ベルセルクとは
- 北欧神話に登場する、獣の皮を纏い自ら異常興奮状態に陥って、敵味方の区別なく虐殺したという狂戦士。
古ノルド語の「berserkr」(ベルセルクル)が英訳された際に変化し、「berserker」(バーサーカー)に変化した。 - 中世暗黒期を模したファンタジー世界を舞台に、剣士ガッツの復讐劇を描いた同名長編漫画『ベルセルク』(BERSERK)。作者は三浦建太郎。
- ゲーム『Gears of War』に登場する敵キャラクター。
本項では2について記述する
概要
1989年からヤングアニマル(前・月刊アニマルハウス)で不定期に連載していた三浦建太郎の漫画およびそれを原作とするアニメ。2002年、第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。単行本は2023年9月時点で既刊42巻。
極限まで細密に書かれた魅力的な画と壮大で重厚な物語からファンは多く、単行本は2023年9月時点で累計発行部数6000万部に達しており、海外でも人気が高い。
しかし作者がニコニコ動画とゲーム『アイドルマスター』を知って以降、作品の行く末が(海外でも)心配されているとか何とか。
1997年には『剣風伝奇ベルセルク』のタイトルで日本テレビ系列にてアニメが放映。当時はまだ珍しい深夜枠での放送だった。ストーリーは「黄金時代」篇までが描かれる。
2012年2月4日に、『ベルセルク・サーガプロジェクト』第1弾として、原作の「黄金時代」篇を元にした劇場アニメ「ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵」を公開。
さらに、同年6月23日には第2弾「黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」、翌年の2月1日にプロジェクト完結となる第三弾「黄金時代篇Ⅲ 降臨」が公開された。
そして2016年。ベルセルク新アニメプロジェクトが始動した!とうとう黒い剣士がアニメで見れることになったぞ!
2016年7月からMBSほかアニメイズム枠、WOWOWにて放送開始!CVは劇場版黄金時代篇から引き続きキャスティングされた。
2021年5月6日(木)に原作者が急性大動脈解離で逝去したため、絶筆かつ未完の作品となる………かに思われた。翌2022年6月7日に、生前の三浦から完結までのストーリー全体を聞かされていた唯一の人物である親友の森恒二が監修し、三浦のアシスタントが所属するスタジオ我画が作画を担当して、完結までを描き切る形での連載再開が発表された。
ストーリー
この世界には 人の運命を司る なんらかの超越的な「律」 神の手が存在するのだろうか
少なくとも 人は自分の意志さえ 自由にはできない
“自分の国を持つ”という大きな野望を持つグリフィスは絶対的な力を持つ「ゴッドハンド」の五人目の守護天使となることと引き換えに自分が最も大切にしていた者たちを生贄に奉げた。生贄の儀式の生き残りでありグリフィスの片腕であったガッツは身の丈を超える巨大な剣を持つ「黒い剣士」となり、仲間を裏切って無残に殺したグリフィスへの復讐のために世界を旅する。そのころ世界では大国ミッドランドを覆う不穏な影と東方の大帝国クシャーンの侵攻により大戦争が勃発し、”蝕”による使徒の増加もあいまって世界は混迷を極めていく。
登場人物
ガッツ一行
- ガッツ (CV:神奈延年 / 岩永洋昭)
- 「覚えちゃいまい、貴様らが遊び半分で食い散らかした人間一人一人のこと何ぞ覚えちゃいまい!!」
- 主人公。黒い甲冑とマントに身を包み「ドラゴンころし」と呼ばれる巨大な剣と様々な武器を使いこなす隻眼隻腕の戦士。劇中の「それは剣と言うにはあまりに大きすぎた。<中略>それは正に鉄塊だった。」という表現は様々な分野に影響を与えた。たぶん。
- 元「鷹の団」の切り込み隊長で、団長のグリフィスに次いで名が有る傭兵だった。復讐のためなら狂気に身を任せて手段を選ばず、全身に武器を帯びる様は正に狂戦士(ベルセルク)である。本来の性格は素直で優しいが、赤ん坊の頃から良い事無しの人生、更にグリフィスの裏切りによって多くのものを失い、酷く荒んでしまった。恋人のキャスカを「守る」ことと、復讐のためグリフィスに「挑む」ことを秤にかけて苦しんでいる。年齢設定は20代前半だが、その激しい生き様のせいか頭にはもう白いモノが・・
- パック (CV:渕崎ゆり子 / 水原薫)
- ガッツの相棒を自負する風の精霊(エルフ/妖精)。その能力と陽気な性格は幾度となくガッツの窮地を救ってきた。ガッツを第三者的視点からみる狂言回しであり物語のマスコットでもある。ギャグ時は左お絵カキコのようなデフォルメ調の「クリパック」になる。彼なくしてベルセルクは語れない。
- キャスカ (CV:宮村優子 / 行成とあ)
- 「あの人の夢が戦い切り開いて行くものなら、私はあの人の剣になりたい 」
- 元「鷹の団」の女千人長。グリフィスに崇拝に近い憧れを抱いており、後に鷹の団へ加わったガッツとは不仲だったが、後にグリフィスの離反を経てガッツと結ばれる。“蝕”の際に仲間の死を目の当たりにし、魔に属したグリフィスによって強姦されるがなんとか生還する。しかし、上述の理由により精神崩壊し、幼児退行と記憶喪失に陥る。以降ガッツは復讐の他にも、キャスカを元に戻すべく「妖精郷」を目指す旅を続けることとなる。
- イシドロ (CV:吉野裕行 / 下野紘)
- イシを投げるのが得意なコソドロの少年。最強剣士を目指して放浪していたが、ガッツの圧倒的な強さに、勝手に目標に定め押し掛け弟子となる。過酷な戦いの中でも明るさを失わずに日々成長している。たぶん。鷹の団切り込み隊長に憧れて剣士を目指し始めるが、それがガッツだとはまだ気づいていない。
- ファルネーゼ (CV:後藤邑子 / 日笠陽子)
- 元聖鉄鎖騎士団団長。大富豪で名門貴族「ヴァンディミオン家」の4子の末子で長女。物質的には恵まれた生活をしていたものの、精神的には満たされない生活を送っていたため、幼少期は奇行を繰り返していた。修道女として信仰に溺れ、異端者の処刑の様子に興奮を覚えるなど歪んだ性的嗜好を持っていたが、自分の理解を超えた世界で生きるガッツに出会ってからは自分自身と世界に向き合うことを学び、変わり始める。
- セルピコ (CV:水島大宙 / 興津和幸)
- ファルネーゼの従者にして騎士団の紋章官。ファルネーゼの異母兄妹にあたるが本人には黙っている。普段は穏やかで人当りが良いが、幼少時の関係でなによりもファルネーゼを最優先させる行動原理を持つ。糸目狐顔な優男と、見た目はアレだがかなり有能で、その知恵と剣の腕はガッツを追い込むほどである。
紋章官という職であったため、各国の力関係や勢力などに知悉しており、これらの解説を引き受ける役目も持つ。 - シールケ (CV:ゆかな / 斎藤千和)
- 霊樹の森で修行を積んだ魔女見習いの少女。見習いとはいえ使用する魔術は強力で、ガッツ一行の窮地を何度も救う。託された使命と子供として誰かに甘えたいという思いの両方の思いに悩んでいる。
この世界の「魔術」とは精霊信仰(アニミズム)に「幽世」という独自な設定が加わって物理的な力が備わったようなものであり、上述の「法王庁」とは対立関係にある。魔女を迫害した現世の人々をよく思っておらず、人間社会には余り馴染めていない様子である。 - イバレラ (CV:田村ゆかり / 新井里美)
- シールケの相棒のエルフ。パックよりしっかりした性格に見えるが大差はない。パックのボケに対する突っ込み役として存在している。
- マニフィコ
- ファルネーゼの兄でヴァンディミオン家の三男。野心家であるが小心なところがあり、そこを見抜かれているのか父であるヴァンディミオン家当主には二人の兄たちほどの重職を任せてもらえていない。その状況を一発逆転しようとして、自らの友人ロデリックとファルネーゼの政略結婚を父に無断で推し進めようとしていた。しかし機を見誤って失敗してしまい、その場から逃れるためになし崩し的にガッツ一行に加わった。戦闘能力はあまり無い様で、怪物に襲われたときは慌てふためくだけの、半ばギャグ要員と化している。
- ロデリック
- 北方の海に浮かぶ島国イースの王子だが、長男ではないらしく王位継承権は第三位。マニフィコと同様に父や兄の政策に不服を抱いており、マニフィコと野心を共有する友人である。マニフィコが企てた策謀としてのファルネーゼの政略結婚話の相手だったが、ファルネーゼを実際に気に入り、政略結婚が失敗に終わった後もガッツ一行を自分の船に乗せてともに船旅をするなど力を貸し続けている。マニフィコと異なり戦闘にも臆せず海兵の指揮に優れた軍人であり、それでいて気さくで柔軟な考え方をする魅力ある人間として描写されている。
- アザン(CV:なし / 安元洋貴)
- ファルネーゼが団長をしていた聖鉄鎖騎士団の副団長として、経験不足のファルネーゼを支えていた僧兵の豪傑。過去には、老人が橋を渡っている最中に強引に橋を通ろうとした戦士達を見かねて、老人をかばって一人で橋で立ちふさがったことがある。そこから「橋の騎士アザン」という異名も持つ胆力ある男。その異名についてはガッツも傭兵時代に噂を聞いていたが、傭兵たちの間では「じいさん背負って橋を渡ればいいだけのことじゃねえか」という笑い話扱いになっている。
- 断罪の塔では部下たちとともに、怪物たちから民を守るために奮戦したが、守ろうとした民たちが怪物に恐れをなして彼らの退路をふさいだこともあって、聖鉄鎖騎士団は壊滅してしまった。偶然生存してしまった彼はそれを自責する形で法王庁に報告したらしく、地位を失い放浪している。しかし偶然ロデリックの船に乗り合わせることになってしまい、兜をかぶることで素性を隠しつつガッツ一行に同行している。
その他人物
- グリフィス (CV:森川智之 / 櫻井孝宏)
- 「戦場で死ぬのは王族でも貴族でも平民でもありません 敗れた者が死ぬのです」
- 傭兵団「鷹の団」の元団長。「白い鷹」の異名を持つ美貌の騎士で、剣の腕前や軍略に優れるのみならず強烈なカリスマ性をも持ち、さらに政治的権謀術数にも長けていた。
「自分の国を持つ」という大きな野望を持ち、百年戦争での活躍でミッドランド王国の貴族にまで上り詰めるが、事情により右腕同然のガッツが鷹の団を抜けると自暴自棄に陥り、王女と姦通した罪で拷問の後監禁され失脚させられてしまう。後にガッツら鷹の団残党によって救出されるが、拷問によって満足に喋ることも歩くことも剣を握ることも出来ぬ再起不能な体となった自らに絶望し、深紅のベヘリットにより「鷹の団」を生贄にすることにより降魔の儀を行い、ゴッドハンド「フェムト」に転生。さらに断罪の塔での受肉を経て、「グリフィス」として再び現世に再誕する。 - その後は異教徒の国家「クシャーン」により侵攻を受けていたミッドランドにおいて使徒たちやミッドラント軍の敗残兵をまとめた「新生鷹の団」を組織。「神」に選ばれたかのような圧倒的活躍によってシャルロット姫を救出し、さらにはクシャーンの帝王ガニシュカを打倒する。
- ジュドー(CV:石田彰 / 梶裕貴)
- 「鷹の団」の参謀。人当たりの良い気さくな性格の手先も世渡りも器用な青年で、鷹の団に馴染めずにいたガッツの後押しをした。投げナイフの名人。キャスカに密かに想いを寄せていたが、ガッツとの仲を察し身を引いていた。蝕の際キャスカを庇い続け、深手を負い死亡する。
- リッケルト(CV:矢島晶子 / 寿美菜子)
- 鷹の団の団員。クロスボウで戦う小柄な少年。運良く、鷹の団の中で唯一烙印を刻まれずに蝕に巻き込まれず生き延びる。蝕から生還したガッツとキャスカを髑髏の騎士から預けられ、鍛冶屋ゴドーの仕事場へと運んで介抱した。その後は鍛冶屋の仕事を学びながら、ゴドーの養女エリカとともにガッツやキャスカの帰りを待っている。
- ピピン(CV:天田益男 / 藤原貴弘)
- 鷹の団の団員。元鉱夫で恰幅の良い大男。寡黙であまり感情を表に出さないが、仲間思いで心優しい。蝕の際キャスカ達を逃がすため使徒に立ち向かい、死亡する。
- コルカス(CV:西村朋紘 / 松本ヨシロウ)
- 鷹の団の千人長の一人。よく悪態をつくお調子者。彼が戦いを仕掛けたことがきっかけでガッツは鷹の団に入ることになるが、ガッツとは馬が合わずにたびたび衝突していた。蝕で女性型使徒に襲われ死亡。
- ガストン(CV:川中子雅人 / 矢尾一樹)
- 鷹の団切り込み隊の副隊長。人がよく真面目で、あまり傭兵には向かない性格。百年戦争終結後はミッドランドで仕立屋を開こうとしていた。蝕の際瀕死の所をガッツに抱えられるも、死亡。
- シャルロット(CV:白鳥由里 / 豊崎愛生)
- ミッドランド王国の王女。王位継承者という立場から国王の地位を狙うグリフィスに言い寄られる。グリフィスの不可思議な魅力に惹かれ、身を危険に晒してでも彼を案じるなど、一途な想いを抱く。
- ユリウス(CV:水野龍司 / 小山力也)
- 白龍騎士団団長でミッドランド国王の弟。平民出身のグリフィスを下賤の者だと嫌い、自らの地位を脅かす彼の活躍を妬み暗殺を企てるが失敗。グリフィスの報復によりガッツの剣を受け、逆に暗殺される。その暗殺の光景を目撃してしまった、彼の息子である少年アドニスもガッツに殺害されている。
- モズグス(CV:なし / 小山力也)
- 「法王庁」の異端審問官。5人の弟子を従えて各地にいる異端者を捕らえて回り、断罪していた。その異端者認定には苛烈な拷問が伴うため、濡れ衣を着せられたと恨む遺族などから襲撃されることもある。普通の信者に対しては至って紳士的な態度を取るが、異教徒や法王庁の規則を破る者には老若男女問わず容赦が無く、殴り殺すこともいとわない。
- しかし異端審問に関する強迫的・狂信的態度を別にすれば善人であるようで、異形の姿で生まれたり奇病を患ったことで迫害された子供たちを保護して弟子とし、彼らには非常に慕われている。信仰のためとはいえ異端審問で人々に苦難を与えている自身への戒めからか、自身の体を何千回も床に叩きつける奇妙な頂礼を長年続けている。そのためか彼の御尊顔はとても角張っている。
- ファルネーゼに異端審問の意義を説いたこともあり、ファルネーゼはそれを聴いて感銘を受けた。しかし脇で聴いていたセルピコは一歩退いた冷めた感想を抱いていた。
- 断罪の塔での混乱のさなか弟子共々使徒もどきに変貌。信仰に基づき「悪魔の化身」ガッツを断罪すべく壮絶な殺仕合をするものの、力及ばず憤死した。
- なぜか名前を間違えられることが多い。"モズグズ"、"モズクズ"、"モズクス"などがよくある間違いだが、正しくは"モズグス"である。なんとなく正解が一番語呂が悪い気がするが、そのせいで無意識に言い易い形に間違えて覚えてしまうのかもしれない。
- 試しにGoogleで「"ベルセルク" "○○○○(上記の名前)"」というキーワードで検索してみると、さすがに正解の名前が最も結果数が多いが、上記の3つの間違いの名前もかなり多く検索にかかり、3つを合算すると正解の名前の結果数を超えてしまう(2012年9月現在)。つまりネット上では彼の名前を正しく記載できている人のほうが少ないと言うことになる。君も間違えて覚えていなかっただろうか?
- 髑髏の騎士(CV:磯部勉 / 大塚明夫)
- 髑髏を模した鎧兜に身を包み、同じく髑髏を模した鎧を纏った馬を駆る、不思議な力を持った謎の騎士。髑髏の兜の中に通常の顔は見えず、ベヘリットを兜の口に入れて飲み込んだり、馬に乗ったままかなりの長距離を跳躍したりと、外見からも行動からも人外の雰囲気を漂わせている。ゴッドハンドや使徒と敵対しているようであり、ガッツや仲間たちを時折窮地から救うこともある。
- 作中世界には、髑髏の兜を被り戦場を駆けて大王国を築いたが、「神」の使わした「天使」たちによってその王都とともに滅びた「覇王ガイゼリック」なる人物の言い伝えが残っている。髑髏の騎士が、ゴッドハンドの一員スランから「王様」と呼びかけられるシーンもあり、ガイゼリックとの何らかの関わりが示唆されている。
使徒
強い渇望を抱いた人間がゴッドハンドによる降魔の儀によって転生した存在。ベヘリットを持った人間が絶望したとき、降魔の儀が発動し、その人にとって『最も大切な人』を生贄に捧げる(人間性を捨てる)事で人間を超越した肉体や願望の達成に必要な能力を与えられる。なお、使徒ではなくゴッドハンドに転生する運命の人間が手にするベヘリットは「覇王の卵」と言う、通常と異なる特別なものとなる。
転生後は人格も変質し、優しさや憐みなどの情が不必要となるためか、多くの場合残虐な行動をとるようになる。普段は人間の姿で過ごし、人間形態でも常人離れした能力を持つが、使徒形態に変身することで姿が醜く巨大になり、恐ろしい力を発揮する。その力は強大で、超人並の実力を持つガッツでも正面から戦えば命を落としかねないほどである。不老ではあるが不死ではなく、特に体表に露出した人間の面影が残る部分を攻撃されると弱い。死ぬと転生前の人間の姿へと戻る。
後にグリフィス(再生誕後)により「新生鷹の団」として組織化され(使徒は本能的にゴッドハンドに従う)、法王庁教圏各国とクシャーン帝国の戦いに介入していく。
- ゾッド(CV:内海賢二 / 三宅健太)
- 「不死(ノスフェラトゥ)のゾッド」の異名を持ち傭兵達から恐れられている使徒。強者との戦いを求めて戦地を放浪し、殺戮を行なっていたが、グリフィスの転生後は彼の部下となる。過去に剣を交えたガッツを強者と認め影から窮地を救ったり、相手に免じて戦いを預けたりと独自の美学を持っている。
- ワイアルド(CV:千葉繁(GREE)、河本邦弘(ベルセルク無双))
- ミッドランド国軍の恥部「黒犬騎士団」の団長。罪人ばかり集めたその騎士団を率いて、「エンジョイ&エキサイティング」が団のモットーであるなどと嘯きながら、時に自国領においてさえ略奪や強姦などを行っている。欲望に満ちた使徒。ミッドランド国王の命により部下を率いて救出されたグリフィス達を追うが、ガッツの攻撃で瀕死に追い込まれ、最期はゾッドに胴体を引き千切られ死亡した。
- その存在感や数々の名台詞の産みの親であるにもかかわらず、存在や行動がR-18すぎたのか、TVアニメ、アニメ映画、各種ゲームなどでいつも出番をカットされていたが、2016年のゲーム『ベルセルク無双』で、ついにプレイアブルキャラ&河本邦弘の声付きで念願の登場を果たした…が、実はすでに2014年にGREEのソーシャルゲームに登場しており、その際は千葉繁が声をあてていた。
関連動画
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関連チャンネル
関連生放送
関連項目
- 三浦建太郎
- 平沢進(アニメやゲームの主題歌作曲)
- 窪岡俊之(映画版の監督)
- ベヘリット
- ガニシュカ
- 漫画作品一覧
- アニメ作品一覧
- 喪失花の章
- ベルセルク無双
- ドラゴンズドグマ(公式にコラボしており、ゲーム中にガッツやグリフィスを模した装備が存在する)
- ドラッグオンドラグーン(「鉄塊」という、「ドラゴンころし」をモデルとしたらしき武器が登場する)
- エンジョイ&エキサイティング
外部リンク
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