麻雀ファイトガールとは、コナミアミューズメントが2023年3月より稼働を開始したアーケードゲームである。ジャンルは「美少女本格麻雀ゲーム」。略称はMFG。
コナミアミューズメントはアーケードの麻雀ゲームとして20年以上続く長寿タイトル、麻雀格闘倶楽部を擁しているが、稼働期間の長さからプレイヤーの高齢化が進んでいた。また近年の若年層は麻雀のルールやプレイの仕方を知らないという人が多く、麻雀人口減少も懸念されていた。打開策の一環として、コナミの得意技である美少女を前面に押し出した麻雀ゲームを開発、稼働を開始した。麻雀格闘倶楽部の筐体からのコンバートが可能。天下一将棋会同様、格闘俱楽部シリーズの一作として扱われている。
同年8月からはQuizknock STADIUMの筐体をコンバートしたカスタムモデルが稼働開始。各店舗の増台に幅が増えている。メイン画面上部のサイネージでガールズカットインなどの演出が大きく表示され、手元にアガリボタンが付いている(自動アガリ機能OFF時のみ使用可)。またインストのスペックも高く、120fpsで滑らかに動く対局、演出を体感できる。
それでも筐体数は多いとは言えず、コナステ版を要望する声がユーザーの間で上がっていた。その声を受けてかPC版先行ロケテストとして快活クラブの一部店舗でテスト稼働を実施。アーケードとマッチングすることが可能になっていた。
基本的なシステムは麻雀格闘倶楽部同様だが、初心者向けのサポート機能が充実しており、プレイ料金も抑えられている。麻雀格闘倶楽部にあったライフ制・買い取り制も廃止されており、1クレジットで対局終了までプレイ可能。考慮時間も長めにとられており、持ち時間以内であれば何度でも長考が可能。
プレイヤーは麻雀ファイトに参戦する女子高生雀士を育成するコーチとしてガールたちを導いていく存在となる。キャラクターはいずれかの学校・ブランドに所属しているが、学校をまたいでキャラクターを変更しても問題はない。キャラクター名は麻雀役がモチーフになっている。それぞれのモチーフ役のみであがると点数移動時に専用ボイスが流れる(立直・面前自摸・ドラは絡んでもOK)。なお専用ボイスはスキップ不可能。
麻雀ファイトとは、簡単に言えば女子学生麻雀大会。イベント自体の人気は高く、それぞれの選手にファンが付くほど。対局中の客席はペンライトの海になっており、対局に動きがあるとペンライトが大きく振られる。このため興業の一面もあり、出場選手は麻雀以外にも様々な活動を行っており、アイドルのような存在になっている。近年は優勝校に賞金が出るようになった。
スマートフォンで展開されている他社の麻雀ゲーム「雀魂」等を意識してか、初版執筆時点ではキャラクターの解禁にガチャを使用しておらず、追加キャラクターのパインも無条件で解禁されていた。しかし藤崎詩織以降、ガチャやe-amusement購買部の利用権購入など、条件が必要なキャラクターも追加された。ただ以前から、展開次第ではガチャ実装など無条件でないキャラ追加の可能性もあると公式からアナウンスはされていた。
後述のイベントやスピリットジムのブースト機能を持つ有料アイテム「雀ドリ」がe-amusement購買部で発売されている、お値段は330円(税込)で初回のみ割引あり。このアイテムを購入してから24時間の間、イベントポイント2倍、スピリットジム貯蓄速度3倍、ファイトスターの超高レート「超ドキドキ」が選択可能になる。発売当初は期間限定だったが恒常販売になった。
麻雀格闘倶楽部同様日本プロ麻雀連盟の公認を受けており、プロ雀士も参戦する上、各キャラクターの麻雀アクターとして女性プロ雀士が参加している。アクターは一部モーションも担当しているのか、稼働前のメイキングでポーズをとりながら写真撮影をする様子が公式SNSにアップされていた。プロ雀士は専用のe-amusement passが本人名義で登録されており、段位システムなどは一般プレイヤーと切り離されている。正確に言えば一般プレイヤーと同じくゲーム内段位は変動しているがプロ段位が優先して表示されるため、プロが画像をSNSに上げない限りはユーザーがプロのゲーム内段位を見ることは不可能。また、麻雀アクター担当のプロ雀士は担当キャラ以外を選択することができなくなっている。
2023年9月末に迷惑行為についてのお知らせが公式から発表され、他のプレイヤーへの配慮を著しく欠く行為(不必要な長考多用による牛歩行為、タメヅモ、タメロンなど)、正当な理由のない高頻度の途中終了は禁止と正式に規定された。今後同様な行為が確認された場合、ランキングの除外もしくはプレイデータの削除などペナルティが課されることになる。実際にQMAやボンバーガールでは迷惑行為を繰り返したプレイヤーのプレイデータ削除処分が下された例がある。
対局に進む前にマイルームで使用アイテムやキャラクターの変更が可能。条件を満たすと個別ストーリーを閲覧することも可能。ストーリー閲覧は1プレイに1回だけという制限がある。ミッションの進行状況も確認できるが、条件を満たしていれば対局終了時に告知されて報酬ももらえるため、見逃す心配はない。
マイルーム、ガチャ、スピリットジムは一度入って戻ってくると再移動ができない。
昨今のアーケードゲームの例にもれず、本作にもガチャシステムがある。基本は対局時の演出をガチャで入手する形式になっており、後に特定カットインをガチャで引くことで解禁できるキャラクターも実装された。ミッションで頻繁にガチャチケットも入手できるため、それほど課金額が高額になる心配はなく、デフォルト演出だけでも十分楽しめる。最高レアであるURの確率は2%とやや低めで、高レア内でもダブりが発生する。特定キャラのピックアップガチャの場合は対象キャラが50%の確率でピックアップされる。逆に言えば50%の確率ですり抜けが発生するということでもあるが。ガチャ1回につき交換ポイント1が加算され、100ポイントを貯めることでも高レア演出を入手可能。SR以上の演出はカードコネクトとリンクしており、カードとして印刷することができる(30枚までストック可能、オーバーした場合は古いものから削除)。
レアリティ | 発動条件 | 演出 | 排出率 | ピックアップ率 |
N | 鳴き | キャラスタンプ | 58% | 29% |
R | リーチ 満貫未満のアガリ |
リーチ・アガリカットイン (ノーマル・コミカル) |
30% | 15% |
SR | 満貫以上のアガリ | スマッシュカットイン (ノーマル・コミカル・バニー・特殊衣装) |
10% | 5% |
UR | 満貫以上のアガリ | アニメ演出 | 2% | 1% |
本記事初版時点では追加キャラクターも無条件解禁されていたが、公式によると今後は別の方法での追加パターンがあると告知されていた。実際に別途利用権の購入やイベントポイント、ガチャ解禁が必要なキャラクターがおり、対象キャラクターを解禁していないとピックアップガチャも回せなくなっている。追加されたキャラクターの演出は実装直後のピックアップガチャでしか獲得できないが、実装から半年程度が経過するといつものガチャやチケットガチャのラインナップに追加される。
ダブった演出はギフトに変換され、ガチャのおまけとしてキャラ指定のファイトスピリットが貰える。後述の通りギフトは好感度アップに、ファイトスピリットはデビューや衣装、キャッチフレーズ解禁のために使用する。
主にキャラクターのデビューに必要なファイトスピリットをリアルタイムで貯蓄できるモード。
最初は1枠だけ配置でき、1度配置すると24時間ごとに1個スピリットが生成され、3個まで貯めることができる。貯まったスピリットは自動回収されないため、ログインして回収する必要がある。段位が五級、初段、雀星に到達すると1枠ずつ追加され最大4枠まで拡大できる。同じキャラで複数枠使うことも可能なので、スピリットが欲しいキャラを複数配置して稼ぐことも可能。特に新キャラや新衣装が追加された直後は効率のいい収集方法になりうる。
リーグ戦や複数試合が必要なモードは基本なく1試合完結型で、四人打ち(東風戦)、三人打ち(東南戦)、二人打ち(CPU東南戦)を選択するだけ。このためプロとは対局モードさえ合っていればマッチングのチャンスとなる。イベントで特殊ルールが採用されている場合は専用のイベント会場モードに入る必要がある。
卓を選択すると次は増減するファイトスターのレートを2種類から選択する。減少の危険は少ないが勝利してももらえるスターが少ないコツコツモード、増減量の大きいハイリスクハイリターンのドキドキモードから選ぶ。雀ドリ使用中はドキドキモードの更に倍レートになる超ドキドキモードも選択可能。
続いてマッチングを行う。リアルタイムで対戦相手を検索し、最初のプレイヤーのマッチング開始から90秒が経過しても人数がそろわない場合はCPUが穴埋めする。全員がCPUになってしまった場合はCPU戦となるがファイトスターの処理は通常と同様に行われ、CPU戦をやりながら他のプレイヤーとのマッチング待ちなどは行われない。アップデートで段位別マッチングが実装され、級位と高段位者が同卓しにくくなった。しかしマッチングしづらい場合は従来通り新人と雀星でも組まれる可能性がある。またマッチング待ちの間、所持しているステッカーアイテムを使ったチャットが可能。
CPUは麻雀格闘倶楽部と同じものを使用していると思われるが、公式曰く複数タイプのCPUがいる。CPUでも波に乗るととことん強く、プレイヤーたちを差し置いて悠々とトップを走っていくこともしばしば。逆にほぼ置物になってしまうこともある。稼働当初CPUの段位は新人で固定だったが、アップデートでプレイヤーの段位に応じてCPUの強さと段位が変化するようになった。
参加プレイヤー全員の所属校が異なる場合、一定確率で突発イベント「学校対抗スクランブルマッチ」が発生、勝利数に応じて所属校のアクセサリーが手に入る。
対局中はことあるごとにキャラクターがしゃべったりアクションを起こしたりするため賑やかな場となる。例えば全キャラ共通の動作として、字牌の「中」を河へ最初に切ると「チュンビーム」を発動、背景で目からビームを撃つ(当然だが対局に影響はない)。稼働1か月後には「ダブルチュンビーム」が、2023年10月より「トリプルチュンビーム」「ファイナルチュンビーム」がそれぞれ実装され、チュンビーム発動後同巡で誰かが中を捨てると発動する(三人打ちの場合はシングル→ダブル→ファイナル)。こういった演出の大半をカットするシンプルモードも搭載。
誰かがリーチをかけると対局BGMがリーチをかけたプレイヤーのリーチBGMに変化する。追っかけリーチの場合は最後にリーチをかけたプレイヤーのBGMが適用される。最初は共通曲だがキャラクターの好感度が上がるにつれて専用曲のインストver、ボーカルverと変化していく(マイルームで変更可能)。専用曲がかかっているプレイヤーがアガると「麻雀ファイトガール!」のコールで曲が終わる(追っかけリーチで上書きされた場合、最後にリーチをかけたキャラクターのみ)。1周年記念企画の一環でその時点で参戦している全てのガールにBEMANI楽曲がプレゼントされ、イベントをこなすとリーチBGMやマイルームBGMとして使用可能になる。各キャラの楽曲はトイトイとヤオのチョイス。
対局終了後、好感度・ファン数・ファイトスターの清算が行われ、コンティニュー画面に入る。対局終了時に一定以上の点数を持っていれば無料コンティニュー可能(2人打ちはファイトスターの変動が無く、無料コンティニューもない)。またPASELI使用時のスマートコンティニューがデフォルトで適用されており、無料とはいかないまでも100円~21円の間1円単位でコンティニュー料金が割引になることもある(デフォルト設定の場合)。コンティニューをするとメインメニューに戻ることになるが卓とファイトスターレートの変更はできず、対局ボタンを押すと即座にマッチングに入る。後のアップデートでコンティニュー前に300秒の休憩が入れられるようになった。この間他の操作は受け付けられず、使用しているe-amusement passを読み取り機に当てるか300秒経過するまでロック状態となる。
Mリーグルールを基準に作られているようで相当シンプルにされており、初心者にわかりにくいと思われるルールはほぼカットされている。以下は特徴的なルール。
期間限定で開催されたイベント卓の特殊ルールをここに記載する。ここでの対局は戦績に記録されないが、ミッションの累積回数には通常通りカウントされ、ファイトスターの増減も通常通り行われる。
新人・級位⇒段位⇒雀星の3段階にカテゴライズされているが、昇降格システムはすべて共通のファイトスター制を採用している。増減量は前述のレート選択だけでなく、段位によっても変動する。段位が上がるほど勝った時にもらえるファイトスターは少なくなっていく。オーブ制を採用している麻雀格闘倶楽部と比べて段位の昇降格が激しく、レートをドキドキモードや超ドキドキモードにしているとほぼ毎試合が昇格戦もしくは降格戦になる。
麻雀格闘倶楽部での段位は八段・マスターまでだったが本作は十段まである。
雀星に到達すると以降は雀星レベルが上昇していく。雀星レベルが100に到達すると★マークが付いてレベル1からループする。2024年2月時点で既に★が2つ付いているプレイヤーが確認されている。現在は段位ランキングが公開されている。
段位のカテゴリが変わっても昇降格は普通に行われるので、初段から一級や、雀星レベル1から十段への降格もありうる。
プレイ傾向により対局ごとにファンが増えていく。プレイ傾向は4種類に分けられており、麻雀格闘倶楽部の四神属性に対応している。
それぞれに対応したプレイングを行うことで1度に増加するファン数を増やすことができる。長期的に見ればプレイヤーのスタイルにファン数が偏ることになるため、自身のプレイ傾向を分析する指標になる。なお、対局中全くあがれなかった、ドラを全く使わなかったなどの結果でない限り、増加数が0になることはまずない。ファン数はキャラクターごとに管理されており、一度増えると減ることはない。それぞれのファン数が一定以上になることでも対局グッズなどが獲得できる。また序盤はファイトスピリットが多く手に入るため、それぞれデビュー前の上限各1200人までとりあえず増やすというのも手。
基本は1対局ごとに好感度が1ずつ上がっていく。好感度が上昇するとボイスや対局グッズが順次解禁されていき、一定以上になるとリーチ中の専用BGMがグレードアップしていく。デビュー前の上限である好感度20で専用リーチソングが解禁される。しかしこの時点ではインストのショートバージョン。ボーカル付きのリーチソングを使用するためには好感度100が必要。それでもショートバージョンであり、フルコーラスは好感度150でようやく解禁になる。ガチャなどで入手できるギフトをあげることでも好感度を上げることが可能。解禁されるボイスによっては最初とは打って変わった印象を与えてくれることも。
入手した対局グッズは他のキャラクターに変更しても使うことができる。ただリーチソングだけは各キャラ専用となる。
不定期に好感度上昇量アップイベントが開催され、この間はいつもの1.5倍好感度が上昇する。
稼働開始時点でグッズやボイスの解禁は好感度165で打ち止めになっているが、それ以降も好感度は上昇し続ける。各ガールごとの好感度ランキングも公開されている。
ファン数・好感度はデフォルトの状態だと上限が設定されているが、ファイトスピリットを100個使用することでキャラクターをデビューさせ、上限を撤廃することができる。麻雀ファイトではデビューできて一人前として扱われる。デビューすると衣装チェンジが解禁され、制服からデビューウェアに変わる。デビューウェアは学校ごとに好みのデザインをオーダーできる。ファイトスピリットはミッションやガチャの他、スピリットジムでも入手可能。
2023年5月18日より追加衣装が実装され、追加衣装を解禁するためにはデビューさせた上で更にファイトスピリット100個が必要(色違いバージョンの場合は50個に軽減されていることもある)。追加衣装については不定期に麻雀ファイトの運営からウェアのカタログが届き、そこから各選手が気に入ったものを注文するらしい。
新たなファイトスピリット使用コンテンツとして実装された。イベント報酬やデフォルトで使用可能なものもあるが、各キャラクター毎の固有フレーズも存在する。固有フレーズの解禁にはファイトスピリットが必要で、決められた順番に皆勤していく必要がある。実装時点で1キャラ全てのフレーズを解禁するには550個必要。中にはまだエピソードなどで設定が語られていないものもあったりする。公式漫画ネタも入っているが、相当後の方に設定されているため早く欲しい場合はオールマイティのスピリットも動員する必要がある。
麻雀アクターとマッチングした上で順位を上回ることができればプロ雀士自身が持つキャッチフレーズを獲得できる。麻雀格闘倶楽部と異なり、自分がトップ、プロ最下位でなくてもOK(MFCでこの条件を満たすと他に入手手段のない貴重な金星が獲得できる)。
稼働開始時点で8人、2024年4月現在で計12人のキャラクターがプレイアブルになっており、マイルームで自由に選択・切り替えが可能。CVは現行のコナミアミューズメント作品に出演している声優が起用されていることも。キャラクターによる能力差や特殊能力の類は一切無いので好みで選んでOK。どの学校に所属しているかはモチーフ役によって決まる(1翻=壱高、2翻=弐女、3翻=参塾、6翻=六学、役満=帝役、ゲスト=招待選手)。
またそれぞれのモチーフ役のみであがると特殊なセリフを喋ってくれる。複合しても大丈夫な役は「門前清自摸、立直、ドラ」。そのためミツバの三暗刻(対々和・役牌などと複合しやすい)などは少々難易度が上がっている。
トイトイ曰く「帝役の連中はまぁ頑張れ」とのこと。ちなみに国士無双の確率は0.04%、天和の確率はおよそ33万分の1と言われている。アニバーサリーの際に公開されたアガリ役成立回数によると、ゲーム内では半月に1回のペースで天和が出ている模様(最少は四槓子)。
キャラクター名、CV、麻雀アクター(MA)、モチーフの順に記載
ごくごく普通な公立高校。昔は強豪校として知られていたが部員数減少により麻雀部が廃部となっていたところ、最近ヒヨリが中心となって部を復活させ麻雀ファイト久々の参戦となる。稼働開始時点で所属している選手は3人で、ヒヨリはメンタンピントリオを名乗っている。実際に3人のモチーフ役はリーチ・タンヤオ・ピンフのメンタンピンになっている。ヤオはこのトリオ名を否定しているが、デビューウェアにひっそりと「MENTANPIN」の文字が共通であしらわれている(ラフデザインをしたのがヒヨリのため)。デビューウェアはスポーツウェアにチアとそれぞれのトレードマークである動物をモチーフとしている。
学校の隣に畑を持っており、そこで採れるネリマ大根は壱高のソウルフード。各キャラの誕生日もネリマ大根関係のイベントを行っており、ヒヨリは生誕農業、センは生誕収穫、ヤオでようやく生誕パーティーを行った。ネリマ区には専用のカレンダーがあり、大根収穫時期に合わせて休日や祝日が変わり、学校や会社までも休みになるとか。
リーチソング:ダブピー♪ランデヴー
BEMANI楽曲:VVelcome!!
楽しく打つ、をモットーとする元気印で、「楽しい麻雀・愉快な麻雀、麻雀やれば世界は平和」が口癖。何もかもを楽しむ楽天的な性格をしており、ピンチの場面であってもウサウサピースで切り抜ける(願望)。ガールたちとの間で諍いが起こりそうになると率先して仲裁に動く。リボンが好きなようで、制服の至る所に独自にリボンをあしらっており、壱高の制服では標準はネクタイだがそこもリボンにしている。
水着ウェアはウサギとマリンルックをモチーフにしたものだがデザイナーのこだわりとカットインの絵が相当に攻めており、実装後プレイヤーのヒヨリ使用率が上がった模様。1周年記念では新衣装としてレースクイーン衣装が追加された。
公式漫画ではボンバーガールのシロ同様ボケ筆頭で、本編とは完全に別人な性格。道行く人を麻雀沼に叩き込もうとしている。登場時はラストハルマゲドンの「獲物がいたぜ」の表示が出ることが恒例になっている(たまに使われない回もある)。キャラデザ担当によると、ヒヨリとボンバーガールのシロ、チェイスチェイスジョーカーズのカギコ3人を「キセキの世代」と呼んでいるらしい(自動リンクされている記事とは無関係です、念のため)。
リーチソング:まっすぐ×なんばーわん!
BEMANI楽曲:お菓子の王国
気弱で内気な真面目キャラ。人見知りなところもあり、初対面時は他のキャラの影に隠れて自己紹介するほど。対局中もそれは変わらず、常におどおどしながら打っている。リーチをかけるとテンションが上がるのか、笑顔で両手の人差し指を左右に振りだす。
デビューウェアは背中の露出が多め。犬好きで家でも犬を飼っているが、名前は「サバ缶」と独特のネーミングセンスを持つ。麻雀格闘倶楽部とのコラボ時にもこのセンスが発揮され、黄龍を「おかかたくあん」と呼んでいた。好感度上昇で追加される雑談もサバ缶関係が多い。
イケボに弱く、ヒヨリとヤオにイケボで誘惑されて本作の水着実装第一号となった。ウェアで人前に出ることをためらう場面もある。水着は皆で選んでいるため彼女自身のセンスも反映されているはずだが、それでも肌面積は相当に広い。
水着第一号になったためか、2周目の新衣装解禁でも先陣を切った。ファイトガール活動の一環で会場内にある雀喫茶ローシャンテで専用のメイド服を着て接客している。衣装自体は気に入っているが自分が色々流されていることに危機感を持っている。
リーチソング:Speed Star
BEMANI楽曲:toy boxer
オトナを気取っている自称クールキャラ。暴走気味なヒヨリのブレーキ役でもある。腹ペコキャラでありおにぎりは手放せず、リーチ中に食べる。公式サイトで「剥がれなければメッキもホンモノ」と言われており、自称クールは周知の事実で他校の選手にもバレている(それどころかリーチソングでも自覚はある模様)。UR演出でもかっこよくキメた後、ガッツポーズして去っていくところまでが1セット。部内の自分のキャラや位置づけを気にしており、自分のキャラ設定に合わせて制服を改造している。冬には向かない改造の仕方だが本人曰く「クールは我慢」らしい。自身を黒豹などのかっこいい動物モチーフと思っているが、周囲からは猫キャラと認識されている。同じ猫キャラで他作品ゲストのパインがいるが、自分はあそこまで弾けられないと語っている(その割には好感度で解禁される雑談ボイスに「お腹すいたにゃあ」などの台詞があったりするが)。
食事量がどうやら他のキャラとずれているようで、以前メンタンピントリオでムサシに誕生日プレゼントを贈った際、彼女は大量におにぎりをデコレーションした3段ケーキを贈った。お菓子も好きで、関連アイテムにもお菓子が多い。個別エピソードでは入手困難な新作お菓子をプレイヤーに頼んだりしている(プレイヤーの家の近くのお店では安定して入手できるらしい)。
水着は彼女らしくおしゃれな装いで、他のキャラクターの水着に比べれば常識的なデザイン。センに追加で選んでもらったCOOLメガネをつけている。キャラクター・カットインともにメガネのON/OFFそれぞれ用意されている。2024年ニューイヤー枠にも選ばれ、干支の龍をモチーフにしたチャイナ衣装が実装されている。その際のカットインでは山のように積まれたお椀に囲まれて満面の笑みでお汁粉の餅を頬張っている。一応年末に餅を食べすぎないよう注意されていたのだが守られなかった模様。
得意分野になると急に早口になるらしく、BEMANIファイトガールイベント開催時は台詞枠に収まらないレベルで喋り出して他校のガールを驚かせた(ヒヨリとセンは慣れている模様)。
麻雀ファイトのスポンサーである大企業、ナナツノグループが運営する幼小中高大一貫の私立学校でタワーマンション型の学生寮まで完備。それどころか周辺もグループの関連施設・企業が集まっており、文字通り「ゆりかごから墓場まで」過ごすことができる(霊園まであるらしい)。近年は麻雀ファイトの成績が低迷中。部長のツミレは部員が楽しんでくれればそれでいいと考えているが、学院側からは部としての実績が上がらないことから廃部を検討されてしまっている。選手層は厚いとのことだが、選択できる選手は3人で妙にキャラクターが濃い。デビューウェアはナナツノ家お抱えのデザイナーによるもので、スポーツウェアとサイバーメイドをモチーフとした装飾があしらわれており、なぜか肌の露出が多い。
各キャラが誕生日を迎えるとツミレ主催の誕生日会兼お泊り会が開かれる。
リーチソング:2個って♡ニコニコ
BEMANI楽曲:夏色DIARY-Original rough demo version-
ナナツノグループの令嬢でおっとり系のお嬢様。麻雀部の部長も務める。温和で柔和な包容力は無限大。家事全般が好きという家庭的な一面も持ち、紹介ムービーやUR演出で家事をしている彼女を見ることができる。公式サイトで「油断をすればお世話がせまる」と紹介されるほどの世話好き。彼女が着ているのが弐女の標準的な制服だが、他に制服をきちんと着ているキャラがいないのと、彼女自身が色々規格外のためその印象がぼやける。なにかにつけてグループの力を使おうとするが、これはナナツノ家の教育方針が原因らしい。リーチソングのタイトル通りに2つ1組のものが大好き。
カオスが参戦した時、彼女の苗字であるイッシキに反応した唯一の人物。ナナツノとイッシキは企業間の付き合いがあり、クリアとも面識がある。カオスをはじめとした影武者とも会っていたようだがツミレに区別がついていたのかどうかは不明。
デビューウェアの露出は全キャラでも随一。水着は人魚をイメージしたパレオスタイルで上品な装いに見えるが、胸は貝のパーツだけで全てを支えている(背中側に支えるための紐がない)。またパレオを外した状態では下の方もデザインが際どい。2024新年枠に選ばれ、龍をモチーフにしたチャイナ風衣装が追加された。専用カットインではお年玉を渡そうとしてくる。
KAC2023三人打ち部門優勝プレイヤーの使用キャラだったため、ご褒美として専用衣装がプレゼントされることになり、4つの候補から投票するイベントが開催された。ボンバーガールやSDVXから候補が用意される中、最後の選択肢にいたのはまさかのちちびんたリカ。一応シルエットで隠されてはいたがバレバレで、大方の予想通りぶっちぎりの得票1位となり、2024年3月7日実装。さすがにマズかったのか「パロディウスサンバカーニバル衣装」という名称に変えられた。テンシ同様こちらも得票2位となった「銃王無尽グレイス」カットインが追加されている。
公式漫画ではミツバを片腕で担ぐなど腕力もある。またボケに参加することに躊躇が全くない。
リーチソング:崇めよ!暗黒神
BEMANI楽曲:深淵に捧ぐレクイエム
人間界に顕現した暗黒神を名乗っているものの何かと不幸に見舞われる。誰でも入れるはずの学院の寮の案内が何故か来ず、そのため寮には入れずにテントの野宿生活を送っている。そのためか、ご馳走を目の前にすると盛大にかぶりつく。キャラクター初公開時「路上で見かける暗黒神」と紹介されており、ムービーでもその様子が垣間見える。普段は学食で食いつないでいるらしく、連休中は学食が休みであることを嘆いている。ツミレは路上生活を心配しているが、プライドも高いため今更寮に入りたいとはいえないらしい。言動からそうとは思えないが実は弐女の中で一番の常識人。
裁縫が趣味で、普段着は制服の古着を自らリフォームしたもの。スピリットジムで着ているジャージも彼女による補修の跡が見られる。デビューウェアも改造しようとしたがウェアは貸与品で改造すると買取になるため断念した。当初は買取を警戒して水着ウェアの注文も渋っていたが、ツミレの泣き落としと圧により渋々注文(費用はツミレ持ち)。乗り気でないのは頭上の輪の大きさからも伺える(デビューウェアでは輪が大きくなっているが水着ウェアでは制服時と同じくらいのサイズ)。UR演出ではアタリ牌を引き寄せるものの盛大に自爆している。
シンデレラ衣装を賭けたキャラクター投票イベントではテンシと壮絶なデッドヒートを演じ、得票数1位を獲得、既に水着ウェアも実装されているが3着目の追加衣装が確定、2023年8月31日に実装された。投票期間中自分がトップになったら暗黒モチーフのデザインにするよう要望していたが、結局白を基調とした暗黒神とはかけ離れた衣装となった。衣装実装後しばらくしてカットインも用意された(ガチャで引く必要があるが)。
MAの赤木クロプロは本稼働前に行われたJAEPOのステージにミツバのコスプレで出演した。中の人が盛大にはっちゃけているリーチソングは一聴の価値あり。後にリーチソングの歌詞が公開され、色々わかりにくい言葉や例えを使っているものの、野宿生活の苦労を綴った歌であることが判明した。知らない単語を食べ物と思ってしまうようで、トイトイにBEMANIを知っているかと聞かれると「まだ食べたことない」と返していた。
リーチソング:あイまイこイとイ
BEMANI楽曲:Evans
宇宙人を名乗るダウナーガール。ゲームと惰眠をむさぼるニート生活で、服は楽さを重視したオーダーメイド品だが同じものを延々と着続けている着た切り雀。ミツバ曰く「ツミレの過度な甘やかしがこの怠惰な生物を生んだ」らしい。ちなみに侵略については「あ~あ、やる気だったのにやれって言われてやる気なくした~、また明日~」って感じのを毎日繰り返している。対局でもコントローラーを持ったままで、リーチ中は宇宙と交信をしているのか謎のモーションを見せる。プレイヤーのことを「コチ(コーチのこと)」と呼ぶ。
UR演出ではコナミコマンドを入力している。本作ではコナミコマンドの効果は不明だが、麻雀格闘倶楽部では対局中の画面をコナミコマンド風にタッチするとBGMがグラディウスになるギミックがある。好感度をあげると対局中に悪魔城ドラキュラやグラディウスなどのBGMを口ずさむ(他のキャラはせいぜい自分のリーチソングを口ずさむ程度)。Evansを口ずさむときもあり、後のBEMANIファイトガールで自身の楽曲として使用した。
稼働開始時実装キャラの中で最後に水着ウェアが実装されたがそのデザインはまさかのローライズマイクロビキニ。差分でゲーミングパーカー着用バージョンもあるが、ほぼ全裸に近い状態で麻雀ファイトのステージに上がっていることになる。本人は「着れればなんでもいい」という性格なので特に気にしていないのだろうが…。カードコネクトで彼女の水着カットインをホロありで印刷すると水着部分がホロ仕様になる。専用衣装2周目ではバレンタイン担当として白いダッフルコートを着た正統派スタイルの衣装が実装。コチのために頑張ってチョコを作り、両手の指には努力の跡が見られる。更にチョコを渡すとき「バレンタインの意味を分かった上で」渡している。それまでとのギャップもあり衝撃を受けたプレイヤーも多数いた模様。
稼働開始直後に誕生日を迎えたため、最初にキャライベントが開催されたキャラクターでもある。イベント達成条件は「指定期間以内に全プレイヤーの累計対局数が10000を超えること」。あっさり達成し、全プレイヤーに彼女のファイトスピリット15個が配布された。おめでトイトイ!
ナナツノグループの取引先である機械メーカーとコラボし、ロボ型のおもちゃギガンティックトイトイを開発。このアクセサリーをゲットするためには特殊イベント卓にて他のプレイヤーを飛ばして貰えるコインを集める必要があった。なおぶっとびになったプレイヤーはギガンティックトイトイに殴り飛ばされて星になる(ファイトガールは特殊な訓練を受けています)。テスト段階でミツバが犠牲になったがなんとか生還した。
BEMANIファイトガールを主催、ヤオと一緒に各ガールへ楽曲を推薦し、公式SNSでは音ゲーマー目線の楽曲解説を行っている。「全ての楽曲を愛せ、さすれば得しか無いぞ」。
国立の超エリート校。麻雀の強豪校としても知られており、昨年度の麻雀ファイト優勝校。それ以外でも多くのエリートが通うためセキュリティが強固で校内を車で移動しなければならないほど広大な敷地を持つ。校内ヒエラルキーは学年でも学力でもなく麻雀で序列される実力主義の学校。制服のデザインが微妙におかしい。伝統技として「炎のリーチ」が部員に伝えられており、これを公式の場で使うには部長の許可が要るらしい。事実上全生徒が選手と言える程の選手層の割に選択できる選手は2名。デビューウェアは看守をイメージしており、キャラクターそれぞれの独自性も反映されている。
リーチソング:豪運♪天使
BEMANI楽曲:iLLness LiLin
豪運エンジェルを名乗り、他人を下界民と見下すワガママ娘。制服とは異なる衣装を着ており、入学直後に麻雀の実力でこの格好で過ごすことを認めさせたらしい。エンジェルと名乗っているがアニメーションでは吸血鬼やサキュバスといった方が正しいような演出がされている。UR演出ではあがり牌を蹴り飛ばす。豪運というキャラ設定ではあるが、当然ながらゲームには反映されない。モチーフ役の都合で特殊ボイスを聞くのがとんでもなく難しいキャラクターになっている(ただでさえ超レアな役である天和をアガり、かつそのときに彼女を使用している必要がある)。
彼女の長考時の台詞「ちょっと待て待て摩天楼…」が特徴的なためか、彼女の名前が冠されたイベントの完走報酬として「待て待て摩天楼」がアイテム化。使用するとキャラの横に摩天楼がそびえ立つ。水着ウェアは白と金を基調としたデザインで、ようやく天使らしい装いとなった。冬にはクリスマス担当として衣装も実装され、テーマは「あたしちゃんのほどこしサンタ」。公開されたデザイン画では過去最多パターンの候補があった。
2023KAC四人打ち部門優勝プレイヤーの使用キャラだったため、ツミレ同様ご褒美衣装の投票イベントが開催された。こちらではボンバーガールのサキュバスチアコス衣装[1]が圧倒的な得票[2]を獲得、2024年2月22日に衣装・カットインが実装され、更にカットインのみではあるが得票2位だったSDVXの「銃王無尽グレイス」も同日に追加された。どちらも薄着かつ露出多めの衣装なので、ボンバーガール同様冬に薄着の衣装が実装されたキャラクターになった。
ボンバーガールとのCVつながりか公式漫画ではツッコミ役。ゲーム内でもプレイヤー側がボケると律儀にツッコミに回ってくれる。イベントストーリーが複数追加されていくにしたがってゲーム本編全体でもツッコミ役ポジションが定着してきた。ムサシが鍛錬と称してプレイヤーに色々やらされているのを見て、プレイヤーがムサシに対して鍛錬と言った回数をムサシに数えさせている。以前はテンシ自身も素直すぎるムサシをからかっていたが、あまりにも丸め込まれやすいため心配になり、この影響でお母さんキャラに目覚めつつある。コナミのCV:井澤詩織はそうなる運命なのか…。また後に追加されたキャッチフレーズの公式漫画枠も「CV:井澤詩織」である。
風紀委員長を務め、実直でストイックな性格。最初から帝役に入学したわけではなく転入組。それでも短い期間で今の地位まで上り詰めていることから相当な実力者であることが窺える。ヒヨリとは幼馴染で、彼女たちの関係はボンバーガールのシロとクロを彷彿とさせる。
鍛錬が趣味で時間があれば自己研鑽に余念がなく、休日のプライベートについて聞かれても鍛錬しているとしか返答できないほど。テンションが上がると普段の堅物キャラとは打って変わってはしゃぐ一面もあり、リーチをかけているときは特にテンションが高い。また想定外の事態になると途端にリアクションが大きくなる。ボイスでも台詞でもやたらと四字熟語を多用する。ある意味ヤオ以上にメッキがかかっているかもしれない。ムサシ繋がりか専用リーチ棒は五輪の書。
ヒヨリと学校が離れてしまった寂しさを埋めるためか「ヒヨリ」と名付けたウサギを飼っており、芸を仕込んでいる。名前は個別ストーリーや雑談ボイスでも隠していたが、メンタンピントリオとテンシがムサシの誕生日祝いで寮の部屋にサプライズ訪問した際に判明した。本編上では一度も言われていないため「飼ってるウサギの名前をバラす」が一種の殺し文句となっている。彼女主催のイベント完走報酬もヒヨリをモチーフにしたアクセサリーになっている。ウサギ以外にくまも好きで、アクセサリーや制服の腕章にデザインされている(くまのマスコットは「くみゃ」と言うらしい)。お芋系スイーツにも目が無く、部屋着として「大学芋命」と書かれたTシャツを持っている。
テンシにやり込められて水着ウェアを注文。作中でこのウェアを選んだのはムサシ自身ということになっているが、こちらも攻めたデザインになっている。イメージとしては「ふんどしのかわいい水着」らしい。風紀委員長らしく普段は堅物だが「これも鍛錬」と説明すれば大体のことはやってしまう乗せられやすい性格。
ハーフアニバーサリーキャンペーンの一環でくみゃと魔法使いをモチーフにしたハロウィン衣装が実装された。SNSの告知では恥を押し殺して精一杯PRを行いいつも以上に疲労がたまった模様。その横でテンシに盛大に笑われたらしく、活動後にとっちめたとか。
公式漫画3回目でようやく登場、大先輩である藤崎詩織を捕獲して連れてくるというとんでもないことをやらかし、ヒヨリから膝に喧嘩キックを食らった。その後も詩織相手に麻雀の実力を示そうとしたが、即堕ち2コマレベルの速攻で返り討ちに遭っている。以降も即堕ち2コマが定番ネタになりつつある。口は常にミッフィー状態で、こちらでの彼女は作中やユーザーからムっさんと呼ばれている。ヒヨリの実質舎弟のような扱いになっており、ヒヨリにすごまれたときはガクガク震えていた。
イベントストーリーで名前とシルエットだけが登場した帝役麻雀部部長。現役最強の呼び声高いプレイヤーで、2年連続麻雀ファイトを個人優勝、学校としても帝役を昨年度の優勝に導いた。同学年のツミレ曰く、個人タイトルもほぼ総ナメだったという。
昨年度の優勝校は翌年運営に要望を出せる。本来ならば彼女が使える権利ではあるが、将来有望な新入生ということでテンシにその権利を一任。テンシの名を冠したイベントが開催されることになった。
初登場以来一貫してシルエットと台詞のみの登場で未だにプレイアブル化されていない。
ハーフアニバーサリーで存在がほのめかされていた4つ目の学校。食い下がりありの役でも元が3翻であればこちらの所属になる。壱高と同じく公立高校で歴史が長く、少々荒い校風で知られるが生徒たちの学校愛は強い(校章デザインに有刺鉄線が入っている)。校舎も長く使われているためにあちこちにガタが来ているものの、公立校ゆえに修繕・改修のための予算が確保できない。優勝校に支払われる賞金をそれに充てるため麻雀ファイトへ参戦した。カオス以外に二盃口モチーフキャラと純全帯モチーフキャラの存在が語られている。3人のメッセージグループを持っており、カオスとクリア絡みのストーリー中は度々彼女たちのやりとりが見られた。
デビューウェアは今のところ1人しかいないためベースが未確定、カオスの場合はパーティー会場などで着るドレスのようだが…。
リーチソング:浄化
BEMANI楽曲:CHAOS Terror-Tech Mix
物心つかない頃から身寄りがおらずイッシキ家に引き取られ裏社会でヒットマンをしていたが、思うところがありファミリーを離れる。しかし銃以外何も持たずに出たため行き倒れてしまい、そこを参塾の麻雀部員に助けられた。このときに奢ってもらった焼肉が彼女の好物(CVの鬼頭明里がボンバーガールで担当しているオリーヴも焼肉が好物)。その後正式に参塾の生徒になり麻雀ファイトに参戦。普段はプレイヤーの身辺警護を買って出ている。麻雀ファイトで目立ちすぎてイッシキに見つかることを警戒していた…が即刻クリアに見つかった。
クリア参戦により出生の秘密が明かされ、クリアの双子の妹であり、正真正銘イッシキの血縁者であることが判明。生まれた直後はイッシキの余計な跡目争いを避けるため、直系はクリアのみということにされていた。このあたりの事情が明らかになってからもイッシキや六学には戻らず、参塾に残っている。
裏社会での生活に慣れすぎており、表の世界の常識を全く知らない。それは彼女の制服姿にも現れており、上はセーラー服を普通に着ているが、腰回りはハイレグカットのレオタード(後ろは全開)とタイツ、肩から下げているサスペンダー式のガンホルダーのみ、下はオーバーニーソックスと靴という服装。また右頬と背中の腰近くに痣があり、これはイッシキの血縁者である証。参塾の制服にはきちんとスカートもあるが、カオスは動きやすさ重視で履いてない。デビューウェアになるとパーティードレス調の衣装になるがこちらでも背中はほぼ全開、似たような服を任務で着たことがあり、ウェアを着ることに抵抗はないがやはり寒いらしい(足の付け根くらいまであるロングブーツで多少誤魔化せているものの、上半身の後ろ側はほとんど何もない)。
性格としては沈着冷静で、表情の変化が乏しいのもあるのかスタンプなどでは真顔のまま全く表情が変わらない。事あるごとに「自分は普通」だと強調するが実際は前述の通り普通とは程遠く、エピソードでも他のガールやプレイヤーにツッコミを受けている。誰に吹き込まれたのかネットスラングや進次郎構文を喋ってしまうことも。参塾のメッセージグループで変な言動をした場合はジュンに修正されている。
彼女の銃はコナミのガンシューティングゲーム「リーサルエンフォーサーズ」が元ネタになっており、ピンクはジャスティ、青はファイヤーと名付けられている。この銃は対局中でも常にホルダーに携えており、対局開始時や一部モーションでは銃を構え、リーチ中は両手で銃をクルクルと回転させる。またロンされたりツモあがりされて失点すると撃たれたようなリアクションを見せる。UR演出は銃を使って多数あるターゲットを打ち抜いた後「ずっきゅんエイム」と名付けたポーズをとる。このポーズは鳴きアイコンでも使用している。またSRカットインの一つであるバニーコスはなぜか彼女とクリアだけブラックとホワイトの2バージョン用意されている。
現在のところモーションを担当する麻雀アクターは非公開。彼女の場合動きが独特過ぎる上に何かあれば銃を持った戦闘モーションになるため、女性プロ雀士にこの動きをやらせるのは多少無理があるのだろうが…。
イッシキはイッシキ建設などの企業を持つ家で、裏社会でも名を知られているらしい。カオスがイッシキの元関係者であると他のガールたちが知ってしまうとよからぬ事件に巻き込まれる可能性があるため、カオスは当初このことをプレイヤー以外には伏せていた。
解禁方法は無条件でも利用権購入でもなく「20対局消化」。ボンバーガールのパプルに近い解禁方法になっている。実装1週間前からこの条件が適用されており、実装前に満たした場合は解禁日に即使用可能になっていた。今後他の手段で解禁が可能になる可能性があることが公式からアナウンスされている。彼女を解禁していないとピックアップガチャも回せなくなっていた。今は実装時ピックアップ期間も終了しているため、恒常ガチャに追加されるか専用カットインピックアップを待つしかない。
1周年イベントの一部として水着衣装が実装、が明らかに水着向きではないデザインになっている。一応モチーフは「従者水着」ということでメイド調になっているのだが、メインの生地がエナメル系の素材を使っており、スタッズ入りのベルトがあちこちに巻かれている。例の如く本人はこれで普通だと言い張っている。
BEMANIファイトガールでオススメされた楽曲に興味を持ち、ヤオに頼んでDDR筐体へ連れて行ってもらったところ、CHAOS Terror-Tech MixのCHALLENGE譜面を難なくクリアしてしまった。BEMANI外のキャラクターで上級~超上級クラスのテクニックを持つキャラクターは複数いるが、DDRでの例は珍しい。
実装直後の漫画にも登場。弐女の面々とムサシを銃でなぎ倒したが、同じく漫画初登場のヤオが焼肉で懐柔した。なお一連の騒ぎはセンがガールの活動で接客しているローシャンテで行われている。テンシはカオスをボンバーガールに押し付けようとしたが、同じ声帯を持つモモコにより拒否された。
イッシキが運営している高級住宅地セイジョウのお嬢様学校。
本ゲームの6翻役は清一色のみなので、六学からの参戦は一応クリアのみと思われる。後述の通りクリアの影武者4人が本人不在時の穴埋めとして代理で参戦しており、実質5人が出場している。
イッシキの当主でイッシキ建設の社長も務める。裏社会にも顔が利くため複数の影武者がおり、カオスもその一人だった。ナナツノとイッシキは取引先同士でもあるため、クリア自身ともツミレは面識がある。カオス以外の影武者はそもそもクリアに言動を寄せる気がないらしく、アメリカンだったり関西弁だったりと色々おり声優の苦労が偲ばれる(クリア、カオス、影武者4人合わせて一人六役)。一応体形だけは定期的に身体検査をして本人と完全一致するように調整させているらしい(一時期クリアがカオスに寄せていた時期もあった)。頬と背中にイッシキの血筋であることの証である痣があり、頬の痣はカオスと対になっている。
カオスが持つ銃は元々イッシキ当主に伝わるものだったらしく、取り戻すために彼女の前に現れた…がそれは表向きの理由。実はカオスの双子の姉で、イッシキの無用な跡目争いを避けるため、カオス本人には身寄りがなくイッシキが引き取って育てたと伝えていた。重度のシスコンであり、カオスがイッシキを出たのもそのあたりにある様子。公式HPのプロフィールにもその溺愛ぶりは現れており、好きなものの筆頭にイッシキ・カオスと書かれていた程、騒動後は「マイラブリーシスターきゃおすちゃん」に表記が変わっている。この異様なまでの迫り方はツミレを除いた全員に「ナシ」判定されている。
カオスを追いかけて麻雀ファイトに参戦。当初は麻雀ファイトで優勝し、優勝校特権でカオスが身を寄せている参塾をどうにかしようと企んでいた。騒動が収まった後はそれらを取り下げ、麻雀ファイト自体からも撤退しようと考えていたが、ヒヨリをはじめとした選手たちの勧めもありいち選手として参戦を続けている。
正式に選手登録しているのはクリア一人だが、影武者も参戦する。選手の替え玉は不正行為だが、イッシキ建設は麻雀ファイトの協賛企業でもあるため当初は黙認させていた。騒動後もクリア自身が多忙なため、参戦スケジュールに穴を開けない程度に代役として参加させることを運営と調整して認められている。
得物としてバールのようなものを持っており、UR演出ではこれで牌をバッティングの要領で打つ。デビューウェアはカオスとおそろいのパーティードレス仕様をちょっと豪華にしたもので、肩に周りにファーが付いている。
プレイアブルは2024年2月8日からだが、その1週前からCPU専用キャラとして実装されている。プレイアブルになるまでの間にCPUが入る場合優先的にクリアか影武者が登場するイベントが開催された。思考ルーチンは他のCPUと別のものが使われており、段位もでたらめで雀星レベル99となっている(普段のマッチングで登場するCPUは雀星レベル1までが大半)。
入手方法は本作初のガチャ限定。専用カットインガチャから0.5%の確率で排出されるSRカットインを入手することで使用可能になる。確率としては低いが、一応救済として100回のガチャ天井でも入手できるため、どれだけ運が悪くても回し続けていればいずれ入手することは可能。また専用ガチャは恒常開催になっているためゆっくりと取り組んでも問題ない。
公式漫画にも早速登場。どこぞの聖帝様のような乗り物で登場し、ボディーガードの白服を使った「白服タッコー」でガールたちを吹き飛ばした。キャッチフレーズの公式漫画枠もこの白服タッコーになっている。
キャラクターデザイン担当が同じ作品が多いため、社内コラボもあるだろうとユーザーから予想されている。特に近年のコナミアミューズメント代表作であるボンバーガールからのゲスト参加が期待されていた。これは公式漫画で度々麻雀をしており、ロケテストで限定配布されたコラボ絵柄のe-amusement passでシロが登場していたため。他にSOUND VOLTEXのレイシスやクイズマジックアカデミーのルキアも描かれているがこちらの動向は不明。なおレイシスの中の人は既に本作出演済。
リーチソング:レッツゴー!ボンバーガール☆レインボー
※歌唱はCVの悠木碧ではなく長久友紀(ボンバーガールレインボーの実況ガール役)
BEMANI楽曲:ぷろぐれっしぶ時空少女!うらしまたろ子ちゃん!
2023年4月14日夕方、どこかで見たタイムマシンから見覚えのあるシルエットが現れ、カウントダウンが始まった。JAEPOの時点でシルエット予告、同年4月19日に正式発表され翌日に実装。ボンバーガールから参戦した自称IQ100億の天才アイドル。自作のタイムマシンで時空を飛び回っていたところ、麻雀ファイトガールの世界へ流れついた。同じ経緯でチェイスチェイスジョーカーズにもゲスト参戦している。タイムマシンのエネルギーが切れたためチャージ中であり、その間の当座の生活のためプレイヤーの計らいで麻雀ファイトに招待選手として参加(CCJの世界では飛び級女子高生なのでこちらでも同様の扱いになったと思われる)。
衣装はミツバが作ったらしい(漫画での設定のため公式かどうかは不明)。UR演出では時空を超えてプリティ・ボンバーズが集結するものの、あちらで同日での実装となったブルーベリーは残念ながら不参加。メンバーがトランプマークをそれぞれモチーフにしているため、どう見てもシャッフル同盟拳である。所属はボンバーガール時と同じドルプロ。公式漫画でCVが同じ井澤詩織であるテンシをモモコとさっそく間違えており、少なくとも体の一部が全くの別物であることに気づいていない。本編の個別ストーリーを見る限り、本編ではきちんと区別ができている模様。
リーチ棒にモモコの抱き枕カバーを投げる、モモコ以外へのピンクへの当たりは結構きつい、プリティ・ボンバーズ「次期」リーダーを強調する、テンシのことを「ジェネリックモモさん」と呼ぶなど相変わらずのモモコ至上主義。後にボンバーガールの公式漫画で実はプリティ・ボンバーズは全員アイドル育成学校に通う小学生であることが明らかになった。
挑発するような発言が目立つが、出張元からしてこういうキャラクターなので知らない人も温かい目で見ていただきたい(マイキャラのときはチョロインな一面もあったりする)。ボイス収録時「徹底的に挑発するように生意気に」とディレクションされており、悠木碧本人もTwitterで発言している。
リーチソング:もっと!モット!ときめき
BEMANI楽曲:50th Memorial Songs -二人の時~under the cherry blossoms~-
2023年8月4日からバレバレのヒントと共にカウントダウンが始まり、8月9日に実装。ときめきメモリアルのラスボスがボンバーガールに続きこちらでも参戦した。CVももちろん当時と同じ金月真美が担当で本作のためにボイスを新たに収録。アニメーションはPCエンジン版のムービーを基に新たに描き下ろされている。
プレイヤーとの関係がコーチと選手というのは他のキャラクターと同じだが、一部ときメモの設定を引き継いでいる。プレイヤーの家の隣に住んでおり、昔は家族ぐるみで麻雀をしていた。その頃から詩織は大人顔負けの実力だったらしく、きらめき高校を代表して招待選手として麻雀ファイトに参戦することになった。最初のキャラクターエピソードはほぼ原作まんまである。
色々とお色気要素のある本作ではイメージ維持のためか、演出は他のキャラと一部異なっており、例としてスマッシュカットインの一つであるバニーコスは彼女には適用されず、体操服となっている。チュンビームでも彼女は目からビームを出さない。デビューウェアは原作で伊集院家のクリスマスパーティーに参加したときに着ていたドレスを少しアレンジしたものを着用。UR演出は伝説の樹の下で告白するシーンになっており、彼女に大きなアガリを出されると告白されるという珍妙な状況に。
彼女は追加購入コンテンツであり、e-amusement購買部から利用権を購入しないと使用できない。お値段は税込3850円。彼女の演出カットインセットも同額で販売されており、セットで購入すると1100円引きになる。ただカットインセットにUR演出とSRの体操服カットインは含まれておらず、ガチャで引く必要がある。更にガチャにはカットインセットに含まれている演出が入っていない。2023年10月10日をもって利用権とカットインセットの販売が一旦終了したが、本作1周年記念とときメモ30周年を記念して2024年7月末日(正確には翌日午前5時)まで再販中、値段も30%オフになっている。
キャラクターデザイン担当が同じためか、ボンバーガール・チェイスチェイスジョーカーズ同様公式漫画はギャグ路線になっている。稼働直後の回の時点でレトロゲームネタをぶっこんでくる自由ぶりは相変わらずで、1コマ目でラストハルマゲドンネタを使うことが定番と化しており、ヒヨリがボンバーガール公式漫画に出張した際も使用した。初回でヒヨリがボケ筆頭、ツミレとトイトイがボケ次点、テンシがツッコミ役になっており、なぜかこちらでもCV井澤詩織のキャラクターが常識人枠になっている。テンシは本編では唯我独尊キャラなのだが…。3校の中では弐女が最初に全員出演を果たしており、本記事初版執筆時に未出演なのはヤオとムサシ。3話でムサシが、4話でヤオとカオスが、5話でクリアが登場、残る未出演はトウカと参塾の2名のみとなった。
作者はQMA、ボンバーガール、CCJ、本作と多数の担当を抱えているため、本作の漫画が更新されることは少ない。そのかわりとしてか、本作の公式SNSではキャラクターデザイン画やリーチソング等資料が頻繁に公開されている。第3話までの漫画は2023年10月に発売されたボンバーガールオフィシャルアートブックに掲載された。
掲示板
44 ななしのよっしん
2024/03/29(金) 00:14:49 ID: 6xJxvppF7G
このゲームに限ったことじゃないけど、元ディノスパークだった店舗がGIGOに変わったところとキャッツアイ系列はどこも入れやがらねえ。
北海道は広いのに10店舗しかないとか辛すぎる件
45 ななしのよっしん
2024/04/01(月) 22:02:11 ID: BEFe77Ku+I
エイプリルフールとはいえ馬鹿の極みみたいな混合ルールにしやがって…
しかももったいないから一週間続くのか…いや正直当日じゃ報酬取れそうになかったしありがたいけどさぁ…
46 ななしのよっしん
2024/04/22(月) 01:46:57 ID: cX0T4ovQHc
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/10(金) 13:00
最終更新:2024/05/10(金) 13:00
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