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タバコの文化的・歴史的考察についてはタバコの記事でお願いします。 また、タバコの好きな者同士の語りは愛煙の項目で、タバコの嫌いな者同士の語りは嫌煙の項目でお願いします。 |
日本たばこ産業とは、タバコ・医療品・食品を製造・販売する会社である。略称はJT(JAPAN TOBACCO)。
日本たばこ産業株式会社 [東証1部・大証1部・名証1部 2914]
東京都港区虎ノ門二丁目2番1号
売上げは連結にて2兆5470億円(2012年3月期公表データ)
海外販売を束ねるJTインターナショナル(ジュネーブに本社)の販売分を含めた販売シェアは世界第3位。
概要
- 日本専売公社から1985年に業務を継承している。
- 国(財務大臣)が33.35%の株式を保有している。
- 財務省からの天下りを受け入れている。
- 日本たばこ産業株式会社法による特殊会社である。
- たばこ事業法により国産葉タバコの全量買取契約が義務付けられている。
- 国内で唯一タバコの製造を行っており、販売シェアは6割を超える。
- 冷凍食品販売、医薬品の開発販売など多角化を進めている。事業多角化については、かつて展開した「バーガーキング」が撤退となった他、中国製冷凍餃子食中毒事件をうけ冷凍食品事業が大幅縮小するなど周期的に損失を出してはいるが、国内売上に限るならば着実に比重を伸ばしている。
- 飲料物販売や製造などの飲料事業から2015年9月末をもって撤退。「ルーツ」「桃の天然水」の2つのブランドと、自動販売機の運営事業を手がけるグループ会社2社を、合わせて1,500億円でサントリーに売却。
- 2012年時点での売上比重は以下のとおりである。(公式サイト公表データより抜粋)
- JTインターナショナルを通じて海外のタバコメーカーを取り込みシェアを伸ばした結果、訴訟リスクも同時に取り込んでいる。
- 各種訴訟、タバコに絡む問題諸点については嫌煙を参照
関連子会社
- JTインターナショナル(JTI 海外本社)
- ジャパンビバレッジホールディングス(自動販売機による飲料物販売)
- テーブルマーク(冷凍食品・食品系子会社の統括)
- 日本たばこアイメックス(葉タバコの輸入販売等)
- JTマーヴェラス(女子バレーボールチーム)
- 鳥居薬品(医薬品の販売、開発部門は切り離されてJT本体に吸収されている)
JT将棋日本シリーズ
将棋の大会。
1980年の創設以来主催を務めている。
2001年度からはテーブルマークこども大会も行っている。
ゴルフ日本シリーズ
ゴルフの大会。
1998年以来協賛しており、優勝者にはJTカップが授与される。
沿革
- 1985年:日本たばこ産業株式会社設立。
- 1988年:コミュニケーション・ネーム「JT」をを導入。
- 1994年:東証・大証・名証の第1部に株式を上場。
- 1998年:アレルギー検査薬大手、鳥居薬品買収。
- 1999年:RJRナビスコから、米国以外のタバコ事業を買収、JTインターナショナルを設立
- 2006年:英国ギャラハー社買収。
- 2008年:中国産餃子に毒物が入り日清食品との提携が白紙に、テーブルマーク(旧加ト吉)を完全子会社化
- 2011年:東日本大震災の影響により23銘柄を廃止。
- 2013年:3月4日 エジプトの水たばこ会社ナハラの買収を完了
- 2013年:9月、たばこと塩の博物館を閉鎖、墨田区に移転する。
- 2014年:返済不要の給付型奨学金制度を創設。
- 2015年:9月、イランのたばこ大手「アリヤン」を買収。
- 2016年:3月、ドミニカ共和国のたばこ大手「ラ・タバカレラ」を買収。
- 2016年:7月、エチオピアのたばこ会社であるNTEに約540億円出資し株式の40%を取得
販売している主な銘柄
- メビウス(MEVIUS)
- セブンスター(Sevenstars)
- キャビン(CABIN)
- キャスター(CASTER)
- ホープ(HOPE)
- ピース(PEACE)
- べヴェル(BEVEL)
- ハイライト(hi-lite)
- ピアニッシモ(Pianissimo)
- キャメル(CAMEL)
- ウィンストン(Winston)
- セーラム(SALEM)
- わかば・シガー
- エコー・シガー
- ゴールデンバット・シガー ※北海道限定販売
- 沖縄限定品(うるま)
主な販売終了商品
主な競合他社
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
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