※※注意※※ この記事は、ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイについてネタバレしています。 |
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概要
初出は1996年、ポケモンシリーズのイラストを担当する杉森建によって描かれた『ポケットモンスター赤・緑』の公式攻略本の表紙。表紙のイラストは主人公&フシギダネ、ライバル&ヒトカゲ、女の子&ゼニガメの三組のトレーナーが対峙する構図となっているが、このうち女の子はゲーム中には一切登場しない公式攻略本のオリジナルキャラクターであり、「三つ巴になるとしたらこうだろう」という想定で描いたと杉森氏も発言している。
男の子主人公のレッドとライバルのグリーンに合わせて、またポケモンのコミカライズの一つ『ポケットモンスターSPECIAL』ではこの女の子を元にしたキャラクターがブルーという名で登場している影響で、非公式ではあるがユーザーからはブルーと呼ばれるようになった。
2004年、一回目のリメイクとなる『ファイアレッド・リーフグリーン』では主人公の性別を選べるようになり、女の子主人公がブルーの意匠を取り入れたものとなっている(髪形など)。
2018年、二回目のリメイクとなる『ピカブイ』では正式にブルーという名を与えられ、22年の時を経てゲームに初登場した。
ネーミングについては前述の通り『金・銀』以降初代主人公はレッド、ライバルはグリーンという名で登場しているためブルーの名を与えられたと思われる。
容姿についてはレッド、グリーンが『赤・緑』当時の姿で登場していることもあってか当時の公式攻略本のイラストをほぼ再現しているが、一部ファイアレッド・リーフグリーンの女の子主人公のデザイン要素を取り入れた新しいアレンジがなされている。
ちなみに「初代ソフトの開発段階で没になった女の子主人公だ」という噂が囁かれた時期があったが、彼女は上記の通り元々攻略本用に描かれた存在のため、この説は全くのデマである。
ちなみにゲーム中では
頭頂部に双葉のような毛があるロングヘアーの女の子。年齢はレッド、グリーンと同じくらいと思われ、主人公より少し年上。どこから情報を仕入れてきたのかハナダの洞窟に潜むといわれる超強力なポケモンミュウツーの捕獲に情熱を燃やしている。
性格面はワイルドで若干非常識な性格。ポケモントレーナーとしての腕は確かでメガシンカを使いこなすほか、ハナダの洞窟に出入りしていることからポケモンリーグを勝ち抜きチャンピオンの称号も手にしたことがあると思われる。
主人公がミュウツーの捕獲に成功し、洞窟から出ると遅れてやってきたライバルから「強力なポケモンを探しているワイルドなお姉さん」の話を聞くことができ、主人公とすれ違いで洞窟に入っていったという。
再びハナダの洞窟を訪れると最奥部でミュウツーを探しており、主人公が捕獲したと知るや激怒して襲い掛かる。
勝負後はやたら主人公に向かってモンスターボールを投げつけてくるが、曰く「キミをミュウツーごと私のポケモンにする」とのこと。ひとの ものを とったら どろぼう!どころのお話ではない。
ちなみに「しょうぶをしかけてきた!」の立ち絵はファイアレッド・リーフグリーンの女の子主人公のトレーナーカード(もしくは通信時)の立ち絵が元ネタ。(同作のレッドもファイアレッド・リーフグリーンの男の子主人公の立ち絵が元ネタ。)
海外ではGreen(グリーン)の名前で登場している。(海外ではポケットモンスター緑が発売されてない為、日本版のグリーンはブルーの名前で登場している……とあの格闘ゲームのこの3人と似たような状態になっている。)
使用ポケモン
ピカブイ |
ハナダの洞窟に出入りしているだけあって四天王に勝るとも劣らない実力の持ち主。レッド、グリーン同様高いレベルでバランスが取れたパーティーで、切り札のカメックスをメガシンカさせてくる。
高い特攻から繰り出されるハイドロポンプは尋常ではない威力を誇るので、なるべくならくさタイプで迎え撃ちたいところ。先鋒のピクシーはフェアリータイプ。リメイク前の感覚でカイリキーを出そうものなら痛い目を見るので注意。
何気に手持ちポケモンの♂♀の比率が同じという珍しいトレーナー。
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関連項目
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