スマブラもどき単語

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スマブラもどきとは、「格闘ゲームをベースとした2D対戦アクションゲーム」に対してどうしてもついてしまう評価であり、そういったゲームの動画に対して使われるタグである。

概要

2D対戦アクションゲームには、従来の格闘ゲームとは異なる以下の特徴がある。(必須条件ではない。)

• 4人でも遊べること
• コマンド入力が必須でないこと
• 空中足場などステージに高低差があること
• アイテムやステージギミックがあること

上記は、おそらく「4人でできるパーティ格ゲーを作れ」等と言われたら誰しもが通らざるを得なくなるゲームシステムだが、これを先んじて世に出した『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』があまりにもゲーム界に影響を及ぼしてしまったために、以降同じような特徴の2D対戦アクションゲームが発売された際、「スマブラもどき」「〇〇版スマブラ」という評価を受けてしまう傾向にある。

本記事ではそういった「スマブラもどき」という評価を受けてしまいやすい2D対戦アクションゲームを挙げる。
なお、以下は例外とする。

• 格闘ゲーム以外をベースとした2D対戦アクションゲーム
  • 『Soldat』『シューフォーズ』など
• 格ゲーベースだが奥移動が可能な2D対戦アクションゲーム
  • 『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』『ギルティギアイスカ』『ソニックバトル』など
• スマブラの二次創作・ファンゲーム

ただの2D対戦アクションゲーム

2D対戦アクションゲームではあるが、ゲームシステムはスマブラとは異なるものとなっている。

なお、これらが少しでもスマブラを意識していないかは置いておく。

• Indie Pogo （Lowe Bros. Studios.）
• 鬼武者 無頼伝（カプコン）
• カービィファイターズ！（任天堂）
• 金色のガッシュベル!! ゴー!ゴー!魔物ファイト!!（バンダイナムコ）
• SmallArms（マイクロソフト）
• Teenage Mutant Ninja Turtles: Smash-Up（ユービーアイソフト）
• テイルズオブバーサス（バンダイナムコ）
• デジモンテイマーズ バトルエボリューション（バンダイナムコ）
• デジモンバトルクロニクル（バンダイナムコ）
• NARUTO -ナルト- ナルティメットヒーロー（バンダイナムコ）
• 鋼の錬金術師 ドリームカーニバル（バンダイナムコ）
• バクレツモンスター（コロプラ）
• ペン1グランプリ ペンギンの問題スペシャル（コナミ）
• 棒人間ファイト:ザ・ゲーム（Landfall Games）
• ボボボーボ・ボーボボ 爆闘ハジケ大戦（ハドソン）
• ONE PIECE ギガントバトル！（バンダイナムコ）

ただの2D対戦クロスオーバー作品

格闘ゲームや対戦アクションゲームは、大勢のキャラクターを登場させられる故に「何らかのシリーズや版権におけるクロスオーバー作品」と相性が良く、オールスターゲームとして発売されがちな点も、「スマブラもどき」と揶揄されやすい要因となっている。
(ちなみにスマブラが任天堂のクロスオーバー作品となったきっかけは、任天堂の販売戦略ではなく「家庭用対戦ゲームでいきなり知らない主役キャラを何人も出してもとっかかりを持ちにくい」という桜井政博氏(スマブラの生みの親)の考えによるものである。)

なお、これらが本当にほんの少しでもスマブラを意識していないかは置いておく。

• ジャンプアルティメットスターズ（任天堂）
• ジャンプスーパースターズ（任天堂）
• 週刊少年ジャンプ 実況ジャンジャンスタジアム（コナミ）
• ドリームミックスTV ワールドファイターズ（ハドソン・コナミ・タカラ）
• バトルスタジアムD.O.N（バンダイナムコ）
• Brawlhalla（ユービーアイソフト）
• PlayStation All Stars Battle Royale（ソニー）

本当に「スマブラもどき」なもの

以下は、スマブラが生み出した独自のゲームシステムであり、スマブラが他の2D対戦アクションゲームと一線を画すポイントである。

• 体力システムが「%」であり、被ダメージで数値が増え、吹っ飛びやすくなること
• ステージ場外へ落ちて初めてKOとなること
• スティックの傾き具合によって移動や攻撃が変化すること(スマッシュ攻撃など)

そしてこのシステムを丸々踏襲したゲームがいくつか存在する。これらのゲームが紹介される際は「スマブラライク」という表現が用いられることがある。（なお、これらのゲームはスマブラのシステムを参考に作られただけであってコピーではなく、法律上は問題はない。また、桜井氏は同じような作品が世に出ること自体は、ゲーム業界はそうやって発展・洗練してきたことを踏まえ「良いことである」としているが、企画構築をスキップできる分、模倣元にない魅力を数多く積んでいく必要があることをYouTubeで説明している。）

このようなゲームがリリースされることについて、スマブラユーザーからは難色を示されやすいが、スマブラは任天堂ゲーム機でしか出ないため、他社ハードにおいてこれらのゲームを「スマブラのジェネリック」として重宝するユーザーも一定数いる様子。

• Cartoon Network Punch Time Explosion （CraveGames）
• Slap City（Ludosity）
• ニコロデオン オールスター大乱闘（3goo）
• Brawlout（Angry Mob Games）
• フラッシュパーティー（XD）
• MultiVersus（ワーナー・ブラザーズ）
• Rivals of Aether （Dan Fornace）

関連動画

関連項目

• 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
• アウトフォクシーズ　スマブラより先に世に出た2D対戦アクションゲーム。

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