カンザシフウチョウ(けものフレンズ)単語

カンザシフウチョウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどのカクシュメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。

演：菅まどか（アニメ版2期や舞台版など）

概要

ニューギニア島などのオセアニアの熱帯地域に生息する鳥であるフウチョウの仲間・カンザシフウチョウのフレンズ。漆黒の体と胸元のカラフルな羽毛と頭の飾り羽というオシャレさと、踊り場を拵えてからダンスを踊るという求愛方法で有名。

真っ黒な外見と頭から生えた飾りが特徴の娘。仕草・言動・雰囲気共にミステリアスなフレンズで、優雅かつ幻想的に空を飛び舞い踊る。

初登場は、アニメ「けものフレンズ2」の吉崎観音描き下ろし特別キービジュアル。2018年10月19日から全国の指定動物園・水族館でキービジュアルの特別ポスターが先行公開され、その特徴的なシルエットから"カタカケフウチョウ"と"カンザシフウチョウ"であると判明した。その後2018年10月26日発売の「月刊少年エース12月号」に正式なビジュアルが掲載された（画像はこちら[Imgur]）。

カタカケフウチョウを演じる八木ましろとカンザシフウチョウを演じる菅まどかは「Gothic×Luck」（「ゴシックラック」。略称「ゴクラク」）」という音楽ユニットを組んでおり、アニメ「けものフレンズ2」のエンディングテーマも担当した。Gothic×Luckという名前は、Gothic（幻想的）とLuck（運）を掛け合わせた、フウチョウ科の鳥の別名"極楽鳥"をモチーフにした造語。ちなみに極楽鳥という名は正式な和名としては採用されていない。

外見

元動物と同じく真っ黒な外見。体を覆い隠すほど大きい漆黒のケープを羽織り、首下には七色に煌く大きな蝶ネクタイを留めている。

短く整えたショートヘアにはおでこ部分に白い模様が描かれ、側頭部からは特徴的な細長い飾り羽が伸び出ている。

元動物の「踊りが得意」という点を反映してか、バレエダンサーが使うトウシューズのような靴を履いている。

アニメでの活躍

2期第9話のラストにて顔見せ的に出演し、第10話「ちぇっくいん」で本格登場。最も大事なスケッチブックを探して闇夜の森を彷徨うキュルルの前に相棒のカタカケフウチョウと揃って舞い降りた。実は探し物であるスケッチブックはサーバル一行とイエイヌやビーストとの騒動の隙に2人が回収しており、キュルルにスケッチブックを返却した後に過去の記憶が無いキュルルを暗喩した意味深な発言をした末に何処かへ去って行った。

ぱびりおんでの扱い

「アタシたちフウチョウゾクは、オドったり、ウタったりして、セカイをカザってタノしくイきてる。でもセカイのどこかにはチガうカザりもいるみたいね。『ヒト』っていうけもの。ミてみたいけど、イマはジブンのダンスにムチュウなの」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

「アタシたちフウチョウゾクは、セカイをカザるの」

2019年3月27日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「アタシ」、他のフレンズのことは「アナタ」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。

プロフィールの自己紹介（上記参照）や、けもトークでのセリフの普段は漢字で書かれるところが全てカタカナになっているため、ひらがなとカタカナのみのセリフとなっている。もちろん本来カタカナのものはそのままカタカナである。

意味深なセリフはあまり言わないが、独特の言い回しを用いることがある。黒への拘りが強いようで「クロをキワめるのがワタシたちなの。^[1]」と言っている。その黒い羽はヤタガラスをして「余の光で照らしてもなお、そのほうらは黒い。」と言われている。

カタカケフウチョウとはライバルであり踊り仲間でもあり、カタカケフウチョウの登場時には共演するけもトークが追加され、その後に追加されたけもトークや他フレンズのあーかいぶで登場する際には必ずカタカケフウチョウと共演している。

踊る場所の確保に掃除をしていたところ掃除好きなタスマニアデビルに共感され、タスマニアデビル発案のお掃除隊である「キレイにしちゃおうだん」に誘われており、オーストラリアデビルのあーかいぶ4で活動が継続していることが語られている。本来は踊る場所だけのつもりだった様子もみられるが、踊れる場所が増えるからと前向きである。

ちなみに自認は「オトナ」なのだが、妹ちゃんことミナミコアリクイEXから「あなただって、おとなじゃないでしょ。」と言われているため、見た目より幼く見えるのかもしれない。

珍しい行動は「オドるのはタノしい（ゴシックステージ）」

コトダマンでの扱い

「あたしはかんざしふうちょう」

けものフレンズ2コラボ第二弾でコラボ召喚キャラとして登場した。当時はキャラがまだ固まっていなかったのか、キャラのセリフは本来カタカナで書くものも含めて、全部ひらがなである。
闇属性の獣種族で文字は「か、が」、すごわざの効果は「敵単体に超絶強力な闇属性の５回攻撃」、リーダー特性は「獣種族の被ダメージを大きく軽減＆HP40%up＆ATK160%up」と獣種族の大幅な強化なのだが、同コラボ内でいえば属性は違えど「獣種族の被ダメージを大きく軽減＆ATK250％＆毒70％無効」とより攻撃的なリーダー特性を持つカタカケフウチョウがここでも強烈なライバルになる。
特性として「シールドブレイカー」「ドロー時獣種族のATKUP小」「HPMAX時ATK50％UP」を持つ。（※各種能力は進化済のものを記載しています）

楽曲・歌（キャラソン）

「フウチョウコンビ」の記事を参照のこと。

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