タイトルホルダー とは、2018年生まれの日本の競走馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2021年:菊花賞(GI)、弥生賞ディープインパクト記念(GII)
2022年:天皇賞(春)(GI)、宝塚記念(GI)、日経賞(GII)
なお、この馬名は3代目である。
父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母父Motivatorという血統。
父ドゥラメンテはキングカメハメハとアドマイヤグルーヴを両親に持つ超良血で、自身も皐月賞とダービーのクラシック二冠を制した実力馬。種牡馬としても大きな期待が掛けられたが2021年に9歳の若さで早世している。
母メーヴェは英国生まれで日本で競走し中長距離を中心にOPまで出世した馬。ちっちゃすぎる馬ことメロディーレーンは半姉(なおタイトルホルダー自身の馬体は平均的なサイズである)。母父は英国産で無敗で2005年のエプソムダービーを制した名馬。凱旋門賞馬Treveの父としても名高い。
馬名の意味は「選手権保持者」。理由は父、母父、二代母父がダービー馬であるため。
2018年2月10日にマツリダゴッホやスマートファルコンなどを輩出した新ひだか町・岡田スタッドで生まれ、2018年セレクトセールで2,160万円で取引される。(下動画の71:00辺り)
岡田スタッドで生まれた後、1歳の頃から襟裳岬に近く強風が吹き、鹿や熊といった野生動物も出没する危険な自然環境である1区画30町(1町=約109m)の広大な敷地のえりも分場[1]で1日20時間の昼夜放牧に出される。鹿の角で刺されて馬が怪我することも頻繫にあり、2・3割の馬は挫折する中で、同牧場の岡田牧雄代表に「へっちゃらな顔をしていた。1歳の夜間放牧で、ケロッとしている馬はほとんどいない。その時点で普通の馬ではなかった。」と評されるほど平然としており、一度も挫折することなく丈夫な体に育った。後に一部スポーツ誌では躍動感ある熊の写真と共に「タイトルホルダー熊で鍛えた」と1面トップにデカデカと記事を載せている。
1歳秋頃からノルマンディーファームに移動。岡田代表の息子壮史氏や牧場スタッフに「坂路で追い切りすると止まることなく坂路の頂上のさらに先まで行ってしまった」と言わしめるほどの力強さを発揮。(過去にそこまでの力強さを見せたのはスマートファルコンとマツリダゴッホだけだった。)
2歳3月にはビッグレッドファーム明和にて、ビッグレッドファーム・コスモヴュー・岡田スタッド各々から連れて来た馬達で行われた6頭立ての追い比べに参加し6番目に入線。だが勾配のきつい明和の坂路に慣れていない馬達は離される事が多い中、それほど離されずに走っており、岡田代表は「能力はうちの馬の中では一番」と自信を深め、岡田スタッドのスタッフ達と「タイトルホルダーで菊花賞を獲るぞ!」と話していた。
栗田厩舎には2歳の早い時期に入厩したが、芯がまだしっかりしておらずゲート試験合格後に一時放牧に出し、初秋頃に再入厩した。
2歳10月、前向きな気性面を考慮して戸崎圭太を鞍上に芝1800mでデビューし逃げ切り勝ち。続く東スポ杯2歳Sはメンコを外して挑み、5番人気にとどまるが積極的な競馬でダノンザキッドの2着に食い込む。メンコを戻したホープフルSでは番手だったが、4コーナーで目の前のランドオブリバティが逸走し力んでしまい踏ん張りきれず4着に敗戦。2戦続けてダノンザキッドの後塵を拝する。
放牧を挟み明けて3歳は、レース間隔を鑑み前年から改称された弥生賞ディープインパクト記念に出走。戸崎が海外遠征後の自主隔離期間中のため関東の新エース横山武史に乗り替わる。最終追い切り直前に寒暖差が要因と思しき疝痛に見舞われたが、幸いにも軽症で最終追い切りを1日遅らせるだけで済んだ。レース本番では再び4番人気にとどまったが今度はマイペースの逃げを打ち、そのまま押し切って勝利。重賞初制覇を挙げ、ダノンザキッドに初めて先着。クラシックの切符を手にする。この時点で岡田代表は来年の天皇賞(春)参戦と凱旋門賞挑戦を考えていたという。
皐月賞では横山武史が人気馬エフフォーリアに騎乗のため田辺裕信にスイッチ。8番人気と穴馬扱いであったが、2番手から早々に先頭争いに加わる積極的な競馬を見せ、直線でも必死の粘り。エフフォーリアにこそ3馬身千切られたが、後方から追撃してきた各馬との接戦を制し2着に善戦する。しかしダービーでは高速決着についていけずシャフリヤールの6着に敗戦。
秋はセントライト記念で始動。皐月賞馬エフフォーリアが古馬中距離戦線に舵を切ったため、弥生賞を制した横山武史が鞍上に戻る。実績から新馬戦以来の1番人気に推されたが、前後左右から馬群に押し込められ、直線でも進路を失ったまま馬群ごと後退しブービー13着という大惨敗を喫してしまう。
42年ぶりの阪神競馬場開催となった菊花賞は皐月賞馬エフフォーリアもダービー馬シャフリヤールも不在の混戦模様。オッズも割れ、重賞勝ちの実績がありながら前走での惨敗やここ10年の美浦所属勝ち馬はフィエールマンだけとあって、タイトルホルダーは単勝8倍の4番人気に留まる。
2枠3番からスタートしたタイトルホルダー。横山武史が気合いをつけて逃げを打ち、1周目の直線で4馬身前後のリードを確保。序盤の1000mは60秒フラットという緩みないペースを刻んでいく。向こう正面ではややリードがなくなったかに思えたが、それもそのはず。1000m~2000mの間のラップは一気に緩んで65秒4。序盤のリードを最大限活かして息を入れていたのだ。
4コーナーを回ったところで満を持して横山武史が追い出すと、タイトルホルダーもこれに応えて一気に後続を突き放す。後続各馬に差を詰める余力のある馬はもはやおらず、その後もリードを維持したまま5馬身差の大楽勝。5馬身差以上での菊花賞勝利はグレード制導入以後エピファネイア以来5頭目。父ドゥラメンテが骨折で挑めず、姉メロディーレーンが果敢に挑んで敗れた舞台で一族の悲願を果たした。なお祖父キングカメハメハは、タイトルホルダーの勝利で日本調教馬として初めて3頭目のGⅠサイアー(ドゥラメンテ以外はロードカナロア、ルーラーシップ)を輩出したことになる。3代ともクラシック制覇したのは史上初であり、また前走二桁順位からの菊花賞制覇も史上初、二冠馬の産駒が父が獲得できなかった一冠を勝利するのは1959年のコマツヒカリ以来であった。
横山武史騎手は「この馬は真面目すぎるところが長所であり短所でもあるので、スタッフと一緒に歩んでいけたらと思います」と語った。武史はGⅠ2勝目。同年のエフフォーリアに騎乗した皐月賞に続いて父の横山典弘との親子制覇。栗田調教師にとっては初のGⅠ勝利、馬主の山田弘氏や生産牧場の岡田スタッドにとっても初のクラシック勝利となった。
菊花賞の逃げ切り勝ちは23年ぶり。その23年前の菊花賞馬こそ、父典弘がペースを完全に支配して逃げ切った1998年の二冠馬セイウンスカイ。そして、その年の12月に生まれたのが三男の武史である。
23年の時を経て、息子が刻んだラップもレース展開も、まさに23年前の父のほぼ完璧な再現。競馬はブラッドスポーツというが、馬だけでなくジョッキーの血も継がれていくことを示すかのように、息子が父さながらの巧みな手綱さばきで菊の舞台を支配してみせた。
菊花賞後は当初年内休養を予定していたが、馬体重増やファン投票で3位となった事を踏まえて、11月は放牧で休養を取り、次走は有馬記念へ出走。鞍上は武史の兄、和生。同レースには皐月賞馬かつ天皇賞(秋)を制したエフフォーリアが武史を鞍上に出走し牡馬クラシックを獲得した3歳馬対決の総決算となる。他にもラストランを迎える現役最強女王クロノジェネシスや4歳馬からディープボンドやアカイイト、逆襲を狙わんとするステラヴェローチェとアサマノイタズラといった同期も参戦。年末の大一番にふさわしい面々となった。菊花賞の1週間後にオープン入りを果たした姉のメロディーレーンも投票上位10頭に入り、めでたく姉弟対決が決まった。
12月26日、中山競馬場で迎えた本番は戦前から逃げを宣言していたパンサラッサを追う形で進む。4コーナーで捕らえるとそのまま先頭に立つが、直線での一伸びが足りずエフフォーリアらに差されエフフォーリアの5着。過去勝ち馬の居ない大外枠での出走で掲示板に入ったあたり菊花賞馬としての実力は確かなものといえるだろう。
古馬となった2022年も現役続行。天皇賞(春)を目標に阪神大賞典から始動する予定だった。しかし、有馬記念後に右トモを痛めており、1週間地面に右後脚が着けない程の状態で一旦は春競馬の予定が白紙に。岡田代表は長期休養や競走馬引退も頭によぎったという。[2]幸いにも回復が早く、1ヶ月経つと問題なく乗れるようになるまで回復。一応体調や輸送面なども考慮しつつもステップレースを日経賞に変更して春の盾を目指すこととなった。鞍上は引き続き横山和生。
稍重発表ながら雨が降りしきる中の発走となった日経賞。タイトルホルダーは実績差もあり1.6倍の断然人気に支持された。レースでは外目11番枠からすんなりと先手を取り、1000m63秒6というマイペースに持ち込む。背後から追いかけられ続けてはいたが人馬とも至って落ち着いた逃げを展開し、3角で後続各馬が差を詰めにかかっても持ったまま仕掛けどころを待つ。そして4角で並びかけられたところで横山が満を持して追い出しにかかれば、タイトルホルダーも持ち前の二枚腰を発揮して伸び、突き放せはしないものの先頭を譲らない。最後にはインから迫ってきたボッケリーニをクビ差振り切ってゴール板を通過。これで日経賞は3年連続横山家が制覇。[3]4歳初戦を勝利し、天皇賞(春)ヘ向けて順調な滑り出しを決めた。
その本番の天皇賞(春)、下馬評では阪神大賞典を快勝し実質的に古馬の大将格となったディープボンドとの二強対決にダイヤモンドSを勝利した4連勝中の同期のテーオーロイヤルが対抗と目されていた。姉のメロディーレーンも参戦し再び姉弟対決となった。
しかし有馬記念同様に外枠(8枠16番)に割り振られた事(ディープボンドは大外18番)、菊花賞が混戦を断っての逃げ切り勝ちでどうにもハマり過ぎていた感が拭えなかったこと、1番枠に入ったアイアンバローズがハナを取りに行くのではないかという予想やここまでの春GⅠで尽く人気馬が飛んだことでここも荒れるのでは?という不安感、そして調教の様子があまり良くなかった事でメンバー唯一のGⅠ勝利馬、しかもここまで菊花賞馬がいなかった2018年を除き菊花賞馬が6連覇しているレースでありながら、GⅠ未勝利のディープボンドよりも低い2番人気と実績の割にやや軽視された扱いを受ける。しかもオッズは6番人気まで10倍台の人気に留まる混戦模様。去年どっかでこんな光景見たような…?
雨の影響もあって稍重の芝となった当日、ゲートが開いた直後に隣のシルヴァーソニックが出オチスタート直後に落馬する姿を尻目に大外枠から一気に内に切り込んでハナに立とうとしたアイアンバローズを抑えると、ハナに立ってグイグイ逃げていくタイトルホルダーと横山和生。
「……この光景もどっかで見たぞ?」と観客の期待は高まっていたが、この時の彼は菊花賞とはケタが違った。この時、菊花賞のように途中でグッと緩めたと思われたが実際は稍重の芝の中、11~12秒台のラップを連発しながら一回だけ13秒台のラップを刻んだのみ。後続は稍重の芝に苦しみ、しかもハイペースで総崩れ。先行勢が競り掛けようにもタイトルホルダーが速すぎて行けば潰れてしまう上カラ馬のシルヴァーソニックが邪魔で内に入れない。ディープボンドとテーオーロイヤルが4角から外に持ち出し何とか捕まえに行こうとするも、先頭を取り続けながら菊花賞の再現と言わんばかりに上がり最速の36.4でどんどん差を突き放していく1人と1頭、これではもうどうしようもない。
タイムは3:16.2でゴールイン。シルヴァーソニックがカラ馬のままゴールまで通過するアクシデントがあったとはいえ、荒れる気配とは何だったのか。掲示板は1~5番人気が占め終わってみれば鞍上横山和生騎手の父、横山典弘騎手のイングランディーレ以来となる7馬身差、グレード制導入後最大着差タイの逃げ切り勝ち。グレード制導入後初の馬番16番での勝利を果たした。ついでにマーベラスクラウン(兄グランドフロティラ)以来28年ぶりに、同時出走したきょうだい馬の中央GⅠ制覇も成し遂げた。
思えば昔から菊花賞は最も強い馬が手にすると言われるレースであった。にも関わらずタイトルホルダーは同期の皐月賞馬エフフォーリア、ダービー馬シャフリヤールに比べ一歩物足りないと思われていたのである。しかし彼は自らの脚で見ている者の度肝を抜き、これほどまでに強いのだと言わんばかりに春の盾を掴み取ったのだ。
また長距離レースは逃げは有利でなく、これまで菊花賞や天皇賞(春)で逃げ切り勝ちした例は僅か数回ほどしかなかった。だが彼の無尽蔵のスタミナから繰り出される走りは、そんな酷道を踏破し、史上初めて菊花賞と天皇賞(春)で逃げ切り勝ちを収めた。[長距離時代の天皇賞(秋)も入れれば、1955年に菊花賞と天皇賞(秋)(3200m時代)で逃げ切り勝ちしたダイナナホウシユウがいる]
血統面でも、長距離向きではないと言われるミスタープロスペクター系(ミスプロ系)やキングカメハメハ系(キンカメ系)で初の天皇賞(春)勝利しジンクスを破っている。
そしてタイトルホルダーの鞍上、横山和生も弟の横山武史と比べられることもあった。しかし騎手生活が2ケタ年に差し掛かった中、初となる悲願のG1勝利を叶え、弟・武史が天皇賞(秋)をエフフォーリアで掴み取ったのと同様に、祖父・富雄から続く天皇賞(春)三代制覇の快挙も達成。さらに同じ馬での兄弟GⅠ勝利は史上初。見事一流ジョッキーの仲間入りを果たしインタビューでも「初めてGⅠを勝てたこともうれしいけど、タイトルホルダーと勝てたことがなによりうれしい」と喜びに溢れた姿を存分に表現していた。ゴール直後にも「っしゃあ!」という彼の喜びの声が聞こえたりする。
馬主の山田氏や生産牧場の岡田スタッドにとって今回が初の天皇賞制覇。栗田調教師にとっては養父の栗田博憲元調教師の時代も含めて初の天皇賞(春)出走での勝利となった。
次走は同じ阪神の宝塚記念に出走。ファン投票では、中間発表から最終結果に至るまで1位をキープし続け、最終的に19万1394票を獲得。オグリキャップが30年以上保持していた歴代最多得票の15万2016票を超え、投票でも逃げ切ってみせた。距離短縮の舞台では、大阪杯の雪辱に燃えるエフフォーリア、海外で勲章を掴んだドバイターフ馬・パンサラッサと有馬記念以来の再戦となる。姉のメロディーレーンとも三度の姉弟対決も実現予定。
このレースで好成績を納めることができたなら、秋の凱旋門賞挑戦も視野に入れると事前に明かされており、4歳秋を占う重要なレースとなった。
単勝1番人気はエフフォーリア(3.3倍)に譲り、タイトルホルダーは単勝4.2倍の2番人気。ディープボンド(5.6倍)、長期休養明け2戦目のデアリングタクト(7.3倍)、大阪杯4着のヒシイグアス(9.5倍)までが単勝オッズ一桁台に密集する混戦模様を呈する。しかも一時期は一度負かしたプボよりも低い3番人気だった。
2番人気に甘んじた要因としては、距離短縮の不安、パンサラッサなど逃げ・先行馬が多く、今までの先頭に立って逃げ切るレース展開が困難なこと、そしてエフフォーリアに先着したことが一度もないことが挙げられる。
本馬場入りで若干チャカついていたが、父・典弘の手助けもあって返し馬では落ち着き、3枠6番から抜群のスタートを決めたタイトルホルダー。一気に最内を陣取りこのまま逃げるかと思われたが、大逃げ馬パンサラッサがハナは譲らないとばかりに躍り出てきたので1コーナーで先頭を譲り、タイトルホルダーは単独2番手で進む。人気どころはディープボンドがタイトルホルダーの直後につけ、エフフォーリアとデアリングタクトは中団に控える。
パンサラッサは例によって猛然と逃げ、1000mはなんと57秒6。宝塚記念としては自爆特攻レベルの超ハイラップを刻んでいく(あのサイレンススズカさえ宝塚記念では58秒6)。タイトルホルダーはこれを深追いせず、3コーナーで背後のディープボンドが追い出しても悠然と仕掛けどころを待つ。
鞍上の和生は4コーナーで満を持して鞭を抜き、パンサラッサに並びかけるように直線に突入。これを一瞬で競り落とすとグングンと脚を伸ばし、力尽きたパンサラッサどころか差してきた各馬も置き去りにしていく。残り1ハロンで真ん中からヒシイグアスが馬群を抜け出てきたが全く差を縮めさせず、余裕を見せつけての2馬身差で圧勝。3連勝で3つめのGⅠタイトルを獲得、6着に沈んだエフフォーリアにも初めて先着し、現役最強馬の座を奪取した。菊花賞に次いで、父が勝てなかったレースを制覇したのも見逃せない。
そして超ハイペースを2番手から押し切った結果、勝ち時計は2分09秒7。アーネストリーが2011年に記録した2分10秒1を11年ぶりに更新する阪神芝2200mのコースレコードを樹立した。どう見ても先行不利のレース展開、そしてラストの急坂も押し切って獲得した勝利は、記録にも記憶にも残る強さだったと言えよう。
また、天皇賞(春)と宝塚記念を連勝したのは2006年のディープインパクト以来16年ぶり。和生は天皇賞に続き、祖父・富雄から続く宝塚記念三代制覇を達成した。ちなみに、これまで獲得したGIが全て阪神競馬場開催のため、阪神三冠だとか言われている。
最高の結果を残せたことで、陣営は秋の凱旋門賞へ直行することを決断。和生とのタッグで、次は世界の頂点を狙う。
武史と歩んだ菊花賞、和生と歩んだ天皇賞(春)と宝塚記念。兄弟二人と現役最強の座に就いたタイトルホルダーの実力はもはや疑いようもない。さらなるタイトルを掴みに世界へ飛び立つことになりそうだ。
| ドゥラメンテ 2012 鹿毛 |
キングカメハメハ 2001 鹿毛 |
Kingmambo | Mr. Prospector |
| Miesque | |||
| *マンファス | *ラストタイクーン | ||
| Pilot Bird | |||
| アドマイヤグルーヴ 2000 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
| Wishing Well | |||
| エアグルーヴ | *トニービン | ||
| ダイナカール | |||
| *メーヴェ 2008 黒鹿毛 FNo.9-c |
Motivator 2002 鹿毛 |
Montjeu | Sadler's Wells |
| Floripedes | |||
| Out West | Gone West | ||
| Chellingoua | |||
| Top Table 1989 鹿毛 |
Shirley Heights | Mill Reef | |
| Hardiemma | |||
| Lora's Guest | Be My Guest | ||
| Lora |
クロス:Mr. Prospector 4×5(9.38%)、Northern Dancer 5×5(6.25%)
姉の記事でも語られているが、母父Sadler's Wells系(その中でも特にスタミナ色の濃いMontjeu系)、母母父Mill Reef系、高祖母の牝系子孫にいずれも2010年代の欧州10~12F路線で活躍したCracksmanやGolden Hornがいるという非常に重厚な母の血統が彼のスタミナを裏付けていると考えられる。
9代母は「Flying Filly」ことMumtaz Mahal。
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最終更新:2025/12/07(日) 04:00
最終更新:2025/12/07(日) 03:00
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