メルメタルとは、ポケットモンスターに登場するNo.809のポケモンである。初登場は『Pokémon GO』。ゲーム本編への登場は『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』が初となる。
基礎データ | |||
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名前 | メルメタル | タイプ | はがね |
英語名 | Melmetal | 高さ | 2.5m |
分類 | ナット | 重さ | 800.0kg |
性別比率 | 性別不明 | 特性 | てつのこぶし |
― | |||
グループ | タマゴ未発見 | 隠れ特性 | ― |
孵化歩数 | 30720歩 | 捕捉率 | 3 |
世代 | 第7世代? | 努力値 | こうげき+3 |
進化 |
→
|
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図鑑データ | |||
全国図鑑 | #809 | 図鑑の色 | 灰 |
カントー | #153(ピカブイ) | ||
ジョウト | #― | ホウエン | #― |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #― | アローラ | #― |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- てつを うみだす ちからを もつと あがめられていた。 3000ねんの ときを へて なぜか よみがえった。
- ポケットモンスターソード(Pokémon HOME)
- 通常
- じゅみょうが つきると からだが さびて くずれる。 やがて ちいさな はへんが メルタンに ふっかつする。
- キョダイマックス
- とおい ちほうの しんわに のこる ひとつめのきょじんは メルメタルが キョダイマックスした すがただった。
- ポケットモンスターシールド(Pokémon HOME)
- 通常
- えんしんりょくで はずみを つけて くりだす おもい ナットの パンチは ポケモン さいきょうと いわれる。
- キョダイマックス
- おなかの あなから だいでんりょくの ビームを はっしゃして いちげきで あいてを じょうはつさせる。
概要
- 2018年10月25日、「謎のポケモン」としてポケモントレーナー達を騒がせたメルタンの進化系として初公開された。
(それより前からメルタンのイメージPVにてシルエットだけで存在は仄めかされていた。) - 液体金属の側面があったメルタンから進化した事で硬化し、非常に強固な体を手に入れたらしい。
ただし、体の可動部分は液体金属のままで腕のスナップがよく効き強烈なパンチ攻撃を繰り出せるとされている。
メルタンの時のように他の金属を取り込むかは不明。 - メルタンの姿をそのまま筋肉モリモリにしたような姿で、身体中に巨大なナットが組み込まれている。
形状としてはレジロックに近く、可愛らしい見た目のメルタンから一転してごつい姿となった。
「たかさ」は12.5倍、「おもさ」は100倍もある。 - メルタンから進化させるには『Pokémon GO』内で入手できる「メルタンのアメ」を400個集め、同アプリ内で進化させる必要がある。ピカブイや剣盾では進化する事ができず、初の本編外でしか進化できないポケモンになる。
なお「メルタンのアメ」は他のポケモンと同様に博士に転送したり連れ歩くといった手段で入手が可能。 - メルタンの謎に迫る「W Professors」シリーズの最終話では、「ふしぎなはこ」を使いウィロー博士の元に集まった大量のメルタンが合体をし、メルメタルに進化をした。要するに同じ液体金属であるはぐれメタルキングみたいな物である。
何気にレアコイル、メタングやメタグロス以来の合体同化で進化するポケモン…?
オーキド博士はその姿を見て、文献にも姿がある「メルメタル」と断定をした。その文献先に出しとけよ。 - 『Pokémon GO』内ではポケモンを捕まえると対応するアメが3個、博士に転送でアメ1個が入手出来るはずなので1匹のメルタンで入手できる「メルタンのアメ」は計4個である。つまりメルメタルへの進化のために必要なメルタンは進化させる対象のメルタンを除き100匹という事になる。(4個×100匹で400個のアメ)
メルタンの「おもさ」は8.0kgのため、同様に100倍するとちょうどメルメタルと同じ800.0kgになる。つまり、メルメタルは100匹のメルタンが合体した姿だと推測する事ができるかもしれない。 - 第七世代ではシルヴァディやアーゴヨンといった伝説のポケモンの進化形が何種か登場したが、メルメタルは「幻のポケモン」としては進化系が同じく存在する初のポケモンとなる。
フィオネ…?アイツは進化しないし…。 - それまでオーキド博士の所持していたメルタンの姿が記録された「古い文献」の年代は不明だった。
しかし、公式サイトでは「3000年の時を経て蘇る」と表記されており、これが本当であればメルタン及びメルメタルが活動し記録されていた年代は、『X・Y』でカロス王によって戦争で行使された「最終兵器」と同じ3000年前となる。果たして関連性はあるのだろうか…?
かつては鉄を生み出す力を持つポケモンとして崇められていたらしい。 - 専用技は鋼の腕から繰り出される回転パンチの二連撃「ダブルパンツァー」。
はがねタイプの物理攻撃で、同じ単はがねタイプのギアル系専用技「ギアソーサー」と性能が似通っているがこちらは怯みの追加効果がある。追加効果のある多段攻撃技は第1世代初出のダブルニードル以来である。
効率的な飴の集め方
上記で述べたようにメルメタルへの進化は「メルタンのあめ400個」必要である。しかしメルタンの場合「幻のポケモン」という位置づけであること、また「ふしぎなはこ」の再利用期間が長いという2つがネックになり、進化させるのに相当な時間を要す。飴集めを下記に記載すると…
- 確保しては転送を繰り返す。
メルタン捕獲時に獲得する飴は最大6個(通常捕獲3個+パイルの実使用で3個)+博士やGOパーク・ポケモンホームに転送すると1個獲得出来るので1匹で最大7個の飴を獲得することが出来る。箱から出現するメルタンの数はおよそ15〜20個なので、仮に18匹獲得しそれを全部飴に交換しても最大126個(パイルの実使用)、400個集めるのにおよそ4〜5回箱を使用することになるが、1度箱を使用すると3日間使用できないのでメルメタルへ進化させるには一週間近く時間を要する事になる。(パイルの実を使用しなかったり、捕獲数の変動、評価の高いものや個体値の高いメルタンを手元に残すので獲得できる飴の数は変動しますが・・・)
- 相棒にする
トレーナーの相棒として一緒に歩くと、歩いた距離に応じて飴を獲得することが出来る。メルタンも相棒として一緒に歩くことが出来るが、「幻のポケモン」という位置づけ上、メルタンは20km歩いて飴1個獲得なので飴を稼ぐには相当歩かないといけない事になる。
以上が飴集めの代表的な例であるがどれをあげても時間を要してしまう。では効率的かつ短時間で飴を集めるとなると、以下の方法がある。
- 「ふしぎなあめ」を使用する
レイドバトルの報酬やフィールドリサーチのタスクの報酬でもらえる飴を、メルタンのあめとして使用することが出来る。急いで進化させたいポケモンがいなかったり、道具が圧迫しているのであればメルタンの飴にするのも良いかもしれない。ただしレイドバトルに積極的に参加したり、ふしぎなあめを獲得できるタスクへ赴かないといかないので手間が若干かかる。
- 飴倍増期間を狙う
年に数回ポケモン捕獲時の飴の獲得数が2倍になる期間があり、この期間でポケモンを獲得すると通常捕獲で6個・パイルの実使用で9個飴を獲得することが出来る。この期間にメルタンの飴を集めるのも良いかもしれないが、不定期開催なので公式からのアナウンスを待つしかない。
他にも効率的な飴の獲得方法があるかもしれないが、進化させるのに時間がかかることに変わりはない。
厳選の際の注意点
上記のやり方で無事メルメタルへ進化させたらめでたく本編およびHOMEに送れるようになるが、送る際には注意点がある。
現状GOから本編やHOMEにメルメタルを送るには①GOから直接HOMEに送る、②先にピカブイに送り、ピカブイ内のGOパークで捕獲した個体をHOMEに送る の2つのやり方があるが、この際GOには存在しないステータスであるすばやさの決定プロセスが変わってくる。①ではランダムに決定され、一度決定されたら変更不可だが、②ではGOパークでゲットした際に初めてステータスが確定するため、厳選が可能である。
つまり最遅を狙う場合、①ではメルメタルを大量に作って送る必要に迫られる上に、最悪全てハズレになるリスクがある。②の場合はピカブイを買ってGOパークが解禁されるまで進める必要はあるが、送るメルメタルは1匹で済む上に、納得いくまで再抽選が可能。②の方が金はかかるが効率的と言える。色違いのメルメタルを送る場合などは特に、②の方が良いだろう。
なお、メルメタルはピカブイのポケモンの中でも捕まりにくい部類に入る。GOパークが解禁されるまで進めれば厳選は始められるが、効率よく進めるならクリアしてハナダの洞窟を解禁、きんのズリのみを大量に集めておいた方がよい。
また、ピカブイではタマムシシティの占い師に10000円払うことでその日捕まえるポケモンの性格を固定できる。10000円程度なら割とすぐに稼げるゲームのため、ここで理想の性格に固定してしまうのもよい。
アニメでの活躍
準決勝が終わり、カントーのオーキド博士とサトシのママが船が到着した直後、一行は沢山のメルタンと遭遇した。その後サトシのメルタンがメルメタルに進化した。
決勝戦ではグラジオはシルヴァディを選出。対するサトシはメルメタルを選抜。会場も未知のポケモンの登場に驚くことになった。
試合ではダブルパンツァーで大打撃を与えたがシルヴァディが速さで圧倒する展開に。
また進化して間もなかったため技の発動にラグが発生してしまい、シルヴァディのブレイククロー直撃後にラスターカノンが発動。シルヴァディには命中せず撃沈した。かなりシルヴァディにはダメージを与えていたようで、倒し逃したシルヴァディはピカチュウが撃破した。
ククイ博士とのエキシビジョンマッチではエンペルト相手に選出。ピカチュウですら突破できなかった耐久特化のエンペルトであったが、持ち前の丈夫さで圧倒。ハイドロポンプにうずしおも無傷という驚異の耐久性でエンペルトをダブルパンツァーで撃破。余談であるがこのダブルパンツァーを受け、飛ばされたエンペルトを咄嗟にククイは自分の体で庇ったが、ククイごと壁に激突させたという驚異的な攻撃力を見せつけた。しかし次に出てきたガオガエンにはダブルパンツァーを止められ、ブラストバーンで丸焼きにされ撃沈した。
そしてキョダイマックスへ……
2020年9月29日に剣盾のエキスパンションパス『冠の雪原』の配信動画の中で、Pokémon GOとPokémon HOMEとの連動として、Pokémon GOからポケモンを連れてくると、キョダイマックスが可能なメルメタルがプレゼントされることが発表された。以前からメルメタルのキョダイマックスの姿はWeb上では存在はささやかれていたが、今回正式にその姿が公式より発表された。
専用技「キョダイユウゲキ」は、相手にはがねタイプの技を与えるだけでなく、一定の確率で「いちゃもん」と同じ、相手が同じ技を連続して出せなくなる効果がある。
なおキョダイマックスが可能なメルメタルは、Pokémon GOからPokémon HOMEに転送した際に貰えるメルメタルのみで、Pokémon GOでメルタンを捕まえ進化させたメルメタルは、ヨロイ島でダイスープを飲ます事ができず、キョダイマックス個体も出来ないので注意しよう。
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