技説明
- ポケットモンスター金・銀・クリスタルバージョン
ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド - ダメージは おおきいが つかうと つぎのターン うごけなくなってしまう
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
- すさまじい こうせんを あいてに はっしゃして こうげきする。 つぎのターンは うごけなく なる。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
- つよい こうせんを あいてに はっしゃして こうげきする。 つぎの ターンは うごけなくなる。
- ポケットモンスターブラック・ホワイト
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
- ポケットモンスターX・Y
- ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
- ポケットモンスターサン・ムーン
- ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーン
- ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- つよい こうせんを あいてに はっしゃして こうげきする。 つぎの ターンは うごけなく なる。
- (漢字)強い 光線を 相手に 発射して 攻撃する。 次の ターンは 動けなくなる。
コンテスト技説明
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
- みんなの じゃまを しまくって つぎの アピールは さんか しない
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ
- まえの ポケモンの ボルテージマックスの あとだと +3。
- ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
- みんなの じゃまを しまくって つぎの アピールは さんか しない
- (漢字)みんなの 邪魔を しまくって 次の アピールは 参加しない
概要
初出はポケットモンスター赤・緑。
ノーマルタイプで相手1体に効果がある技で、威力150を誇ると共に「次のターン反動で動けなくなる(交換もできない)」と言う大きなデメリットを持つ。
はかいこうせんを自力で覚えるポケモンはあまり多くないが、わざマシン15があれば最終進化系のポケモンのほぼすべてが覚えることができる。しかもこのわざマシンは大体の作品で店売りされているので調達は容易である。
英語ではハイパービーム、フランス語ではウルトララズールといった具合に、直接はかいとは言及しないが強力な光線という表現はある。なお、中国語では「破坏死光」と、はかいどころか食らったら致死的な表現がされている。
類似の技に、ブラストバーン、ハイドロカノン、ハードプラント、がんせきほう(物理技)などがあり、このような威力150で反動があるタイプの技はロマン砲と呼ばれている。
第一世代では非常に強力な技であった。
これより威力の高い技が自爆系の技しか無かったということに加え、この技で相手を倒した場合、次のターンに発生するはずの反動が何故か発生しない仕様であったため、 こちらに十分な攻撃力があれば実質ノーリスクで連発する事ができたのだ。ケンタロスなどがよく使用していた。
しかしポケモンスタジアム2では使用した次のターンは命中の是非を問わず反動が発生するようになった為、最悪2ターンも無防備になる可能性があるという非常にリスキーな技となったものの、確定数の都合などからケンタロスには相変わらず採用されていた。流石に第2世代以降は攻撃が命中した時のみに修正されたが、ノーマルタイプの技が効かないタイプを持つポケモンも増えたことで使い勝手はかなり落ちてしまった。
現在でも素でこの威力を出せる技はほとんどなく、威力140で反動で能力が下がるオーバーヒートやリーフストーム、威力150だが体力満タンでないと本来の威力が出せないふんかやしおふきなど、あってもほぼ全て何らかのデメリットを持っている。
第6世代からノーリスクで威力140というノーマル技「ばくおんぱ」が登場したが、こちらは覚えられるポケモンが非常に限られている。オメガルビー・アルファサファイア現在でも、ドーブルと進化前を含めてたったの8匹しかいない。
反動というデメリットを克服する事が容易ではないので、現在ではバトルではあまり使われない技だが、真面目な使い道も無い事はない。
- ケッキングに使わせる
極めて高い種族値を持つ代わりに、2ターンに1回行動しないデメリット特性「なまけ」を持つケッキングが使った場合、反動が発生する事になるターンは特性により元々行動しないターンであり、実質的にデメリットを無視できる。
ただし、ケッキングは物理寄りのポケモンであるため、特殊技になってしまった第四世代以降はギガインパクトが用いられる。 - ポリゴンZに使わせる
ポリゴンZは「タイプ一致補正を1.5倍ではなく2倍にする」と言う特性「てきおうりょく」を持つ。
ポリゴンZはノーマルタイプでありはかいこうせんはタイプ一致であるため、これにより威力300という凄まじい火力の大砲が出来上がる。ポリゴンZ自体も特攻135と特殊アタッカーとして有用な種族値を持ち、こだわりメガネ等で特化して撃った時の威力は、特殊耐久オバケとして有名なHD特化クレセリアの体力を一撃で8割以上奪うほど。急所に当たろうものならもちろん即死である。 - ニンフィア、メガサーナイトに使わせる
第6世代で登場したフェアリータイプのイーブイ系・ニンフィアは、夢特性で「ノーマルタイプの技をフェアリータイプにし、タイプ一致補正に加えてさらに1.3倍の威力で使う」と言う特性「フェアリースキン」を持つ。
フェアリータイプが追加されたサーナイトもメガシンカで特性がフェアリースキンに変わる。
これらのポケモンがはかいこうせんを撃つと、威力150×タイプ一致1.5×フェアリースキン効果×1.3=292.5と言う、上述のポリゴンZに迫る火力になる。
ニンフィアは若干耐久寄りのステータスであり特攻の値は普通だが、メガサーナイトはアタッカー寄りのステータスがメガシンカでさらに強化されているだけあり、165もの特攻種族値を持つため、その火力は計り知れない。
なお、サン・ムーンではスキンの威力上昇補正が1.2倍になってしまったため、威力は270となる。
- アマルルガに使わせる
アマルルガの通常特性であるフリーズスキンは威力補正効果がフェアリースキンと同じで、こちらは技タイプがこおりになる。アマルルガ自身の弱点の多さが気になるが、攻撃範囲自体はフェアリースキンよりも広く、こおりタイプ最高火力の技となる。 - Zワザのベースに使う
サン・ムーンから登場した「Zワザ」は、元となるワザの威力が高ければ高いほど、ワザの威力も高くなる。当然、高い威力を持つこのワザも例外ではなく、一発限りではあるが威力200反動なしの必中技となる。これをポリゴンZに使わせるとてきおうりょく補正によって威力400となる。こだわりメガネと比べると一発の威力は劣るが、使った次のターンも行動可能なのが強み。なお、Zワザはスキン系の特性の効果を得られないため、この戦術は実質的にポリゴンZ専用ともいえる。
なお、第一世代をプレイしていたプレイヤーの中には主にギャラドスの口から出る光線と言うイメージがある人も多いと思われる。
これは、グラフィックの都合上ちょうどギャラドスの口からはかいこうせんのエフェクトが出るという見た目の理由が第一だが、それをのぞいてもギャラドスが手軽に手に入る高種族値ポケモンで多くのプレイヤーが攻略に起用していたと言うこと、第三世代までははかいこうせんは物理技だったため、フーディンあたりに撃たせるよりもギャラドスに撃たせた方がずっと強かったのだ。同じ関係がブースターとシャドーボールにも言えた。
これはタイプごとに物理か特殊かが割り当てられており、ノーマルタイプに属する技は一律で物理技と設定されていたためで(同じ理由で雷パンチが特殊技だったり)、第四世代のダイヤモンド・パールにて技ごとに個別に物理・特殊が設定されるようになった際、光線の名の通り、はかいこうせんはようやく特殊技になった。
これに伴い、物理技バージョンのノーマルタイプ威力150反動付きの技「ギガインパクト」が追加された。
ギガインパクトは直接攻撃である為「どくのトゲ」や「せいでんき」の影響を受けてしまうが、直接攻撃でないはかいこうせんはこれらの影響を受けない。
第一世代でのそのいかにもな「ビビビビビ」という効果音に人気があり、エフェクトが進化している第三世代以降のほうがカッコ悪いとよく言われる技であったが、第六世代で第一世代の効果音がまさかの復活、現代の最新SEの中に混じってもやはりかっこよかった。第一世代からポケットモンスターをプレイしている人は少なからず感動したであろう。
はかいこうせん効果音(ポケモンGB世代) |
元ネタはおそらくゴジラの放射熱線だと考えられる(自力で覚えるポケモンも、第一世代では軒並み大怪獣らしいデザインだった)。
念のために言っておきますが、危険なのではかいこうせんは決して人に向かって撃ってはいけません。
ひとに はかいこうせん うったら はんざい!
ワタルホイホイ動画
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関連項目
わざマシン15を買い占めた主な人物
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