に、青と赤が混じった不思議な色の瞳が特徴の美少年。
戦装束は刀派共通の、軍服風の洋装。短パンから惜しげもなく晒された白いポーチつきレッグホルスターを装備した太ももがまぶしいと評判。FSS
左手に装着した指先の尖った爪つき籠手は「猫手」という忍者が暗殺用に用いる暗器である。戦闘の構えもニンジャっぽい。
内番では、刀派共通の服に加え、紋入りのマフラーを首に巻いている。この紋は最初の主である永井家の家紋「唐梨切り口」とよく似た意匠である。
先に実装されていた兄弟の薬研藤四郎(刀剣乱舞)・厚藤四郎(刀剣乱舞)・後藤藤四郎(刀剣乱舞)と同じく、プレイヤー(審神者)を「大将」と呼び慕う。
この為、非公式ながらこの四振を「大将組」と呼ぶ審神者もいる。
他の三人の男らしい口調とは打って変わって「ねえ、懐、入っていい?」などと可愛らしく甘えるショタコンキラーとなっている。かくして大将たちは毎夜、信濃の太もものポーチの中身に思いを馳せるのであった。
なお、戦う時は「懐」の意味合いが変わり、会心の一撃では「懐、ガラ空きだよ!」と急所を突く戦いぶりを見せる。
秘蔵っ子を自称しており、演練に駆り出されると戸惑いを見せる。畑当番でも「もっと狭い畑ない?」と口にするなど、肉体労働にはあまり馴染みがない様子。
一方で本丸で放置していると「秘蔵っ子って言っても、秘蔵しなくてもいいんだからな」と言うなど、刀として用いられる事を望んでいる節は見受けられる。また誉を取った時には「さすが信濃藤四郎、って思うでしょ!」と、揺るぎない自信を垣間見せる。
他の兄弟同様、内番・手合せにおいては長兄・一期一振(刀剣乱舞)との間に特殊会話が発生する。
2017年10月現在、回想はなし。
ランクアップ後の特の最大ステータスでは、全短刀中で偵察値が博多藤四郎(刀剣乱舞)・太鼓鐘貞宗(刀剣乱舞)に次いで3位、隠蔽値が単独一位となる。秘蔵っ子だけに。
また、生存と統率も高いが、代わりに打撃と衝力が低い。
鎌倉時代中期の刀工・粟田口吉光作の短刀。
短刀作りの名手として知られており、兄弟が多いのはこの為。
江戸時代前期の大名、永井尚政が所持していた。
永井尚政は幕府への忠勤に励んで2代将軍徳川秀忠に重用され、本多正純が「宇都宮釣天井事件」で改易された後、老中を務めた人物である。この尚政の官位が「信濃守」であった事から、「信濃藤四郎」の名がついた。
その後、何かの祝いの折に徳川秀忠に献上される。さらに後に、鍋島忠直が叙爵した際に拝領する。
そして、出羽庄内藩初代藩主・酒井忠勝の代に伝来し、以後長らく同家に伝わった。[1]
異説には、徳川家光の養女・大姫が加賀藩・前田光高に嫁いだ際、「太郎作正宗」と共に信濃藤四郎は祝儀として前田家に贈られ、寛永13年(1639年)9月、前田家から出羽庄内藩・酒井家に売却されて以後同家に伝来したともされるが、これは所蔵元の致道博物館との史料とは矛盾が生じる。
ところが昭和61年(1986年)8月、信濃藤四郎が保管されていた酒井家土蔵に窃盗が進入。重要文化財「見返り元重」「備前兼長」など16点と共に盗難、行方不明となってしまった。しかしその後平成元年(1989)に犯人が逮捕、無事に酒井家に戻っている。よかったね。
現在は酒井家ゆかりの地・山形県鶴岡市の致道博物館に所蔵されている。
2016年10月1日~30日、致道博物館で「SAMURAIの美『出羽荘内藩酒井家ゆかりの名品』展」が開催。信濃藤四郎が他の刀剣共々展示された。
会場限定のオリジナルグッズが販売された他、ゲームとのコラボにより等身大パネルおよび描きおろしイラストが展示。信濃藤四郎を一目見ようと審神者が県内のみならず、全国から信濃藤四郎ゆかりの地を来訪し、大いに賑わった。
2017年4月29日より開催されている「日本名刀展 第1部 見どころ学べる!目で観る刀の教科書展」において展示。前回同様のコラボが行われた他、スタンプラリーが開催された。
また5月14日には「おっきいこんのすけ」が一日館長を務めるほか、5/27・5/28に五虎退(米沢市上杉博物館より寄託)、6月3日・4日に乱藤四郎がそれぞれ2日間限定で特別公開された。
2017年4月25日、「極(きわめ)」が実装。
Lv60以上、修業道具一式を消費して96時間の修行に旅立つことで極の姿になれる。
凛々しい鎧武者となって無事帰還した、のだが……詳細はのちほど。
秘蔵っ子の本領発揮か、隠蔽率の高さは極となった短刀の中でもトップ。反面打撃はワースト2位という、ややピーキーな能力値になっている。
ともあれ明確に影響が出る訳ではなく、スロットの増加、全体的なステータスの向上など、極短刀の特性を含めて十分な戦力として運用できる。
修行先では代々の主や人の命の移り変わりを目の当たりにして「刀を残して、人はいつも先にいなくなってしまう」と寂しげな様子を手紙に綴っていた。
これにより、こちら側の体感では96時間だが、刀剣男士によっては修行先で何十年も過ごしたことが改めてわかった。
その反動か、本丸に帰還後も大将こと審神者への甘えっぷりは健在。
万屋に連れて行けば「ねえねえ、細工物を買ってかない?」と誘い、近侍に据えていると「大将って懐広いよな~」と発言するなど、「懐」に入っていることが前提な感じになっている。いいぞもっと来い。
また戦闘においても敵の「懐」に飛び込むのは変わりないようで、会心時の「心臓……見えたっ!」でハートをぶち抜かれた審神者もいるかも知れない。
実装された極の戦装束は、刀派共通の洋装+黒を基調とした甲冑姿である。
この甲冑、モチーフとなっているのは確かに「酒井忠勝」の甲冑なのだが、こちらは若狭小浜藩初代藩主。
実は出羽庄内藩初代藩主の「酒井忠勝」とは、同時代に生きた同姓同名の別人なのである。
ややこしいな!という人のための簡単な見分け方
これらの指摘を受けた結果、ニトロプラスのでじたろう氏からは誤発注があったとして謝罪。
ゲーム公式Twitterより追って修正が行われる旨が発表、その後6月13日のアップデートでキャラクターグラフィックが差し替えられた。
甲冑の鎧袖や前立などに変更が入り、黒を基調としたその戦装束はニンジャかアサシンかといった風情。なお魅惑の太もも絶対領域は守られた。ありがとうけんらんぶ
掲示板
1 ななしのよっしん
2016/06/30(木) 16:14:42 ID: QuSZp7L99F
記事作成ありがとうございますー!
信濃くんはかわいい!
2 ななしのよっしん
2016/07/04(月) 01:19:09 ID: Xe3zRaxbnm
ステータス説明のところ修正しました。貞ちゃんの最大偵察が不明なので、とりあえず暫定ですけど。
極になったらこの子も上半身は完全にキャストオフするんでしょうか・・・というか、極の基本は真剣必殺は脱がないといけないんだろうかwww
3 ななしのよっしん
2016/08/19(金) 08:28:40 ID: 02rTZCSLIt
10月1日にニトロプラス(刀剣乱舞)とのコラボイベントで、山形の致道博物館に展示されるかも。
信濃くんが好きな大将たちには狙いどころです。
http://w
吉光こと信濃藤四郎以外にも、国宝太刀銘 「信房作」と「眞光」だけでも見る価値はありそうだ
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最終更新:2024/12/21(土) 21:00
最終更新:2024/12/21(土) 20:00
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