仮面ライダー クライマックスヒーローズとは、バンダイナムコゲームスより発売されている格闘アクションゲームのシリーズである。
略称は「クラヒ」等で、タグは主にクライマックスヒーローズ。
概要
初代は2009年8月6日にPS2で発売。
クウガ~ディケイドまでの主役平成仮面ライダーが全て登場しているアクションゲーム。
「電王」「キバ」のゲームはリリースされておらず、「カブト」以来 久々のライダーゲームであるため、公式ブログで情報が公開されるに連れ、ファンからの大きな注目を浴びた。
お手軽操作でフォームチェンジや超必殺技を繰り出す事が可能であり、デンライナーやキャッスルドラン等による原作を再現した援護攻撃が見られたり等、キャラゲーとして進化し続けることがこのシリーズの見所である。
仮面ライダーディケイド以前の作品の声優は大人の事情で、ほとんどをゲームオリジナルの役者が担当していた。
現時点ではまだまだ登場していないライダーやフォームは多く、常に要望や批判は絶えないが、プロデューサーもアンケート等をチェックしその都度改善してくれている。
登場ライダー(初代)
- 仮面ライダークウガ
- 仮面ライダーアギト/G3-X
- 仮面ライダー龍騎
- 仮面ライダー555/オートバジン
- 仮面ライダー剣
- 仮面ライダー響鬼
- 仮面ライダーカブト/ガタック
- 仮面ライダー電王/ゼロノス
- 仮面ライダーキバ/イクサ
- 仮面ライダーディケイド/ディエンド
隠しキャラであるG3-X、オートバジン、ガタックは特定モードでのみ使用可能である。CPU専用キャラでリュウガ、ダークカブト、ネガ電王が登場する。
本作オリジナルのライダーとして登場するラスボスの「ダークディケイド」が条件を満たす事で使用可能。
クライマックスヒーローズW
基本は前作の移植であるが、追加点として
- 「仮面ライダーW」が参戦(6つのガイアメモリを使った9つのフォームチェンジが可能)
- 「仮面ライダー555」から仮面ライダーカイザが参戦
- 「仮面ライダーカブト」からキックホッパーとパンチホッパーが参戦
- 「仮面ライダーW」のマグマドーパントとTレックスドーパント、「仮面ライダー龍騎」のゲルニュート、「仮面ライダーカブト」のワームサナギ体が参戦
また、今回は前作のCPU専用キャラを含めた全てのキャラが使用可能である。
クライマックスヒーローズオーズ
主な変更点として
- 各ライダーの最強フォームが操作可能に(過去作には超必殺技の演出として登場していたフォームもあった)
- 「仮面ライダーW」からアクセルが参戦
- 「仮面ライダーオーズ」が参戦(タトバ・ガタキリバ・ラトラーター・サゴーゾ及び亜種を含めた36フォームチェンジが可能)
- 「仮面ライダー龍騎」から、13ライダーが全員参戦(海外制作のドラゴンナイトのゲームから流用)
- 一部の敵怪人はオミットされるかノンプレイアブルキャラに変更され、ダークディケイドもオミットされた
- 「仮面ライダーW」から作中イメージ映像のみで登場したサイクロンアクセルエクストリームが隠しキャラで使える
本作ではWii版で初心者でも簡単にコンボを出せるモードを追加し、PSP版ではゲーム内でMP3ファイルをBGMとして使用出来るカスタムサウンドトラック機能が搭載されている。またアドベンチャーパートにあたるラグナロクモードのステージはハード性能の関係でPSP版の方が狭くなっている。
クライマックスヒーローズフォーゼ
主な変更点として
- タッグバトルが追加
- サブライダーを含めた全てのライダーに超必殺技が追加
- 一部の技などのSE不足を改善しアギト・ガタックはセリフを全て新録し原作に忠実になった
- 各シリーズのサブライダーから「ギャレン」「威吹鬼」「NEW電王」「バース(伊達/後藤)」が参戦
- 「仮面ライダーオーズ」から新たにシャウタ・タジャドル・ブラカワニ・プトティラを含めた127のフォームが追加
- 「仮面ライダーフォーゼ」が参戦(アストロスイッチは1番から20番まで)
- 昭和ライダーから「1号」「2号」「V3」「アマゾン」「BLACK」「シャドームーン」「BLACK RX」が参戦
- オートバジンと前作の隠しキャラであるWサイクロンアクセルエクストリームがオミットされた
- 「仮面ライダーオーズ」から隠しキャラとして紫目のタトバコンボが使用可能(劇中で登場した暴走する「紫目タトバコンボ」とメダジャリバー・メダガブリュー二刀流の「真のタトバコンボ」を混ぜ合わせたゲームオリジナルキャラ)
PSP版のカスタムサウンドトラックは一つのフォルダにまとめて曲を入れゲーム内で自由に設定出来るなど、非常に使い勝手が良くなった。さらにヒーローズモードではそれぞれのシチュエーション毎に原作ファンが喜ぶような各ライダーの掛け合いが見られる。
また昭和ライダーの超必殺技では当時のフィルム撮影の雰囲気を再現した画面になったり、専用のナレーションが流れたりとかなり手の込んだ作りになっている。
超(スーパー)クライマックスヒーローズ
主な変更点として
- 一部の例外を除き超必殺技使用時に現在のフィールドにスモークが掛かり一部のオブジェクトが消えた状態から、技を繰り出す(一部キャラを除いて「オーズ」から搭載された謎空間に行かないようになった)
- 飛行能力を持つライダーに空中戦が追加
- バトル中、ステージ内を自由に動き回れるフリーランシステムが追加(敵との距離でカメラアングルが変化)それに伴い各操作に割り当てられるボタンも変更
- TVシリーズの名場面等を再現できる特殊な必殺技、ライダーアーツが全ライダーに追加
- PSP版のカスタムサウンドトラックが各ライダーのフォーム毎に設定が可能になり、ゲーム中でもフォルダ名の一部が確認出来るようになった
- 仮面ライダーフォーゼで40個全てのスイッチが使用可能になった
- 各シリーズのサブライダーから
「ギルス」「デルタ」「カリス」「レンゲル」「轟鬼」「斬鬼」「サソード」「ドレイク」「ザビー(矢車/影山)」「サガ」「エターナル」「ジョーカー」「スカル」」「メテオ」
が参戦 - 「仮面ライダーウィザード」が参戦(フレイム・ウォーター・ハリケーン・ランド・フレイムドラゴンのスタイルが使用可能)
- 隠しキャラクターとして「フォーゼ メテオフュージョンステイツ」「ウィザード ハリケーンドラゴン」が使用可能になる
- 可能な限り、TVシリーズで演じていた役者の声を再収録
本作で新たに声の出演・収録をした役者
- 仮面ライダーアギト/津上翔一:賀集利樹
- 仮面ライダー龍騎・仮面ライダーリュウガ/城戸真司:須賀貴匡
- 仮面ライダーブレイド/剣崎一真:椿隆之
- 仮面ライダーカリス/相川始:森本亮治
- 仮面ライダーギャレン/橘朔也:天野浩成
- 仮面ライダーレンゲル/上城睦月:北条隆博
- 仮面ライダーガタック/加賀美新:佐藤祐基
- 仮面ライダーザビー/矢車想:徳山秀典(PS2版カブトゲーからの流用。諸々の許可が噛み合ったため実現、協力欄にデジフロイドのクレジットあり)
- 仮面ライダーザビー/影山瞬:内山眞人(仮面ライダーパンチホッパーとして過去作に出演済み)
- 仮面ライダージョーカー/左翔太郎:桐山漣(仮面ライダーWとして過去作に出演済み)
その他
海外制作の「カメンライダードラゴンナイト」のモデルデータを流用しているため、すでに龍騎系ライダー13人が全て出てきてしまい主役であるオーズやフォーゼより若干目立ってしまっていることもある。そのためネタで「クライマックスヒーローズ龍騎」と言われる事も(ゲームディスクの容量はまだまだ余裕があるので、削って他のキャラ出せとか言わない)。
CERO(対象年齢)を上げないように龍騎サバイブなどの轢き逃げアタックファイナルベントがゲームオリジナル演出に修正されており(ちなみに流用元のカメンライダードラゴンナイトのゲームではちゃんと轢き逃げする)、アマゾンの大切断は血しぶきが火花に変更されていたり、ブラックRXのリボルクラッシュは刺さっている箇所が見えない演出になっている。
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外部リンク
関連項目
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