在日(ざいにち)とは、日本に在する(滞在・駐在)という意味の言葉である。主に以下の意味などで使われる。
- 日本に拠点を置く外国の施設。在日米軍、在日オランダ大使館など。
- 日本に在住する日本国籍をもたない人々のこと。(例:在日アメリカ人、在日ブラジル人)
- 2番のから派生し、在日韓国・朝鮮人(在日コリアン)のこと。
新聞・ニュース報道といった公の報道機関では、「在日」という言葉に特定の国家や民族の意味を含めないが、インターネット上では上記の3をネガティブな意味で使われることが多い。
在日コリアンとは
韓国および北朝鮮にルーツを持つ人々で日本国籍を取得していない人を指す。特に1910年の韓国併合を機に増え、もともと生活水準や賃金の高い日本へ自主的に移住する人々が多くいた。第二次世界大戦が勃発すると、徴兵などで日本人労働者が減少するのに伴って、その移住者はピークに達した。
一部の移住者は、いわゆるタコ部屋労働という過酷な環境での労働を強いられていたものの、大半は一般的な労働に従事していた。企業などにとっては安い賃金で働ける労働力として、コスト削減などで重宝していたらしい。
反面、移住した朝鮮人によって労働の場を失われた日本人労働者も出てきていた。
また、日本と朝鮮との文化、習慣などの違いによるトラブルも多発し、民族差別意識が高まるようになった。特に1923年の関東大震災後、いくつかの在日朝鮮人による犯罪が新聞で採り上げられると、自警団などによって虐殺される事件が多発するようになり、震災の原因としてデマが流れるほどとなった。
これに対して警察側はいたずらな虐待、虐殺を自重するビラを配布したり、保護を行うまでに至った。
戦後、韓国と北朝鮮に分裂後、いくつかの帰国運動などが行われたものの、生活格差などを理由にそのまま滞在する在日コリアンが多く、現在に至っている。
一部は日本国籍を取得(帰化)するものがいるものの、ほとんどが韓国または北朝鮮の国籍で、本名とは異なる通名の使用を認められるなど、いわゆる「在日特権」を利用しているのが現状である。ただし参政権(選挙、罷免権、直接請求権など)は認められていない。
かつては日本人に比べて低所得で生活に苦労する人々が多かったものの、現在では経済的に成功を収める者もいて、上記の通名を利用してあたかも日本人であるようにになりすまして、特に芸能、経済、学問、マスコミの面で半ば政治的な影響を与える者も少なくない。
現在では被差別部落出身者とともに、民族的な社会問題となっている。
いつぐらいから広く使われるようになったのか
ちなみに、ネット界隈(特に2chまわり)では、今でこそ嫌韓っ気のある人がたくさんいて、あちこちに在日コリアンネタを書き込んでやたらアツくなったり、彼らの間で「在日といえばまず間違いなく在日コリアン」ということが正規表現であるような共通認識があったりする。
しかし、Googleが2008年10月に公開した「2001年1月時点でのGoogle検索ができる特設ページ」では「在日」だけで検索すると在日米軍や在日ドイツ商工会議所、在日カナダ大使館などが並んでいて、上で言う「1、2」の用法が大半を占めている。つまり、この当時は嫌韓ネタに興味のある人や、「3」の意味でこの言葉を使っている人も今と比べるとほとんどいない。おそらく、日韓ワールドカップでの韓国戦での誤審や韓国による竹島不法占拠問題あたりが何らかのターニングポイントとなったのであると思われる。
そんな経緯もあって、「3」の用法はあくまでもネットの一角(おもに2chまわり)を中心に広く使われるようになった、ネットスラング的な側面が強い。ネットに距離をおいている人達にとっては、嫌韓ムードも「3」の用法も、さほど一般的なものではない(ストレートに通用しない可能性が高い)ことはある程度留意しておく必要があるだろう。
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読み:ザイニチ
初版作成日: 08/07/21 15:50 ◆ 最終更新日: 11/12/31 04:43
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