九鬼隆平単語

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九鬼隆平（くき りゅうへい、1998年9月5日-）とは、大阪府枚方市出身のプロ野球選手（捕手）である。現在は福岡ソフトバンクホークスに所属。

概要

小学校から野球を始め、中学時代は松尾大河らとともにオール枚方ボーイズでジャイアンツカップ優勝など中学5冠を達成。またジャイアンツカップ決勝で対戦した糸島ボーイズには、後に秀岳館で後輩となりホークスでも同僚となる田浦文丸がいた。

枚方ボーイズの鍛治舎巧監督が熊本の秀岳館高校の監督に就任するのに伴い、松尾らとともに秀岳館に進学。1年春からベンチ入り、2年秋から正捕手となり、3年春・夏の甲子園では主将・4番捕手としてチームを2季連続ベスト4に導く。U-18アジア選手権でも主将を務めチームを優勝に導き、優秀守備選手賞を受賞。高校通算26本塁打。

2016年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスに3位で指名され入団。背番号65。

プロ入り後

1年目の2017年は高卒ルーキーながら二軍の開幕戦に指名打者でスタメン出場。フレッシュオールスターにも出場した。

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2018年はキャンプからオープン戦まで一軍帯同、高谷裕亮や栗原陵矢の怪我でチャンスかと思いきや、自身も開幕早々三軍戦で投球を右手に受けてしまい骨折して手術。おかげでシーズンでは一軍昇格なしに終わったが、三軍では3割を超える打率をマークした。

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2019年はライバルの栗原陵矢が一軍の3番手捕手になったこともあり二軍の正捕手に。5月16日に一軍初昇格、26日の千葉ロッテマリーンズ戦で7回に甲斐拓也の代打としてプロ初出場し、石川歩から頭部死球を食らった。しかし2試合に出場しただけで6月に二軍落ちし、そのままシーズンを終える。二軍ではチーム最多の69試合でマスクを被ったが、栗原が二軍に戻ってからは一塁での起用も多かった。

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2020年は一塁レギュラーを掴んだ栗原を打撃に専念させるのと、二軍捕手にはルーキーの海野隆司が加わったため、一軍捕手を3人体制にするために7月4日に一軍昇格。翌日の北海道日本ハムファイターズ戦でプロ初のスタメンマスクを被り、プロ初安打を河野竜生からのプロ初ホームランで飾った。しかしその後は出場機会も少なく、9月に首の違和感で二軍落ち。頸椎を痛めていたらしく、9月末に頸椎前方除圧固定術および自家骨移植の手術を受け、シーズンを終えた。

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2021年は6月半ばに一軍昇格するも、前年に続き出場機会は少なく、前半戦終了までに3試合途中出場しただけに終わった。二軍では海野隆司、渡邉陸と正捕手を争った。

人物

九鬼水軍を率いた戦国武将・九鬼嘉隆の末裔。父は「やまびこ打線」で名を馳せた徳島県立池田高校で4番・捕手を打ち、社会人の松下電器でもプレーした九鬼義典。母は東洋紡でセッターを務めた元バレーボール選手らしい。

捕手ながら50メートル走6.0秒の俊足。

成績

（2021年終了時点）

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2019年	ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ	2	3	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1	0	.000	.333
2020年		5	5	4	2	1	0	0	1	1	0	0	0	1	0	2	0	.250	.400
2021年		3	2	2	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	.500	.500
NPB：3年		10	10	8	2	2	0	0	1	2	0	0	0	1	1	2	0	.250	.400

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関連コミュニティ

関連項目

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• 2016年度新人選手選択会議
• 福岡ソフトバンクホークス
• 九鬼嘉隆 - 先祖
• 田浦文丸 - 高校の1年後輩